かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ジャカルタその1 Indonesia Japan Expo

2008年11月18日 | Singapore・Malaysia・Indonesia




ジャカルタに行ったのは、ほぼ4年振り。正直あまり変わっていない。交通渋滞も、相変わらずひどい。よく冠水する飛行場と市街地を結ぶ道路の拡張工事が進んでいるのが、救い。
そんな中、先週日曜に、Indoneshia Japan Expo 2008 という展示会に行ってきた。
インドネシアと日本の国交50周年を記念する行事のひとつで、ジャカルタ郊外の展示場で大々的に行われていた。
バリ島で、ファッションデザイナーのKY氏のショーが予定されていたそうだが、インドネシアサイドの受け入れ準備が全く進まず、あえなくキャンセルになったらしい。インドネシアらしい話だ。



とにかくすごい人で、動けなくなるぐらいだ。入場料は、10000ルピアもする。円換算すると100円ぐらいだが、ジャカルタの人々にとっては、500円から1000円ぐらいの感覚か。



キャラクターショーは、大人気。こんなに盛り上がるものか?



コスプレの人々も大勢いた。日本文化に対する憧れか?



新幹線疑似3D体験コーナーが一番人気のコーナーで、この列の状況では、いつ入れるかわからない。でも、このEXPOに来たからには、この体験は、マストのようだった。



二番人気は、この通勤電車の実物大模型。ジャカルタの悲願である地下鉄を体験してもらおうというわけだ。他愛もないものだが、まだ、列車しかないジャカルタ市民にとっては、この地下鉄も夢。早ければ2015年にできるというのだが。果たして夢は、実現するのだろうか。
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シンガポールその3 スリ・マリアマン寺院

2008年11月17日 | Singapore・Malaysia・Indonesia



チャイナタウンのど真中に、このヒンドゥ教寺院はある。最初に見た時は、その異様な姿に驚いた。このスリ・マリアマン寺院は、シンガポール最古のヒンドゥ教寺院だ。



この溢れ返る神像達は、寺院の中でも同じだ。一つ一つ意味があるのだろうが、その不思議な姿と数に圧倒される。



この巨大な顔は何だ?ご本尊様か?



天井のこの壁画は、何を表している?
とにかくいくら見ていても飽きないエキゾチズムだ。



早朝にも関わらず、結婚式が執り行われていた。
けたたましい音楽と共に始まり、花環をかけたりはずしたり、祭壇からとった火に参列者が手をかざしたり、何かをぱぁっと投げたり、異教徒にとっては、ハプニングの連続だった。



式が終わったら、足にお互い指輪をしていた。白い大柄の美男子が、新郎。左のピンクのサリーを着ているのが、新婦。当たり前だが、幸せに満ち溢れている。
単なる物見の人も、気軽に見物できる。きわめてオープンなヒンドゥ教なのだった。

ということで、シンガポールの編は、一旦終了。

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The Who →The Kids Are Alright だったよ !

2008年11月16日 | Music


今日は、文化的な?一日を送った。

朝には、ずっと気になっていた相田みつを美術館に行ってみた。
本や広告などで、触れる機会の多い相田さんの詩なので、すごい驚きというのはないが、実物を見ると、それぞれ、詩の内容によって、工夫を凝らした書になっていることがわかる。
初めて知ったのだが、相田さんは、もともと書家で、若くして単なる書道に飽き足らなくなり、よりクリエイティブな、詩の世界に入ったのだそうだ。
それにしても、一つ一つの詩に、考えさせられる。座右の銘にしたくなるようなフレーズがあふれている。にんげんだものはあまりにも有名だが、もうちょっとプラクティカルなところで、私は、次の詩を選んでみた。

ともかく具体的に動いてごらん
具体的に動けば具体的な答えがでるから




次に、ボストン美術館浮世絵名品展に行ってみた。いろいろ報道されているから、すでに行かれた方も多いだろう。今月いっぱいの開催だったと思う。

これは、予想以上によかった。とにかくきれいだし、浮世絵の名品が、時代毎に、わかりやすく展示されているし、今まであまり知られていない絵師の、すごい作品が展示されているし。それにしても、この斬新さはすごい。西洋風にいえば、デフォルメとでも呼ぶのか。
よく知られている作品も、まだ、版木が擦り減ったり、修正されたりする前の、一番輝いている作品が展示されている。
日本人だったら(日本人でなくても)、是非行くべし。



そして、最後は、The Who の、日本で初の単独コンサート。
まだ武道館が残っているから多くは書かないが、一言でいえば、

超ワルオヤジ二人組の爆発ロック!

とでも言おうか。
とにかく、一つ一つが、ハチャメチャだが、キマッテいる。
The Kids Are Alright を除いて、聴きたかった曲は、ほとんど演奏してくれた。
希代のスーパーロックンローラーの、ピートタウンゼントと、ロジャーダルトリーが、まさに大暴れ。もう一人のスーパースターだったドラムのキースムーンは、とうの昔に亡くなったが、その代わり(ビートルズの)リンゴの息子のザックが、かっこいい(かつ迫力満点の)ドラミングを見せてくれる。
席もよかったし、大満足。
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シンガポールその2 チャイナタウン

2008年11月15日 | Singapore・Malaysia・Indonesia



シンガポールのチャイナタウンは、観光客によっては、やや期待はずれかもしれない。中途半端に開発されてしまい、やや散漫な感じになってしまった。
シンガポールのチャイナタウンは、イギリス統治時代、中心部の西側を中国人の居住地としたもので、今もちょっと奥に入ると、昔ながらの中国人の生活振りが見れる。
シンガポール政府は、ここをもっと観光地にしようと、ショップハウス(中国人が住む、一階を店舗とした、3階建ての、間口の狭いかまぼこ型建物)を、各所で、再建している。



このあたりで、一番大きな寺院は、シアン・ホッケン寺院だろう。天后聖母を祀った、安全航海を祈願する華僑のためのお寺さんだ。昼はお祈りする人でいっぱいだが、朝なので、ゆっくり参拝することができた。



そこから、メインストリートに行く途中に、クラブストリートがある。洒落たショップハウスが並び、夜は、バーやクラブで、賑わう一角だ。



何気ない一角が絵になるのである。



昔の祭りを表した像であろうか。ユニークである。



これは、確かシンガポール最古のモスクであったと思う。マスジットジャメと表示がある。ヒンドゥ教寺院も隣にあり(明日紹介予定)、いろんな宗教の人々が、仲良く暮らす街である。



地下鉄のチャイナタウン駅に向かう小道は、観光客向けのショップと屋台が並んでいる。

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シンガポールその1 オーチャードはクリスマス

2008年11月14日 | Singapore・Malaysia・Indonesia

今回は、シンガポール→ジャカルタ→香港と行ってきた。

旅の話に入る前に、旅の途中で知ったマイケルクライトンさんのお悔やみを。
シカゴ駐在時代大人気で、ジュラシックパーク、ライジングサンなど、小説がバカ売れし、映画化も次々された。小説を読んで、映画館で、実写版を見る。その繰り返しは、英語力の向上におおいに役立った。内容が面白かったからこそだ。ありがとう。ご冥福をお祈りする。



シンガポールにいたのは、ちょうど一週間前だが、もうクリスマスの飾りつけが、7割ほど進んでいた。宗教色まったくなし。商売っ気のみ。
この高島屋のツリーは、毎年名物で、そのデザインは、シンプルかつ豪華で、(勝手に)好評だ。今年のは、これでも派手な方?



通りの飾りつけも、7割ほどできていたようだ。スポンサーは、まだ日系H社だった。駐在中、韓国系H社に変わる話もあったが、まだ日系H社が頑張っている。シンガポールに貢献できていて嬉しいが、日系H社も、結構負担がたいへんだろう。



オーチャード通りには、十分すぎるぐらいビルが立ち並んでいるのだが、また巨大ショッピングモールが建設中だった。彼らの商売欲には、際限がない。



オーチャード通りの端の方にあるドービーゴート駅は、今は、ターミナル駅になって巨大になった。地下空間の巨大さもただものではない。



そんな中、ぺラナカンスタイルの建物が残る一角は、エメラルドヒルと呼ばれ、ノスタルジックなバーなどが並んでいる。気軽に楽しく飲めるので、夜は、いつも大人気だ。

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