かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

武井武雄の本

2014年03月24日 | Culture・Arts



武井武雄さんのことを知っている方は、どれほどいらっしゃるのだろう。
私は、たまたまこけし好きの関係で、知り、岡谷のイルフ童画館まで行ってきた。
そしたら、何と別冊太陽の本が出た。
すばらしい本だ。

あの幅広い活動をされた武井武雄さんの作品を、網羅的に取り上げてくれていて、武井さんの発想の凄さ、それを実現する粘り、独りよがりにならない芸術性。
何をとっても、真似できない。

童画が中心だが、刊本(200部限りの創作本)、カルタ、トランプ、玩具、蔵書票.....
自転車の遠乗り会のメンバーでもあったという。
疎開中、こけしの収集品をすべて失った。
戦時中に、東京大空襲の絵も描いている。
武井さんの悲しみは、どれだけ大きかったことか。

郷土菓子図鑑も面白い。

武井さんを知らない方は、まずはぺらぺらめくって見て欲しい。
そして、面白そうだったら、どうぞ。
その多彩な作品群に釘付けになること、間違いなし。

コメント
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