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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Big Island その6 マウナケアからハプナへ

2011年02月23日 | USA


午後のラウンドは、1時半ごろのスタートだったが、ちょっと待ったりして、終了の6時頃は、日没近くになった。ゴルフ場からの夕陽もいいものである(ハワイならでは)。



我々より、3パーティぐらい後だと、全部は、回れなかったろう。



プールの青と、夕陽の赤のコントラストもいい。
結局、2日目の夜は、ビーチにあるHau Tree というカジュアルなレストランで夕食をいただいた。
今は、ビーチにレストランを造ることは、許されないそうで、これまた楽しかった。



これは、翌日の朝。初日、夕食をとった”MANTA”で、朝食。朝食も豪華である。
景色も豪華である。
まだ、涼しいのに泳いでいる人がいるのには驚いたが。



ハワイ島にある数少ない自然のビーチ。KOHARA ビーチと呼ばれている。
奥のせり出したところに、11番ホールのグリーンがある。



マウナケアで、もう1ラウンドした後、隣のやはり日系のハプナビーチホテルに移った。
こちらも立派なホテルだが、マウナケアよりは、ややカジュアル。このレベルであれば、他のビーチでも見れるだろう。
特徴は、中央に大きくせり出した吹き抜けのテラス。
ビーチの眺めを独占している。



ビーチの上には、プールが。真冬だが、十分泳げる。海は、ちょっと冷たいと思ったが、それでも、昼は多くの人が、泳ぎや、サーフィンを楽しんでいる。
波が結構荒いので、サーフィンにはうってつけ。
流石、ハワイ!



贅沢な眺めだ。



このせり出した、吹き抜けのテラスレストランが、このホテルの特徴。
ここまで立派なのは、見たことがない。
フロントは、8階にあり、部屋へは、海方向へ下っていくことになる。



何度でも訪れたいホテルだ。
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Big Island その5 マウナケアゴルフコース IN編

2011年02月22日 | USA
アメリカは、全て(たぶん)スループレー。チキンサンドをほおばりながら、INに向かう。



11番ホールも名物ホール。海に向かって打ちおろしのパー3。ブルーで、214ヤードある。ワンオンを狙うと、だいたい左右のガードバンカーにつかまる。
海に浮かぶヨットが見えるだろうか。



グリーンからは、ホテルのビーチが見える。ホテルの部屋からも、グリーンのピンが見えた。



こちらは、山に向かって打つ15番ショート。山が、霞んでいるのがわかる。



グリーンからは、海が臨める。こちらの別荘は、1棟に、2軒入る方式だから、ちょっと安いのかな?
絶景だ。



グリーン上からは、海岸線が臨める。



いよいよ最終18番ミドルホール。ホテルに向かっての打ちおろし。
最後まで、爽快である。



ラストホールのグリーン。



ゴルフ場のレストラン”トップ3ゴルフクラブレストラン”で、ランチ。午後、もう1ラウンド回る。
ビールは、やはりハワイ島の地ビールのBig Wave。味は濃いめだが、おいしい。



ワンタン麺というメニューを見つけたので、注文してみた。
ワンタンというよりは、餃子。麺も伸びすぎ。でも、アメリカでの、中華はほっとする。
別にまずいわけではないのだが、洋食がつづくのも疲れるものである。

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Big Island その4 マウナケアゴルフコース OUT編

2011年02月21日 | USA



いよいよ、今回の旅のメインイベントである、マウナケアゴルフコースへ。
4回ラウンドしたが、そのダイジェストをご紹介。

このコース、1964年開場だが、米国屈指の人気コースだ。2010年のゴルフマガジンでは、全米19位、ハワイで、1位に選ばれている。
難易度は、高い。
バンカーが、120あるというが、フェアウエィバンカーも、ガードバンカーもやたらに深い。かつガードバンカーは、まともにやるとかなりの確立で入る場所にある。
フェアウエィをはずすと、バミューダ芝のラフが待っている。バミューダ芝は、葉っぱ(というより、つるみたいだ)がからまっており、一度はいると、まともに振り抜けず、普通に振ってもチップショットのようになってしまう。その奥には、ブッシュが控えており、そこに入ると、ほとんどアンプレになってしまう。
要するに、フェアウェイや、グリーンを外したら、必ずトラブルになるといってよい。
タフだ。

朝のビーチは、静か。ハワイだけど、この時期、ひんやりしている。



ゴルフレンジは広々しており、ゴルフのキャリーバッグのように見えるケースに練習用ボールがたっぷり入っていて、打ち放題。



スターティングホールは、ホテルの横から。アメニティグッズが充実しており、ジュースや、水も、飲み放題。至れり尽くせりである。
距離は、ブラック(チャンピオンシップ)で、7370ヤード。ブルー(トーナメント)で6806ヤード。レッド(リゾート)で、6358ヤード。イエロー(コンポジット)で5798ヤードである。
今回は、ブルーで2回、レッドで2回回ったが、名物の3番ホールだけは、全て、ブルーから打った。



2番ホールは、海に向かって打ちおろして行くミドルホール。気分は、最高である。



そして、名物の3番ホール。あまりにもすばらしすぎる。
ブラックで、272ヤード、ブルーで、205ヤード。
ちょっとでも届かないと、手前の溶岩に跳ね返されて、海の藻屑となる。



ティーのところには、プレートがあって、1964年12月8日に、"Big Three "of Golf (Arnold Palmer、Jack Niclaus、Gary Player)が、当コースのオープニングをしたと記されている。
この3人にちなんだ、また名物の3番ホールの名ももじって、”No.3クラブハウスレストラン”のとなった。



無事、グリーンにボールが乗ると、眼前には、真っ青な海が広がる。
午前中の方が、海の青がきれい。ただ、火山灰の影響か、山の方面は、常に霞んでいるように見える。



これは、6番ホール。景色は、奇麗だが、フェアウェイが、うねっているのがわかる。グリーンのうねりもタフだった。



これは、7番ショートホールのグリーンだったかな。奥に、マウナケア山の裾野の裾野が見える。手前は、高級別荘だが、当然億は越えるという。
一般道も、コースの中を走っている。
アメリカらしい。



9番ミドルホール。左にクラブハウス。その奥に、また真っ青な海が広がる。
期待以上のすばらしいコースだ。

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金沢文庫

2011年02月20日 | Yokohama ( Japan )


今日は、(たぶん)生まれて初めて金沢文庫に行った。
鎌倉に住んでいた小学生時代は、両手で、口を横に広げて、「鎌倉文庫!」と言ってみろ、という遊びにいそしんでいたのにもかかわらず、今までたぶん一度も行く機会に恵まれなかった。

鎌倉文庫の隣にあるのが、称名寺で、その赤門から入った。



二王門も立派。



鎌倉北条家の菩提寺として、創建された。廃れた時期もあるようだが、今は、浄土庭園とともに、美しい姿を誇っている。この庭園は、昔のものを1986年に再建したものだ。
金沢文庫の展示に創建当時の称名寺の絵があったが、それとそっくりに再建された。



誰かと思ったら北条実時公。お侍さんか、お坊さんか。このような胸像は珍しい。



金堂側から見るとこんな感じ。奥に見えるのが二王門。鎌倉時代というよりは、平安時代の雰囲気がする。
金沢文庫の展示に、金堂内の壁画の展示などもあるが、平安貴族の思想に沿ったものだ。



鐘は、去年の大みそかから、つけなくなったらしい。逆にいえば、鎌倉時代以来、毎年つかれていたということだ。ご苦労様。



金沢文庫は、称名寺から、丘一つ隔てた、文庫ヵ谷(ぶんこがやつ)というところにある。
北条家によって造られた金沢文庫は、後の将軍様に蔵書をどんどん持ちだされ、廃れてしまい、今の金沢文庫は、80年ほど前に再建されたものになる。
左に見えるのが、旧トンネル。そして、右が新トンネル。今は、称名寺から、新トンネルを通って、金沢文庫に抜ける。



新しい金沢文庫は、二階建てになっていて、1階が常設展、2階が企画展会場になっている。



今回の目的は、運慶展。
写真の右側に見える称名寺の大威徳明王像が、平成19年の修理で、運慶作と判明したのが、きっかけとなり、全国から運慶の仏像を9体集めた展示会開催につながった。

目玉は、何と言っても、写真の左側の円成寺の大日如来像。運慶の若いころの作と言われるが、THE 大日如来という感じ。平安後期のものだが、素晴らしいの一語に尽きる。

もうひとつ面白いのは、数年前、真如苑がNYのオークションで、落した大日如来像。こちらは、少し小振りだが、やはりすばらしい。それにしても、14億円!
これが、14億円であれば、円成寺の大日如来像は、値段のつけようもない。

厨子に入った栃木の光得寺の大日如来像もいい。密教文化が、一番高いレベルに達したころの作品群と言ってもいいのだろう。

鎌倉幕府に縁の深い金沢文庫で、開催されたという点でも、意義深い展覧会だと思う。

仏像ファンにはお勧め出来る。
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仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護

2011年02月19日 | Culture・Arts



今日は、上野の東京国立博物館に行ってきた。
上野駅を降りたところで、ランチ。パンダ一色!
普通のカツカレーセットをいただいたけど。
石原さんも、最初は、パンダなんていらん!なんて言ってたけど、人寄せパンダの偉力には勝てなかったかな?



今日の目的は、”仏教伝来の道、平山郁夫と文化財保護”。



大げさかもしれないけど、私のためにあるような展覧会。
平山さんの仏教伝来の道(主に、玄奘三蔵の道)に因んだ絵と、その地域で発掘された文化財。
シルクロード博物館や、国立博物館の所蔵品のみならず、盗まれたものを保護したものや、カブール博物館の所蔵品で、国外退避しているもの等、バラエティに富んだ展示。
玄奘三蔵とは関係ないけど、南伝仏教のアンコールの展示まである。

何故今日行ったかというと、今回の展示の仕掛け人である松本伸之さんの講演があったからだ。
1時間半の講演だったが、完璧。仏教の興りから始まって、仏教伝来の話、玄奘三蔵の話、平山さんの貢献、今回の展示のツボ、仏像の味方等を見事に語り切った。
私としては、後半の、今回の展示についての話中心でもよかったが、マクロの話から始めていただいたので、頭の整理にもなった。

仏像は、お釈迦様入滅から、5百年以上たってから、偶然にもガンラーラとマトゥラーで、同時期に始まった。
確かに2つの地域の仏像は、かなり違う。材質も、表情も。ただ、教義的なものは、共通している。凄い!今回の展示でも、確認できる。でもじゃぁ、何故、同時期に違う場所で?
ミステリーとしかいいようがない。

薬師寺にある平山さんの壁画が、始めて持ちだされ、展示されているが、よく見れる。薬師寺では、3回見たが、流石に、今回ほどよくは見れなかった。
下書きの絵なども展示されており、平山さんの命をかけたプロジェクトだったことがわかる。

気づかなかったのだが、須弥山の絵のみ、玄奘三蔵のルートからはずれている。
平山さんは、こここそは、仏教の総本山として、この壁画群の本尊に据えた。脇を固めているのが、高昌故城と、バーミヤン。
考え抜いた末での構図だったのだ。
バーミヤンに至っては、本壁画が完成して、一年もたたない間に、大仏が爆破されてしまった。今回の展示では、バーミヤンにあった壁画の一部も展示されている。
断片で、傷みは激しいが。
シルクロードファン、平山さんファン、文化財ファン、仏像ファンなどなど、幅広い方々に見て欲しい展示。
今日も結構混んでたから、多くの人々にすでに見ていただいているのかもしれない。



スカイツリーは、この前来た時よりも伸びた感じ。

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