今日は、ゴルフ4連荘初日。
コンディションに恵まれたが、スコアはふつう。
明日から、どうなるか。
本書は、1966年に出た本。
何故か先日書評に出て、面白そうだったので、ゲットしようとしたら、本屋になくて、ネットでゲットした。
日本語で書かれた初めての神話学者の本という。
思ったより難しい。
神話学とはというそもそも論から始まるのだが、ヨーロッパ発だそうだ。
神話と伝説と昔話の境界線は、どこにあるのか?
神話と儀礼は、どちらが先だったのか?
日本は、神話があって、神楽があるようにも思うが、なかなかスパッとは答えられない。
それが世界レベルになると、あまりにも様々。
それを系統だてて整理しようといろんな学者が,取り組んできたが、なかなか整理しきれない。
ただ、神話がそれぞれの地域、民族において、大きな影響を与えていたことに間違いはない。
特に日本では、今の天皇家に繋がっているのだから、その代表格。
ヨーロッパ中心の研究から、アジア、特に東南アジアの島々に研究の対象を広げることにより、より原始的な神話の姿も見えてきて、その分布図も少し描けるようになってきた。
本書では、その辺までで、その後どのように発展したのか、行き詰まったのかは、わからない。
ただ、神話をベースにしないと説明できないことが、現実に起こっているのも確か。
日本神話については、その元になっている話を、中国や、東南アジアに求めることが、できるようになってきた。
人間は、どこから来てどこに行くのか?
そもそも宇宙は、太陽は、月は、どのように生まれて、なぜ存在しているのか。
そのような、物理的な疑問、哲学的な疑問に答えるために、神話が、生まれて来たということではあるようで、人間の一番の特徴は、やはり考えることだと再認識させられる。
AIに神話は、作れるのか?