かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ブッダの教え

2013年05月21日 | Books


本書は、本屋で見つけた。
3.11以来、本当に、この手の本が増えている。

本書は、仏教に興味は沸いてきたけど、全然わかんなーぁい(ローラ風)という向きにはぴったりの書。

ビジュアルに、ブッダの人生から、仏教の伝播。そして、日本での発展と、オーソドックスに仏教の基礎を知りたい向けに、ぴったりの内容になっている。
このところの仏教ブームで、そのレベルは卒業した人も増えているかもしれない。

本書の特徴は、写真の美しさだろう。イメージを具体的につかんでもらいため、結構新しい写真を多用しており、理解の手助けになっている。
ブッダの一生を表すのに、日本の釈迦発想図(重文)を軸に説明しているが、できれば、インドのレリーフを使ってもらいたかったところ。
日本の八相図は、インドに行ったことがない人が、描いているから、現実からの乖離が激しい。

著者連を見たら、結構若手(といっても50歳前後だが)で、嬉しい。

もう一つ、最後に、ブッダ関連、世界遺産が紹介されているが、中国の龍門石窟を除いて、探訪したところばかり。確かに、ずいぶん、これまで探訪してきた。

仏教遺跡の場合、まさに、見ると聞くとでは大違いという遺跡が多いかも。
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ROCKSHOW

2013年05月20日 | The Beatles
rain今日は、梅雨みたいな天気だった。梅雨が大事なのはわかるけど、もうちょっと五月晴れを味わせて欲しい。



今夜は、六本木で、ROCKSHOWを見てきた。

ROCKSHOWと言っても、知らない人がいるかもしれない。PM&WINGSの、1976年のUSツアーを映画化したものだ。
ベタな名前だが、まさにこの名前にぴったりの構成になっていて、アンコールの、HI,HI,HIや、SOILYなど感涙ものだ。Lady Madonnaや、The Long Winding Roadなど、従来のビデオ映像では見れないパフォーマンスも、満喫できる。

もう40年近く前のコンサートだが、とにかくかっこいい。ビートルズは、卒業していたとはいえ、まだ若いPMが、歌いまくる。ピアノで、シャウト。ベースのカッコよさは、天才的。

限定放映だったので、パンフレットなどないと思ったら、売ってたので、ゲット。
そのパンフレットによると、1976年のコンサートにもかかわらず、日本での上映は、1981年。道理で、映画を見た記憶がないわけだ。当時、新入社員で、音楽どころでは、なかった。
ただ、日本のみ、欧米ではカットされていた7曲も上映されたたのだという(その部分だけ画質が落ちたそうだが)。
2回も、日本でのコンサートをキャンセルした(特に、2回目は、来日時に逮捕されてしまったのだからひどい)、PMの償いだったという。
この7曲のブート映像を加えたロックショウ完全版なるブートもあるのだという。

その後ビデオが出て、私も持っているが、音はいまいち、画像も、いまいち。
今回、カットされた曲も加えられ、映像も、音も、見違えるほどになった。
映像については、ピンボケや、遠景のものは、限界があるが、音は、ひじょうにいい。
特に、映画館だから、5.1CHが生きる。観客に交じって、コンサートを楽しんでいるような錯覚に陥る。
そんなに客はいないのではないかと思っていたのだが、8割は、入っていただろうか。
1曲毎に、悲鳴は起きないものの、拍手が起こる。

WINGSのまさに絶頂期の映像が、こんな形で、見れるとは。
映画の最初には、PMが、このコンサートの想いでを語る。シアトルのコンサートは、当時の観客記録で、流石のPMも、ドキドキしたそうだ。Silly Love Songsが、ヒットチャートを上っていくタイミングのツアーだったそうで、回を重ねる毎に、盛り上がり度が増したそうだ。
最後に、携帯のスイッチを切ってね!などと笑わせる。
このインタビューは、今回再発されるコンテンツに含まれるのかな?

BDも近日中に発売される予定で、ロックに興味のある方は、是非見て欲しい。
今のロックショウの原点がここにある。それまでは、ただ歌うだけで、ショウ的要素は少なかったもんね。
CDの方も、再発予定(つまんないことだけど、Over USAをゲットした時、生まれて初めてコンタクトをつけた直後だったので、ジャケットがやたらに大きく見えたのを、覚えている)。
いずれも、昔、少ない小遣いを工面して、INGで、GETしたものだ。
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仏像拝観手引 日本列島巡礼編

2013年05月19日 | Culture・Arts
今日は、天気予報は、ちょっと心配だったんだけど、結果的には、五月らしいいい天気になった。
ということで、絶好のゴルフ日和。ちょっと大たたきも出たが、まずまずのラウンドだった。



今、仏像拝観手引きシリーズの第二弾を放送している。
講師、利き手は、前回と同じ、薮内さんと、篠原さん。

前回もそうだったけど、視聴者にわかりやすく仏像の魅力を説明してくれる。

前回は、京都、奈良の仏像中心で、どちらからというと、仏像の制作方法による分類で、仏像の魅力を解説してくれたが、今回は、仏像のパターン毎のプログラムになっている。
場所も、バラエティに富んでいて、京都・奈良以外にも、多くのすばらしい仏像があることを知った。

東北、大阪、九州、山の中?など、様々なところで、長い間信仰されていた仏像が、紹介されるが、本当に味わい深い。紹介された仏像をすべて回ることは難しいが、中でも、印象的なものは、機会を見つけて、拝んできたいものだ。

昨日、今日と、いい休日だった。やっぱり気候がいいと、すがすがしい。
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日産ギャラリー

2013年05月18日 | Yokohama ( Japan )


今日は、夜、湯島で、飲み会があったのだが、その前に、元町で、所用があって。
伊勢佐木町は、あんな感じになっちゃったので、元町が、かつての雰囲気を残してくれていて嬉しい。



所用が、早く終わったので、日産の本社に行ってみた。プランは、聞いていたが、訪れたのは、初めて。
右が、日産本社。



すばらしい空間になっていた。他の、メーカーは、どうなっているかわからないが。



二人乗りのコンセプトカーも展示。



ラリーカーも展示。



2階からも見下ろせる吹き抜けになっていて、贅沢な空間になっている。



ちょうど、NOTEのプレゼンの時間だった。オートショーにおける日産コーナーの大きいのと思えば、間違いない。



こんな横浜のシーンも、見れる。
ベイクォーターの前に、横浜湾のシーバスが見える。



そして、湯島の会場近くの、アメ横へ異動。年末でもないのに、人いっぱい。



摩利支天のお寺があった。亥年の私としては、見過ごせない。



なかなか、立派なお寺だ。



ということで、お祈りしてから、会場に向かった次第。
まだまだ、街を歩くと、いろんな発見がある。
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ブッダ

2013年05月17日 | Books



本書は、本屋で見つけた。昨年9月に出た本だが、元の本は、1996年に出ている。
NHKの”こころの時代”という対談番組のガイドブックという。

全体として、バランスよく、わかりやすく書かれている。仏教の生まれた背景、ブッダの人生、ブッダの教え、仏教の特徴などを、ポイントを押さえて、論じてくれる。

特徴としては、総合的にブッダについて描かれているところか。
ブッダが生まれる前の、インドの思想から、ブッダ誕生。ブッダの生涯。経典のこと等一通り。

ブッダの思想についても、敢えて難しい議論は避け、平易な言葉で説明してくれているように読める。

”ゴータマ・ブッダは、当時の多数のもろもろの哲学説あるいは宗教と対立するような、特殊な立場に立った新しい宗教を創始したり、また新しい形而上学説を引っさげて思想界に登場したものではありませんでした。かれの立場は、あえていえば、人間とともにあり続けてきた、また現にある法方を観る立場でありました。かれは、真理である法をさとり、それを人々のために示しただけにすぎないのです。”


目新しい内容ではないが、オーソドックスに、ブッダの生涯、思想を理解したい人にお勧めできる。

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