こんにちは。22期の瀬川亜希子です。
合宿、お疲れ様でした!
先日のWorld Business Satellite@テレビ東京で、
長崎県に上場企業が無いことを知りました。
(そんな県があるのかと、結構な驚きだったのですが、一般常識なのでしょうか??)
上場企業は無いものの、テレビショッピング「ジャパネットたかた」で知られるジャパネットグループや、
フルーツゼリーのたらみ、カステラ本家福砂屋などの有力企業は存在しており、
同番組では、ジャパネットグループが、
スタジアムを中心とした複合施設の建設をしているという話題を扱っていました。
800億円を投じた長崎に人が集まりたくなるプロジェクト。(勝手に略名)
https://www.nagasakistadiumcity.com/
温泉も掘っているそうです!
個人的な関心事でもあるためか、
ジャパネットグループと言えば、事業承継に関する記事もよく目にします。
カリスマ性を持ち、”ワンマン経営”で会社を率いた創業者の父に対して、
後継者の現社長が目指した経営スタイルは”チーム型経営”。
事業承継にあたり会社をどうしていくか、親子で10年もの間、話し合い続けたそうです。
これまでにお話を伺った経営者の方で、
「子どもは継がないし、自分と同じことができる人なんていないから廃業しようかと思っている」
と仰る社長がいらしたことを思い出しました。
時代が変わる様に、経営スタイルも変わってしかるべきかな、と思います。
そもそも、自分と同じことをできる人がいないと仰る社長ご自身も
Web通販を販売のメインにしたり、先代の社長と同じことはしていないと思われました。
そのときは、1人に継いでもらうのではなく、
何人かで経営チームをつくって引き継いでもらうのはどうですか?と聞いてみましたが、
最近はどうお考えなのか、またお話しする機会をつくりたいです。
後継者が経営スタイルを変えたり、場合によっては、経営理念を変えたりすることは、
あって良いことだと思うのですが、変えるときには、
その日まで会社を育て守ってきた先代社長へのリスペクトありきのことだと考えています。
先代への反発や否定によって、後継者が、経営スタイルや会社の在り方を変えようとすると、
様々な困難や不具合が起きている様に見受けられます。
お家騒動の果てに吸収合併されてしまった某家具店などは、格好の事例かと。
事業承継において、後継者が先代社長へのリスペクトや感謝を忘れてしまうという根本原因は、
もしかしたら、先代経営者の過保護な育て方なのかもしれないけれどと思いつつ。
稼ぐ力のある企業が廃業することなく、
一社でも多く、良いかたちで引き継がれていきますように💓