こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
研修講師の仕事をすることが多いですが、終わったあとに、お礼のお手紙をいただいたり、メールをいただくことがあります。こんなとき、講師をしていてよかったとやりがいを感じます。
研修講師をしていて一番心がけていることは、研修後、受講生の方々に新たなアクションを起こしてもらい、前進してもらうことです。
先日、CS向上研修を行いました。その中で具体的な向上策をグループで討議してもらい、発表してもらいました。方向性もあっていて、理想的な内容でしたが、今おかれている環境の中で本当にその時間を捻出できるのだろうか? 実現できるのだろうか? と率直に感じました。そんな時は、褒めながらも、厳しい指摘をせざるを得ません。みなさんが考えたことを絵に描いた餅で終わらせないこと、そして解決策の実現に向けて皆さんの背中を押すことが私の役割であることを伝え、実現できそうな代替案を助言しました。
研修中、一人の受講生が休憩時間にその代替案なら実現できそうなので、もっと聞きたいと尋ねてきました。そして、研修後にお礼のメールも届きました。
研修講師という仕事は、一人ひとりの受講生と向き合うこと、そして与えられたテーマの実践をお手伝いすることだと思っています。