おはようございます。16期の藤田です。
はじめに
私も大石さんに習って、ルールを決めることにしましたが、できていなかったので、内容紹介のみ再開します。
本日は、「テーマ1:中小企業診断士らしくフレームでかたる「ピコ太郎」」「テーマ2:第5回稼プロ!振り返り(ドクターコース含む)」
について書かせていただきます。相変わらず、5分以上かかりそうです・・・
テーマ1:中小企業診断士らしくフレームでかたる「ピコ太郎」さん
先々週末の「第5回稼プロ」で私がピコ太郎を知らなかったことにみなさまに驚かれて(浦島太郎気分)、飲み会で強制的に次回のブログネタとして決まったのが「ピコ太郎」さん、「PPAP」。
ピコ太郎」さんは「YouTuber(動画共有サイトYouTubeの上でパフォーマンスをする人)」で、「PPAP」とは彼の出演する「this is Apple Apple pen・・・」と繰り返す45秒の動画コンテンツです。https://www.youtube.com/watch?v=0E00Zuayv9Q
「ピコ太郎」さんは「PPAP」により、YouTubeで1位を獲得、海外有名人のジャスティンビーバーさんがシェアしたことで世界的に話題になり、米ビルボード総合チャートでトップ100(77位=10月19日付)に入り、「1曲の長さが最短(45秒)」としてギネス世界記録に認定されました。
テレビなどマスメディアでも放映され、一躍、時の人になりました。
「ピコ太郎」さん、ヒットの要因を私なりに調べたこと、5W1Hフレームでまとめました。
WHO(誰が)
ピコ太郎さんは、この「PPAP」が初デビューです。This is Apple penなど、「いっていることが難しくはないけど、意味不明だけど、なぜかはまってしまう感じ」や「全身金色の豹柄の衣装」も突っ込みどころ満載です。芸人の古坂大魔王さんがプロデュースしているそうですが、ご本人によく似ておられるようです(^^)
WHEN(いつ、タイミング)
タイミングはとても大きかったと思います。近年、SNSで動画をシェアしたり、Facebookではライブ動画を配信したり、みるのが一般的になり、動画といわれてその他の一般の人でも「めんどくさそう」「よくわからない」と言われない時代となりました。これらには、スマートフォン普及やWiFiの発達などのインフラ面の貢献も大きいでしょう。他に、事件等大きな報道がなかったり、ハロウィーンがあったことも、プラスとなったでしょう。
WHERE(どこで)
「世界でヒットした(数字入り)」というのに、弱いというか、好きですよね。もちろん、私もその1人ですが・・・
「あの⚫︎⚫︎で1位(ビルボードなど入ることが素晴らしい時はランクイン)」そして「ギネスにのる」など旧来の伝統的なスキームでわかりやすいお墨付きを得ることで、動画を楽しまない老若男女の一般層もすんなり理解できたと思います。それで、テレビのワイドショーでも扱えるようになりました。
「ギネス」を出した元になった「ビルボード」が、YouTube再生回数を選定基準に入れたのも大きいかもしれません(八木原さんのほうがお詳しいので、以下省略)
WHOM(誰が)
ワイドショーでも放映されたり、ブームとしてメディアにも乗り、「ピコ太郎」さんは「時の人」として老若男女に捉えられました。
初対面や話題がなくなった時、天気、スポーツ、きょうのニュースなど誰にも傷つけず(無難で)、楽しくできる会話枠として、はまったようです(ポケモンGOや東京オリンピック、古くは原宿のパンケーキ屋さんなどの位置づけ)。会話のバリエーションでも、PAPPとか衣装など、突っ込みどころ満載なところがいいたい、誰かにシェアしてみたい、自分でアレンジしてみるとか、いろいろ表現ができます。事実youtubeではアレンジした動画も数多いです。
一方、動画はお子様にも相性が良く(シンプルでわかりやすいですよね)、知人友人でも「お子様から知った」とか、「お子様がリピートしている」とおっしゃっている方もいました。お子様とその背景にいる親御さんの影響力は大きいですよね。
HOW(どうやって)
インターネット発で有名人が出たり、ブームになる自体は珍しくありません。ただ、このスピードでこのインパクトで、リアルでも浸透した「伝播力」はすごいと思います。
また、早速「ピコ太郎」さんのグッズが発売されたり、他のサービスとコラボ(共同で集客目的で連携すること)がされたり、スカイツリーでピコ太郎カフェまでできたり、関連商品の展開の速さもものすごいようです。チーム「ピコ太郎」が優秀なことはもちろん、「スピーディに展開できるスキームがあること 」「早さや旬を楽しむ生活者心理」と2つがあると考えています。
WHY(なぜ)
「ピコ太郎」現象は、以上のような時代背景とスキーム、タイミング、スピードすべてがあって起きたものであるとおもわれます。
後から言うのは簡単ですが、予期していたこととしていないことがいろいろ重なっていたと思います。
逆に最初のしかけさえ気づくことができれば、資金力がない小さなチーム(創業をする方や個人事業主、中小企業など)でもぱっと人をひきつけるアイデアがあれば世界に出ていけるかもしれません!
今後は、クオリティの追求(世界に一個しかないこだわりぬいた職人芸!もっていれば夢が叶っちゃう?など)、スピード追求(早い!)、クオリティとスピードの絶妙な配分(オーダーメイドスーツが1日で届く!のような)。これらのバランスが商品やサービスの強みや価値創造につながって行くのかなと思いました。
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テーマ2:第5回マスターコースとドクターコース振り返り
●ドクターコース振り返り
「マスターコース」のお兄さん編「ドクターコース」について、第1回が開催され、在学生も参加できるということで、参加しました。詳しい内容は、姫田さんのブログのとおりで、補助金の内容でした。
診断士活動の1つとして、補助金を活用した創業や新規事業、事業拡大などに興味があった私にとって(申請後も大変と実感していますが・・)、稼プロ流に補助金をどのように語られるのだろうと楽しみにしていました。試験対策的なこととは違い、背景を理解していくアプローチでした。他の補助金に応用もききますし、私自身とても勉強になりました。そして、あくまでも行政との企業の信頼が大事、「補助金はその会社を支援する手段」ととらえる倫理観も大事と思いました。
●第5回稼プロマスターコース振り返り
1.午前は出版企画。
最近、同期のかたがたがバイネームで雑誌デビューを飾られる中、「バイネームって素敵♥」という憧れが芽生えてきています。(単なるミーハーですみません)。
あるテーマについてディスカッションを行いました。進むと嬉しいです!
2.午後第1段は、先輩である神吉先生、志倉先生のお話。
お2人のお話は、ビジョンとそれに向かい、人々といかにつながっていくテーマでした。
いかに「人」の信頼を得て、つながっていくかのお話。
「ビジョンは何?」「なにがやりたいか」過去や個性を含めた、その人しかできない本気力で魂で叫び、人を集めて動かす時代とのこと、
診断士の資格自体は、「左脳派」のところを聞かれる資格だとおもい、診断士的なところでは左脳的モードで取り組んでいますが(仕事とかはそっちのほうがすすめやすい、このブログは違いますね・・・)、もともとは自由な右脳派なので、パッションの部分もたまにはもっと出していいのかな・・という気づきもありました。
3.午後第2弾は原先生のインタビューや執筆のお話
原先生ご自身がインタビュイーとのインタビューを心から楽しまれ、ライフワークとされているから、記事に感情や力が宿ると感じました。
いろいろな手法があるとも教えていただきました。
インタビューは広げていきたい分野なので、チャンスがあればいただきたいし、いろいろさせていただきたいです。
いつも長くて申し訳ございません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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過去のバックナンバー
2016-07-16「初めまして。16期藤田と申します。」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20160716
2016-08-07「見えた、読んだ、喋った、はしゃいだ+serendipirty?第1回第2回稼プロ!ウィークエンド」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20160807
2016-08-30「「筋トレ」で検索/実践の難しさ第3回振り返り」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/24ee369ef10f21fa492016bb0c81ffad
2016-09-22「見習い中小企業診断士、フラワーエッセンスを語る。」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/1f93cc7ed8873402fef8b02935c61c68
2016-10-15「中小企業診断士はアンチエイジング資格!?/合宿の振り返り。」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20161015