22期の藤川豊です。
先日、前から気になっていた商品を購入しました。エシカル・スピリッツという会社が、日本酒を造る工程で廃棄されてきた酒粕をリユースして製造販売するクラフトジンです。
廃棄される酒粕を蒸留することで、ニュートラルスピリッツより遥かに豊かな香りがする、とウエブサイトにも説明されていましたが、実際飲んでみると、香りの余韻が強く残りつつもさわやかな味で、どんな食事でも合いそうです。廃棄される予定だったものを活用するということで、作り手の思いも伝わってくるように感じます。
このように、捨てるはずのものを価値の源泉に変えてブランディングするって、とても素敵なことだなと感じました。ふと、ジョハリの窓も思い出しまして、多くの企業には自分はわかっていない、盲点の窓や未知の窓もたくさんあるのではないかと。
まだ気づかれていない、または眠っている未利用資産が存在しているとしたら、その隠れた魅力を見つけて付加価値に変える、こうしたことがとても大事だと思うのです。これから中小企業診断士として、そんな機会も見つけて関われるよう活動していきたいと思っています。