
岩波新書で、興味のある本はゲットしているが、本書もその一書。
流石の内容だったが、古代史中心に読みあさっている私にとっては、ちょっときつい。
著者は、中世の専門家だったのだ。
中世となると、幅も奥行きも広がったり、深まったりするので、ちょっとかじっただけでは追いつけない。
だから、中世の素人からは、あまりにも知らない固有名詞が多すぎる。
その中で、興味の沸くのは、よく行くところ。あとは、仏教関係かな。
本書で言えば、北陸地方の部分かもしれない。
実は、今週末にも行く予定。
歴史と旅行をセットにすれば、すごいシナジーが。
ただ、私にとっては中世は?というところ。
もう一つ、本書を読むと、日本の各地にすばらしい歴史が根付いていることを再認識する。
それだけ、豊かな国土だったということだ。
仏教が栄えたところは、ちょっと山の中が多いが、街からそう遠くもなく、仏教の教えに忠実だ。
仏教が栄えたのも、日本の地形によるところもあったのだろう。
本書に沿って、旅行ができれば、最高なのだが、なかなか。
奥深すぎ?