CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

軍師官兵衛  秀吉のたくらみ

2014-08-31 20:44:50 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了であります
ちょっとというか、残念でありました
せっかく黒い感じの官兵衛だと思ってたのに、
根がいい人みたいに描かれてしまい
とても残念
秀吉との確執は、こういう感じじゃないほうが
好みだなと、思ってしまうのであります

しかし、まだ確執も始まったばかり、
北条小田原の辺りまでどうするか、どうなるかわかりませんので
とりあえず見守っていきたいと思うところ
ただ、今回については、
バテレンの処理について、
現代のキリスト教に遠慮したのかわかりませんが、
奴隷売買していたアレは、描いてもらいたかったと
そう思ってしまうのであります
それに怒ったという、ちゃんと国王なりである
秀吉であって欲しかったなとないものねだり

とりあえず、超絶あっさりと
九州が平定されてしまい、
出てくるわけがないと思っていた
竜造寺がさらっと出てきたのには驚きましたが、
宇都宮が土食べだしたのも驚きました
アレは大丈夫だったんだろうか
別撮りだったんだよな、カット変わったし
すんなりと戻ってきたとき
おなか壊したりしないか心配いたしました
だって、セットの土だろ、大丈夫かよ

全体的には、かなり官兵衛と離れてきたと
そういう描き方であった今回、
秀吉から離れるという感じのようで、
この後、官兵衛がどう出るのか、
官兵衛からも秀吉を見限るような感じに
なんとかなって欲しいと思ったりしながら
見守っていきたいのでありました

あと、茶々がなかなかよろしかった
だんだんと勝気さというのが、よく見えてきた
よく考えたら、今は亡き徳子様だったんですね
驚きであります

【読書】新・片づけ術 断捨離

2014-08-30 12:29:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
新・片づけ術 断捨離  著:やました ひでこ

いまさらながらに読みました
聞きかじった知識で、とりあえず片っ端から捨てたこともありましたが、
今回、我流じゃなくて、ちゃんと理解しようと
手に取った次第であります
余談ながら、図書館本はなかなかの年季というか
使い込まれっぷりでありました、さすが人気図書

思ったよりも面白い、むしろ思想書じゃないかしら

そういう感想であります
片付けというか、物に対する心構えのような
そういったところから始まるもので、
執着から離れようとか、そういう物理的それこれでなく、
心の持ちようというか、
その物はそこにいて輝くことがあるか、
そういう擬人化めいたでもないけども
ともかく、今あるべきという姿から
必要なものが浮かんでくるというのは、
本にあるとおり、片付けだけの問題でなく
なんにでも展開できそうで
実に優れた考え方だなと思いましたわ
凄い、すごいよ断捨離

別段けちくさい話でなく、
よいものを厳選して使っていき、
自分が変われば、当然持つものも変わるから、
物が出入りしていく、よどまないというのは
字面で見ていてもほれぼれするような感じで、
実際やれるかどうかはともかく、
やってみたいと思うに十分で
今日、今から、さらりやってみようと
思ったり考えたり
当たり前のように踊らされるのであります

簡単に読めてステキな本でありました

【読書】147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

2014-08-27 21:04:50 | 読書感想文とか読み物レビウー
147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官  作:川瀬 七緒

以前に読んだシンクロニシティの前の作品、
つまるところ法医昆虫捜査官シリーズの一作目でありました
大変面白かったというか、楽しい読書体験でありました

本当にあるのかわかりませんが、
法医昆虫学というものにのっとって、
昆虫から、事件を解き明かしていくというギミックでありますが、
非常に読ませる、いや、先が気になる、
次々と問題と容疑者が出てきてという展開が、
先へ先へといざなうように見事な物語でありました
なんだかんだ、留めどころがわからなくて
一気に読みきってしまった

ある殺人事件について、その死体にたかる虫たちから
何かのヒントを得て事件を解き明かすわけですが、
まぁしかし、映像化を完全に無視したと思われるほど
精緻というか、緻密に書き込まれた酷い死体の様子が、
序盤から、しばらく続くというのは、
ちょっと特殊な性癖なんじゃないかと思うほどでありますが、
グロテスクきわまるそれが終わりますと、
つと、そのグロ描写だけだと思っていたものが
途端にヒント、手がかりに見えてくるというのが
なんとも不思議な有様でありました

読んでいるこちらも、最初は閉口しているのに、
読み進めると、だんだんとそういったものも
気にならなくなる、このあたりは、文章だからよりいっそうと
そんな按配でありましたけども
非常によくよく面白い小説だと歓心しきりであります

私も個人的に大好きな昆虫の話でありましたが、
ところどころ、そうだっけ?と
黒スズメバチの記述だとかに疑問を覚えた気がしますが、
まぁ、話が面白いからいいやと、流して読んだのであります
ちょっとだけ、物語本筋と関係ない
虫情報が入っているのが、面白いといえば面白いけども、
人によっては鼻白むのではないかと、
いらぬ心配をしたのでありました
無論私は、たのしく読んださ、バッタの飛コウ化の話とか
面白すぎてたまらんだろう

と、そんなわけでありましたが
謎解きも面白いけども、それ以上に展開がスリリングというか、
結構目も当てられないほど、酷い有様になったりと
なかなか醜悪というではないが、凄惨でありまして
面白いが、刺激が強すぎるのではとも思える
なかなかよい推理小説だったと
気に入って、読んだというメモでありました

いつかの台湾旅行記録 12 台北駅地下街

2014-08-26 21:14:53 | いつかの台湾旅行記録(2014)
夜市も楽しんで19時くらい、まだまだ夜はこれから
とりあえず飯らしい飯も食ってないと思いつつも
だらだらつまみ食いしてたら、
ちゃんと食べるということをしなくなります

そんなわけで、当てもなく移動の挙句
そういや、台北駅で降りたことないと気づいたので
ぶらり、台北駅地下街をめぐってみました


こんな感じで、おしゃれ空間へといざなわれたのですが、
洒落乙なそれは割愛いたしました
もそっと、鄙びたといったらいいのか、
少々外れた地下街へと移動いたします


こんな感じで、名古屋の地下街、それもユニモールの方、
そういうイメージの地下街に和みながら、
観光客向けなのかわかりませんが、
3軒に1軒くらいある、玉石の店を流したりしながら
うろうろいたします、結構な人出でそれなりに楽しい


途中、街頭マッサージもあったので、
初回のときどうよう、飛び入りでお願いしてみました
30分300元という格安、
しかし、まさに按摩さんといいますか、
いわゆる盲人の方でありまして、
今まで身振り手振りで会話してきたのにどうしたらいいのか、
自分でもなんでそこに入店というか、体を預けたのか
まったくわかりませんでしたが、
旅行の気合でなんとかなるもので、
とりあえず上半身をしっかりと揉み解してもらったのでありました
気持ちよかった、さくっとすっきりするのでよいですな

それも終えて、また先へ先へと進みます
すると、なんかより一層鄙びてくるというか、
なんか、女神転生のダンジョンに入った感じを覚えてみると

うわ、台湾萌え文化だ、さらに


執事喫茶だ、店名なのか「少女心」と書いてあった
隣にはメイド喫茶もあって、なんだろうか、
台湾の奥深さめいたものを感じたのであります


終点ではないですが、地下街の折り返し地点には、
こんな猫地蔵的なものもありまして、
なんというか和んだというか、微笑ましく
こういうところも面白いと、なにかれ楽しんだのであります

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NHKスペシャル 神秘の球体マリモ 北海道阿寒湖の奇跡

2014-08-25 20:33:09 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャルで、久しぶりに当たりだと感じた番組であります
やっぱサイエンス系、とかく、生物系ははずれがない
前回のヒグマ親子の話も、かなりよかったというか、
あれには、取材方法などに賛否両論があったというか、
なかなか考えさせられたのでありますけども
今回のは、なにせ、相手がマリモ
この取材のせいで、滅んだりしたら、
そりゃだめでしょうが、そうならないことを祈りつつ
この生物に迫ることができた僥倖を
ただただかみ締めるばかりでありました

内容としては、他愛もない、
マリモがなぜ丸いのか
そんな、私が小学校くらいの時分から謎のままだと
教えられてきたそれに迫ったものであります
今回の結果で確定だったのかわかりませんが、
定点観測で泳いでいるというか、
転がっている様が観察できて仮説が立てられたという
あの内容が、なんだろうか、
今までやってなかったのかよと
ちょっと驚きのことだったのであります

もっとも、あれを定点で観測するような設備は
そうそう用意できないものなんだろうか、
いや、たぶん、マリモにそこまでの価値がないから
予算がとれなかったんだろうな
そういう、大人くさいことも考えてしまうのですが
あの、その場で回り続けるマリモというのは
衝撃映像でありました
凄いな、ものすごく綺麗に、それでいて不規則に、
その場で回り続けるのでありますね
別番組ですが、丸い玉作るために磨いていたアレを思い出しました
あれはあれでよいものだったが、別で語りましょう

風速7mだかの風か波か、
それと絶妙な浅瀬というのがポイントだったと
私の理解は進んだわけでありますけども、
日本固有だと思ってたら、
海外にもいて、しかも、数年前に滅んだというのが
結構衝撃でありました
しかも、理由がユスリカの発生って、
あんなもん、そのうち北海道でも繁殖しちゃうだろう
大丈夫かおい

そういう心配をしながらも、北海道が威信を欠けたのか
阿寒湖を綺麗にする装置が、そうとうがんばっているようなので
そこは守りきってほしいと、できれば増やすところまでがんばってほしい
そんな風に思ったりしたのでありました

感動というよりも、ただ、見ているだけで楽しい
そんなステキ番組でありました
小学生は、あの番組で宿題の感想文とか書けばいいんだ
凄い面白かったんだからと
思ったりするのである

軍師官兵衛  九州出陣

2014-08-24 20:43:23 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了いたしました
正直、このあたりはさっぱり知らないというか
よくわかってないので、
今日のがどの程度どうなのか
わかりませんが、物語として楽しめた
面白かったという感想であります

戦国時代も差し迫ってきて、
いわゆる全盛というか、一番面白い時期を
のびのび生きていた人たちが倒れた
そういう印象の回でありました
序盤の小六正勝につきましては、
ずっと顔色良かった上に、死ぬ直前まで
かなり元気だったよなと思わされて
なんというか、唐突だという印象であります
史実どうだったのかわかりませんが、
脳溢血みたいな、いきなり死んだとか
そういう感じなんだろうかしら

このシーンでは、秀吉が馬乗りになって
顔をたたきまくるシーンが、まぁ、なんというか、
ピエールおはよう、とかどっかからか聞こえてくるんじゃないか
冷や冷やしてしまいましたが、
いかん、感動の場面だったはずなのに、
笑ってしまった、でも、居なくなったのは
すげぇ寂しいのであります
息子のほうは全然出てこなかったな、いいのかよ

茶々との邂逅についてはあんなもんで、
すっかりというか、ようやく
おね様らしさというか、失礼承知ながらも
年齢相応となってこられたので、
物凄くいいと楽しい限りでありました
ここにきて、一番いい演技ができるようになったというのは、
このあたりも計算されて作られてんだろうかな
おねだけでなく、光もよい塩梅であります
あと、バテレンの侍女が唐突に出てきたけども
あれが来週殺されるんでしょうね

九州方面においては、
吉川との悶着、実際どういういきさつだったのか
ちょっと調べたいと思うような内容でありましたが、
今回のあの、煽り対談は物語として、
何回目だろうかなという感じながらも
好きなシーンであります
ああいう、言外で何かあったというやりとりが
まぁ、想像で補っていくと
最高に楽しいのでありますね
本当は、政治的な何かが働いたんだろうけど
ああいう感じで戦国時代はやっていただきたい
そんな感想を抱く次第でありました

そして、蛮族島津がなかなか凄かった
すげぇ腕したのがいたけども
あれは、プロレスラーか何かの枠なんだろうか
わからんけども、ほどよく蛮族衣装で
まさに島津という感じで楽しみであります

小一郎の活躍どころがあるのか、
それは全部官兵衛の手柄になるのか
わかりませんが、大友の高橋、ないし、戸次、ないし、立花
このあたりが出て欲しいとちょっと願うのでありました

あと、確かここで投入されてボロ負けする
仙石と長宗我部勢はスルーなんだろうか
もうちょっと九州方面をクローズアップしてほしい
願ってしまいます

【読書】楽園のカンヴァス

2014-08-23 09:28:52 | 読書感想文とか読み物レビウー
楽園のカンヴァス  作:原田マハ

西洋美術史の謎といったらいいのか、
アンリ・ルソーなる、ピカソが崇拝したという画家の作品について
2人のキュレーターが真贋の鑑定に挑むという
謎解き小説でありました
かなり面白かった

美術コレクターの性質みたいなものや、
ルソーという画家についての探求、羨望といったこと、
そして美術館のキュレーターという仕事が
どんなものなのかが、描かれていきながら
やがて、幻というか、未知の名作絵画に秘められた謎が
あかされていくといった感じでありまして
物語として、かなりどきどきとして楽しかったのであります

ただ、のっけから、主人公が右往左往というべきか、
はらはらする展開ばかりなので、
鬱屈とするのではないが、素直に次の謎解きはと
進んでいくというよりも、
なんか、いやいや解かされていくかのような
重たい印象を引きずっていくのがステキでありました
もっというと、敵役である女性と、
何かしらのロマンスが起きるかしらの、
予感の手前くらいの淡い何かが起きたはなから、
それが叩き折られる展開が何度も続いて
やきもきとは違う、なんだろうかな、
こいつついてないなという、そういう感情を抱くにいたったのでありました
それはそれで面白かったからいいんだけども

くせのある、美術ごろつきみたいな連中が暗躍しつつ、
金と美術と、ピカソとルソーの
それぞれの価値や、美意識といったものが
白熱した議論というか、なんだろうかな
絵画の価値をめぐって、各社の思惑が錯綜するあたりが
非常に面白いものでありました
オチ部分は触れられませんが、
これはまぁ、この物語の選択が正しかったのかどうか
それはわからんなと、そういう按配なのであります

メインがその鑑定如何の部分で、
冒頭と最後に出てきた、ハーフの少女について
もうちょっと言及があるかと思いきや
あんまり重要ではないようでありまして
なんか、消化不良でもないけども
そこも掘り下げてほしかったかしらと
読み終わってから、読み足りない感想を抱いて
本を置いたのでありましたとさ

【読書】あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書

2014-08-21 20:58:17 | 読書感想文とか読み物レビウー
あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書  著:保阪 正康

新書であります
時期が時期だしねというわけで、
さらっと昭和史のおさらいというところを
望むようにして手に取ったわけであります
日中戦争から太平洋戦争にかけて、
あの一連の戦争について、どういう起こりだったか、
何がなされたのかという内容を
つらりつらり、つむいだものでありました

ネタバレになってしまいますが、
ことの起こりは海軍に責任があり、
切欠となった石油の不足については、
その実際の量を示した資料がないため、
断定はできないという内容でありました
私が知ってるのとだいぶ違う
そんな感想を抱いて、なるほどと読むのでありました

主にインタビューによって書かれたのだそうで、
そうなるとなかなか、推論やあやふやなそれなのかもとも
思ったりしてしまうわけでありますが、
ともあれ、陸軍と海軍が仲が悪いというのは
昔からそうだったようでありますが、
そこで、陸軍が始めた日中戦争というのがある
と、よくよく言われていますが、
実際のところ、陸軍だけでは中国に乗り込むことはできず
絶対に海軍の力がいる、
言うならば、海軍が日中戦争回避にまわりさえすれば、
あんなことにはならなかったのではないかと
まぁ、そういう責任の話しがありました
どこまでどう読んだらいいのかわかりませんが、
海軍は全然悪くないというのは
間違っているといっていいのか、少し違うんじゃないか
そういう指摘がなされていたのでありました

その後、いかに大本営という部分が馬鹿げていたか、
将校でも高位になるほど阿呆だったかという
その情けない話しが連綿、
そして、終わりというのを描かないまま、
ただただ、ぐだぐだ続けた挙句があれだった
そして、下手なばくち打ちのように、
逆転を狙うしか能がない、降りるということがない
酷い有様が、気づくと精神論という
よからぬものに縛られて、変調をきたしたと
そんな話しでありました

こういった話で何がいやだといえば、
高級官僚的な人たちが、のうのうと生き抜いたことでありまして
戦地で死んだ人たちとのその命の格差のようなもの、
そのしざま、責任の大きさとか、
あれこれ思うほど、考えるほどげんなりするなと
それを思い出させてくれた、
8月に読むにはよい本であったと
思ったり考えたりするのであります

いつかの台湾旅行記録 11 士林夜市

2014-08-19 20:33:37 | いつかの台湾旅行記録(2014)
台湾旅行三度目にして初の士林夜市であります


故宮から士林駅に移動して、そこから一駅、
剣譚駅にて下車いたしました
多分、士林から歩いてこられたんでしょうが
よくわかりませんでしたので、つらつら、
薄暮れを迎えつつある夜市へと移動であります


いや、凄い人出でありました
遠巻きからで、こんな按配でしたが
観光客を主体にして、老若男女がごたまんと歩きたくる
そういうステキなお祭騒ぎであります
屋台なんかも出ていて、活気あふれるそれこれですが
士林といえば、食い物屋台というわけで
進んでいきますと、発見いたしました


美食区であります
なんとわかりやすい名前だろうかな
この地下に通じるこの道々が、いかにもアジアという感じで
たまらぬ雰囲気でありました
この奥にも、みやげ物屋と思しきものが
山ほど並んでいましたが、それよりは地下へ
ディープ台北へ


降りてすぐのところであります
まず驚いたというか、当たり前なんだろうけども
喫驚したのが、その臭い、とんでもなく臭い
すっかり、嗅ぎなれたと思ってましたが地下のは強烈であります
臭豆腐の臭いが物凄く充満しておりまして
まぁ、なれない人にはかなわないものだろうと思うところ
その臭いにつられるようにして
当然のように食べるわけでありまして



臭豆腐40元に、蝦仁煎50元でありました
臭豆腐は、鼻がもげるほど臭い汁で煮たものであります
驚いたことに、食べると全然臭くない
そして、なんともいえない味が、ビールを欲しがる
そんなステキフードでありました
つけあわせに、ハクサイの漬物もついていましたが、
熱いのをはふはふとほおばりながらの食事は
たまらないものがあります
そして、もう一方が蝦仁煎、
エビ入り台湾オムレツであります
本当は、牡蠣が入っているやつが名物ですが、
なんとなし中ると怖いという思いから、
しれっとエビに逃げたのであります
しかしそれでもうまかった、
オムレツという名前でありますが、ほとんど
そういう物体ではありませんでして、
エビと、御餅のようなものが入っていて
結構食べ応えがあってステキであります
甘めのタレでなんとも、ほどよく楽しめたのでありました

と、食事も終えて、あとはぶらぶら外を歩いて
のどが渇いたからと、果物やでスターフルーツを買って
むさぼり食ったりしたのでありますが
いやはや、安く楽しくという具合で
夜市を満喫したのでありました

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【アニメ】目玉焼きの黄身 いつつぶす?

2014-08-18 21:38:24 | ドラマ映画テレビ感想
ちょっと前に連続放送でやってました
実写パートといったらいいのか、
題名のとおり、しょーもないけども気になる
日ごろ、当たり前のように食べているさまざまなものを
どう食べるかリポートした内容とが
さらさらと流れる、そんな番組でありました
なんというかな、力が抜けていて
非常によい番組だったと思うのであります

題名の内容もさることながら、
探してみれば、何気ない食事方法に
あれこれスタイルがあるもんだと
いわゆる「へー」体験のようなのをはぐくんだわけでして、
紹介されるそれこれが、
誰か一人のに凝縮してたらより面白かったのに、
目玉焼きは最後に崩さず食べて、
みかんはきれいに花形にむいて、
納豆は最初からだろう、
そんなわけで、だからどうしたということ以上に
何もないのでありましたけども
なんだかんだ、それで悶着するキャラクタに
ほほえましい時間を与えてもらったのであります
というか、次郎の阿呆っぽさと、みふゆの健気さというか、
一周回ってかわいそうなところとか
そういう見方でも十分に面白かったのであります

近藤なるプロデューサのかっこよさも
実に心地よくかっこいいと感激したり、
キャラクタアニメとしても楽しいことこのうえなかった
そういう感想を抱いた次第なのでありました

くだらない高説が高鳴るようではなく、
ただただ、そういう食べ方があるという
自分のスタイルを、言葉少なに見せるというところが
最大の魅力であったと、
この感想文が、つらつら長いことに嫌悪を覚えながらも
物語は面白かったと
つづり、つづるのでありました
続きをやってほしいという内容でもないんだが、
またやってたら見てしまうな
まるで、野田ともうしますのようだ

軍師官兵衛  傷だらけの魂

2014-08-17 20:48:24 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了でありました
結構、意外に感じた次第であります
そうか、この形で道糞さんフェードアウトか

逃げ出した子供描写があったので、
又兵衛はもってくるだろうと思ってましたが、
あっさり一話で退散というところでありましょう
まぁ、今後の絵師としてのうんぬんは
関係ないといえば関係ないから当たり前かと
思ったりもしながら、
岩佐又兵衛が、本当に荒木の息子だったんだろうかと
いまだに不思議に思ってならないのでありました
騙りのような気がして仕方ないんだよな史実

さて、そんなことよりも、
結構えげつないというか、まさかの
有岡城のある日を朗読させるという拷問
これは酷いと思いながらも、
ここで久しぶりに、荒木村重を見たように思うところ
それまでの、なんともいえない具合から、
秀吉相手に啖呵切るあたりは、武将の頃を彷彿とさせるようで、
なかなか、いい演技だと染み入った次第
最終的には、あの頃の狂い始めた頃のそれのようで、
平和がこないと煽りまくるところは
ステキきわまりなかったのであります
あれはいい、また、茶々に仕返したあたりもステキであった

さりげに、あの場で右近をディスってましたが
あれは右近よりも、中川のほうが悪かっただろうと
改めて思う次第、やっぱり物語的に、
中川をなんとかするシーンを入れておいてほしかったなと
せつせつ思い知ったのでありました

で、それと平行して洗礼話が進みました
まあ、わからんでもないかなと思うのですが、
そんな必要に迫られた内容でもないよなぁと
史実イベントを消化したという程度でありました
私の記憶違いで、あのあとから如水って名乗るもんだと
勝手に思っておったのですが
まだまだ、官兵衛で進んでいく様子でありますね
そのうち、小西くらいは出てくるかしらと
思ったりなんだったり
そういえば、来週から出てくると思われる
大友もキリシタンだったなとそれ絡みでなのか、
そうでないのか
わかりませんが、楽しみに待っていくのでありましたとさ

【読書】パラドックス13

2014-08-16 12:30:08 | 読書感想文とか読み物レビウー
パラドックス13  作:東野圭吾

久しぶりに東野さん作品を読みました
時生みたいな、SFものといったらいいのか、
設定はそうなんだけども、描かれたものは、
哲学めいた内容であったと
そういう感じで、あんまり本を読みすぎていると
あれこれ深く考えすぎてしまうなと
反省させられた面もあるのでした
単純に、はらはらどきどきのパニック小説であると
そういう読み方がよいのかもやもとも思うところ

内容は、パラドックス13なる、謎現象が起きた
そのときに別時空的なところに飛ばされた人々が、
崩壊していく東京で、知恵を働かせながら、
協働しながら、なんとか生きていこうと思い
そして、その後、その絶望から先をどう考えるかを
考えるような、そんなお話であります
読み終わると、自分だったらどうだろうかと
考えさせられる、いわゆる、
哲学的な問答集小説といった塩梅でありました
若干、説教くさいようにも感じるのであります
自分が説教くさいだけだという気もいたします

ちょっと踏み込むと、すぐにネタバレに発展してしまう
そういう危ういところもありますが、
全体の事件というか、現象の根源については、
だいたいそうだろうなとアタマから理解できるものの
途中で、だんだんと増えてくるキャラクタたちを見ていると
なんか、東野圭吾だけに、ここから
とんでもない事件に発展するんじゃないかしらと
はらはらというか、ふつふつ不安を沸かせてみてしまう
そういう、次次と読みたくなるんだが、
なんというかな、気持ち悪いというか、消化不良めいたような
なんとも爽快感とは遠いお話でありました

そんな不快感というか、胸糞悪い悪党が出てくると
そういうことがなかったのが救いであったと
個人的には、安心して読み切れたわけでありますけども
書かれたというか、描かれる場面や情景なんかは
衝撃的なものも多いわけでありまして
さくさく読めて、読みつかれるということもないのに
どっぷりと堪能できたと満足できるのがさすがでありました

読み終わってから、哲学させられるような内容で、
なんというかな、もうちょっと若い時分に読んでいたら
危なかったかもしれないと
自分のそういった心を、くすぶらせてもらった
面白い小説でありました
そうメモしておくのであります

【読書】白蓮れんれん

2014-08-15 12:48:13 | 読書感想文とか読み物レビウー
白蓮れんれん  作:林真理子

いわゆる「花アン」に影響されて読みました
ドラマでは蓮子さんなる人でありましたが、
実在では、あきこさんなる女性で、なんと皇族ゆかりの華族であったと
そんな驚きのお話
その人が起こした、白蓮事件というそれを描いた
なんといったらいいのか、女小説という具合であります

正直な感想としては、
この白蓮の行動と意志等々、描かれていることには
さっぱり憐憫も同情も、理解もできなかったのですが
劇的であったのは確かでありまして、
小説でまざまざとつづられた、不逞の恋愛といったらいいのか
そういう事実それこれにおそれおののいたと
そんな塩梅でありました
だって、すごい家の出なのに…

そう思うほどに、当時の話題性は
想像できないほどであったろうと
この事件のすさまじさは、想像にあまりあるといった
想いを抱くわけでありました

小説の内容としては、白蓮という人の想いや、
それを少し離れた位置から見守った初枝なる女性からの視点、
そういうのから、事件と人となりと、
あと歌が詠まれていくといった
そんな塩梅でありました
ちょっとこのあたりは、私の趣味にまったくあわないというか
理解ができなかったのも確かであります

さて、時代と土地というのを考えると
当然ああなった、炭鉱王が本当に悪いか?というと
当時の論調と同じく
炭鉱王に同情して仕方ないという
ありきたりの感想に落ち着いてしまったわけですが
まぁ、しかし、このはねっ返りというか、
事件を起こした女性というのは
それだけで価値があるといったらいいのか、
すごい力というか、何かがあったんだろうなと
そこに惹かれるといったらいいか、
すげぇなという気分は十二分に味わえたので
なんとも、楽しく読み終えたといって
いいのではないか、そうメモっておくのでありました

あと、武子なる女性もいかがなものかと思ったが、
そういうものなんだろうな
もう、そういう気持ちの人たちなんだろうな
理解できぬ、遠いお話だと感じいるばかりでありました

【ドラマ】ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿

2014-08-14 10:35:05 | ドラマ映画テレビ感想
火曜ドラマ枠でした
BSでやてるときから、すげぇ見たいと念願かないまして
無事総合での視聴が完了しました
面白かった、いや、なんというかな、
初めて、ただかわいい女の子を見るという目的で見てしまった
おっさん恥ずかしい限りであります

さて、あまちゃんの相棒だという不純な見方をしたわけですが、
思った以上にはまり役でありまして、
まぁかわいい、すっとぼけた感じも含めて、
演技かどうかということも置いといて
抜群にかわいい、ときめいたといっても過言でない
それくらいに、ただただ眺めていたいと
思わされるようなキャラ作りと演技でありました
すばらしい、正直、くるみというキャラクタだけで
このドラマの甲斐があった

と、そんな身も蓋もない感想ばかりでなく、
話のほうも短いのに綺麗にまとまってて面白くて、
最初は「数学」というあたりに注目して見ていましたが
この設定自体は、ほとんどというか、まぁ、
まったく関係ないわけでありまして(そうでもない)
ただ、ミステリというか、簡単なミステリとして
さくさく進むし、さくさく解決するしと
楽しく見られたのであります
いいんだ、こういうちょっとだけ頭使ってみようかと
こういう感じが好きなんだ、トトリに通ずるものがありますね
そういや、トトリの新しいのもやらねぇな

トリックや、全体の何かしに、つっこみどころは満載ながらも、
ほのぼのとは言い難いけど、あれこれと思いながら
見守るという視聴がほどよくて、
なんだかんだと毎週欠かさず、見たのでありました
すごい楽しかった、こういうあっけらかんと見られるのがいいなぁ

と、まぁ、当然のようにといいますか、
続編ありきみたいな終わり方でありまして
なんだろうか、この感じは、イギリスドラマの影響受けすぎじゃないか、
シャーロックとか、ダウントンアビーとかと同じじゃないか、
え、これで終わり?マジで?なんも解決してなくね?と
そういう感じでありましたけども、
続きが作られるなら、それはそれは楽しみでしかたないのであります
今のところそんな話になってないみたいなので
がっかりで仕方ないのですけども

つづきを切望しつつ
今回楽しめたと書いておくのでありましたとさ
もう少し、数学してほしいようにも思いますが
なかなか難しいよね

【読書】身の上話

2014-08-13 19:50:01 | 読書感想文とか読み物レビウー
身の上話  作:佐藤正午

またもドラマ原作本であります
NHKのドラマにつきましては、
最初コメディだと勘違いしていたので、
その本質をまったく感じ取れなかったというか、
面白さを味わえなかったと
地団駄を踏んだのであります
そういうわけで、オチまでわかって
こういうミステリというか、サスペンスを読んで
面白いだろうかなんて、
いらぬ気を回しながら読んだのでした

面白かった、そうか、こういう小説だったんだ

ドラマが悪かったというわけではなく、
だけどもこの話しは、小説で読むべきだなと
独特な一人語りで進む不思議な文章と
引き込まれて、読み止めどころがわからない感じが
病み付きな物語でありました
読書体験として楽しい、次は次はと
引きずられていくというのは、楽しい限りでありました

内容は、ひょんなことから2億円の宝くじに当選した書店員
ミチルが、その2億円をめぐったり、めぐらなかったりの内に、
事件に巻き込まれ、流れ、逃げて、旅をしてと
そんな一通りの末にといった感じのお話であります

様々なキャラクタが出てくるというのに
文章は全て、ミチルの夫なる人物の独白でありまして
そのオチというか、どうしてそうなのかという最後が
なかなか考えさせられるというか、
色々とめぐったものが終わった、
そう思わされるようなつくりになっておりまして
非常に面白かったのであります

難しくて、哲学めいたやりとりなんかが
随所に出てくるといったタイプではなく、
平々凡々の毎日が、少しずつ壊れていくかのような
いや、違うな唐突に壊れるな
ともかく、なんだかわからない未来へと
流されていくミチルという女性を
語り口で追いかけていくと、なんというかな、
追体験といったらいいのか、
はらはらしたり、予想通りに哀しいことが起きたりと
そんな風になっていくのでありました

先にドラマを見ていたおかげか、
より鮮明に場面を想像できて
楽しいかぎりでありました
小説特有の楽しさもあるとか、
偉そうなことも感じられて、満足な読書体験でありましたとさ