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今日もPlaying Golf。温度も上がり、風もほとんどなく、最高のコンディション。
調子は、よくもなく悪くもなく。
日差しが、春の日差しだった。ぽっかり浮かんだ雲がかわいい。
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日本で、一番人口当たりの寺の数が多い都道府県は?と聞かれたら、普通の人は、京都と答えるだろう。でも、統計によると、滋賀県なのだそうだ。実は、お寺の数も京都を上回っている。国宝を含む重要文化財の数でも、東京、奈良、京都に次いで、第四位だという。
東日本での生活が長い私には、ちょっと実感がわかないのだが。
そして、滋賀に行ったのが、去年の今頃だった。冷たい雨が降る日だったが、逆に、誰にも邪魔されずに、静かな寺院の佇まいを味わうことができた。その時、実は、本書で取り上げられている、滋賀県のお寺は、全部回った(延暦寺は、前に行った)。
まだ行ったことがないお寺で、面白そうなのは、横蔵寺。岐阜県、揖斐郡、谷汲村という、いかにも、田舎そうなところにあるお寺だ。
美濃の正倉院とも言われている。
最澄は、延暦寺の根本中堂の本尊の薬師如来像を彫ったが、その同じ木から、もう一体彫り、笈(おい)に入れ、背負って、全国行脚をした。そして、その笈を立てかけたら、この地で、笈が倒れて薬師如来が、この地にとどまるよう告げたのが、本寺の始まりという。
寺の名前も、この言い伝えが元だ。
延暦寺は、織田信長によって、焼き討ちされたが、その際、この横蔵寺の薬師如来が、延暦寺に移され、本尊になったという。話が出来過ぎている?
今の横蔵寺の本尊も、薬師如来だが、他のお寺から移されたものという。秘仏で、60年に一回しかお目にかかれないとあるが、次回は、いつ?
すばらしい仏像が、数多く収蔵されているそうで、五木さんは、最大限の賛辞を送っている。江戸時代の僧のミイラもあり、写真まで載っている。ムンクの叫びに似ているとは、五木さんの弁。
是非、いつか訪れたいお寺だ。