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読書のカタチ

2022-10-14 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは。
19期生の廣瀬達也です。

油断しているとめっきり涼しくなりました。気づくといつの間に背後に(しかも距離近いところに)秋が立っていた。そんな感じがします。
秋と言えば食欲の秋ですが、診断士としては読書の秋も気にしておきたいところです。

私は今年の夏から秋にかけて新しい習慣というか、新しい読書形態を使い始めました。
オーディオブックです。具体的にはAmazonのAudible(オーディブル)です。

きっかけはクルマ運転時間の活用を考えたことからでした。

このブログでも何回かネタに使っているように昨年度から社会人学生として大学院に通い始めています。
兵庫県南部の神戸市から北部の豊岡市まで。週末にマイカー通学しています。時間は片道約2時間ちょっと、というドライブとしては適度な時間ですし、大学院の隣町に実家があるので、実家の両親安否確認も兼ねておりそんなに苦痛ではありません。ただ、1年通学していると徐々にその移動時間で音楽を聴いていることもちょっと飽きてきました。
往復にして約5時間。せっかくなら有効に使いたいところです。
そこで、思いついたのが移動時間のオーディオブック利用でした。

「往復5時間、この時間を読書に使えるといいのでは?」

と思い、使ってみました。
聴くだけでどこまで内容が理解できるのか不安だったので、一度書籍で読んだことのある作品から試すことにしました。ビジネス書よりも入り込みやすい小説がよいだろうとも考えました。そこで、最初に選んだのがベストセラーSFの「三体(Ⅰ)」です。この作品はⅡ、Ⅲという続編が出ているものの続編は未読でした。そこで、「一度読んだことのある『三体(Ⅰ)』をオーディオブックの読み返しで思い出し、その勢いでⅡ、Ⅲに繋げる」という作戦を試みました。




やってみると、期待以上に楽しめます。
ストーリーに引きこまれると音楽に比べて眠気も来ません。それでいて視覚は一定レベルで運転に集中できています。これはありがたい発見でした。(高速道路利用が多いことも幸いだったとは思います)。

難点は「三体」の登場人物は中国系の人が多く、名前を音で認識し、人物を判別することが難しい点…。ただ、それを覗けば全くといっていいほど問題ありません。

使い始めてしばらくし、コロナ陽性になってしまいました。
コロナ感染の自宅療養中もオーディオブックが重宝しました。
「ページめくる」という動作は不要なので、ベッドで横なったまま読書できます。なんなら目を閉じていても読書できる。これは快適でした。

その後は通勤電車でも聴き始めました。ここでもページめくる必要ないので、というかそもそも本をカバンから出す必要がありません。乗り換え時に駅構内や連結通路を歩いている間も読書できます。

そして、日常の自宅内でも使い始めました。両手が使えるので、掃除や洗濯など何をしていても読書できます。まぁ、「ながら読書」ではありますが。

ここまで使用してみて感じるメリット、デメリットをまとめると以下のようになります。
■メリット
(クルマ運転中)
●移動時間を有効に使用できる
●眠気防止になる

(運転中以外)
●両手がフリーだから、自宅でPC作業、料理、洗濯などをやりながら読書できる。
●通勤電車の中では両手フリーで読書できる。電車乗っているとき以外の乗り換え移動中でも読書できる。
●ランニング中でも読書できる。

■デメリット
●外国人登場人物など聞き分けづらい、覚えづらい名前が多いと理解が混乱する。
●「あきらとアキラ」のように、同じ発音の主要登場人物がいる場合も理解の混乱が起こる。「AKIRAは…」と語られると「どっちだ!」と身構えてしまいます。(ただ、安定すると聞き分けられるようになるので、聞き分けられるとそれはそれで快感でした(^_-)-☆)



●「うーん、この声はイメ―ジ違うな…」と感じる場合がたまにある
●「ん?そういえば、前の章でどうだったっけ?」という読み返しができない(30秒バックなどはできますが)。
●スピードはアプリの再生スピード任せ。1.5倍速などの設定はできますが、気分次第での自分ペース読みとはできない。
●入り込める小説などは読みやすいが、ビジネス書などはちょっと読み続けるのが厳しいかもしれない。そして気になる箇所にアンダーラインとは付箋をつけられない(という思いもあり、今のところ主に小説向けに使っています)。

何点かデメリットもありますが、総合的には「新しい読書方法として有効」と感じています。

読書の方法はみなさん、それぞれ自分方法があると思います。ご自分に合った方法で読書の秋を楽しみましょう。

コメント (4)
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