皆さん、こんにちは。講師の富岡淳です。
先日、日経MJと言う新聞でおもしろい記事を見つけました。
「すし職人、海外の高級店へ 日本→マレーシアで報酬2倍も」
世界で日本食ブームが広がる中、すし職人を巡る争奪戦が巻き
起こっている。新型コロナ禍で日本に行けなくなった富裕層向けに
日本人シェフの需要はますます拡大。柔軟性とコミュニケーション力を
備えたすし職人は高給で引き抜かれることも少なくない。
(出典:2022年9月26日日経MJ)
この記事には、2015年にマレーシアに渡った日本人すし職人の方が
大活躍されていることが紹介されています。日本よりエンターテイメント性
が求められ、ときには歌ったり踊ったり、英語も独学で覚えてジョークを
飛ばしているようです。
日本のことだけ考えると、回転ずしがすっかり定着、機械による寿司が進化し、
すし職人さんの需要は減っていると思われます。しかしながら、海外では
争奪戦が繰り広げられている高給取りの職業なのです。
われわれ中小企業診断士は、すし職人とは立場もやることも違いますが、
参考になることもあるなと思いました。つまりは環境に対応していくと
いうこと。ビジネスの世界でも求められることはその時その時で変化して
いきます。中小企業診断士としてのコアなスキルを活かしつつ、新たな分野に
挑戦していこうという姿勢が大切なのだと思います。
富岡 淳