かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

たっぷりスペイン世界遺産紀行その13 セビリア カテドラル

2018年02月05日 | Europe・Middle East・Africa

相変わらず、冬らしい天気が続いている。
春は、まだ遠い。
一方、花粉症の人の苦労も始まっているようだ。



スペイン広場の後は、カテドラル。
それにしても、各都市に、大聖堂が必ずある。
カトリックだから尚更ということか。



この大聖堂も、イスラム教のモスクが基礎で、15世紀初頭から約1世紀かけて建造されたという。



隣にイスラム芸術の粋を極めたアルカサル宮殿があるが、ここは割愛。



目印であるヒラルダの塔。
高さ94mで、元は、モスクのミナレットだった。
ルネサンス様式に改築された。
像は、ヒラルディーリョと呼ばれる風見鶏でギリシャ神話のアテネである。



そびえ立つという感じ。
凄い量感。



中庭に入って見上げたら修復中だった。
古いものだから、修復もたいへんだろう。



大聖堂の中。
各都市で、規模と豪華さを競い合っていたのか。
ゴシック様式とルネッサンス様式の混合で、サンピエトロ寺大聖堂、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ規模というから凄い。
ちなみに4番目は、数日前に見てきたトレドの大聖堂だそうだ。



このパイプオルガンも凄い。



ステンドグラス。
キリストが描かれている。



主祭壇。
確かに凄い。
聖書のエピソードを45のレリーフで表現している。



コロンブスの墓。
コロンブスの遺骸は、米西戦争が終結した1898年にキューバのハバナから運ばれてきたという。
新大陸発見後、コロンブスはセビリアに滞在していた。



聖歌隊席から、キリスト像を見上げる。



絵画も多くあるが、これは、ムリーリョのサン・アントニオ・デ・パドヴァの幻想。
サン・アントニオの部分が切り取られ、盗まれたが、NYで見つかり元に戻された。
切り取られた跡が見える。



ヒラルダの塔には登ることができる。



機械仕掛けの鐘楼であることがわかる。



高さ制限があるのか、高い建築物がない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする