かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

SEA OF SCIENCE

2021年04月25日 | The Beatles

今日もゴルフ。
前半相変わらずの不調だったが、ボールがわずかに左に置きすぎていたようで、少し修正したら、後半は、普通に戻った。
うまくならなくてもいいから、普通にやりたい。



本セル画は、ファンクラブでゲット。
結構いい値段がしたが、元は、2010年に販売されたもののようで、デッドストックだったのかもしれない。
こんな感じで、厳重に包装されて送られて来た。



こちらが、証明書。
限定100部の内、24番(4枚とも)。
イエローサブマリンのSEA OF SCIENCEのシーンの4人の絵。
サイケど真ん中の芸術的な作品。

セル画は、手書きで、背景は印刷。
セル画は、背景の紙の1/8インチ上にセットされ、ダブルマットになっており、アニメーションらしさを出している。
色も原画に忠実に再現している。
材料等は、本品完成後、すべて廃棄された。
10部、破損した場合の補充のため、製作者に保管されているという。
ずいぶん厳重なことだ。



ジョージ。
すべてのセル画は、光の反射を少なくするため、斜めから撮影した。
4枚とも、セル画と、背景の色のコンビネーションがいい。



ポール。



ジョン。



リンゴ。

壁の大きい家に住めたら、4枚まとめて飾れるのだが。
なかなかのハイクオリティ!!

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鳥獣戯画展

2021年04月24日 | Culture・Arts


今日は、昼過ぎまで、山積する雑務を処理。
その後、延期開催された鳥獣戯画展に行った。
何と、明日から、当面クローズになることになってしまい、今日がしばらくのラストチャンスだった。



そのせいか、チケット売り切れ。
明日以降のチケットを持っていた人は、一旦払い戻しになった。
そういえば、水曜に予定していたナベサダのコンサートは延期になった。
新型コロナとの付き合い方にも慣れて来たと思ったのだが、変異ウィルスというのが、また厄介らしい。
鳥獣戯画展は、2008年、2015年に続き、3回目だと思うのだが、今回のが一番総合的な展示だったと思う。



相変わらずの人気。
時間制入場チケットだが、15人ぐらいづつ入場。
グッズ売り場が凄い人気で、大混雑。
展示の方は、まず4巻全部見て、後半、関連展示となっている。
特に人気の甲巻は動く歩道で見るという、初の試み。
以降の巻も、ちょっと並べば、間近でじっくり見れて、時間制チケットの効果大。
作秋、高山寺で予習していたのも大きく、どっぷり浸かれた感じ。

それにしても、800年の間、愛され続けたキャラの作者は、単なるお遊びで、これを描いたのか。それとも、もっと深淵な目的があったのか。謎大き国宝。



結構長居をしたので、出たら、月とスカイツリー。
ここで一句出たらいいのだが。




ウサギも。



この平和な光景も、しばらく見れなくなるのか。
本当に厄介な世の中になったものだ。
鳥獣戯画の時代は、こんなこと当たり前だったのだのかもしれないが、我々世代にとっては、医学が通じない疫病は、生まれて初めてなのだ。
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ポール・マッカートニー 3.5

2021年04月23日 | The Beatles

今日は、ゴルフ。
暑くもなく、寒くもなく、最高のコンディションだったが、さっぱり。
パットは、好調なるも、ショットが、さっぱり。
精度の問題というより、当たらない。



ファンクラブの特集号最新版。

よう出すわという感じだが、クラブ活動?を盛り上げるために、まじめにつき合っている。
今回は、ポール3.5。

何かと思ったらMcCartneyⅢを中心に、Ⅰ、Ⅱ、RAMを分析。RAMがあるので、3.5としたのだろう。
最近は、いろんな媒体で、プロモやったり、コメント出したり、小イベントやったりと、材料があるので、本書のような本は、書きやすくなっている。
そうでなくても、Ⅰ、Ⅱ、RAMについては、論説出尽くし感もあり、興味は、Ⅲとなるのだが、あまりにも、突然出た感もあり、あまりまじめに聞いていないので、本評論も、あまり頭に入ってこない。
いろんな媒体で、またいろんなスタイルで、発表されているので、ついていけてないのだが、ややTOO MUCH感がある。
プロモーションクリップ、スポティファイの解説、リリックビデオ、インタビュー記事をきめ細かく追うと、本が1冊書けてしまう世の中になったということらしい。

かつては、まずアルバムkを聴いて、アルバムに付いてくる解説を読んで、もう一度聞いて、その後、雑誌類の情報が入ってくるという順だった。
裏話は、もうちょっと後でもいいかな?

どうしても、McCartney、RAMを聴いていた時代が、懐かしく感じられてしまう。

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国風文化

2021年04月22日 | Books
桜前線が青森まで到達?
すべてが早い。



本書は、古代史をひらくシリーズ全6巻の最終巻。
国風文化を論じた1冊。
古代史の中で、平安時代には、あまりかかわってこなかったので、新たな発見ばかりの一書だった。
そもそも平安時代の後半は、古代史ではなく中世と唱える学者もいるそうだ。

国風文化という言葉自体不思議な言葉だが、この言葉が使われ出したのはそう古いことではない。
ただ、遣唐使が終わって、日本独自の文化が花開いた時期というイメージは、定着しているし、確かにそういう一面はある。

ただ、本書を読むと、すっきり割り切れるものではなく、なかなか論点が多いことがわかる。
例えば、中国との交易は続いていたし、様々な文物の流入は続いていた。
ただ、面白いのは、遣唐使の時代と違って、当時の日本人は、それを、唐の時代のものよりも、劣ると見て(正式な派遣ではなく、超一級品は招来されていなかったこともある)、受け入れず、逆に、唐の時代に受け入れたものを、重要視した結果が、国風文化につながっていったと思われることだ。
これは、仏像についても、文学についても言える。
特に文学については、漢字とひらがなの問題があり、国風文化の時代、ひらがなが主流と思っていたが、漢字の文化は、引き続き温存されており、有名な物語においても、漢文の知識は、重要な要素となっている。

同時代のベトナムと韓国の状況についての比較考察があるが、唐が滅亡し、その後様々な国ができたものの、唐の時のような勢いはなく、中国との関係が薄まったのは、似ている。
ただし、日本のように、独自の文化が生まれたような顕著な証拠はなく、そこは、島国だった日本の独自性が光る。

平安時代のもので、いいと思うものが多くあるが、その原点は、遣唐使の時代に流入した文物をベースにして、発展させたもので、徐々に独自性を増していった時代と捉えられるというのが結論じみた答えとなるか。

いずれにしても、この6冊、たいへん充実したシリーズだった。
岩波書店に感謝。
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旅の絵本Ⅳ

2021年04月21日 | Books
いい天気が続いているが、新型コロナが全く収まらない。



ゲットした安野光雅さんの本のもう1冊の方。
6年半住んでいたアメリカ編。
そういえば、文藝春秋で、藤原正彦さんが、安野さんが、小学校の絵の先生だったというエッセイを書かれていた。
凄い偶然。
かなりユニークな先生だったそうだが、こんな有名な絵本作家になるとは、安野さんも、藤原さんも、当時想像できなかったろう。

エンパイアステートビルの右に、今はなきワートレが描かれている。
私も、2度、屋上まで登った。
中には、数えきれないぐらい入ったが。
天気の悪い日は、ゆっくりしなっていたのを思い出す。
キングコングもいるけどわかるかな。



こちらも解説がついているが、当初の絵本にはなかったもので、安野さん自身、何を書いたかわからなくなって来たので、2012年に追加したものだそうだ。
解説を読みながら絵を見た方が、当然面白い。
絵を描いた本人による解説で、遊び心があふれている。

パレードの様子だが、マリリンモンローもいる。
アメリカは、歴史の短い国だが、先住民時代から、歴史を振り返る場面を多く盛り込んでいる。
ちょっと切れているが、右上は、オランダ人が、マンハッタン島を買い入れているところ。

見ていて楽しいし、何度でも、手に取りたくなる。
行ったことがある国、全部欲しくなってしまうが、このシリーズ、全部で何冊あるのか。

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