モンスターU子の嘘 作:越智月子
なかなか面白い小説でありました
題名のとおり、モンスターと呼んで相違ない
そんな恐ろしい女U子こと、詩子
この女の嘘が真実かわからない生き様を
何の因果から、いろいろと探ることになった男と
探っているさなかに、まさに、嘘に絡め取られていく
女や男なんかの有様、生き様みたいなのを描いた
なかなかスリリングな小説でありました
しかも、私が読んだかぎり
まったくオチてない、いや、なんだろう
それで終わったのか?
難しいというか、どっか読み落としたんじゃないかと
不安になってる現在であります
結局、この女は何者だったのか、
それはまったく理解できなかったのでありますが
嘘と真実が入り混じっていると思われる
様々な事柄のオンパレードに、
どうにも、そういったことはさして重要ではないと
そう騙されてしまうかのようにして、
どんどんと物語は進んでいく
正直、読んでいて、内容と同じく、
これはうそ臭い、これは本当かも、ああ、騙されてやがるとか
あれこれ楽しめるものの、それらの答え合わせは
何一つ行われないという、恐ろしい話しでありました
本当はどれだったんだろうか、
どれでも
どれだったとしても、関係がない話しだったんだろうか
凄く描かれているし、
なんとなく、そうしそうだというキャラクタまで掴めているはずなのに、
そのキャラクタの考えが理解できないという
稀な体験をするのでありました
実際は、この女自体も騙されていたんじゃないかと
思わなくもなかったり、なんというか
さっぱりわからないそれこれであったのですが、
もしかすると、昭和という時代は
そういう人がいっぱい居たと、
そして、そういった昭和の象徴だったものが消えていく
まさにその時代を描いていただけに
なんか、もっと深いメッセージが眠ってんだろうかと
知恵が足らないと楽しめない
そんな小説なのかもしれないとも思うのでありました
ともあれ、自分の母親よりは少し上の世代だけど、
なんというのかな、誰が何をしたかったのか、
娘は本当のところ、何を知りたかったのか
そんな、うやむやとしたまま終わったのでありました
ちょっと、よぎった事件とか感想とかもありますが、
あまりにも推量にすぎるので書けないのですが
どうにも、もやもやした読後感であります
なかなか面白い小説でありました
題名のとおり、モンスターと呼んで相違ない
そんな恐ろしい女U子こと、詩子
この女の嘘が真実かわからない生き様を
何の因果から、いろいろと探ることになった男と
探っているさなかに、まさに、嘘に絡め取られていく
女や男なんかの有様、生き様みたいなのを描いた
なかなかスリリングな小説でありました
しかも、私が読んだかぎり
まったくオチてない、いや、なんだろう
それで終わったのか?
難しいというか、どっか読み落としたんじゃないかと
不安になってる現在であります
結局、この女は何者だったのか、
それはまったく理解できなかったのでありますが
嘘と真実が入り混じっていると思われる
様々な事柄のオンパレードに、
どうにも、そういったことはさして重要ではないと
そう騙されてしまうかのようにして、
どんどんと物語は進んでいく
正直、読んでいて、内容と同じく、
これはうそ臭い、これは本当かも、ああ、騙されてやがるとか
あれこれ楽しめるものの、それらの答え合わせは
何一つ行われないという、恐ろしい話しでありました
本当はどれだったんだろうか、
どれでも
どれだったとしても、関係がない話しだったんだろうか
凄く描かれているし、
なんとなく、そうしそうだというキャラクタまで掴めているはずなのに、
そのキャラクタの考えが理解できないという
稀な体験をするのでありました
実際は、この女自体も騙されていたんじゃないかと
思わなくもなかったり、なんというか
さっぱりわからないそれこれであったのですが、
もしかすると、昭和という時代は
そういう人がいっぱい居たと、
そして、そういった昭和の象徴だったものが消えていく
まさにその時代を描いていただけに
なんか、もっと深いメッセージが眠ってんだろうかと
知恵が足らないと楽しめない
そんな小説なのかもしれないとも思うのでありました
ともあれ、自分の母親よりは少し上の世代だけど、
なんというのかな、誰が何をしたかったのか、
娘は本当のところ、何を知りたかったのか
そんな、うやむやとしたまま終わったのでありました
ちょっと、よぎった事件とか感想とかもありますが、
あまりにも推量にすぎるので書けないのですが
どうにも、もやもやした読後感であります