かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ポーランドその6 旧市街市場広場

2008年10月26日 | Europe・Middle East・Africa

今日も小雨はぱらついたが、暑くも無く、寒くも無く、風も微風。最高のゴルフコンディションだった。OUTはつまらないミスをしてしまい、まとまらなかったが、IN は、たぶんライフタイムベストだった。好調は、続いている。この調子で行けば、と思うのだが、景気変動のように、一本調子で行かないのは、何度も経験している。これから、しばらく空くので(というより年明けまで予定がない)、元の黙阿弥になるか。



ポーランドの旧市街市場広場は、ワルシャワ旧市街地の中心地だ。ワルシャワ市内で、唯一ユネスコ世界遺産に登録されている。
一見、(欧羅巴のところどころで見られる)中世の街並みがそのまま残されているように見えるが、(既に予告済みであるように)、ナチスにより破壊された街並みが、1950年代に市民の手によって、再建されたものだ。そこに、意義がある。
元々、13世紀頃から、建築が始まったといわれるが、16世紀のクラクフからワルシャワへの遷都以降大きく繁栄した。
本当の古い町並みは、旧都である(ナチスによる破壊を免れた)クラクフで見られるという。ナチスによる負の遺産としては、かの有名なアウシュビッツもポーランドにあり、この旧市街市場広場は、その中間的な存在といえるかもしれない。とにかく、よく復元されている。



色合いもカラフルで楽しくなる。中央にあるのは、人魚像で、ワルシャワ市の象徴だ。



井戸も復元されている。



たまたま地元の幼稚園児(たぶん)が見学にきていた。これまた、絵になる。

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伊豆長岡

2008年10月25日 | Other Eastern Japan


昨日は、一泊で、伊豆に行ってきた。泊ったのは、伊豆長岡温泉。ちょっぴり東京から遠いこともあって、首都圏から近い割には、のんびりした雰囲気が残っている。電車ものんびりした単線だ。これは、もと西武の車両かな?

伊豆といえば、ゴルフ。ということで、微風、晴れたり曇ったりの(富士山は、てっぺんしか見えなかったが)ベストコンディションの中、もう少しで、ベストスコアを更新するところまでいったのだが、18Hで、とんでもないスコアをたたき、夢破れた。明日も、実はだが、今日の好調が持続するのか?疲れで、メタメタになるのか?



お土産は、御馴染みの温泉饅頭だが、この黒柳さんのは、やわらくて、味もさっぱりしていると評判だ。目の前で、次々作られる様子も見れる。午前中に買っておかないと、午後には、必ず売り切れてしまう。それでも、製造数を増やさない頑固な方針があるらしい。
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ポーランドその5 バルバカン

2008年10月23日 | Europe・Middle East・Africa



新市街から、いよいよユネスコ世界遺産に指定されている旧市街に向かうと、その入口に、バルバカンと呼ばれる城門がある。

14世紀以前からあったが、16世紀にイタリア人建築家の設計で、今の姿になったという。しかし、第二次世界大戦により破壊され、今のものは、戦後復元されたものだ。



一部、奥の壁が反り返っているのがわかるだろうか。破壊されずに残っていたものは、そのまま生かされた。



ところどころに、街の説明のパネルがあるが、ナチスに破壊された後の写真が展示されていたものだ。空爆ではなく、ダイナマイトを使った破壊というから、破壊のための破壊であったわけだ。WWⅡ末期のことだから、結果論から言うと、蜂起などせずに、じっとナチスドイツが負けるのを待っていた方がよかったということになるのだが、当時もちろんそんな未来が待っているとは知る由もない。

いよいよ旧市街に入っていくのだが、すいません。明日は、小旅行に行くので、一日お休み予定。

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ポーランドその4 キュリー夫人博物館

2008年10月22日 | Europe・Middle East・Africa



ワジェンキ公園(ワルシャワ市の南方にある)から、北へ向かった。これは、かつての共産党本部ビルだったという。この無機質さは、流石だ。



何故か、ドゴールの像がある。ドゴールは、ワルシャワ大好きだったそうだ。



写りは悪いが誰でしょう。手に持っているのは、天球儀らしきもの。そう、コペルニクスも、ワルシャワ出身らしい。



これは、何の宮殿だっけ?



これは、ヴィズィテク教会。若きショパンが、ミサで、パイプオルガンを弾いていたという。



これは、何だっけ? ワルシャワ蜂起の像が、建物の前を飾っている。暗い!! WWⅡで、これだけ、ワルシャワ市民にとんでもない大被害をもたらしたドイツとの経済的関係を強めているのは、何故だ? 日中関係との違いはどこにあるのだろう。



ということで、旧市街の北側にある新市街に到着。新市街といっても、十分古い町並みだ。



そこに、キュリー夫人博物館がある。ノーベル賞を2回も受賞した努力の人で、小さい頃、伝記を読んだ人も多かろう。キュリー夫人が、フランスに移る前の若かりし頃住んでいた生家を博物館にしたものだ。こじんまりしているが、キュリー夫人の生い立ちから、業績まで、わかり易く展示されている。アインシュタインとの記念写真(時代はかぶっていたんだね!)や実験道具などもあって、興味深かった。放射能を手作業で取り出していたのだから、知らぬこととは言えすごい。
お土産を買おうと思ったら、ユーロだめ、カードだめで買えなかった。ポーランドに来たら、小額のズウォティは持ち歩こう。無くて困ったのは、ここだけだったけど。2012年に予定されるユーロ導入まで、もうちょっとの辛抱?

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ポーランドその3 ワジェンキ公園

2008年10月21日 | Europe・Middle East・Africa



ワジェンキ公園は、ワルシャワ観光の見所の一つ。76万㎡もあり、欧羅巴でも有数の美しさを誇る。とはいっても、見たのは、ほんの入口だけ。

公園内の一番の見所は、ポーランド最後の王が夏の離宮として使ったワジェンキ宮殿なのだが、そちらまでは行かず、西の入口の前の池に囲まれた、フレデリック・ショパン像を見た。あの繊細なピアノの数々の名曲を生み出した音楽家らしからぬ、勇ましい姿。力石徹のような顔をしている。上に、かぶさったように見えるのは、柳だそうだ。言われないとわからないだろう。
この像は、戦前からあったが、ナチスにより溶かされ、兵器に変えられてしまったため、戦後、改めて作られた。
そういえば、ここを訪れる前の晩は、数年に一度、日本人にもよく知られるショパンコンクールが行われる ”Narodowa Filharmonia” で、Andrew Litton さん(H/Pによると、N響でも指揮しているようだ)が指揮するBergen Philharmonic の演奏と、Nikolaj Znaider さんのバイオリンの演奏を聴いたのだが、すばらしかった。特にZniderさんは、親の世代に、ナチスに追われポーランドから亡命したそうで(ユダヤ系?)、それだけに、思い入れの強い演奏だったように思う(パンフレットはもらったのだが、英語のものがなく、定かではないが)。



池の前には、絵になる二人が....



その周りには、鮮やかなバラ園が広がる。流石に、シーズンの最終盤のようだったが。

ちなみにワジェンキという名は、浴場という意味で、ワジェンキ宮殿は、元々は庶民のための浴場であったことが公園の名前の由来になっているそうだ。

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