CLASS3103 三十三組

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光る君へ  いけにえの姫

2024-06-30 21:03:11 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
今回はかなり物語というよりは、史実が進んだというか、
いや、進んでいたわけじゃないんだが、仕込まれていったそれらが
よくよくわかるような、そんな回で大変面白かったのであった

道長をはっきりと、正義の官僚として描くことが
決定したかのような印象も受けたのだが
物語としては、それでよいと思うし、さほど道長を悪いと思ってみるほどに
平安時代のこと知らないから、これを軸にさらに楽しませてほしいと
わくわくしているわけだけども、
晴明のうさん臭さというか、あいつ本当にひどいやつだなと思いながら見ていたんだけども
たきつけるだけたきつけて、思った以上の回答に喜んでいたように見えたんだけど
ほぼ同じ表情して、暗そうに喋るだけというのも
凄い演技だなと改めてほれぼれしているのである

そして一条天皇のいたしっぷりのひどさが、
絵面が綺麗だからそう思ってないというか、こういうのも演出次第なんだなと
思い知らされるばかりなわけだが、やってることはたいがい酷いなという具合だし、
結局女にかまけて仕事してなかったというだけの話しが
なにやら、雅めいて見えてしまったり、定子は結局策士女なのかと思わされたり
そのあたり、京雀にならんとわからん機微だなと思いつつ見たのである
まぁ、道長のやりようも、結局は自身の英達のためかどうかは、
本人の言以外はわからないけど、歴史でみたら、そりゃ、やることやって登る人だよなと
思わなくもないのが面白いところであった

そして、どうでもよさそうでそうでもない、
まひろの寵愛騒動が、なんだかんだ大変面白くて
これまで、あんなにかっこよかった叔父様が、急にしょーもない男に見えるというのも
これまた脚本の妙もであり、実際、男女の仲ってあんな彩だよなと思ったりするのである
そして、多分そういったことがいっぱい書かれていたのが
平安文学だよなとも思うと、その正当な作品として
本作は立派だと、改めて思い知ったのでありました

ともあれ、最終的にまた道長と、なんか旅先で再会とか
これは波乱しかなかろうという面白さをふりまいて終わられて
来週がすげぇ楽しみで仕方ないと思いつつ
今週も、すこぶる楽しんで読み終えたのでありました


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