バグドグラ近くまで下りて来ると、アッサムティの茶畑が広がっている。
ちなみに、アッサムは、品種の名。ダージリンは、場所の名で、品種自体は、中国茶と同じである。
平地なので、育てやすいし、摘みやすい。茶葉も、上から、5~6枚摘むから、どんどん採れる。ダージリンティよりも、庶民的な所以だ。黒い傘をさしている人が、遠くに見えるのが、監督者で、今日は、ここ、明日は、あっちと、摘む場所を指定している。
採れる量が多いから、布製の袋を、頭に引っかけている。籠だと重くなりすぎるのだろう。
袋の中身を見せてもらった。結構、大胆に摘んでいるのが、わかる。
茶摘みの皆さん。私には、見分けがつかないが、皆、ネパール出身とのことである。インドでありながら、中国、ネパール、ブータン、バングラデッシュに囲まれた地域で、民族的には、バラエティに富んでいる。
灼熱のデリーへのフライトは、スパイスジェットだった。スパイスジェットは、初めてだったが、これで、インド国内の、比較的メジャーなバジェット航空は、制覇。インドの場合、元々機内食なども、食べるに耐えるものは少ないから、機体さえぼろくなければ、バジェット航空で十分だ。メジャー、マイナーに関わらず、事故は多いけどね。航空会社のせい(機体、整備、パイロット)だけではなく、空港の管制の問題もある。
ダージリンの巻は、これで終了。
いやぁ。面白かった!