CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 龍の魂

2010-11-28 21:21:36 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了、本年終了でありました

一年間というには、ちょっとだけ短いですが
それでも、ずいぶん楽しめました
途中の血なまぐさいところとか、なかなか
幕末っぽくてステキと思いつつ
新しいカメラの力もすばらしいもので
画面からして、面白すぎたと思ったのであります

さて、最終回のお話でありますが
色々、毎回のとおり、思うところはあったのですが
ステキにまとまったように思えるところ
最後、どうやって完にするのかなと思ってましたが
ちゃんとと言えるかどうかわかりませんが、
弥太郎の最後も見せつつの完ということで
なかなかよかったように思います
ただ、ちゃんとといったらいいのかわかりませんが、
流れを知ってないと、おりょうさんが
なんで桂浜にいたのか、あのくだり全部が
なんか夢物語調に見えたんじゃねぇかと心配してしまったところでありました

結局のところ、殺したのは誰なのかという話とか
どうやって殺されたのかというところは
さしたる問題もなくというか、むしろ
もやもや感みたいなのが残ってしまった終り方で
これがねらいかしらとも思うところ

龍馬が死んだ

その事件を聞いて、あるいは見て、どう思ったか
その反応を各関係者で見たかったんだけども
全くそれを見せず、最後は
土佐っぽだけでまわしてしまったというのが
なかなか見事だったように思います
あれで、陽之介あたりを映して、新撰組へのかちこみ事件とか
そんなのもやってほしかった気がせんでもなかったですが
なかなかどうして

薩摩、長州それぞれの重役たちが
あの事件をどう見たかというオチは
ちょっとほしかったと思いましたが、
案外リアルなもので、あれだけ働いていたけども
掘り起こされるまで、誰も知らない人だったという
龍馬という人物そのものっぽくていいのかもと
深読みして、にやにやしたりもなかなかでありました

苦言というか、残念点としては
やっぱり、殺陣はいらなかったなというところでありましょうか
中岡、近藤が打ち合うなんて
なかなか面白い試みだと思いましたが、
さすがにファンタジーにすぎると思わされてしまうし
なんとも、悲しいところでありましたが、
龍馬伝においては、殺陣について、以蔵が捕まるところ以外は
いらなかったかしらと感じてしまったところであります

冒頭で、全員が出てきてしまうあたりからして
ああ、とか思ってしまいましたが
最終回、新キャラのほうが数が多かったんじゃないかというようなまわしかたは
結構新鮮だったように思います
なにより、中岡が、最終的には龍馬のツレに戻って
泳げない話をしだすくだりとかが、いいなぁと見えてしまいました

ちょっと物足りないでもなかったですが
楽しめたのも確かで、最終回をきっちり見たと
メモっておくのであります

帰天城の謎 TRICK青春版

2010-11-25 22:55:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
帰天城の謎 TRICK青春版  作:はやみねかおる

あの、TRICKの小説版であります
いわゆるノベライズというジャンル(?)になるんでしょう、
初めて読みましたが、なかなか面白く読めましたので感想文であります

内容は、主人公の山田がまだ中学生だった頃のお話で、
なぜだか、上田次郎や、ハゲた刑事なんかも出てきて
ドタバタコメディをするというものでありまして
ほのぼのしみじみと読めたのであります
なんというか、ほのぼの推理ものというのはステキですね

ちょっとしたネタバレになってくる文章でありますが、
人死にが出ないという点がすばらしいと思うところ
なんだかんだ、TRICKの本編というかドラマ版では
死人が出たりしてしまいましたが
今回のこれは、そういう展開にはならず、若干危ないところはあったものの
なんなしまとめて、楽しんで追われる展開になっております

原作といったらいいか、ドラマのあのテイストを再現するのは
なかなか骨が折れる作業だったんだろうなと
持ったり感じたりするのがいけないところでありますが、
ほのぼのファンタジーとして、幅広いというよりは
低年齢層なんかにも、読める内容だったんでないかしらと
偉そうなことを書いてしまう次第であります

ただ、原作ドラマを知っているから面白く読める感はいなめず、
そのあたり、このノベライズ単体ではやや弱いかしらと
思ってしまったところ
いつもの通り、何かしら手品のタネによって
色々解決されているところはステキというか
そのお約束はしっかり踏襲されていて
安心して読めたのでありました

ものすごいのめりこんで読んだというよりは
できるだけ、台詞を、あの調子で再生させて
にやにやと、ドラマ見ていた時を思い出すように
かみしめて楽しむには、ステキな小説であったと
思われるのでありました

斬恨の剣 仇討ち異聞

2010-11-22 21:34:11 | 読書感想文とか読み物レビウー
斬恨の剣 仇討ち異聞  作:神室磐司

久しぶりに読んだ新作時代小説であります
どうやらデビュー作なんだそうで、
なかなか楽しんで読めました
個人的に大好きな部類である、仇討ちをテーマにしてまして、
最近の涙腺弱りまくりの私には
ほどよい内容で、思わずぐっと涙目になったりして素晴らしかったのであります

大きなスペクタルとか、カタルシスとか、
なんか、凄い動向が詰め込まれているというではなく、
仇討ちに巻き込まれて、やだなぁと思いつつも
結局やらざるを得なくなり、その覚悟をだんだんと固めていく
まぁ、そういったところのお話で
本当、凄い面白い、凄いよかったとか
そういう大感動とはほど遠い感じ
でも、陰惨であったり、無闇に悲しいといったこともなくて、
凄く読みやすくよいお話でありました

時期としては、仇討ちの本懐と読んでいいのか、
赤穂浪士の話しとリンクしておりまして
それの異聞も含めつつ進むのでありますが、
正直、その部分はほとんど重要でなくて
というか、むしろ、関係ないなぁという程度で、
対比として見えるだけといったところ
仇討ち、あの事件がどうであったかというのは
なんとなし、馬鹿馬鹿しいとはいえないが、なんとも
やるせないそれであると示して
それと同じ道をいく主人公のやるせなさを
よくよく表していたという役割であったように思います

個人的にはもう少しチャンバラ要素が欲しかったなぁと思ったりもしましたが、
相手は居合いの達人、それに、そこそこ剣が使える程度で挑む、
どんな闘いになるかと思えば、なるほどと思える内容で、
このオチだからこそ、全体の鬱屈でもないけど
すかっとしない感じが、悪い意味でなく
ゆるやかに話しが進むといったところに帰結するというか、
下手な殺陣見せられるよりは
よほど面白かったと思ったのでありました

なんとなく、全部が、まずまず
ほどほどのところに落ち着いた
そういうお話で、
落ち着いて、とっくり読める小説でありましたとさ

龍馬伝 大政奉還

2010-11-21 21:13:00 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝視聴完了
いよいよ、最終回一個前というところで
俄然盛り上がって見たのであります

と、ものすごい量の感想文書いたんですが、
今、投稿の瞬間にサーバーエラーで藻くずと消えたので
ちょっとというか、だいぶテンション下がってしまったのでありますが
ともかく、すげー面白かった、よかった

まず、後藤様がすばらしかった
前回の大殿様相手の台詞使いもよかったけど
今回の、大広間での発言における、あの必死に絞り出している感じ
あの、押さえつけられる中、なんとか、振り絞ったといわぬばかりの
あのぎりぎりな感じがすごくよかった
あの必死さがまた、後藤様のすごいところだよなと
感心してしまったのであります、今回一番成長したキャラかもしれない

慶喜公もまた、ちょとしか出番ないなかでキャラが固まっていて
今回、見事にそれを生かし切っておったように思われました
冒頭のつぶやくような台詞がまた、かっこよくて
迷いながらも、時代に押し流されていくという
そういう慶喜公として見事でありました
実際どうだったとかは、このさいどっちでもいい
あの慶喜公は、あれですごくよかったんだと
落ち着いた次第であります

ほかも、みなみなすばらしくて、
薩摩方のうさんくささというか、あの悪い雰囲気がたまらず
西郷さんが、生かしておくべではなかったと言ったあたりなんか、
堂に入ってるというか、西郷さんが常に
あの調子でしゃべっているから、凄味がはんぱねぇと
身震いしたのでありました、すばらしい、あの一言のために
ずっと出ていたというぐらい、いい台詞だった、笑顔もだ

長州も、桂さんがちょっとそんなのりになってましたが
悲しいかな、長州で思っているのが一人だけになっているので
残念な感じで、もっと上役とかも色々出ていたら
長州の風向きも見えて、面白かったかもと
思ってしまうのであります
高杉が、消極的だったというエピソードの影響が強すぎましたね
いいシーンだったし、最高だったけど、残念であります

ただ、いいところばかりでもなくてというか
気になってしまったのが、永井玄蕃を
新撰組が護衛しているだとか、土下座している龍馬が
沖田の初太刀をかわすはおろか、組み伏せるとか
もう、それはいけないだろうと、あのシーンまるまる要らなかったんじゃねぇかと
思ってしまったのは残念でありました
勝先生も無理があったけども、あれは仕方ないというか
見たかったからいいかってところですが、
あんだけ簡単に寝床に入られるなら、刺客も入りやすいわなと
ちょっと思ってしまったのでありました

とりあえず、来週の最終回を
正座して見る覚悟をもっておきたいと思うのであります

最近のホームページ

2010-11-18 23:00:34 | 雑感
思ったことをつれつれと

「最近の」なんて、偉そうなこったと
思わなくもないですが、とりあえず
今回それはうっちゃっておきつつ

私語りをさせていただきたく、メモりますところ、
インターネッツを始めたきっかけが、
とあるゲームのファンサイトを見つけたことでありました
よくよく考えてみると、ホームページなんていうものを
どうやって理解して、どうしたのか
今となっては不思議で仕方ないことでありますが
ともかく、なぜか、そういう志を同じくした人が
たくさん集まっている場所を
見つけ出すことができ、そこで、同好の士と出会って
楽しいネッツライフをスゴしておりました

そんなこともあって、何かにはまると
そういうのが集まっていそうなサイトとか、
勝手に、好きが高じすぎて、ちょっといけないレベルになっている
そういうファンサイトなんか楽しくてしかたねぇ、
それがまた、その好きなものをより面白くしてくれると
まぁ、楽しめておったのでありました

最近は、なんなし、あまりはまるということがなかったせいか
そこまで、それこれしておりませんでしたが、
このごろ、ギャラリーフェイクという漫画にはまりまして、
今更といったところですが、そのうんちくっぷりや、
漫画として面白い部分に、にやにやを止められないのであります
そして、例のごとく、これはやっぱり
この楽しさを共有できる何か、ファンサイトを探すべきだと
検索をしたのであります
本当、こんなことをしたのはいつ以来だったろうか
そう思いつつ、グーグルで検索

ウイキペディアとブログしか出てこない

たぶん検索の仕方が悪いんだろうとも思ったんだが
ちょっと、愕然としたのであります
そう、これが、「最近の」インターネッツであります
なんというか、検索ということから探したいものが、
知らない内に、俺が知りたいものではなくなっている
つまるところ、世の中のニーズにおいて
検索というのは、本当にものを調べる的なそれになっている
とか、偉そうなことを書きつつ、もう一つ加えると
今更、単独ファンサイトなんてやってる酔狂な野郎が居ない

そんなことを思って、何か
魂が抜けていくような声を思わずあげてしまったのでありました
どうでもよいことでありますが、
何か、こう、もどかしいとは違うんだが
いや、実際もどかしいんだ、今更ギャラリーフェイクのことで
どうのこうの語り合うような、そんなサイトとか、なんか
遠くなったなぁとか、意味不明なことを
思うのであります、感じるのであります、さめざめと泣くのであります

超訳ニーチェの言葉

2010-11-17 23:45:37 | 読書感想文とか読み物レビウー
超訳ニーチェの言葉  著:フリードリヒ・ニーチェ

なんてことはない
かの有名な哲学者、ニーチェの言葉を
わかりやすく翻訳しただけの本であります
多分そうなんだろう
正直、翻訳しただけなのかどうかは
実物を読んでいない私にはわからないのですが、
なるほど、哲人の言葉は重いと思ったり、思わなかったりしながら
楽しんで読んだのでありました

ニーチェという人が
あれこれと、様々な本というか、詩というか
残した書物にあった言葉を集めた
そういう本だと思われます
しかも、台詞というか
実際に残されたセンテンスだけを記していて
一切の解説もなく、ただ、ありのままの言葉で
人生なり、世の中なりを語っておる
ある意味で高慢知己なそれでありますが
ありがたいこともある、なかなか
面白い本でありました

どの言葉が残ったとか、そういう
感想の持ち方もあると思うのでありますが
そういうのはうっちゃって、
哲学とはこういうものなのかと
全体を通して、学んだというのもおこがましいけども、
楽しんだのは確かなところ
男は一定年齢を超えるとみんな、哲学者になるという
その格言のとおりだなと
誰もが思いそうなこと、また、落ち込んでいるときに
そう考えたら楽になるといったことが記されており、
現在、あんまりよろしい状態でない
自分としては、大変ありがたい本でありました

色々難しく考える暇があるなら
とっとと眠り、そして、明日から頑張れ
そういった内容の言葉も多くあって
なんだか、励まされた感を覚えたりして、
ちょっと疲れた社会人には
ステキな清涼剤になるのかもと感じつつ、
面白く読んだのでありましたとさ

こういうのは、色々難しく考えたらありがたみがなくて、
そう書いてあるから、それを信じることで
なんとなし、心持ちがカルクなる
それでいいんだと思わされたりした
ステキな本でありました

龍馬伝 土佐の大勝負

2010-11-14 20:57:35 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝

なんか、最終回が近づいてきてるのが
スケジュールでわかるだけといったら失礼なんだが
どうも、こう、盛り上がってきて
いよいよ終りじゃあという感じにならない
そんな、やきもきしたここ数回であります
今回も、なんとなし、
坂本家の人々と、弥太郎一家の最後の顔見せという役割が
強すぎたんじゃないかしらなどと
思ってしまった次第
せっかく、後藤様が妬いていたなんて、ショッキングな告白して
ステキだったというのに

後藤様がコンプレックスをあらわにするという
なかなか、見所のあるそれでありましたが
大殿様と龍馬の間柄が、あれ、こんなに遠かったかしらなんて
妙な錯覚を覚えてしまったのがよろしくなく
仕方ないのでありますが、
長州とかの偉いさんに会っていた龍馬が、
あれだけ、長崎で頼りにされていた土佐の龍馬が、
大殿様と、あの関係って、当たり前なんだが
どこか遠く感じてしまって少々残念でありました

会ってしまえば、いつものパターンになるしなぁと
そんな風に見えてしまって、なんともかんともいけないと
思ったり感じたりしたところであります

個人的に、ちょっぴりじーんときたのが
最後の乙女姐やんとのじゃれあいでありまして
ああいうのが、なんとなく、大河ドラマっぽいよなぁと
ほのぼの見守ってしまいましたところ
来週は、また、久しぶりに殺伐するようでありますし
てっきり、もう二度と出てこねぇと思っていた
勝先生も出てくるようで、来週、その次が
いよいよ正念場になるのかしらと
残り話数を数えつつ、思うのでありました

そうか、来週最終回前になるのか
昨年の最終回がどういう感じだったか
全く思い出せない今にびっくりしておるのでありますが
それはそれ
しっかりと視聴続けたいと思うのでありました

龍馬伝 龍馬の休日

2010-11-07 20:53:45 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了でありました
題名が、完全にアレだ、アレなんだと
思わされたりして、どんな内容かしらと
ちょっと身構えておりましたが、なかなかどうして
ステキにまとまっていたように思われました
何より、久しぶりに坂本家の人々が見られたのがステキ
権ペイ兄やんはステキですね

ジェラート食べたりするような話でなくて、
むしろ、待たされるおりょうさんという
ちょっと可哀想なテーマでやられていたのが
なかなか興味深い感じでありました
最後に、すぐに戻ってくる的な発言が
今回一回分をかけた、前ふりというところが
なかなか悲しいことであります

さて、それと並行して進んでいたのが
弥太郎の動きでありました
弥太郎伝としても、佳境に入ってきたというに十分な
大きな動きがステキで
弥太郎の言動も、商売という根底を別にして
言っていることは、上士、下士隔てのないというそれでありまして
なかなか立派なことだと思い知らされるところ
相変わらずの鼻っ柱の強さが
魅力といえば魅力でありますが
今回最後の、後藤様と龍馬が
やたら仲良くなってる感じをみてしまうと
なんとなし、弥太郎を同情してしまう感じです
ちょっと龍馬は取り入りというか、うまいこと
色々入りすぎだな

あとは、まぁ、特に中身のないといってはあれだけども
薩摩が、だいぶ悪く描かれているというか
セオリーどおりに、大久保どんが悪い人を一手に引き受けており
魅力的ではありますところ
正直、奇兵隊のくだりはいらなかっただろうと
思ったりもするのでありますが
なんか、好かれすぎている龍馬というのに
違和感を覚えつつも
とりあえず、殺されそうな雰囲気だけ
どんどんと高まっていくところがステキであります

暗示しすぎというか、
最後の大仕事なんて書いてしまうのは
やりすぎだなぁと感じてしまいましたが
なんとも、悲しくもありであります

コミック大河 休刊

2010-11-06 23:20:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
コミック大河が休刊してしまった

やっぱりな

そんな見も蓋も無いことを思ってしまったんですが
数少ない、読み続けていた雑誌だけに残念と思うところ
モーニングやめてからずいぶん経ちましたが
最近は、趣味がかわってというか
前々からそうだったのが、特化してしまって
時代劇コミック乱とか、あんなんばっか見ていたなかで、
時代劇系とはジャンルが少しだけ異なる、
歴史系コミックというもので、なかなか骨太く面白い雑誌でありました

いろいろ思わされるところはあったというか
たぶん、うまくいけば、歴女とかがどーたらとか
歴史はやってるっぽいし、龍馬伝もあたるんじゃね?と
いろいろ思惑があって、創刊されたんじゃないかなと
いらぬことを考えてしまうのでありますが
結果としまして、まるで部数が伸びなかったようで
残念ながら、この10号で休刊となってしまいました
個人的に、凄く気になってるのは
滝沢聖峰氏の東京物語が、本当にあれで終わっていいのか
そんなところであります
あれは、単行本出たら絶対買おうと
心に決めていただけに、なお、残念でありました

東京物語については、歴史雑誌というところで
まぁ、最初の目論見もあってか
戦国と幕末にかなり重点置かれていた(実際はそうでもない)ように
見えているなか、近現代というのが素敵で
まあ、ただ単に、滝沢氏の飛燕、あるいは彗星が見たいと
ただそれだけのためにじっと読み続けておったのでありますが
なんとも残念であります
いや、話としては、誰も近しい人が死ぬことなかったし
ちょっとほっとしたところでもあるんですが
たぶん、誰か死んでたんだろうな
特に、海軍さんはそうだったんだろうなと思ってしまったあたり
なんというかあやというべきか、不思議なことになったなと
思うところであります

そんなわけで、なんとも残念きわまりないのでありますが
また、こういうチャレンジブルな雑誌を読みたいなぁと
考えたりしつつ、でも、そういうのもいっそのこと
乱のほうでまとめてもらったら、それはそれでいいのかしらとも
考えてしまうのであります
なんの話だか

ともあれ、面白い雑誌をひとつ失ったと
がっくりしたのでありましたとさ

アルクメデス WALKING EYES

2010-11-04 22:32:24 | ドラマ映画テレビ感想
随分時間が経ってしまいましたが
なるだけ欠かさぬように観ておりました
ステキすぎる、シュール番組アルクメデス

思えば昨年の年末だったか、今年の年始だったかに
NHKの深夜でパイロット版を観て
なんだあれわと、驚愕していた
アレがシリーズに昇格して帰ってきておりました
基本的にはクイズ番組という体をとりつつ、
実際は、なんといったらいいか
ちょっと頭を使ったような気にさせてくれる
ステキ息抜き番組でありました

どうやら、NEOのスタッフがつくっているんだそうで、
なるほどと思われるというか、NEOの1を思い出すような、
なんとも、手探り感が凄い出来映えで驚きました
むやみやたらに、外タレばっか使うとか、
安そうに見えるけど、多分高いセットとか
色々、NHKらしい、とてもダメな番組でステキ

シリーズものも、どれもこれも
かなり面白くて、また、クイズ番組というか、
頭を使わせてくれる話題は面白く、
なんか、NHKの偉い人に、数学にはまっている人でも
いるんじゃねぇかなと思うような内容でよかったです
昨日のヒストリアといい、タイムスクープハンターといい、
絶対、和算に惚れている人間がバックに隠れているはずだ
そのうち、それ専門の番組を
教育あたりで目論んでいるんじゃないかと
思ってしまうのであります

と、そんな、数字ロジック的なものから
数学的思考による解決に加えて
ちゃんとクイズというべきか、知識による何かしらも
あったりなかったりしたのもステキでありました
個人の趣味もあると思いますが、
そういった、クイズになっている部分よりも
どうしても、数学というか、算数になっているクイズが
面白かったと思ってしまうのでありますが
それはそれとして、
唐突に、the gineous black aut bombとか
ジーニアスのつづりが書けないんですけども
想像を絶する出オチを駆使したり
すごい番組だったと感激したのでありました

これと、ディープピープルはパイロットからの
昇格でありましたが、なかなか
NHKはすごいなぁと感心しつつ
大人の教育テレビみたいな路線が
ステキだと、感心した次第であります