皆さんこんばんは、稼プロ!16期生の水口です。
だんだん肌寒くなってきて冬の到来を感じている今日この頃、
いかがお過ごすでしょうか。
さて、今回はインプロ・ゲームの体験機会がありましたので、そのことに触れてみたいと思います。
皆さん、「インプロ」をご存知でしょうか?
私は、インプロとはどういうものか、この体験をするまで知らなかったのですが、英語のImprovisationを短くしたもので、日本語では「即興」と言われているようです。
もともと演劇のトレーニングとして、その場でお題を与えられて、演技をすることが発端のようですが、実はこのインプロは、ゲームとして楽しみながら、プレゼンやビジネスなどの幅広い用途で、年代を問わずに行うことができる優れモノなのです。
ちなみに、インプロをやると身につくと言われるスキルとしては、・・
・アイコンタクトをうまく取れるようになる。
・その場の状況にうまく対応できるようになる。
・失敗しても、楽しくやれるので元気になれる。
・だれかと一緒に行うことで、初めての人とでも協調性が増す。
・とっさに考えるので発想力が増す、アイデアが出やすくなる などです。
こういったスキルは、机上の勉強でなかなか身につくものでなく、体を動かしながら楽しく行うことで、その過程で身につくとのことです。
インプロ・ゲームの1つに、「ピーピーゲーム」があります。
<ゲームの目的>
スピーチをするとき、しっかりアイコンタクトをとれるようになることです。
<ゲームの方法>
まず1人が5分間スピーチのように演台に出ます。そして、そこから2、3mくらい離れて観客役のプレーヤー達が椅子に座ります。
演台に出たスピーカーは、観客役のプレーヤーとアイコンタクトをしっかりと取ることに注意して話しをします。その間、観客役のプレーヤーは、みんなウルトラマンのスペシューム光線のような格好で話を聞きます。
そして、観客役のプレーヤーがスピーカーとのアイコンタクトをとれないと感じたときは、右手の直角を徐々に前に倒していきます。アイコンタクトが来たら、直角に戻します。
完全に右手が前に倒れてまっすぐになったら、「ピーピー」と観客役が大きな声で言って、アイコンタクトが来ていないことをスピーカーに知らせるのです。
このゲームをやってみて分かったことは、スピーカーは、観客役をしっかり見ていると思っていても、観客役からすると、アイコンタクトが不十分と感じていることでした。
ピーピーと言われる前に、アイコンタクトをしっかりと取るのはなかなか大変。
でも、楽しみながらアイコンタクトをとる練習になりました!!
他にも楽しみながら学べる「インプロ・ゲーム」は、いろいろとありました。
下記の本にたくさんのゲームが書かれていますので、興味がありましたら、
ご覧になってみてください!
<参考図書>
「インプロゲーム―身体表現の即興ワークショップ」(晩成書房) 絹川友梨著