こんにちは。稼プロ16期の姫田です。
嫁プロ同期の貝井さんのブログ、『コーチング始めました』ではありませんが、今年になって新しく始めたことがあります。私は今年で43歳になりますが、この年で新たに格闘技、空手を始めました!この年で白帯を巻くのには抵抗があり、恥ずかしくもありますが仕方ありません。やりたいことを恥ずかしいからと我慢するのは性分に合いません。勇気を出して、憧れでもあった空手を始める事にしたのです!
空手を始めようと思った理由は3つあります。
1つ目の理由は、もちろん健康のためです。学生時代はバスケットボールを8年間ほどやっていました。最近はスポーツとは無縁の生活、体力の衰えを感じるようになってきたため、何か体を鍛えなければならないと感じたのが理由です。
2つ目の理由は、集中力を高めたいと思ったからです。技を繰り出す瞬間、敵の技を回避する瞬間、など試合だけでなく、練習でも集中力が必要となります。特に試合形式の『組手』は、寸止めではありますが、実際は殴り合いに近く、相手の攻撃を受けないように集中する必要があります。中小企業診断士試験でも思いましたが、勉強やビジネスで重要な要素として、『集中力』が大事と考えています。何もしなければ集中力は後退する一方です。精神力を鍛えると共に、集中力を高めていく事が狙いです。
3つ目の理由は、チャレンジ精神を持ち続けたいからです。以前から格闘技に興味を持っていましたが、やりたいと思った気持ちを年齢や忙しさを理由に諦めたくなかったからでもあります。自分の仕事に、そして嫁プロを含めた診断士活動に、時間を捻出するのが難しいと思う事も多いのですが、なんとか週に一回は練習したいと思っています。
さて、2か月前から密かに練習を続けていましたが、先日はじめて千葉市の市民大会、組手の部に参加しました。練習とは違い、真剣勝負の試合は緊張感が違います。たった1分の試合が長い事!練習不足と緊張から、体が思うように動きません。練習と本番の違いを痛感すると共に、もっと練習をしておけば良かったと猛省…。そんな中、無事一回戦が終了。なんと一回戦は1対0で接戦を制して勝利することができました。二回戦は初戦の疲れが影響したのか、まったく動くことが出来ず。二回戦は残念ながら2対2の引き分けで、結果は判定負け。まだまだ修行が足りない事を実感しました。
相手の気迫に負けないよう、逃げたくなる気持ちを抑えながら戦いました。試合が終わってから将棋棋士の羽生善治の言葉を思い出しました。
『前に進むとそれだけ危険が迫る。怖いから下がりたい気持ちになるが、一歩下がったら相手に一歩間合いを詰められるだけだ。逆に言うと下がれば下がるほど状況が悪くなるのだ。怖くても前に進んでいく、そのような気持ち、姿勢を持ち続ける事が非常に大事だと思っている。』
中小企業診断士の世界もわからない事だらけ。今までの生活に安住するほうが楽だと思う事も正直あります。未知の世界に踏み込んでいくには勇気が必要です。逃げ出したくなることもあるかもしれません。でも苦労が多くても、やはり新しいことを学んでいく、前向きな気持ちは大切にしたいですね。
空手と中小企業診断士の活動を通じて、何歳になってもチャレンジ精神を持ち続けたいと思う今日この頃です。頑張らなきゃ!