かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ぶらりインドその9 デリー国立博物館その8

2011年07月29日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan

蒸し暑い日が続いている。円高、ドル安も一直線に進行中。このまま米議会のチキンレースを止めないと、世界経済崩壊の日も近い?



Bodhisattva, Gandhara, 2-3 AD
菩薩像、ガンダーラ、2-3世紀
衣の紋が美しい。



Chaturumukha Sivalinga, Kushan, 2AD, Mathra, Uttar Pradesh
チャトルムクハ シヴァリンガ、クシャナ朝、2世紀、マトゥラー、ウッタルプラデーシュ州
4面に顔。凄い迫力だ。



釈迦三尊像?



Kubera God of wealth, Kushan, 2 AD, Ahicchatra, Uttar Pradesh
クベーラ 豊饒の神、クシャナ朝、2世紀、アヒチャトラー、ウッタルプラデーシュ州

これは、1984年に来日している。その時の図録の解説を載せておく。
「クベーラは、ヒンドゥ教の財宝の神で、地中に埋蔵された秘宝の守護神といわれる。
クベーラはしばしな猪首鼓腹の非常に肥満した男の坐像としてあらわされる。腹が異常に太く膨らんでいるために正座できず立膝をしている。布を腰から膝にまとう。半ば見開いた突出した眼と、口辺のいたずらっぽい笑みが神秘的な性格を反映している。
クベーラに該当する仏教の神をジャンプハーラといい、やはり独特の太鼓腹にあらわされるがやがてこの神は多聞天となって仏陀を守護する」

さらっとこんな解説ができたらいいんだけど。



Female Head, Kushana, 2AD, Mathura, Uttar Pradesh
女性の頭、クシャナ朝、2世紀、マトゥラー、ウッタルプラデーシュ州



仏頭
たぶんサールナート出土。仏像の芸術性がピークに達したころの作品。



仏頭
これも、サールナート出土だろう。

コメント
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