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言語学バーリ・トゥード

2022-10-08 12:00:00 | 22期生のブログリレー

 こんにちは。19期の遠藤孔仁です。

 「元気ですかー! 元気があれば何でもできる」この言葉で日本を元気づけてくれていたアントニオ猪木さんが10月1日にお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りします。

 プロレスといえば、幼少の頃は金曜日20時の10チャンネルと土曜日19時の4チャンネルで、それぞれテレビ放映されるなど盛んでしたので、私もプロレスに魅了された一人でした。
 ミル・マスカラス、ドス・カラス、ドリー・ファンク・ジュニア、テリーファンク、ルー・テーズ、カールゴッチ、フリッツ・フォン・エリック、ブルーノ・サンマルチノ、アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン、キラー・カーン、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガーマスク、ダイナマイト・キッド、小林邦昭etc. まだまだ挙げられそうです。
 漫画では、原作:梶原一騎・作画:原田久仁信「プロレススーパースター列伝」を読み込んでいました。

 最近は、当時の2大プロレス団体である全日本プロレス、新日本プロレスのほかに、みちのくプロレスやDDTプロレスリングなどがあり、独自色をだした興業を行っています。私が青年部で部長を行っていた時に、DDTプロレスリングの高木三四郎氏をお招きして、「『スポーツビジネス経営の最前線』~社長レスラーが語る「DDTプロレスが切り拓くビジネス戦略」というセミナーを開催しました。

 前置きが随分と長くなってしまいましたが、以前読んだ本に、川添愛氏の「言語学のバーリ・トゥード」という本がありました。その本でのプロレスに対する蘊蓄が深く、当時を知るものとしては、ツボのど真ん中をつくエピソードがちりばめられており、とても楽しく読んだ記憶があったのです。

 書籍の内容自体も、ラッシャー木村の「こんばんは事件」でファンがずっこけた理由や、松任谷由美の「恋人がサンタクロース」をなぜ「恋人はサンタクロース」と間違えたのかなど、有名な言葉やフレーズを題材として、その表現に込められた意味を言語学的に検証しており、言葉に対する感性を磨いてくれる内容でした。例えば、熱湯風呂での「絶対に押すなよ」という言葉に込められた意味と意図の違いなど、ふと見逃してしまいそうな表現に対して、軽い語り口で言語学的に切り込んでおり、無理なく言語学に接することができます。

 コンサルタントとして、正しく意味を伝えるだけでなく、意図をくみ取り、意思を実現するための言葉に対する感性を磨くための一歩となる本かなと思いました。

言語学バーリ・トゥード

コメント (5)
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