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「一日一万歩」という習慣

2016-11-22 06:07:12 | 16期生のブログリレー
皆さん、お疲れ様です。塚本洋美です。

さて、前回は自分の体内年齢が知りたいがために、「体組成計」を衝動買いしてしまった話をしました。数値的には現行よりも13歳若い値が出たのですが、これには、ある程度自信がありました。それは10年以上欠かさず、ウォーキングを行っていたからです。きっかけは次のような産業医の先生とのやり取りでした。

40歳を過ぎたころだったと思いますが、春に行われた健康診断後の、問診の際に、こう言われました。
「中性脂肪が高いのが気になるが、肝機能等は良好なので、トータルでは問題ないと思っているでしょう。でも、このところの体重増加は非常にまずいね。今が分岐点だ。どうだ、僕と勝負しないか?」
当時の体重は現在と比較し、約8kgオーバーしておりました。したがって、お腹周りや顔などに余分な肉がつき、体を動かすには「重たいなあ」と感じておりました。
男は「勝負」というヒビキに本当に弱いですよね。
この言葉に、即反応した僕は、その場で「減量すること」を先生に誓いました。
そして、先生からは、食事・睡眠・運動の3つに留意するよう指導されました。
食事については、①夕食の時間をできるだけ早めること、②21時以降は食べないこと、③間食はしないことの3つを実践しました。
睡眠については、何の悩みもありませんでした。横になればどんな場所でもすぐに眠れる特技がありましたので。
一番問題であった運動については、手軽に始められるウォーキングを日課とし、最低1日1万歩という目標を立てました。この歩数を達成するためには、会社の通勤だけでは不足していたため、以下の工夫をしました。
①通勤においては、最寄り駅では降車せず、1つ手前の駅で降りる
②昼食後に、15分程度の散歩をする
習慣化するまでに少々きつかったことは記憶にありますが、特に問題なく続けることができました。万歩計のデータを細かく記録したことがモチベーションの維持につながったようです。
連続記録が途絶えたのは、5年前にインフルエンザにかかった時でした。熱が出て苦しんでおりましたが、ウォーキングしようと外に出掛けようとした時に、さすがに妻に叱られました。「自己満足の連続記録よりも早く治した方が良い」ということで、しぶしぶ断念したのを覚えております。(連続記録の更新のため、東京に大雪が降ったときにも、長靴をはいて近所のイズミヤまで行き、店内をグルグルまわって、何とか1万歩を確保したような涙ぐましい努力をした日もあったのです。)

「1日1万歩」を継続したメリットは、減量などの健康面ばかりではありません。中小企業診断士の受験勉強にも効果がありました。どんなに忙しくても、毎日欠かさず、財務会計の問題1問でもいいからやろうと決めており、それを実行できました。自分なら絶対継続できるという自信がその基盤になったように思います。

このように1日最低1万歩を10年以上続けていたので、おそらく、体内年齢は若い数値が出るだろうと予想しておりました。

ところが、この前、妻からこう言われました。1日1万歩歩くと、歩き過ぎになり血管を痛めるので止めた方が良いとのこと。どうやらTV(11/12放映のサタデープラス)でやっていたようです。ネットで調べてみると、東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利先生が提唱されている「1日8,000歩、20分の速歩き」が健康のための最適歩数という記事のことでした。歩き過ぎた場合、①ひざや腰を痛めるリスク、②疲れが取れず免疫力を低下させるリスク、③欲張りすぎて動脈硬化を高めるリスクなどが考えられるようです。
青柳先生は、群馬県中之条町に住む65歳以上の全住民5,000人を対象に、15年以上にわたり、身体活動と病気予防の関係についての調査を実施したそうです。1万歩という根拠は、「毎日1万歩歩こう」という厚生労働省が発表したスローガンがいつしか、「毎日1万歩歩いているから健康」という誤った考え方に変化してしまったものと考えられるとのことです。健康維持という点からみると、1日1万歩は、かえって体に悪かったりすることもあるといいます。

さて、この情報を得て今後どうするかと言うことですが、調査対象者が65歳以上の高齢者であることや、現行ではあまり疲れが残ることはないので、「1日最低1万歩」は継続してみようと思います。実は運動面では成功した自分でしたが、ダイエットを目的とした食事面では、逆に大きな失敗を犯しました。次回はその話をいたします。
コメント (5)
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