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山形弁+庄内弁=💛?

2016-10-14 10:47:36 | 16期生のブログリレー

16期生の大石です。

0.今週のブログマイルール(前回と同じです。)
①骨格が決まるまで書き始めない。
②最初にテーマか結論を言う。
③最低2回は読んでから発信する。
④数行おきに空き行を入れる

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1.今回のテーマ
  今回は「一見相いれないものを仲人できたら楽しそう」というお話です。

2.山形県の方言
 私が勤めていた会社には山形県に子会社があり、その会社は山形市と鶴岡市に工場を持っていました。山形県は、山に囲まれた内陸と日本海に面した庄内に分かれています。そして気候や風習が違い、同じ県民でも地方の間には強い対抗意識がありました。内陸は雪が上から下に降り、冬でも晴れた日には青空が見え、芋煮は牛肉のしょうゆ味です。庄内は雪が横に降り、冬はどんよりと曇って晴れることがなく、芋煮は豚肉でしょうゆ味です。鳥取出身の私にとってはどちらも雪国で芋煮で好きなのですが、その土地の人にとっては自分たちのほうが絶対に良く、お互いにけなし合っていました。

 言葉の違いもありました。たとえば「そうですね」という同意の表現は、内陸では「んだべした」ですが、庄内では「んだのー」です。どちらもただの東北弁じゃないかと思うのですが、相手の方言では会話をしません。その言葉をしゃべることがアイデンティティだからだと思います。とはいうものの一つの会社なので工場間の人事交流があり、恋が芽生えて庄内女と内陸男が結婚するといったケースは多くはないですがありました。そういう夫婦が話してくれました。うちの子は「んだべしのー」と言うのだと。その時の表情がくやしいようなうれしいような複雑な表情でとても印象的で、私もほのぼのとした気持ちになれたのを覚えています。普段相入れないと思っていたものが思いがけず融合するとなにか味わいが深まって幸せな気分になるのだと思いました。

3.診断士として心掛けたいこと
 先日、あるえらい先生から、「仕事は楽しくやらなきゃだめだ。」と言われてこのエピソードを思い出したので ここからこじつけっぽいですが赦してください。
 上のエピソードから仕事に応用できないかと考えました。経営診断の場面に置き換えると、社長のこだわりはとても重要であり、そのことがアイデンティティだと思います。そこを敢えて社長が嫌っていることを取り入れるとか、全然関係なさそうな異分野の知恵を取り入れて新しい価値が生まれると社長もうれしいのではないかと思いました。そういう思いがけないアイデアの仲人ができる診断士になれたら私も楽しいだろうなあと思いました。

 そのために、ネタをたくさん仕入れ、組み合わせのシミュレーションを日頃からしておきたいと思います。でも仕事感覚ではなく、”遊び感覚”でやりたいなあと思います。その方がおもしろいアイデアが生まれそうだし、毎日続けられそうだし、楽しく仕事ができそうだからです。

 余談ですが、鶴岡に行かれることがあったら「八方寿司」に行ってください。とてもとても美味しいです。他にも季節によっていろんなおいしいものが食べられますし、個性的な温泉もありますからご相談ください。

 

 
コメント (2)
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