CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

忍び寄る魔の手

2005-07-31 21:51:59 | NHK大河ドラマ感想
なかなかかっこいいというか
ちょっと違った副題をつけてきましたな
NHK大河ドラマ義経

さて、そういうわけで、見終わったんですが
わざとらしすぎる、兄弟のすれ違いが描かれており
まぁ、そんなもんかなぁと見ておりましたが
あの法皇の泣き落としっぷりが、凄いなと
それこそ普通に見ておりました

あんなことされたらそりゃ断れないしなぁと
前回同様に思わないでもないですが
なかなかどうして、側に力のおる味方が欲しいという
切ないと義経ならとるであろう泣き落としっぷり
慈悲深い姿を見せつつ
そして、義経が好きそうな新しい国という言葉で
うまいことつって
また釣られて・・・

よくよく考えたら、新しい国作りについて、清盛が
行ってきたことをことごとく反対し
あれやこれやと悩ませてきたのが
あの法皇ではないかと、それをもうちょっと考えたら
今言ってる法皇のそれこれは嘘やろうと
わかるはずなんだがなぁと一人憤慨しましたが
よくよく思い起こせば
そこころにはもう、義経は京都に居なかったわけだし
仕方ないのかと、しみじみ

夜盗をのさばらせないために
下々を使うところは、結構かっこよかったが
今後、それがどうなるかというか
まぁ、京都から逃げる時の絡みが楽しみであります
恩賞のために働くって言ってた奴が
果たしてどうなるのか、義経どうするのか・・・

と、なんだかんだそういう見方をしていて
見せ所は法皇かと、盛り上がりにかけるなぁと
しみじみしておりましたが、違った
まさか、大姫が・・・

大姫が鬱病にかかって
というか、もう物憑きになった具合は
筆舌しがたい、あの状況に立たされた頼朝の
狼狽えっぷりしかり、それを見ての政子の冷たい視線しかり
やっぱ鎌倉方は面白ぇなこりゃ
素晴らしい演技だったのは、大姫様でごじゃりましたな
あの崩けっぷりと、呟く義高の名前
すげぇ、ありゃたいしたもんだ

法皇の泣き落としのところよりも
よっぽど涙腺にきましたという
なかなか切ないのでありますな
そして、思うようにいかない頼朝も切ないねぇと
思ったりいたします
本当、疲れてんだなぁと

と、その疲れっぷりが極まったのか
とうとう義経が八島出陣
また戦場が見られる様子で、次週からも楽しみであります
きききー

戦艦大和の最期

2005-07-29 08:47:30 | ドラマ映画テレビ感想
先日、NHKその時歴史が動いたにて
第二次大戦中、最強にして最期を飾った(意味わかりません)
戦艦大和のことをやっておりました

なにやら、季節ガラと言いますか
NHKが2次大戦ものを結構組んでいる様子で
その一環だったと思われますが
もう、なんというか、CGで再現された
沈没の映像が、凄いのなんのって
前回の鉄船の時も思いましたが、精密というか
検証するには実に面白い

いろいろな考証とかするときに
大きな機関では、ああやって視覚化するのかしらとか
ちょっと漫画の見すぎなこと思ってしまいますが
あのCG再現が凄く面白かったのであります

別に何をしたわけでもないんだが
何本もの魚雷や爆弾の攻撃を受ける大和
炎上していく甲板、まるで落ちないコルセアども
あの再現VTRが、もう切ないのなんのって
左舷に集中して炸裂していく魚雷
そして最期、まさにとどめの一撃となった魚雷が
左舷中腹に向かうあの投下する姿勢を見た瞬間に思わず
もうやめてくれ
とつぶやいてしまいました
やはし、なんというかな大和がやられる姿っていうのは
ひとつの時代が終わる瞬間でもありますが
日本人だからか、私だからか
すげぇ切なくてつらいものになっておりました

戦艦による艦隊戦の意味のなさ
ああいう戦いは、日露戦争くらいまでだったんだなぁと
しみじみ思います
それでも、旗艦として艦隊に組み入れられていた大和を見ただけで
なんか心おどってたんだろうになあと思ったりなんだったり
ミッドウェーや、レイテ沖、ありとあらゆるところで
まるで役立たずだった大和

幻想は打ち砕いてこそ
新しいところへ進めるのかしらとか
もはや、NHKの歴史ドキュメント見てるだけで
何を悟ったというのだ俺と
一人いきまいて

沈み行く大和の勇姿を見ておりましたとさ

何言いたいか、自分でもさっぱりわからなくなりましたが
とりあえず大和が攻撃を受けるあのCGを見ていて
涙が出てきたというのが、何よりも衝撃的でありました
浮沈艦なんて幻想なんだね
特攻隊機がカトンボのように落とされているのが
ゆっくりと回転しながら海面に突撃する姿が
悲しくて仕方ない、そんな時間を過ごしました

今年も夏が来たんだなぁ

レアルマドリーvsジュビロ磐田

2005-07-28 08:47:38 | スポーツ
前半の得点シーンが終わったあとから
テレビ見始めたので、わずか2分で流石
ラウールというところが見えなかったのでありますが
テレビ観戦で盛り上がりました
というか、もう、後半
いやん、すてきフィーゴかっこよすぎ

ミーハーなので本当
申し訳ないなと思いつつ、フィーゴがピッチ上に居るだけで
マジでなんか興奮を覚えてしまいます
すげぇよな、しかし、なんで出始めは右に居たのに
気づいたら左サイドえぐってたんだろう
あのポジショニングと、圧倒的なドリブルが
もう、魅了された魅了された
頼むからインテルに入ってくれ
インテル、とうとうエドガー手放したし、見所がなくなるし(おぃ

試合の内容については
和やかというわけでもないですが
厳しいチェックが当然あるわけもなく
華麗なパスワークで進められていて
とても、あのリーガエスパニョーラの強豪とは
思えないほど、ファールもないし
激しい当たりもない(当たり前だ)試合でありました

それでもやっぱり技術がすげぇんだなと
解説の人の話を鵜呑みにしてしまうと
ベッカムのキックはいくつも種類があるし
どんなロングボールもぴたりと合わせられるんだそうで
やっぱすげぇんだなぁと感じマシタ
っつうか、やっぱエエ男言うか男前でした
グティも男前とか言われてたけど、ベッカムは流石だな
そんな風に思いました

ロベカルはあんまり調子よくなさそうでしたが
それでも後半ラウールと一瞬かぶったかと思った
次の瞬間にはシュートを振りぬいているという
電光石火の攻撃を見せてもらえたので満足です
ロナウドに関しては、もう、やる気がないのかあるのか
わかんねぇなぁとオフサイドわざと引っかかってるような
また、ハンドとかお茶目なことしたりとか
遊んでる様を見てましたが
ロスタイムの駄目押しは凄かった、あの太さでも
軽々とDFを振り切ってシュートするんだからなぁ
コンフェデのアドリアーノがすげぇなと思ってたが
ブラジル人FWというのは本当凄いですな
みんな同じようにしてゴールとるのね

ジズーが体調不良で出てこられなかったのが
とても残念ではありましたが、面白かったというか
あの面子の試合が見られただけで満足でありました
リーガが始まると、あれを毎週見られるはずなんだよなぁと
ユーロ圏をうらやましく思ってしまいます

磐田もがんばっていて
特に福西のアピールっぷりというか、前半の動きが
凄くよかったように思えました
激しいチェックが無かったからかもですが
ドリブルで斬りこんでシュートする
ああいうのが見られると、かっこいいなぁと思ってしまいます
キャプ翼世代なんですね

とかなんとか、思ったりしつつ
見ていました

熱暴走するパソコン

2005-07-27 09:40:37 | 雑感
暑い日が続いておりますね
今朝は台風一過ということで、涼しく過ごせたのでありますが
ここ最近の猛暑っぷりというか
いわゆる熱帯夜に大変難儀をしております

わたくしクーラーが効いていると
だんだん身体が弱ってくるという
困った虚弱体質のため、自宅ではできうる限りというか
もうまったくエアコンに頼らない生活をして
独身男性の一人暮し部屋内で
蒸し暑い中、ぐったり半裸で倒れたりしておるわけですが
趣味というか、もはや
生活の一部と化したパソコンとの戯れをしようとすると
ここのところの暑さのせいで
もう、熱暴走が酷いのであります

症状としましては
1.パソコンが起動しない
2.理由もなく再起動する
3.画面が青い
などといったものが見られまして
正直、これはもうだめかもわからんね
そんな具合でありますが、どうやら気温が30度を下回っていれば
起動させて2時間までは正常に動作することが確認できまして
最近は1日パソコン2時間と
小学生のころのファミコン時間と同じような境遇に陥りつつ
こつこつとがんばっております

しかしパソコンというのは凄い熱を発する物体だと
この夏を迎えまして、感動しております
あまりにも暑いというか、起動してくれないので
タオルにくるんだ保冷剤(アイスノン)を
パソコンの熱源付近に設置して動かしているんですが
これがまた、凄い勢いで溶ける溶ける
某でいうところの「溶けちゃえ溶けちゃえ、のーみそとけちゃえ」
みたく、一人で大盛り上がりできるのが
いいのか悪いのか(悪い)

何言ってるかわからなくなりましたが、とりあえず
保冷剤による冷却がはたして、マシンにとって
どれくらいまずいのか、っつうか本体の裏側とかに
結露とかなんじゃねぇかと
ひやひやしつつも、くそ暑い中、そこまでして
パソコンやりたいものかと首をひねりつつ
独身生活を謳歌しています

誰か、対熱暴走のためのアドバイスをくだちぃ

イタリアサッカー事情

2005-07-26 08:56:19 | スポーツ
大々的なタイトルつけましたが
なんてこたぁねぇ、私がちょっとだけ贔屓にしてる
インテルのお話

昨季はいいところなしで終わるかと思いましたが
前半は負け無しだけど勝ちも少ねぇという
見ていて面白すぎるお話でありましたが
後半戦になってようやく回るようになった具合
中盤で調子落としたのと、前半の引き分けが響き
スクテッドは早々に遠い存在となってましたが、
FWアドリアーノが本当すげぇなと、
それだけで満足、そんな印象のチームでありました

おいらとしましては
エドガーダービッツが冷遇というか
いまいち使い勝手がよくないという
悲しいことで、後半ほとんどというか
まったく出番がなく、その前の年に大活躍していた
その勇姿が見られなかったのがとても残念であります

それでも後半戦終わって、コッパイタリアの
小さいのかそうでもないのか
私にはわからないんですが、タイトルをひとつ手にしたことで
来期に自信が持てます等の話を聞いて
今期こそはと楽しみにしておるのですが
そのインテルの補強を見てて、1番驚愕したのが

フィーゴ、インテルへ

マジか・・・
と、この報せに本当、すげぇ期待してたわけでありますが
これもどうやらガセというか、先日
ヴェルディにこてんぱんにされたレアルのフィーゴに
ちろっとインタビューが向かったところによると
来年もレアルがいいもん
とかかわいいこと言ったとか言ってねぇとか・・・

ビッグスターを並べれば勝てるわけでもないのですが
そういうのがいてるほうが、ほら
期待が持てるわけでして
フィーゴが考え直してくれるのを祈っている次第であります
実際のところフィーゴが加入すると
サイド攻撃の幅が広がるし、アドリアーノが
あんなにがんばらなくても楽に点が取れるようになるかもと
かなり期待してます、ステキ、頼むから来てくれルイス(なれなれしい)

フィーゴもルイコスタも年を取りすぎたと
言われておりますが、それでもポルトガルの黄金世代
まだ活躍できると信じている昨今
次のミラノダービーでルイコスタvsフィーゴとか
そんなのが見られたらなぁと思ったりしております

母の遺言

2005-07-24 21:09:51 | NHK大河ドラマ感想
今週もしっかり放映、いや、放送
NHK大河ドラマ義経「母の遺言」でありました

にわかにというか、いよいよもって
「判官贔屓」の下地が完成といった具合で
義経が、ほいほいと官位を受けて、頼朝がご立腹という回
まぁ、その近辺で母様がお亡くなりになるという
とても残念なエピソードを噛みつつ進みました

こう考えてみるとというか、今回のドラマでも
つくづく思うところでありますが
義経郎党の全てが、政治に疎すぎる
強いて言えるなら、佐藤兄くらいしか頼れるものが居ない
それも頼れるというレベルではないな
そんな具合であります、軍略に長けていたという話ですが
なかなかどうして、それがどうして政治というか
平生に活かすことができなかったのか、残念だなと
思いましてございます(なんだ)

とはいえ、法皇の巧妙な駆け引きというか
あそこまでされたら、流石に断れないなと
しみじみ思うほどの用意周到さ
母が死ななかった場合、あの歌だか月見だかにほいほい出席して
それでまた反感を買うとか、ありそうな話
ただ、ああいうのを弁慶あたりが止めるべきじゃないのかなぁと
ぼんやり見ておりました
史実では、弁慶は軍師の役目もおってかなりの智恵者だったそうですが
武勲のイメージが強くて、なかなかそういうところ
見えなくて残念であります
今後、弁慶が知略を見せるくだりとかあるのを期待しますて
それはこの義経というドラマに求めてはいけないのかもしれぬね

さておいて、平家討ちもにわかに騒がしくなって
また、義経界隈は政治的陰謀が渦巻いて
多分物語りの中で一番面白いところじゃないのかなと
なんだかんだしっかり見入っているところ
次週も楽しそうというか、ステキな法皇が見られる様子なので
期待大であります

しかし、佐藤兄のかっこよさが抜群だなこれは

今週の怪獣の家

2005-07-23 19:51:41 | 星里もちる
てなわけで、今週はスペリオール発売の週
無事読み終えてきました
まぁ、何に驚いたって、表紙の告知に驚いたんだが
それはさておき、内容は

複雑とは言わず
でも、こじれるような
そうでもないような
なんか久しぶりにもちる先生の漫画で見た
「子供」がより集まったような具合がステキであります
どいつもこいつも、それなりの
年齢を重ねているのに、どこか子供じみているというか

りびんぐ四巻の曖昧な雷蔵とか
オムライスの羽子とか
わずかの小山内先生だとか

そういった、今まで描いてきた
安いでもなく、自分の情念に振り回されている人物模様が
ちらりと見てようなそういう感想を持ちました
もっとも、一番近いのは
やっぱりりびんぐなのかなという気がせんでもないですが
大人役がどこからくるのか、もしかすると
自分たちだけで答えを出してしまえるのか
次週、簡単な結末というかなんかあるという前振りでありましたが
もしかして、いきなり最終回じゃなかろうな
一抹の不安を覚えましたが、よしなに

と、そんな具合の内容でありましたが
まぁ、扉にちらっと書いてあるだけで
本誌のどこにも宣伝を打ってない
ルナハイツ映画化という情報が
おいおい、冗談だろ、嘘だろ、マジかよと

もちる先生にしてみれば、ドラマ大好きだし
映画への造詣も深いし、なによりも、ウォーキングの時に
これをドラマにしたら、なんて楽しいことやってたくらいだし
すげぇ、とうとう叶ってしまうのかよと
一人で驚き過ぎたのでありますが

しかし、なぜ、ルナハイツなんだ・・・・

確かに、時代色が強い漫画ばかりだから
今更、結婚しようよとか難しいなと
わかることはわかる、っつうか、結婚しようよって
江口洋介のドラマがあって、あのダマされた時の
やるせなさったら(別件だよ)

話それましたが、スペリオール畑に入ってからがよいと
判断されたのか、夢かも、ではなくて
また、ドラマとしては一番しっくりくるはずの
本気のしるしでもなく
敢えて、ルナハイツ、2時間くらいの映画にするとして
いったいどんなエピソードにするのかと
今日一日費やして単行本読み返してしまったじゃないか

続報がすげぇ気になりつつ
できることなら、気になるヨメさんとか
NHKの短いドラマシリーズに入ってくれないかなと
ちょっぴり願うこのごろ
今後が楽しみな、もちる界隈でありますね

NHK三昧

2005-07-21 18:37:24 | ドラマ映画テレビ感想
とても楽しいわと思うわけであります
先日からずいぶんNHKづいておりまして
ぼけらったと見ておるわけですが
まぁ、イタリア紀行は本当、とても楽しく見ておりますが
やはり看板番組も侮れない

その時歴史が動いた

これがまた、やってくれた
信長と九鬼水軍の話なんて、おまえ
今の今まで、どこの誰が教えてくれたっつうんだよ
日本史好きとか信長の野望フェチには
当たり前なのかもしれませんが、すげぇ新鮮
しかも、わたくしの大好き、三重の水軍となったら
あーたもう・・・

そんなかっこいい話で
最近イタリアづいてたことも手伝って
艦隊戦てのが抜群に面白いと思っていたので
あの村上水軍の技について感激いたした次第であります
凄いよね、集団戦術ってところが
本当、マジですげぇと思うんだ

水上戦というのは、陸上と違って
移動が大変難儀ということがあるにも関わらず
陸上ですら梃子摺る、集団行動を水上でやっちまうんだから
本当、すげぇ、感嘆いたしました

んでもって、また、ホウロクとか微妙な兵器の数々
イタリア戦史で言うところの、ギリシャ油(違う気が)のようなものではないかと
ああいう兵器が出てくるのがまたステキだわと思ったりしつつ
その兵器戦の最たるものというか
信長が考えたという「鉄船」これがまぁ、動いた歴史のキーでありました

本当、そんな凄いことを信長がやってたなんて
まったく知らなかったし、岐阜の工業力を使って
あれをなしえたとか、そういう説明をされたら
なんていうかな、ゲームか漫画の間違いじゃねぇのか
思わずうなるくらいステキなお話
NHKならではというか、実際この件については
この村上水軍打倒の時にしか登場せず
そのあとには出てこなかったとされておりましたから
本当にあったかどうかは、これまたとてもきな臭い
多分なかったんじゃねぇかな

ま、それはそれとしても
鉄の船で、しかも、大砲が出てくるという
いわゆる「戦艦」という概念が、信長でならありうると
思わせるんだからそこが歴史というか、ロマンだなぁと
感じましたとさ

また、もう1個、プロジェクトXで
国産飛行機の話も、これまた大変感動というか
そうだよやっぱ三菱は凄かったんだよ
それだけで大満足の内容でありました
むちゃくちゃっぽい方法で、打開されるというところが
多分、戦争という特殊な事情で技師として育った故に、
なんて言葉で説明できるのかなぁと
改めて、技師の凄さを考えさせられた次第

戦争が技術を飛躍的に向上させるってのは
本当なんだけども、それなくしてなんとか
向上させたいものですねと、思ったり思わなかったりしつつ

毛唐が鹵獲したゼロの羽の上で遊んでたの見て本気で憤慨しましたとさ

楽しいね、さまざまに

世界遺産の旅~イタリア縦断1200キロ~

2005-07-20 08:20:29 | ドラマ映画テレビ感想
NHKのまたまたステキ番組を見ました
世界探訪シリーズは結構見たり見てなかったりしてたんですが
これがまた、わたくしが最近ドはまりしている
イタリアについて、縦断して紹介するという
ステキすぎる番組、思わず鼻息がむはー、であります

で、ローマ編を見たのですが
もう、なんというか、すげぇ
俺ローマ行った上に4日くらい滞在したはずなのに
全然ローマ楽しんでねぇ、見てなさすぎ
ローマってこんなにすごかったのかよ
と改めて思わせてくれる内容でありました

ルビコン河を渡った皇帝の話もさることながら
やはりルネサンスというすさまじい文化興隆の萌芽(何言ってる)
というか、その粋が集まったこの街は、驚くほどでありました
カトリックとの係わり合いがまた
実に見事というか、宗教的な美しさと
その実に、大変合理的な手法、最新の技術
様々なものがあるんだなぁと、改めて感心というか
感動であります、やっぱローマはいかなきゃ

後半の内容は、ギャラリーフェイクもかくやという感じで
美術品というか骨董品とかの復元や
そういう専門の学校の話とか
大変面白かった
また、飯もうまそうっつうか、チーズうまそうなのな
イタリアはつくづくいい国だと勝手に思うに十分でありました

昨晩は、また、ローマから離れて
ピエンツァの話でしたが
かの有名なピオ2世の話だとか
ここもまた、チーズがめちゃくちゃうまそうだったのと
町並みの凄さ

理想都市の実現を最初にかなえようとしたというあたりが
ちょっと本気で鼻血ものでありましたが
建築様式も凄いけど、それを何百年も囲ってきたところが
すげぇなぁと思いました
個人的に、あの理想都市とするまでの前の町を
ピオ2世が全て壊して新しく創造したというところが
少々残念というか、その前はどうだったのか、気になるのですが
いやはや、オスマントルコが躍進するなか
さぞ凄かったんだろうなぁと、当時のイタリアを思うだけで
大興奮でありました

そのうち触れるのかそうじゃないのか
わかりませんが、戦国時代のイタリアというか
イタリアという概念が昔は無かったんだぜ、フィレンツェ人とか
ローマ人とか、そういうのだったんだぜと
そういう話も見たいところであります、今日はシエナらしいので
また楽しみ、北上されると、私よくわからないところが増えていくので
少々残念ですが、追っていきたいと思います

坪倉和子

2005-07-19 08:29:50 | 星里もちる
俺的もちる好きキャラ特集
第二回であります(唐突)

というか、うちのブログが
星里もちるで検索してもとんと上がってこないという状況に
これは、大して興味があるわけでもねぇような
くだらないことに時間費やしているからだと痛感
がんばって更新したいものであります

さて、そんな具合で、第二回目
「微熱をください」という、ハーフな分だけ下巻に収録されている
「ください」三部作のひとつに登場した
元祖働きマン(・・・。)坪倉和子であります。

マイナーすぎる
と、自分でも思いますが、これがまた
りびんぐの羽子にも似た具合なんだが
それまでのもちる女(なんだ)とは一線を画すると思われます

話が、どたばたラブコメディという
先生にとって1番の土俵であるゆえか
ショートストーリーとして、秀逸な出来映え
働くのが趣味というか、もはや生きがいになっている
労働女の坪倉和子
その坪倉が倒れたというので、古い友人であり
ちょっといい仲だったことがある、相沢くんが
最後のお見舞いに行く話(微妙に違う)

まぁ、レビウについては、別でやるとしても
わたしの大好きな、男の方が弱いというか
どちらからもラブ波が出ているのに
ゆらゆらしている状況という、ステキな具合で
またそのキャラ加減が、話を通してじんわり伝わってくるのであります

というわけで、その伝わってくるキャラが
とてもステキ、過去のエピソードとして語られる
和子が、過労で倒れた最初の時に
相沢くんを呼んだ経緯
そして、そのときの、なんというかな

ま、いいか

という和子のうすぼんやりとした台詞と
微熱にやられてのような、投げやりというか
相沢に身体を許したこと、あれが本当に
最高にかわいい
というか、ビジュアルも、もちるキャラのなかで
抜群にかわいい(俺的)
ショートでざんざん頭で、快活な女の子
だけど本当の気持ちはうまく表せない
これ、もう最高

物語終盤で、相沢くんは
和子の病気というか、過労に倒れたのを看病にくる
そんな毎日と、働きすぎることですれ違う二人に疲れて
これを最後に遠くへ行く予定だったのに
また、土壇場で、和子への愛を自覚して迷う
ここで出てくる看護婦がなかなかステキな
おばさんぶりで多分、いきばたに出てきた看護婦と同じ人物(笑
なんだが、それはそれとして

熱病は続くと死んでしまう

という己を説得する言葉
それによって、相沢が本気で去っていく
だけどここで、点滴勝手に抜いてまで愛の告白をしにくる坪倉和子

たまらん

弱弱しさというか
女の子っぷり、いわゆる空元気から派生する
とてもステキなキャラクタぶりが
坪倉和子であります

わたくしのもちる好きキャラ3本に入る
とてもステキキャラであります
気になる人は、ハーフな分だけ下巻、もしくは愛蔵版を購入しましょう

非情なり頼朝

2005-07-18 01:25:51 | NHK大河ドラマ感想
なんかサブタイ違う気がしますが
NHK大河ドラマ義経であります

義高出奔のすえ打ち首

これが肝でありました
しかし、この話題にまぁ連なって
さまざまな人情を見せた上での非情な決断

頼朝の一晩考えた末
いや、考えるまでもなく、義経を遠ざけた瞬間から
打ち首は辞さないつもりだったんだろうが
一日かけて、しっかりと覚悟を決めて
朝、本当、するりと言い放つ

「義高の首を、刎ねよ」

「首を」と「刎ねよ」の間が絶妙だったように思います
かすかながらに震えるような唇と、あの私情を押し殺した表情
やっぱすげぇ、あの演技は本当にすげぇ
まさか、政子があんなこと言うとは
思いもしませんでしたが、その上をいく
凄く立派だった今日であります
義高の演技も立派だったけども、なかなか
今日は、前回とうってかわった静かな演出
しかし実に深くて面白かったです

郎等それぞれが泣きはらす姿は
いつもの通りでありましたが
義経にとても大きな理想を打ち出した
これも凄かったように思います

何度目かになるような気がする
そういった兄弟の対話
今回のが最期になるとナレーションが入っていましたが
これがもう何回か続いていたら
ひょっとしたら、運命はかわっていたのかもと
そんなことを思わせるような、凄い頼朝でありました

武士による政治

清盛の政治を前回の対話で聞いて
それを返す形が今回だったのか、新しいという
具体的な頼朝の目指すものが示されたというのは
とても大きかったように思います
ただ、あの理想を義経は理解することができず
隔たりを感じた
という言葉であらわされたとおり、次回より
そういう悲しい定めになっていくのであろうと思うわけです

しかし、今回の頼朝につきましては
一日考えた翌晩、義経と会見したときに
絶対やつれてたと思うんだが、あのやつれ具合を
ちゃんと体調整えてやったんだろうなって思うと
あらためて、中井貴一の役者魂はたしかだなぁと
思います
役作りって、決してスケジュール的にあれだけでないんだろうに
それにあわせてくるってのはすげぇなぁ

そんな按配で、また来週が楽しみです

フルーツバスケット17巻

2005-07-17 00:34:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
というわけで、いつ発売されたんだかわかりませんが
手に入ったので読んだわけであります
フルーツバスケット17巻

レビウするたびに説明してる気がしますが
花とゆめという少女漫画コミックスで
通称「フルバ」という少女漫画であります

で、こっからはもう読んでる人しか
わかんないテンションで進めますが

そうきたか・・・

ご当主アッキーがあんなことで
そして、まぁ、煉さんがまた
これまたとてもステキな女性で、たまらんなぁと
思った今回、まぁ、何が凄かったって
お前、やっぱり紫呉だろう

あの腹黒さというか、違う、なんだ
ボクはそう、学んだんだ彼から、この漫画から
女はああやって扱うもんなんだって(間違ってる)
振り向いて欲しいと必死に訴える女を
あざ笑って、わかるようなわからないような理屈で
決して自分からは擦り寄らない
そうすると、女の方が折れてくるいや折れるとか
そういうレベルじゃないな、もう、そうするしかないような
そういうこれは、あれだ、操縦だ、従属だ、調教だ

たまらん、これが大人の駆け引きなのね(違う)

前々からこの漫画については
どろどろしたところと、女というか家というか
本当世間とのあくどい、あざとい、うずうずした
暗さがすげぇ好きだったんでありますが
今回でいよいよそれらが全てそろった感じであります

煉さんとアッキーが今後どうやって絡むのか
あの、女を意識というよりは、おぞましい何かを見せてくれるような
血の盟約やらなんやらがすげぇ楽しみであり
また、紫呉の行動といかがわしさ
そして、俺の大好きリンの今後

またまたとてもとても楽しみであります
特に次回は、本当、リンがどうしたのか
そればかりが気になるのであります
いいね、春がどうするのか、それもとても最高
透がきたからこの草摩の家が壊れはじめたのか
関係ないのか、っつうか、あれだよ
キョン吉と今後どうなんだよと

やはり楽しみであります
そろそろ終わるんだろうな
どんな風に終わるんだろうな
いい、少女漫画であります

情報過多

2005-07-14 08:50:04 | 雑感
たまには、とてもとても当たり前の話を書いてみます

さて、わたくしも社会人をしておるので
朝礼とかでなんか気の利いたことを言わないといけないわけで
なんだか面倒なわけですが
そこで小ネタを仕込むために、まぁ
色々とネットで調べたりするんですが

最近は本当、様々な情報が手に入りやすくなったので
正直、素人小説家をしていると
とても簡単に、さも知っていたかのように振舞えるのが
ステキだなぁと思ってたんですが
よくよく調べてみると、この情報の
まぁ、胡散臭いこと胡散臭いこと

情報の精度が落ちてるなぁというのがよくわかるのと
最近はgoogleで、ある単語の意味とかを
詳しく解説しているページとか探そうとすると
ブログの記事がくさるほど見つかるというか
そればっかり上位にランキングされて
情報の精度が著しく落ちている気がするのですと
まあ、なんだ、そんなことを言いながら
1番言いたいのは

なんでうちが、星里もちる、で検索しても
全然出てこないのか

まぁ、実際出てきて役に立つかというか
もちる情報がどれくらいあるかつったら
ほとんどねぇなぁと頭を抱えながら
googleのアルゴリズムと仕事でも
プライベートでも戦いつづけるわけです

何を書いているんだ、この記事わ

レパントの海戦

2005-07-13 08:06:10 | 読書感想文とか読み物レビウー
三部作読み終わりました

中世ヨーロッパ
特にトルコ帝国と西欧諸国との戦いについて
様々におってきて、いよいよ、この
地中海最大の海戦によって、静かに幕ひいていく
そういう嘘というか、狙ったかのような
ドラマチックな展開が史実であったことが証明されております

三部作で、だんだんと戦争日記のような調子が
小説の形になってきていて、レパントの海戦においては
すっかり戦争小説、主人公のバルバリーゴの行き様を
追っているようで、戦争大局を見ながらの
解説書のような臭いも残しつつ、人間臭さがステキ
傭兵ドーリアが出てきたあたりは、ひょっとかして
前作ロードスの騎士アントニオの母親でも出てくるのかと
期待してしまいましたが、そうでもなく
スペインとフランスとヴェネツィアと法王庁
これらの政治的思惑がどろどろ描かれていて
すかっとした戦争小説にはなってないところが秀逸であります

十字軍という名前が形骸化しているさなか
最強の異教徒トルコ帝国ことイスラムの脅威と
外交のカードと戦争のカードで立ち向かったヴェネツィア
コンスタンティノープルの大使バルバロの活躍など
見所満載なんですが
満載すぎて、誰のどこを見ていけばいいのか
いや、それはわかりやすい
違う、わかりにくいというか、もうひとつわかりたかったのは

ヴェネツィアの意思決定機関の会議風景はどうだったんだろうか

これは、ひょっとすると議事録みたいなのが
あんまり残ってなかったのか、
塩野先生の文献を調べ尽くすスタイルを考えると
そう考えてしまうんですが
意思決定機関で、具体的にどんな会話というか会議で
そう流れていったかについては、ほとんど触れられていなかったので
その、海戦に入る前の政治的戦略についてと
海戦後のバルバロにこきおろされた
史上最も恥じるべき外交のところがわからなかったのが
残念ではあります

わかりやすく、バカなことを言っているという風景描写が
無かったのでなんですが、いやはや

しかし、熱い男の行き様は
あれこれと面白く
ミスター砦の話もかくや、ドーリアの戦いも秀逸
血を浴びなかったというそれだけども、その高度(だったと思われる)
海戦の様が面白かったのであります
独立して動く素人を連れているのと
言うことを聞く素人を連れているのと
その対比は面白かった、ただ、それによる優劣が
あまり描写されなかったのは残念でありますが、それでもなかなか
作戦遂行は、やっぱり最終的に人間がやるんだから
感情に走りがちなものだよなぁとしみじみです
今回もやっぱりトルコの陣営については
あんまりわかんなかったのでなんとも言えませんが
ただ、トルコの蛮行に十字軍の意思が一致した瞬間
そこを描いていた数行は、スゴイパワーであります
読んでいるほうまで、熱くたぎるものを覚える
そんなステキ具合でありました

海戦自体は始まって
3つの戦場を追いかけるんだが
わずか5時間だったかの戦闘
これまでの2巻と違って、篭城するわけでもなく
本当に戦闘するところのみが凝縮されていて

ミスター砦の行き様の良さと
騎士の強さ、最新兵器の攻撃力と運用
なによりも今までにない、軍隊行動の描写(海戦)
ダイナミックで戦争の瞬間について
もっともすごく書かれていたように思います
なんだ、さっきと俺、言ってることが違う気がする
けどいいんだ、ともかく面白かった!

という具合で海戦が終わるんですが
実は、今までの2作と違って、終わった後の話が
結構長くて、それはそれでステキな余韻を楽しませてくれる
小説部分がじっくり読めます
英雄達の後日談みたいなのも面白いのですが
不安というか、結局三国志みたく
三人の誰も勝つことなく、なんだか遠くにいっちまったなぁと
そんな気持ちにさせてくれます
いや、これは史実だから仕方ないんだけどもさ

一番ステキだと思ったのは
バルバリーゴが久しぶりに手紙を送ろうと書いてみたら
ちっとも進まない上に、三回も「身体に気をつけて」みたいな
文句が出てきたという話
切ない、切なすぎる、そしてよくわかる
こんな気の利いた小話が、すごくステキと思われます

中世の、それも近代へと移ろうその瞬間を読むには
多分うってつけだろうと
この商業国家の行き様に、キリスト教の意地
そしてトルコの脅威が凝縮された
塩野七生三部作

快作であります

マテ茶

2005-07-12 08:27:59 | 雑感
チラベルトがマテ茶売ってる!

そんなTOPニュースいうか
ほら、Yahooニュースでも、名前がちゃんと出るところが
立派というか有名なプレイヤーだったんだなぁと
改めて感心いたします

そんな具合で、法廷で負けたりと
お金大好きなところが大変なことになっている様子ですが
がんばって、守りきってなおかつ、攻勢に出てみて
もらいたいものです
しかし事業家になったって・・・

中田選手も企業に入ったりしてますが
チラベルトの場合は、なんというか、総会屋とか
そういう役職が似合うのかもしれませんね(総会屋は役職じゃねぇ)
がんばれ、ホセルイスチラベル