三体Ⅲ 死神永生 作:劉慈欣
三体シリーズいよいよラスト
無事読み終えることができました
壮大なSFをたっぷりと堪能できて満足であります
また、新たな主人公として、今回は女性の程心、そして相棒にAAという
未来人を交えてのお話で、もうすっかりコールドスリープが当たり前になっていて、
時間をぶっ飛ばしまくるんだけども、とりあえずはまだ、
羅博士の力というか影響力が文字通り世界を支えているという状況で、
人類がどのような思想と能力、生態の変化を得たかや、
宇宙に出たことで精神的に、地球にそのままいた人たちと隔絶してしまったことやら、
なんというか、壮大な人間社会の思考実験場のようになっていて
すごい面白かった
平和の毒ではないのだけども、ある種の野蛮さを失った人類というものを
時代を超えた人間が交わるところで、より鋭利に描いているのが面白くて、
これは、超未来的な話のようでもあるけど、
過去から現在を見たときにも、同じことになっているのかもなと
ぼんやり感じたりしたのであります
もっとも、そういう社会のありようとかが主題ではないので
これはこれで、面白い場面なんだけども
やはり、宇宙に対する人類、そして、そこへの進歩の数々を描いているのが
これぞSFという楽しさにあふれていてすごいよかった
すいすい時代ジャンプしていくし、最後の主人公である程心が優しすぎるというか、
今の人類の優しい人というカテゴリにあまりにもマッチしているので
それによる苦難とか、それを三体世界がどう受け止めていたかとか
興味深いところもあって、非常に楽しかったんだけども
その時代を吹っ飛ばすように、とうとう均衡を打ち破ることとなって、
そこからがまた楽しく、発展する人類、そして超科学的な内容、
このあたりが最高に楽しく、これがSFの楽しさだよなと
しみじみ読み込んだのでありました
途中、童話になぞらえた暗号通信めいた話もあったりしたんだが、
このあたりは、結構直接的表現というか、それは、わかってしまうんじゃと
思わなくもなかったけど、話として面白かったからいいやと
読まされていくのであった
最終的に地球が、人類がと、はらはらしながらクライマックスを迎えるのだけども
そこで、程心のロマンスではないけども、男女のあれこれが少しだけかかわってくるんだが
ここのカップリングが、なんだろうか、結構独特な着地地点だなと思わされたのでありました
すごく勝手な想像というか、印象なんだが、
中国人てネトラレ的なものが好きなんだろうか、あるいは、
想いというものが添い遂げられないというところに、ある種の美学でもあるんだろうか
そんな感じだったんだが、そもそも、そういうカップリングが
どう読んだって正解だろうと言われてえしまったら、
ぐうの音も出ないんだが、このあたりは誰かと話してみたいというか
三体読んで、そんな感想覚えている人、他にいなさそうだなと思ったりもしつつ
すごい楽しかったと
メモっておくのである
SFを読んで、人間の進歩が最近すげぇスピードでもうダメかしらとか勝手に思っていたのを
まだまだ相当先があるんだから、どんどんスピードアップしないといけないなと
そんな風にも思わされたのでありました、よかった
三体シリーズいよいよラスト
無事読み終えることができました
壮大なSFをたっぷりと堪能できて満足であります
また、新たな主人公として、今回は女性の程心、そして相棒にAAという
未来人を交えてのお話で、もうすっかりコールドスリープが当たり前になっていて、
時間をぶっ飛ばしまくるんだけども、とりあえずはまだ、
羅博士の力というか影響力が文字通り世界を支えているという状況で、
人類がどのような思想と能力、生態の変化を得たかや、
宇宙に出たことで精神的に、地球にそのままいた人たちと隔絶してしまったことやら、
なんというか、壮大な人間社会の思考実験場のようになっていて
すごい面白かった
平和の毒ではないのだけども、ある種の野蛮さを失った人類というものを
時代を超えた人間が交わるところで、より鋭利に描いているのが面白くて、
これは、超未来的な話のようでもあるけど、
過去から現在を見たときにも、同じことになっているのかもなと
ぼんやり感じたりしたのであります
もっとも、そういう社会のありようとかが主題ではないので
これはこれで、面白い場面なんだけども
やはり、宇宙に対する人類、そして、そこへの進歩の数々を描いているのが
これぞSFという楽しさにあふれていてすごいよかった
すいすい時代ジャンプしていくし、最後の主人公である程心が優しすぎるというか、
今の人類の優しい人というカテゴリにあまりにもマッチしているので
それによる苦難とか、それを三体世界がどう受け止めていたかとか
興味深いところもあって、非常に楽しかったんだけども
その時代を吹っ飛ばすように、とうとう均衡を打ち破ることとなって、
そこからがまた楽しく、発展する人類、そして超科学的な内容、
このあたりが最高に楽しく、これがSFの楽しさだよなと
しみじみ読み込んだのでありました
途中、童話になぞらえた暗号通信めいた話もあったりしたんだが、
このあたりは、結構直接的表現というか、それは、わかってしまうんじゃと
思わなくもなかったけど、話として面白かったからいいやと
読まされていくのであった
最終的に地球が、人類がと、はらはらしながらクライマックスを迎えるのだけども
そこで、程心のロマンスではないけども、男女のあれこれが少しだけかかわってくるんだが
ここのカップリングが、なんだろうか、結構独特な着地地点だなと思わされたのでありました
すごく勝手な想像というか、印象なんだが、
中国人てネトラレ的なものが好きなんだろうか、あるいは、
想いというものが添い遂げられないというところに、ある種の美学でもあるんだろうか
そんな感じだったんだが、そもそも、そういうカップリングが
どう読んだって正解だろうと言われてえしまったら、
ぐうの音も出ないんだが、このあたりは誰かと話してみたいというか
三体読んで、そんな感想覚えている人、他にいなさそうだなと思ったりもしつつ
すごい楽しかったと
メモっておくのである
SFを読んで、人間の進歩が最近すげぇスピードでもうダメかしらとか勝手に思っていたのを
まだまだ相当先があるんだから、どんどんスピードアップしないといけないなと
そんな風にも思わされたのでありました、よかった