かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

第8回 シルクロード研究会

2018年02月12日 | Culture・Arts


今日は、伊豆から取って返して、午後、シルクロード研究会へ。
二回目だったが、大充実だった。
最初、事務室の方に行ってしまったが、会場は、アトリエがあった、鎌倉駅方向に数十メートル行ったところ。



ちょっと早く着きすぎたので、ちょっと付近を散策。
白梅が開花。
近くのテニスコートでは、爽やかなボールの音。



永福寺というお寺が近くにあったことは知っていたのだが、発掘が進み、公園化が進んでいた。
嬉しい。



肝心の講演の方も大充実。
最初は、シルクロード美術館が所蔵する壁画の謎解き。
どこから剥ぎ取られたものかは、確定できなかったが、完璧に同じ構図で、かつより稚拙な壁画を発見。
ここから類推するに、莫高窟のどこかの洞窟由来と考えるのが自然だが、特定までは至っていない。
ただ、これだけぴったりの壁画を探し当てただけで、拍手。

もう一つは、やはりシルクロード美術館が所蔵する裂・幡の分析。
これまた奥深い。
織り方の変化もあるし、題材の変化もある。
それらの分析から、時代や、製作場所の推測をする。
意外と葡萄デザインは少ないそうで、それだけでも、びっくり。

平山先生の好奇心の歴史が引き継がれていることが嬉しい。

コメント
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