
この列車の終点であるGHUM駅に到着した。バタシアループからすぐだ。バタシアループでは、なかなかスピードが上がらなかったが、車輪がスリップしていたらしい。ループにしても、まだ相当な急坂だった。
一駅だけの観光ライドだったが、それでも、小一時間かかる。全行程制覇したら、へとへとになるだろう。
GHUM駅が、最高地点にある駅になるので、本鉄道のモニュメント関連が集中している。
これは、ユネスコに指定された時のモニュメント。
読みにくいので、全文と、拙訳を。
DARJEELING HIMALAYAN RAILWAY
The first and still the most outstanding example of a hill passenger railway.
Opened in 1881, it applied bold and ingenious engineering solutions to the problems establishing an effective rail link across a mountainous terrain of great beauty. It is still fully operational and retains most its original features intact.
"ダージリン ヒマラヤ 鉄道
世界初、今でも最も傑出した登山鉄道の一つ。
1881年運行開始。すばらしい景観の山岳地帯に、効果的な鉄道を建設するために必要な課題を、大胆な工夫に富んだ技術で克服した。
今でも、運行しており、開業当初の特色を保っている。”

こちらの方が、もっといろいろ書いてあったのだが、写真では、光が反射して、全部読めなかった。

GHUM駅には、博物館が併設されており、開業当初の機関車や、車両。その他、機器等が展示されている。すごい霧が出てきた。

開業当初の写真なども展示されていた。その上は、標高別の各駅の紹介なのだが、今乗ってきたのは、一番右のダージリンから、その一つ左のグームまでの一区間だ。そこから終点まで、下り坂が続いているのが、わかる。

手作り感のある博物館だ。

全ルートの図。ほとんど坂道の連続だから、凄い。

これは、最も古い機関車の一つ。Baby Savoke という名前のようだ。車両も展示されていたが、当初は、貨物輸送が目的であったことがわかる。客車は、屋根なしだ。

折り返しの列車の出発準備が整っていた。ここからダージリンまでは、下り坂だから、あんなにシャカリキになって走る必要は、ないはずだ。