CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

遅ればせながら大相撲

2004-09-28 22:51:09 | スポーツ
先週相撲が終わりましたな

内容は、波乱の
朝青龍が負けまくりという
なんか、誰かアングル書いたんじゃねぇのかと
疑うような感じで、まぁ、それはそれとして
魁皇が頑張ったそうで
相変わらず、右上手を取らせたら大関であります

で、実は、話題に上げておきながら
今場所全然見て無くて
最終の、魁皇が横綱を破った一番だけくらいしか
本当見ちゃいないんですが

これが、なかなかよい勝負でした

序盤から力相撲で
両者一歩もひかず、この時点で
やっぱ横綱強ぇぇえ
既に魁皇眼中に無かったんですが
あんだけ胸を合わせて、右上手を取られた状態で
二度の危機を乗り越えた、恐ろしい下半身は
現時点では最強の横綱だけあります
千代の富士とやらせたかった、脱臼合戦とか(しねぇよ)

あんだけ振られても投げを残し
そして圧されてもがっちりと受け止めて
最終的には、魁皇の上手が切れるところまでいったのに
なんか、八百長みたいに土俵を割ってしまい
誠に残念

八百長がどうかわからんのだけども
あの割った瞬間は、横綱が気を抜いた刹那
まだ魁皇は相撲を続けていた
そういう差があったような気がすんだが
さて、どうなのか
とりあえず、横審としても、もう一人横綱欲しいから
話題作りの為にも色々あるんだろうが・・・

最近は、土俵上の人種も増えてきて
既に昔の大相撲とは異なるものになっておりますが
朝青龍が出てる限りは、まだまだ
見ている価値があるなぁと思います
魁皇、土佐の海、武双山
あの三人の時代はそろそろ終わらせるべきではないか
ふと思わないでもないのですよ
出島も歳喰ったんだなぁと感じるこのごろ

オサレ紀行

2004-09-27 22:57:48 | 雑感
紀行でもなんでもないんだが
先日、とうとうオサレ計画に踏み出したので
その一部始終を、へこへこと

俺にしては凄く頑張った
というか、こんなにオサレに金使ったのはじめてだ
ま、2マン程度で何言ってんだバカって感じですがヽ( ´ー`)丿

真面目にオサレしようと思ったら
給金があと10万は足らないので、我慢であります
安くてよいものを探したらいいんだろうが
車が無いし、ひきこもりだからなぁ

で、8000円のジャケットと2000円のカットソーと
10000円の靴を買ってきて、大学の時
近所で安く(母が)購入してきた以来、
一度も足を通されることのなかったアルマーニのパンツで
ばちっと決めてみると、おお、ステキ
よく見たら、エンポリオだけどまぁ、いいや
それなりにできたので好し

しかし、服屋を見てまわって思ったんだが
本当、客の服見て色々言ったり、言わなかったりするなぁと
最初は、一応社会人ですので、描写をすると
名古屋で言うところの「JR高島屋」のようなとか
名古屋で言うところの「近鉄パッセ」のようなとかを
うろうろしておったんですが
店内、ジーンズにアロハという出で立ちは俺だけで
店員が声をかけてこない、まぁ、じっくり見て選ぶには
ちょうどよかったんだが、それにしても・・・
ふてくされながらも、ぼやぼやと
二万とか三万のジャケットとか最初見てたんですが
もう一つピンと来ない
というか俺が羽織るととたんにオッサン臭くなる
いかんともしがたい

で、結局、10代後半の青年達がオサレをしだすころに
おそらく使うであろう、
名古屋で言うところの生活倉庫(潰れましたよ)で
買ってきました、金と身分相応という言葉を
なんとなく頭に思い浮かべつつ

と、まぁ、オサレはやりだすと面白いということはわかったんだが
本当、お金と要相談ながら
この買うという行為、このなんだ
手に入れたかったら稼いだ金を使えばいいじゃない
そんな当たり前の経済に
初めて遭遇した高揚感が、わかるかな
わかんねぇだろうな、お前らみたいなオサレどもにわ(なんだ)

というわけで、オサレデビュー
しかし見てくれ意識しただけで
随分世界が僕に優しい気がするのは
気のせいか、そうじゃないのか、脱ひきこもり
がんばりたい

飛脚、遅いよ、飛脚

2004-09-26 21:27:40 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、今週もNHK新撰組!
勘定方切腹の巻き
うわぁ、えげつねぇ、山南さんの時も
なかなか骨の太い切腹劇だったけど
今度は今度で、分かり易く、恐ろしい

このドラマは、本当、切腹の重みがステキと思います
新見、葛山、山南、河合
それぞれが、全く別の切腹模様でかっこよすぎる
どれもこれも、人間味と幻想とが入り交じって
秀逸なデキであります

今回の河合切腹も特に、追いつめられる人間の様は
葛山と並ぶような感じだが、もっと重たくて
感情移入があったからこそ、また、すげぇのなんの
あの、「飛脚はまだつきませんか?」
を死に際に二度、それも
5つ数えるという話で、心の中で5つを数えて
もう一度言った時

うぉおお、サブイボが・・・・

間際の軽く錯乱した感じが
凄くよくでててよかった、今回は人間の弱いところというか
そんなのが前面で、冒頭の斉藤が夢にうなされるところとか
見所豊富でしたな
斉藤に関しては、あの伏線があって
河合を切りたい奴は居ないと言って断るところが当たり前に流れ
その時、誰もが、まさか介錯を失敗するなんて
思いもせずという雰囲気が出ていて
谷失敗の光景は、息を呑んだ

失敗した後、すぐに斉藤が出るところ
機先を制した沖田も
命を粗末にするどうこう言ってたけど、あのシーンだけで見るなら
そうじゃないんだろうと思えなくもないと
またいつだったかの「好きな人は全部私の剣で死んでいく」
という沖田の台詞が妙に生きる気がするんだが
まぁ、人情味というか人間味に溢れた回

最後、飛脚が来たところも
作りすぎ風でしたが、あれはあれ
きっとあの音を河合は獄中で聞いていたんだなと
また切ないというか怖いことに・・・

これで、斉藤はあんな目に合わせずに済むのだから
今後殺しをやるという動機になりそうだし
原田はおまさちゃんとくっつきそうだし
なんか平助はどんどん顔が鋭く
そして儚くなっていき、最近は、沖田よりも死相が出てる気が
せんでもないんだが

切腹三昧を今後も見ていきたいところ
面白かったなぁ、今回

今週のルナハイツ

2004-09-25 00:51:52 | 星里もちる
というわけで、二週に一度くらいの楽しみ
ビックコミックスペリオール連載中の
星里もちる「ルナハイツ」の感想でがす

様々な思惑があった上で
健全なオチに落ち着いた感じで、好感。
ただ、もちる史上、そんなことになった後
必ずとんでもない不具合が出るはずなので
次回以降が凄く気になります
部長の報復ではないが、何かが崩れる感じがあるんだろう
非常に興味深いです

次回さておき、今回だけでも
いろいろなキャラの思うところが集約して
結果、南條さんとまどりがうまく行くかもしれない
そんな路線だけは出来ていて、一息をつける内容
ただ、当然、これから寮がどうなるのか
部長はどうするのか、まどりは本当に受けられるのか
このあたりがキーになってくる
ネタフリになってたのでよかったです

特に、まどりと二人の関係については
何一つ解決しないまま、勢いでそうなった感が
非常に強いし、お互いがそれぞれの思惑を
自分自身に説明して説得している感じがあるから
もう一悶着あって、ようやく落ち着くのかなぁと

これからが、もちる的人間模様が炸裂のはずなので
期待大であります。

で、スペリオールついでで
「こころ」については、まぁ原作をなぞるような
そういう感じなので特に何もなく
今のところは問題を感じておりません

それよか、池上遼一の三国志
あの展開はやっちゃった感がすげぇ強いんですが
大丈夫なのか、ある意味目の離せない漫画になってしまった
不安が募るばかりであります。

今後が気になる漫画が
少し増えている感じですが
もちる漫画に期待大という感じで

中尊寺と奥州藤原氏

2004-09-21 23:12:07 | ドラマ映画テレビ感想
今日も見てしまった
プロジェクトX

中尊寺金色堂を巡る
坊主と国の攻防、いや、そんなことじゃない
今回は、確かに、あの
本当の「漆黒」と本当の「金色」の謎については
大変感慨深いというか
すげぇ古代の智恵を見て、けんもほろろでしたが
そういうことはさっぴいて
何が凄いって

800年も前の遺体が出てきたんだぜ?

しかも、奥州藤原三代の
テレビのこちら側で
さらに、過去の出来事だというのに
当時の映像が流れた瞬間
マジで鳥肌が立った、す、す、すげぇ
怖ぇえええええええええ
バチが絶対当たるとか
なんか、途方もなく有り難いというか

これが世に言う禁忌を犯すという罪なのか
よくわからん上に、日本語になってないが
まぁ、ともかく凄かった
あれを外気にさらすことで
三代の遺体、いや、骸にどれほどの損傷や
大切なものが無くなったのか
それが計り知れない、800年、途方もない

新撰組血風録で、沖田総司が菊一文字を見て
同じ様なことを言ってたけども
この年月を経るというのだけは
誰にでも出来るようで、まるで叶えられない
すげぇ所業だと、改めて思ったのであります

戦後復興して本当よかったと
そしてこれを見て、ふと思ったんだが
そろそろ、平成神宮とか作ってもいいんじゃねぇか?なんて
思ったりなんだったり

寺社仏閣は古くなるのも確かに凄いか
現代の宮大工の粋を集めた、至極の社寺も
見てみたいと思うんだが、どうだろうか

神宮にするか、寺にするか
まぁ迷うところだが、これはこれで
よっぽど凄いと思うが、どうかな
全国の坊主どもよ、あるいは、神主どもよ

桜の樹が、一日でハゲた

2004-09-20 20:30:28 | 昆虫学
まぁ、この時期までハッパが残ってたのが
奇跡といえば奇跡な気がせんでもないが
近所の大きな桜が、ある日突然
朝まで青々してたのに、帰ってきたら
筋しか残ってなかったと

まぁ、全国でもよく見られることと思われます
この酷い食害、これのせいで
実は、意外と紅葉もきれいな桜が
全然紅葉というイメージを出せずに
秋を迎えてしまう、天敵というか、害虫の仕業なんですが

桜のハッパは
なんかしらんが、やたら害虫が多い
まぁ、全部蛾なんだけども
すげぇ、本当に、蛾がたかるたかる
しかもドクガ科の蛾が多いから
もう、驚くほど、フッサールな毛虫

あれを可愛いという人種がおりますが
それはいかがか、お前、刺されたことが無いんだろう
色々勘ぐりますが
実際は、あのコミカルな顔とふさふさとした毛のかわいさが
どうしたこうしたと、真剣に話し出すので
気を付けたい(なんだ)

まぁ、オチも何もないんですが
とりあえず、すげぇ毛虫が
すげぇ勢いで蛾になって
すげぇ勢いで俺に飛びかかってきたので叩き殺した
というお話

秋ねぇ

壬生心中と薩長同盟

2004-09-19 21:12:12 | NHK大河ドラマ感想
今日もやってましたな
というか、本当、だんだん面白くなってきた
幕末情勢
NHK新撰組!が、こっからどんだけ稼げるのか
というか、もう、次の見せ場は
伊東事件だけではないかと、薄ら寒い昨今

珍しい二部構成でなかなか楽しめました
なんか、初っぱなから
疑わしいというだけで、攻めては、疑心を増やすばかり
という松本良順先生がアメリカ批判をするという
なかなか面白い展開
最終的にも、シェイクハンズで終わるというこの
アメリカ茶化しっぷりは、結構面白かったけども
なかなか

さて、本編は
薩長同盟がどうだったかという
非常に分かり易いお話が裏で進みつつ
新撰組としては、松原が心中をすることで
どんどん土方が嫌われていくという
まぁ、ありがちな新撰組の日常を追ったという

しかし、面白さ加減で言えば
松原の心中騒動は結構面白かったんだと思うんだが
いかんせん
薩長同盟が面白すぎる
すげぇ一大事という感じが、よく出てて
松原の話は些末すぎて、忘れられるようで残念
彼の死は、無駄死にだ、とすら思う

伏線が色々貼られたようにも見受けられ
ひょっとしたら、竜馬暗殺にも
捨助関わりそうだなぁというのが
濃厚となってきて、目が離せません

話戻して、松原心中の所だけども
斉藤がかっこよくてよかった
ここのところ、斉藤急成長というか
なんかいい役所を持っていってる感じ
松原を殺したすぐあとに
落ち着いたそぶりから、不意に一撃
あそこは凄くうまく映りましたよ
胴より上を使って、思いっきり踏み込んで
切り混んだ感じがステキ
珍しく血のりまで出ていたので
結構凝ってた気がします

と、そんなわけで
来週から、いいスピードで時代が進み
どんどん些末なことで乗り遅れていく
新撰組が見られるかと思うと

結構、下総の話とか
楽しめるかもしれないと
期待しております、しっかり書いて欲しいなぁ

ハッスルて

2004-09-18 23:47:25 | スポーツ
スポーツというところに振り分けるのは
なんか違う気がするけども
最近にぎわっている、「ハッスル」という
プロレス大会のことをにわかに知る機会があって
なんというか、驚いた

キャプテン・オー来日

・・・・・・・・・。
や、やべぇっ、バカ面白ぇっ
大の大人がこういうことを平気でやってるところが
もう、たまらん、なんとか
WWEの足下くらいまで行こうとしてる所が
本当すげぇな、ハッスル頑張れよ
っていうか、これよく考えると、アレなのか
モーニングのプロレス漫画、これの事書いてたのか?
まさか、八月十五日って小川?
なわけねぇ

と思いながらも、久しぶりに大笑い
そして大興奮、凄いよハッスル
公式ホームページの、無駄なまでに力入ってるところとか
たまらん、たまらんな、というか
勢力図とか、そんなのまで
知らないうちにこしらえていたのか・・・

エンターテイメントとしての
プロレスではなく、ハッスル、という
新しいジャンルが組み立てられつつあると
個人的にすげぇ楽しみにしています
頑張れ、キャプテン・オー
君はあれだ、廻りがどんなにバカにしようとも
むしろそのバカにされて、話題に登るところが
一番重要なんだ

小川にも見習って欲しいものである(アングルに載る)

それにつけても
小川は、年末に吉田とやるとかやらないとか
結構前向きらしいんですが
ここでやっぱり、柔道で対決ですよ
しかも、30分10本勝負
30分間で、先に10本取った方が勝ち
もしくは、本数が多い方が勝ち
そんな柔道を見たいとか思ったんですが
ダメかね

総合とかそういうのじゃなくていいや
そうやって、飽きが見えてきた
今のあの業界に、楽しみが増えた気がしました
ハッスルというポーズはどうかと思ったが
心意気は、すこぶる気に入ってしまいましたとさ

ハーフな分だけ

2004-09-18 00:54:44 | 星里もちる
なんだか久しぶりな気がしますが
星里もちる紀行、いよいよ小学館シリーズに入ります
ここに来る前に、色々小さい短編がいくつか
あるらしいんですが、残念ながら未見なので
省略させていただきます
「まめから」はともかく「ホラー」あたりは
見てみたかったんだがなぁ・・・

さておき
題名の通り、ハーフな分だけ
おいらが知るかぎり、最初の小学館もののはずです
内容は、役者と訳者のラブコメディ
まぁ、ラブコメと割り切るには重たいテーマがあるのが
いつもの通りなんですが

まず、この力の抜け具合というか
もちる先生はいつもそうなんだが
登場人物の名前が、なかなかどうして

御前岳くんと
音裏由羽という二人の主人公
名前はただの駄洒落で
「おまえだけ」と「オンリーユー」という
まぁ、非常にわかりやすいといえば分かり易い
この物語の根幹を顕わす名前になっております

売れない役者の御前岳くんは
真面目というかクサい台詞を言うと笑い出すという
役者としてあり得ないほどのダメっぷり
まぁ、それさえなければ、そこそこ売れる

片一方の音裏は、訳者という珍しい職業で
それなりの人生を送るが、感激屋さんで
台詞を考える職業なので、本当に感動する言葉に
すぐ涙する

そんな二人が、なしくずしに出会って
知らずうちに、ずるずると肉体関係に
やがて付き合おうという話に傾くが
ここで由羽が拒否をする

もちる作品はいつもそうなんだが
男からアプローチをかけると、女が逃げる
まぁ、単行本の表紙の通りなんだが
(これは持ってる人間しかわからない)
真面目に言ってるし、クサい台詞でも笑わずに
告白できるのは由羽に対してだけだと
その現象を恋だと歌う、御前岳に対して

それは、そんな現象に甘えているだけだと
由羽は突き放す
二人は、実は、同じ街の出身で
同じ様な幼児体験をしたりと
様々な「よくできた」ドラマを持っているんだが
それにナガされられるほど、子供でもないし
夢も見られない

だけども、それでも本当の愛を見つける
いや、実際愛てのはなんだろう
それを二人で、心中という一つのイベントを超えて
手に入れる
このあたりの流れは、主夫らんぶると同じで
一度近づき、確信を覚えはじめるところで
一つ離れてみる、そして見えてくる本当の姿

典型的な調子で、キーとなる心中二人と
外タレというのを経て
最終的に

愛してるぜ

となるわけで、もう、大団円?
ハーフ本編としてはそんなところで終わるんだけども
実はハーフは、単行本については
ショートストーリーのデキがハンパねぇ
本編と関わりある、おねえちゃん、を主役にした
カーテンコールしかり
俺が愛してやまない、坪倉和子が出てくる
微熱をくださいしかり
切符の話も、なかなかどうして、80年代のテイストが
たっぷりで、たまらない
そして、どれもこれも、ラブコメから一歩先の
恋愛の一つ向こう側を描こうとしている
非常に意欲的な作品だと思います

正直、この三作については
別項で語ろうかと思うので
このあたりにしますが

まぁ、総括すると
この単行本は、買いだ、兎にも角にも

死刑を考えた

2004-09-15 23:06:14 | 雑感
昨日、自分のホームページの掲示板で
酔っぱらいながらだらだら書いたんだが
なかなかどうして、日記転載して、自分のうつけを晒す機会とサトリ
思わず転載、断じてネタが無いからじゃない
うるさい黙れ、俺は凡庸なのだ、仕方ないじゃないか、うあん

安楽死
馬なんかによく使われる方法で
なんとなく不気味な言葉であります
しかし、安楽死は
ある意味贅沢な逃亡手段であると
最近気付いた次第でもあります

過日、奇しくも
いやそうでもないが
宅間死刑囚の刑が執行された模様
楽なのだろうな
そう思ってしまう

拷問という手段とは何一つ関係しないので
実際言いたいこととはずれてしまうのだが
死刑(あるいは目に見える刑罰)を施したことで
誰かの溜飲がわずかに下がる「かもしれない」
そんな曖昧で微妙なことなんだが
やることやらないことでは

遙かに違う
命の重さなんていう、形而上の話じゃない
そういうのは宗教とか、道徳とか
五月蠅い輩が多いから語るまい

この死刑を執行することによる
治安の整備
これが重要だとおいらは思っている

かつては公開処刑が当たり前だった
罪を犯せば、ああなるのだ
そういう人間の反省を促すために必要だった
だが、人間は狩猟をたしなむ動物だ
それは残虐性を呼び起こすとも言われた

個人的には、もう一説ある
公開処刑という形で
狩猟だったころの残虐性を
たしなめる、たまり貯めて爆発させる前に
息抜きをする
そんな具合にもなるんじゃないか

前時代的だが、今のおいらは、少なくともそう思っている
死は、戒めに扱ってこそだろう
これは集団を統一するためのセレモニーだ
避けては通れないことだ

戦争が続くのは、狩るものが最早
人間の他に見あたらないせいだ
他の動物は既に、組伏したに等しい
ならば、同等以上の力を持つものに挑む
チャレンジという言葉をことさらありがたがる
野蛮なアメリカンを見ていれば、一目瞭然
性根はそんなものだ、農耕民族とて遠き祖先は
その道を通っている、所詮は獣の産まれだ

だから、せめて、死という現象は
壮大な政に使うべきだろう
だって死んだ後には何もない、これは
数百年前に、織田信長が到達した、唯一無二の真理だ

つまるところ
死刑というものは、ここまでおこがましくなった以上
人間が人間を苦しめる、一種の娯楽(不謹慎)
いやさ、余興として
続ける伝統であろう、何時の日かこれを
野蛮と一笑に付す
新たな生命体が、我らの頭上に降臨するまで
まぁ、降臨したら、派手に始めるけどね

戦争をさ

風の中のSONY

2004-09-14 22:19:28 | ドラマ映画テレビ感想
いや、本当は、功名が辻の話をしようと思ったんだが
さっきやってたプロジェクトXがあまりにも感動したので

というわけで、相変わらず
気付いたらテレビはNHKしかついていない
典型的な日本人の私でありますが
今日のプロジェクトXは好かった

実は、そんなにこの番組見たことないんだが
よくできてるドキュメンタリーなんだが
凄いな、あれほどSONY製品が飛び交う中
ただの一度も、SONYという単語を言わない
そして表示しない(画像は出たけども)
あくまで、CMには荷担しないという姿勢が
それはそれでステキ

さて、番組作りはこれくらいにして
内容ですが、つい最近の出来事のような気がするんだが
凄い葛藤と攻防があったんだなと
特に、ベータ撤退のくだりがかっこよくてかっこよくて・・・
あんな大企業ですら、こういった
興亡を繰り返し、そしてその分野での
一二を争っているんだが、すげぇ
同じ社会人としてかなり恥ずかしいが、本当に凄い

プロジェクトXは、基本的に
古い昔の職人達を描いていましたが
こんな近いところでも居たんだと
それを示すだけで
子供の教育というか、暇な大学生を
洗脳するに充分なので
是非続けていただきたいと思います

CCDのチップ作りは
高度な工場従業員が必要というあたり
日本の誇りがあるように思いました
ステキすぎるわ、日本棄てられないわね

次回、また全然違う分野なので
俄然期待しますが
見るかどうかは未定です(台無し)

ファンタジーて

2004-09-13 22:39:57 | 読書感想文とか読み物レビウー
最近、よんごとなき事情により
ファンタジーの研究を進めております

まぁ、研究とかデカイ口たたきながら
実際は、ファンタジーと思われる漫画とか
小説とかを探したりして、それをぱらぱら
めくって、ああなるほどと
一人合点をしているだけなんですが

その際に、篠房六郎短編集という漫画を見つけたんですが
これがまた、大当たり
すげぇのなんのって、絵がうまい、ストーリーがうまい
漫画がうまい、久しぶりに大当たりしたと実感した
ステキ漫画
短編集なんですが、なかなかどうして
それぞれが非常にイイ世界観を持って
それを、あけっぴろげに描いている感じがたまんねぇのなんのって・・・

さて、冒頭のファンタジーという話ですが
この漫画自体はそんなにファンタジーではないような
そういう気がせんでもないですが
まぁ、なんだ、錬金術とかドラゴンとか出てきたら
それでファンタジーだろうと
おいらの脳味噌では判断しているのでこれはこれで
充分楽しい

それよか、この短編集の最後に収録されている
ネットゲームを議題にした漫画が
本当に秀逸

ネットゲームをマシンスペックの都合でやれないおいらでも
おお、やってみてぇ、やったら面白そうと
圧倒的に思わされるその構成、および、漫画力が
ステキステキ
自分がひきこもりのせいもあるけど
そのひきこもりが、鬱屈しながらも倒錯する
この世界がどんなに楽しいかを
全く説明することなく、体現していて
その上で、ひきこもりも人間なんだと思わせるというか
やっぱりひきこもりの中でどこかにそびえる
人らしい心をくすぐる内容

これは凄いので、是非読むべき
と鼻息荒げつつ

まぁなんだ
いい歳のおっさんが、漫画を暑く語ることこそファンタジー
思わないでもない蒸し暑い夜です
暑いな、今日、久しぶりにさ

見廻組と佐々木さん

2004-09-12 21:22:20 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、今週もやっておりました
NHK新撰組!、久しぶりに登場の佐々木さんと
大喧嘩というお話

しかし、今回は、佐々木さんと近藤というか
新撰組のもめ事なんて些細なことは
適当にあるように、いつものように流れて
裏で、薩摩の暗躍
なによりも伊東甲子太郎の暗躍が光っておりましたな
どこにつけても、ぼそぼそといい形で
いいつっこみを入れる具合が、なかなか
顔売ってますという感じがしてステキ

鼻持ち鳴らないし、油断もならないんだが
あの先生はデキるなぁと、今週だけで
充分思える内容でした、今までは
なんかそのキャラが空回りしてる風だったけども
なかなかどうして・・・・
暗躍の具合が、竜馬達と並列にすることで
よりチープな感じがするところもステキ

で、今回、役者としては、本当
江口竜馬うめぇな本当・・・すげぇな
今年だったか年始時代劇で、松本さんところの
息子さんがやってる竜馬もかなりよかったが
いやいやいやいや、江口洋介負けてねぇっつうか
兄ちゃんすげぇよ、大出世だよマジで
今後、この、役者のツブも、役柄の大きさも味わえると
思うと、桂、西郷、坂本は侮れません
ステキすぎる

んでまぁ、話のほうは
最終的に、佐々木さんはいい人なのか悪い人なのか
出てきたときからずっとかわらない
よくわからん人という印象ですが
今回もその様子、伏見だったかで死ぬ時
感動できるかどうか、心配であります
いい役者なんだけどなぁ、あの人の土方はかっこよかった・・

あとは
斉藤ジョーが凄いうまくなってきてる気がするんですが
僕だけですか、そうですか

今週のルナハイツ

2004-09-10 23:44:12 | 星里もちる
というわけで、星里もちるであります
今週もスペリオールが発売されていたので
喜び勇んで読んでみましたが

やはりいつも通りの期待を裏切らない展開だ

これにつきますね
まだ、序盤のさざ波程度ですが
まどりにアプローチをかける後輩の問題と
部長と茅ヶ崎さんの不倫問題に対して
一気に、曖昧な答えを与えるに充分な展開

この曖昧にというところが、もちるイズムだと
おいらは思ってんですが
肝心要な問題は、その場の勢いとかで処理されて
それでいいのかなぁと、みんなに不安を抱かせて
そのまま解決せずに終わるという問題提議
りびんぐの、千葉移転問題しかり
しようよの、祥子さん問題しかり
オムライスの、葉子さん問題しかり
なんか、よくわかんないけど
好転したからうまくいったという、不安定な安息というのが
もちる漫画の醍醐味だと思うわけです

今回も、そういう展開になりそうな
いわゆる、ご都合主義、これは悪いことじゃない
実際の人生の中で、当然のようにあることで
その当然のことを、あからさまにすることで
それじゃよくないだろうと、そういう奮起をされることが
もちる漫画の優秀なところなのだ、俺は信奉している

と、まぁ、難しい話はさておき
不得意であろう、アクション展開も
結構面白く、本題はアクションと関係の無いところで
随時動いていて、それでも、酒のつまみのように
いい味を出している、今回のイベントは
グッドジョブとしか好いようがありません
次週も楽しみ、どうやって落ちるのか

と、スペリオールに関しては
こころの話があるんですが
いわゆる現代版と称した以上、この展開は当たり前なんだが
実際問題として、現在、あんな関係があるかと言えば
無いだろうと応えざるを得ない
大学生の下宿先で、未亡人で娘が居てという環境で
住み込みを求めるなんて、もってのほか
これは正直考えにくい、だけども、こころは
そういう理不尽を超えた上で、精神論を語るから
仕方ない、そんな具合で
今回は不問としつつ、見守る所存です
いきなり、最後のページになってたから
今後危ないなぁと思うんですけどね

と、もう一つ
池上遼一の漫画も載っていましたな
しかも、三国志
蒼天航路が終わる影響なのか、三国志ものが
やたら増えている印象があります
マガジンしかり、スペリオールしかり
時代劇コミック乱しかり、ビジネスジャンプしかり

懐古主義ではないですが
出版全体として、三国志をブームに載せようと思っているのか
なんだか食傷気味なんですが、まぁ見守りたいです
池上遼一に関しては、モーニングでも
妙な連載が始まりましたし、楽しみっちゃぁ楽しみです
あの人の漫画は、いわゆる
北方謙三風のところがあるから、アレが味だし
楽しみなんだけども

なかなかどうして
考えるところがあります

蹴鞠2006年を目指して

2004-09-08 23:42:10 | スポーツ
波乱ばかりのサッカー日本代表インド戦でしたね

インドのキーパー、よく飛ぶなぁ
これが一番の印象であります
なんというか、前半から、もう
長島茂雄ばりに、そんなに凄いわけでもない
ボールを、飛んで取るわ取るわ

実際前半の高原のかっこいいヘッドを
止めたところは凄かった
あのキーパーは、4点取られたけども
彼なりに満足して帰宅したのではなかろうか(どうでもいい)

前半はとても詰まらない試合で
おいおい、このまま引き分けになるんじゃないかと
冷や冷やでしたが、本山のヘッドが凄かったです
あのなんか、あからさまに彼が細工して
ボールはあそこにあるという感じが
ドンピシャ(死語)で、サントス、鈴木と
ステキな話に発展
あの本山という人、まぁ、小野もそうなんだけど
この名前を聞くと
なんとなく、エロゲのGreenを思い出すのは
僕だけかしら、気のせいかしらね、そうよね

で、神の降りたアクシデント
停電という、なかなか見られない光景がステキ
あの停電の最中、控えの選手が
あれやこれやとリフティングで遊んでる姿が
個人的に好きです、ああいうの好いな
何一つ有産的ではないけど、いいよな

で、まぁ、後半にはあれやこれやと点は入るは
川口蹴られるわと、大変でしたが
一番凄かったというか、個人的に好かったのは
今日の解説の人は、分かり易くそして公平だった

あのアナウンサー凄いなぁと
途中から、試合よりも、試合を見て
彼がどう表現するかが気になって仕方なかった
あれは凄いな、プロという感じがした

どんなに状況が変更しようとも
決して熱くならず、そして
高原の奇跡のヘッドを止めたインドのキーパーに対して
おお、キーパーナイスセーブ!
あれはなかなかできないだろう
止めたのと同時に言ってたから、心底そう思ってたんでしょう
ああいう正直で公平な、サッカー好きっぽい人
大変好感が持てます、ステキ

また、ハーフタイムの長い時間やら
いろいろなところで、小咄をさりげなく入れるんだが
ジーコが凄かった話とか
ジーコが日本に来てのシュートの話とか
停電のあった試合の話とか
あんた引き出し多いな、おい
あれこそ、真のアナウンサーなのかもしれない

彼のグッドジョブが光った今回のインド戦
次回、正念場のオマーンですが
願わくば、彼の中継でありますように