かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

めでたい鏡の世界

2023年07月28日 | Culture・Arts


今日は、たぶん数十年振りに五島美術館に行ってきた。
以前行った時は、目の前にロールスロイスが停まっていてびっくりした記憶がある。
隣は、五島家の大邸宅だ。

今回の目玉は、所蔵の古鏡の特別展。
その他若干の常設と、書入れ本と自筆資料展が開催されていた。
後者の方も興味深い展示。
元は鶴岡八幡宮にあったという重文の愛染明王坐像は、迫力があった。



古鏡展は、五島美術館所蔵のものの展示だが、国宝、重文も多数あり、そのデザインもバラエティに富んでおり、すばらしかった。
特に保存状態がよいものが多く、見甲斐がある。
ほとんどが中国のものだが、日本の物も展示されている。
やはり、中国の物の方が、しっかりしているし、時代も古いものが多い。

その他の書や、古代の馬具類も展示されており、こちらも名品ぞろいだった。
以前来た時は、確か源氏物語絵巻の展示だと思ったが、今後も定期的に訪れたい。
上野毛駅から近いので、行くのも便利だ。



庭がまたすごい。
これば、庭の立派な松。



この門は庭園の入り口。
庭園内は、よく手入れされており、アゲハや、トンボが飛び交う別世界が広がっている。
五島慶太肝いりの庭園だ。
入るとすぐ稲荷丸古墳があった。
背の低い円墳のようだった。
多摩川沿いに、古代から人が住んでいた。



さらに進むと、ビル街が見下ろせる展望台が。
そこから、崖を降りるように、庭園が続く。



赤門があり、そこから仏像などがいたるところに。



六地蔵。



五島慶太が建てた北条時政の守山城跡の碑。



最後に大日如来像が。
ぐるっと回って、15分ぐらいだろうか。
展示も庭園も見事だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする