チリの落盤事故で地下に閉じ込められたみなさんの救出がいよいよ始まった。
本当にすばらしいことだ。奇跡と言っていい。すでに映画化も決まっているという。私のアイデアのサンダーバド化はないのか。
私だったら、耐えられなくて、とっくの昔に発狂していたかもしれない。
本書は、桜井さんの講演を聞いたころに読んだ本だ。ずいぶん前になる。
桜井さんの話は、やや過激に聴こえることもあるかもしれないが、それにしても、あまりにも無理解な(特に)政治家が多すぎる。理解していないので、対応も誤る。
官僚は、難しいことをやりたがらないから、易きに走る。そうして、どんどん国益を失っているのが、ここ10年ぐらいの日本の姿だ。特に、北朝鮮情勢の流動化、中国の国力増大により、東アジアのバランスは、極めて不安定になっているこの時期に、この日本の状態は、危険だ。
戦後、65年もたって、なかなか事実を追求することが難しくなっているのだが、それをいいことに、日本の戦争時の暴力を過大に喧伝する傾向がある。その中には、あまりにも非論理的なものも含まれる。
その中で、村山談話、河野談話、そして、この前の管談話は、ほんとうに正しかったのか。
村山談話が、中国の様々なところで、日本が謝った証拠として、使われている。悲しくなる。
中国は、歴史問題を突き付けることにより、日本をコントロールできると結論づけたのだと本書はいう。そして、今回の尖閣問題でも、全くその通りになった。恫喝すると、引っ込む国なのだ。
日本バッシングは、世界各国で起こっているが、華人ネットワークが背景にあるという。
今回の尖閣にしても、不当なバッシングについても、着実に、世界に届くように、反論していかなくてはいけない。
今日、グーグルの尖閣諸島の表記について、自民党がグーグルに抗議したが、このような活動の繰り返しが、ひじょうに大事なのだ。黙っていたら、誰も、極東のちっちゃな国のことなど理解しようとしない。
中国の歴史は、権力者の都合に奉仕するものだと本書はいう。これは、近代になっても変わっていない。だから、毛沢東の真実はベールに包まれたままだ。
興味深いのは、第二次世界大戦の分かれ目となった、北進論と南進論の議論にも、共産主義者のスパイの偽情報(南方の資源を押さえることが重要)が、影響を与えていたという議論。正直、真実はよくわからないが、それほど共産主義の情報戦略は徹底したものであり、日本の敗戦に少なからず、影響を与えたという。
現代の環境議論においても、この策略が働いている可能性があると本書は指摘する。
このような事態から国を守るためには、自らきっちりした情報ネットワークを持ち、判断できるブレーンを持つことしかない。現在は、その方向性すら感じられない。
桜井さんたちが繰り返し言っていることに、偏見抜きで、耳を傾ける必要があると思う。
知識がなければ、正しい判断などできる訳がない。
本当にすばらしいことだ。奇跡と言っていい。すでに映画化も決まっているという。私のアイデアのサンダーバド化はないのか。
私だったら、耐えられなくて、とっくの昔に発狂していたかもしれない。
本書は、桜井さんの講演を聞いたころに読んだ本だ。ずいぶん前になる。
桜井さんの話は、やや過激に聴こえることもあるかもしれないが、それにしても、あまりにも無理解な(特に)政治家が多すぎる。理解していないので、対応も誤る。
官僚は、難しいことをやりたがらないから、易きに走る。そうして、どんどん国益を失っているのが、ここ10年ぐらいの日本の姿だ。特に、北朝鮮情勢の流動化、中国の国力増大により、東アジアのバランスは、極めて不安定になっているこの時期に、この日本の状態は、危険だ。
戦後、65年もたって、なかなか事実を追求することが難しくなっているのだが、それをいいことに、日本の戦争時の暴力を過大に喧伝する傾向がある。その中には、あまりにも非論理的なものも含まれる。
その中で、村山談話、河野談話、そして、この前の管談話は、ほんとうに正しかったのか。
村山談話が、中国の様々なところで、日本が謝った証拠として、使われている。悲しくなる。
中国は、歴史問題を突き付けることにより、日本をコントロールできると結論づけたのだと本書はいう。そして、今回の尖閣問題でも、全くその通りになった。恫喝すると、引っ込む国なのだ。
日本バッシングは、世界各国で起こっているが、華人ネットワークが背景にあるという。
今回の尖閣にしても、不当なバッシングについても、着実に、世界に届くように、反論していかなくてはいけない。
今日、グーグルの尖閣諸島の表記について、自民党がグーグルに抗議したが、このような活動の繰り返しが、ひじょうに大事なのだ。黙っていたら、誰も、極東のちっちゃな国のことなど理解しようとしない。
中国の歴史は、権力者の都合に奉仕するものだと本書はいう。これは、近代になっても変わっていない。だから、毛沢東の真実はベールに包まれたままだ。
興味深いのは、第二次世界大戦の分かれ目となった、北進論と南進論の議論にも、共産主義者のスパイの偽情報(南方の資源を押さえることが重要)が、影響を与えていたという議論。正直、真実はよくわからないが、それほど共産主義の情報戦略は徹底したものであり、日本の敗戦に少なからず、影響を与えたという。
現代の環境議論においても、この策略が働いている可能性があると本書は指摘する。
このような事態から国を守るためには、自らきっちりした情報ネットワークを持ち、判断できるブレーンを持つことしかない。現在は、その方向性すら感じられない。
桜井さんたちが繰り返し言っていることに、偏見抜きで、耳を傾ける必要があると思う。
知識がなければ、正しい判断などできる訳がない。