かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ダージリンその12 紅茶工場

2010年06月19日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
soccerball残念!健闘はしたけれど、勝ち点は、取れなかった。次のデンマーク戦に期待。ちょっと、ゲームの時間帯は、つらいが。でも、応援するしかないよね。

今日、日中は、ゴルフだった。雨にも降られずラッキー。でも、相当暑かった。



紅茶園の見学に行った。ダージリンの町に一番近いのは、ハッピーヴァリー紅茶園だが、もっと下がったところにある、最も古い紅茶工場の方に行った。
ダージリンから、ここまで、ずっと紅茶園が続く。壮観な眺めだ。



Puttabong (Tukvar)工場で、1852年創業。最古の工場であることを誇る看板も見える。最高級(最高価?)のお茶を作ったことを誇る看板も見える。
工場概要を示した看板には、敷地892Ha、内茶畑436.72Ha。人口7,000人、内ワーカー1,636人。最高地点標高6,300Ft.、指定地点標高1,500Ft.。敷地内の道路総延長43kmとある。
外の様子も、古びているが、、中も、当時の様子そのままのOld Fashion だった。まだ、燃料に石炭も使っていたし。
お茶畑の方は、もう盛りを過ぎており(お茶の木の最盛期は、大体60年)、生産量も低下しているという。それでも、インドの紅茶の15%を、ダージリンで生産しており、最高級と言われている。



摘まれたお茶は、まずこの乾燥室で、一日過ごす。温風3時間、冷風17時間。ここで、4割近くの重さになるという。



2階の部屋で乾燥された葉は、筒を通して下に落とされ、この機械で、粉砕される。臼みたいな構造の機械だ。



その後、数時間発酵させた後、この右の機械で、45分ぐらい、熱風で乾燥させる。この機械で、石炭が使われていた。



そして、一日冷やした後、選別して、袋詰めすれば出来上がり。全行程3日間ぐらいだ。



紅茶は、農場、製法(葉のどの部分を使い、どのように製造したか)、何度めの摘み取りか(ダージリンでは、年間4回茶摘みの時期があり、遅くなればなるほど、味が濃くなる傾向にある)で、表示されるが、それらによって値段が全然違う。
サンプルを見ながら取引される。見た目や香りには、かなり差があるが、お茶を入れてしまうと、その差は、ずいぶん縮まるような気がした。



これは、紅茶園の町の風景だが、経営者によって、病院や、学校は供給されており、給料は安いのだろうが、安定した生活が送れるようになっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする