Rolling Stone 誌のポール特集。
50年に渡るインタビュー記事を、一冊にまとめたもの。
全てではないのだろうが、重要なインタビューは網羅されていて、ポールの歴史が自然にわかる内容になっている。
懐かしい写真、特に、見たこともないプライベート写真も載っていて、見ているだけでも楽しい。
それにしても、50年以上現役、かつ新たな挑戦を、楽しく続けるポールに脱帽。
まさに奇蹟の人と言える。
巻末に、ソロベスト40が載っているが、これは、本誌のため作成したものなのか。結構、有名曲が、落ちたり、下位にランク付けされている。
それだけ、ソロになっても多くのヒットを連発したという証左なのだが、これは、読者の中でも、論議を醸すのでは?
1位はいいかな?
いわゆるムック的な本で、Rolling Stone誌の特集ということで、お求め易い価格で、ポールファンにお勧め。
今日は、ゴルフ。
ちょっと蒸し暑かったが、コンディションは、上々。
ただ、出足でつまづき、平凡なスコアにとどまった。
残念。
早速、メイキング・オブ・サージェント・ペパーの古本が届いたので、読んでみた。
1996年発行で、読んだのは、初めてのはずなのだが、いろんなところでの引用とか、同名の映像などで、既視感は大。
ただし、制作課程が、一曲一曲、そのプロデューサーによって解説されるのだから、これほど貴重な記録はない。
数々のアイデアの奇抜さには、あきれる。
言い出す4人も4人、そのリクエストに答えようとするマーティンもマーティンだ。
マーティンも、このアルバムに入っている曲が4人のベストだとは思っていない。
にも関わらず、時代を変えた1枚としての価値は、ダントツである。
アルバムジャケット写真を撮ったのは、先日紹介したマイケル・クーパーさんだが、その後、急死したことを知った。調べたら、ドラッグで亡くなっている。
先日紹介した写真集は、ビルワイマンが中心になって、彼の撮った写真を集めた豪華写真集で、あった。
翻訳の水木まりさんは、湯川れい子さんの弟子を自称している。
確かに、音楽的背景を知った上での、しっかりした翻訳、安心して読めた。
サージェントペパー50周年を機に、再発してもいいぐらいの充実した本。
本BDは、以前から買ってあったのだが、まだ見てなかった。
2009年に開始された、David Lynch Foundationのためのチャリティコンサートだ。
この財団が何をやっているかというと、教育の場に、瞑想を取り入れるということのようだ。
ということで、ビートルズ時代、インドに瞑想に行った、ポールと、リンゴが、メインキャストに選ばれた。
当時、いっしょに、インドに行ったドノヴァンも出演。
その他、シェリル・クロウや、ベン・ハーパーなど、豪華。
BDは、ずいぶん短縮されているようだが、リンゴと、ポール出演の場面は、かなり収められており、二人と、Lynch監督との対談の様子も収められている。二人とも、教育に瞑想を取り入れることについて、共感しているとのことだった。これも、インドでの経験から来ている。
当時、リンゴが2週間で、一番早く帰国してしまったが、これは、インドがいやになったのではなく、当時、二人目の子供が生まれたばかりで、当初からのスケジュールだったと言っている。
リンゴとポールの単独の演奏は、ツアーでも見られるものだが、アンコールで、取り上げられたCosmically Consciousは、当時は珍しかったろう。スクリーンには、ビートルズが、リシュケシで瞑想していた頃の写真が、映し出されている。
最後のI Saw Her Standing There では、全員登場。超豪華な、エンディングとなった。
今から、8年前の映像ということになるが、ポールがしばらく来日していなかった時期に当たり、流石に、まだまだ若々しい印象を受ける。
二人の一本のマイクをはさんだWith A Little Help From My Friendが、やはりハイライトか。
二人がこのように、歌ったのは、最初で、最後?
ポールが、リンゴ呼ぶ時、ビリーシアーズと呼ぶところなど、感涙もの?
ビートルズファンなら是非。
シェリルも元気!
本書は、1993年発行で、750部限定。
箱は、大理石調。
表紙は、ビニールみたいな面白い材質。
著者は、Ray Calemanさん。
先日、ブライアンエプスタインが亡くなった際の手紙をゲットしたが、メロディメーカー紙の編集長で、音楽業界に多大な貢献をした人物。
ビートルズに関する多くの著作でも有名。
1996年に59歳の若さで亡くなられた。
一般本は、出ているので、こちらは、お宝として、大事にしたい。
珍本シリーズ第二弾。
本書も、GENESIS社出版だが、こちらは、直接購入。
購入したら、売り切れになったので、在庫の最後だったのかもしれない。
今から10年ちょっと前、Sgt. Peppers40周年を記念した発行された豪華本。
まさに、サイケデリックブームのファンファーレ的なSgt. Peppersの制作風景の写真が中心だが、コンサートから解放された4人が、曲作りに没頭する姿が、描かれる。
当時、いつまでも完成しないので、巷からは、完成しないのではないかとまで、囁かれていた。
」
豪華本なので、文章は読まないが、写真と共に、当時の空気をそのまま伝えてくれる。
2000部限定の1937番。
もちろん、George Martinのサイン付き。
英語版の一般本は持っていたのだが、翻訳本が出ていることを知ったので、古本を注文してみた。
そちらの出来はどうか?