CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  鉄砲と花嫁

2013-03-31 21:31:25 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
ちょっとながら見してしまったので、
また、別途しっかり見直そうと思います
でも、初見を描いておこう

物騒な副題だなと思ったりしながら、
尚さまとけちこんが無事あいなりましたの回でした
京都方のきなくささからは、考えられないような
なかなか面白い感じだったと思うのであります
さんざ断っていたのを、最終的に尚さまが押し切るという
ステキなプロポーズで陥落
陥落してからの親父殿というか、両親の喜びっぷりが
またまた尋常ではなかったのが
一般家庭っぽくてステキでありますね
八重のアットホームさは、なにかし
救われるようにも思うのであります

と、そっちはそんなところでありましたが、
あれやこれやと文句をたれる、会津の西郷さんが
どうにも会津の未来が明るくないのを暗示しつつ
薩摩の西郷さんが、急に覚醒するといった次第でありました
ちょっと、唐突すぎるというか、
勝先生がうっかりやっちゃったから、
とんでもなく世界が動いたみたいなイメージで
それは違うんじゃないかなと思ったりもするのであります

しかし、吉川西郷は、なかなかふてぶてしいというか
面魂といい、風体といい、非常にいい塩梅だなと
感心しきりなところ
あの西郷さんは、できる感じも出ているし
怖さと、やさしさみたいなのが出てて
ステキな人だわと思わされるのであります
一蔵とか出てくるんだろうか、そりゃ出るよな

下関で散々になる長州と、
なんだか味方が減りまくる会津中将かいわい
そんな描写で終わったわけでありますが
あれ見ているかぎり、けーきさんが悪いんであって
中将は、騙されたといって過言でないのではと
思ったりもしてしまうのであります
正直者がバカを見たというオチに
話はなっていくようですが、
はたして、本当にそうなのか、なんというか
政治劇だけに、そうとも言い切れぬと
思ったりなんだったりの
来週でてくる岩倉卿が、非常に楽しみであります
あれだ、あれこそ岩倉だ

書店員ミチルの身の上話

2013-03-28 22:24:25 | ドラマ映画テレビ感想
ちょっと時間が経ってしまったのですが、
火曜夜ドラも見ていました
この枠は、ずっと当たりが続いていると
ひそかに楽しみにしておりまして、
今回のミチルちゃんも、なんだかんだ楽しませてもらいました

ひょんなことから、長崎だったか佐賀だったかの片田舎から
東京に出ることになり、しかも宝くじに当たって
なんというか、めまぐるしく移り変わる人生を生きるミチル
その不思議な身の上話という感じなんでありましたが

序盤から、中盤にかけては
なんというか、なんだかんだ、いったい毎回どうなってんだと
あれこれ楽しくて仕方なかったのでありますが
後半というか、最終盤、
え、これってそういう話だったの!?
そんなわけで、ただのギャグドラマだと思ってたら、
なんか妙にシリアスな、サスペンス仕立てものだったのだと
期待と違ったという点において、なんだか楽しみきれませんでした
面白いドラマだったんだけど、そんな陰惨な事件の話だなんて
不意打ちもいいところじゃないか
完全にハエ女と同じ路線で見てたのに…

そんなわけで、ギャグドラマ(コメディと呼ぶべき)ではなく
まじめといっていいのか、なんというか
シリアスなお話だったので、もう一つ
いつものようには楽しめなかったのでありますが
役者さんの怪演というか、いろいろと怖いシーンも多くて
なかなかステキでありました
特に、自殺したのか殺されたのかもわからない
後輩の女の子ちゃんが白髪化したときの怖さは
なかなかハンパなかったですね、ステキですああいうの

考え直すと、あのあたりもギャグだと思ってみてたせいで
真の怖さというか、あの事件全体が見てとれてなかったのが
残念で仕方ないところでありますが
ちょっと、すっきりしないオチも含めて
あんまり楽しめなかったという残念メモなのでありました

八重の桜  蛤御門の戦い

2013-03-26 23:14:12 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了いたしました
過去の幕末ものドラマをちゃんと見ていなかったんだなと
改めて勉強するかのような気持ちで見守りました
八重の話ではあるが、八重と関係ないところが面白すぎる
蛤御門の変のそれが、すごくわかりやすく描かれていて
なんというか楽しすぎた

たぶん、昨年の反省をふまえてなんでしょうが、
かなり詳細にわかりやすく、動きというか全体の流れが見事でありました
それでいて、ドラマとしてもちゃんと見所がといった感じで
なんというかな、戦シーンへ、並々ならぬ思い入れのようなのが感じられて
楽しくて仕方ありません
残念な戦いになるとはいえ、会津戦争が今から楽しみで仕方ない
詳細に描くんだろうな

鉄砲でのやりあいやら、
実際の戦端が切れたあたりの描写とかは
なんというか、息を呑んで見守った感じでありまして
ああいう動きで、あのタイミングで薩摩がきたのかはわかりませんが、
絶妙なタイミングで、そして、いかにあの戦において
重要なポジションにいたのかというのが
ありありと伝わってきてすごく素敵でありました
あと、長州の危なっかしさというのも
十分に理解できて素敵でしたね
ひどい有様であります

新撰組がさして役に立たなかったというのも
なかなかわかりやすい感じでありましたが
久坂や、真木の最期は見事であったように思うのであります
いよいよ京都のきな臭さというか、
あの状態なら、薩摩が裏切るなんてつゆとも思うまいなぁと
政治劇としても何気に楽しいと思ったりしたのでした

八重パートについては、なんというかな
久しぶりにならぬものはならぬが出てきて満足というか
ああいうお父さんが、あのころの会津にはいっぱい居たんだろうなと
思ったりなんだったり
ほのぼのとの絶妙なミックス加減も素敵だと感じるのでしたとさ

八重の桜  守護職を討て!

2013-03-17 20:45:01 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了しました
京都のきなくささと、会津の平穏さのギャップが
なかなかちょっと酷い、そういうドラマだとわかってるけど
これはなんというか、移入しづらいなぁ
そんな感想であります

とはいえ、内容はなかなか面白い
会津パートの、次男や三男といった生き様と
その中で、独り立ちしていく弟の話というのは
時代劇のそれとしては、非常によくできたエピソードで
しかも主役がお姉ちゃんというのは、
感動のそれでもありました
実際よくできてたし、先日怒り心頭だったとは思えないほど
なんだか穏やかな庄之助どんが、
さらっと諭したりとか、お前、完全に八重の家に入る目論見だべと
思ったり思わなかったりだったんですが
まぁ、それはいいや別に
とりあえず、仲良く、それでいて、完全に
都と別のそれではないというところが
非常に高いバランスでできていると思われるのであります
なんというか、物悲しい
この一見二つに分かれていると思われる話が、
一つにまとまったとき、悲劇になるかと思うと
なんともやるかたないのであります

さて、京都
あっという間といってもいいような感じで、
佐久間先生がざんばらりんとやられてしまい
開国論者が、攘夷の狂気に討たれるという
恐ろしいそれが描かれておりました、
もう一つ現実感がないというか、
なんか幕末として非常に重要な事件なのに、
どの物語でも、するっと抜けていってしまうような
物足りなさがありましたが、
今回は、NHKの新技術なのか、
飛び散る血しぶきがなかなか凄惨で、
あれは多分反響がありすぎて、次回以降使われなくなるパターンだなと
思ったりなんだったりするのであります
今回大丈夫だったとすれば、
会津戦争で、あの装置が大活躍で
大変なことになるやもです

実際佐久間先生をやったのが誰なのかわからないものあってか、
長州とのかかわりというか、なにか、
釈然としないまま、ことばかりが進んでいくという感じで
非常に捕らえにくい事件と時期でありますが、
来週はいよいよ、兄つぁま試練の蛤御門ということで
楽しみにしながら待ちたいと思うのであります
出張で見られないから、ビデヲ視聴を忘れないようにしようなどと
自分メモもおいておくのでありました

東京物語

2013-03-13 20:33:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
東京物語 作:滝沢聖峰

下巻が手に入ったので、喜び勇んで
感想でもしたためようと思ったのでありますが、
予想していたけども、やっぱりそうかという
このなんというか、喪失感めいたものに
ちょっとテンション下げてしまっている次第
ああ、そうなんだ、こういう話を読みたかった気がするんだが
本当に読んだら、なんというか、むなしい

上巻が出てから、作者の滝沢さんに何かしら事件があったようで
下巻までやきもきさせられたというか、
いっそのこと上巻だけの幸せなそれでよかったんじゃないか、
掲載誌だった、コミック大河と同じく、
誰も何にもならず、ただただ飛行機がかっこいいという
それだけでもよかったんじゃないかなどと
思ったりしてしまう脆弱なわたしでありますが、
しっかりと完結したのでありました

以前にコミック大河休刊の話題かなんかで
あれこれと触れたような気がしますが、
待望の単行本化というわけで、
本屋を探し回ってようやっと見つけてきたのであります
二次大戦も末期にさしかかったころ、
ビルマを転戦していたパイロットが、
突然内地で試験パイロットになってしまうというお話
いろいろな飛行機が出てきて
それはそれは楽しいというか、
やっぱり滝沢先生の書く飛燕は格別かっこいいななどと
思ったりなんだったりしながら
パイロットの人生を短く太く描いた漫画でありました

既婚者であるため、いろいろと家族なんかを考えさせられるというのも
なかなかステキなことなのでありますが、
やはり戦争、だって戦争というわけで、
非常に哀しい、悲惨な運命も描かれているわけで
なんというか気落ちしてしまうのであります

ただ、割と淡々と人が死ぬというか
人死にが淡々と描かれているという感じで
哀しいんだけど、その一事象にとらわれてというのでなく、
出来事のように過ぎ去っていき、
あまりにもあっけないそれなんだけども、
ふとしたときに、大きさに気づくみたいな
センチメント的な何かしらが、びんびんと発揮されておりまして
私のような独り身には、正直こたえたのでありました
ああ、そんな、なんというか、哀しい

物語はやはりそう落ち着いてしまったのでありますが
内容としては、飛燕を改良しての五式戦に触れられていたのが
なんというか心躍ってしまったのでありまして、
飛ばなかったから神格化されているといわれても
仕方ないのかもだよと思いつつも、
大好きな飛燕の後継(と呼んだら怒られるな)が、
なんか強かったらしいという話は
やっぱり楽しく読めたのでありました

あとは、ちょっとエロゲみたいな展開だなと思いつつ
そういうの大好きでありますというか、
まぁ、夫婦がラブラブすぎてステキすぎるだろう
まばゆすぎて、身体が解ける、目がくらむといった
ちょっとした禁忌を覗いたような気分になれる
ステキなシーンも、下巻では要所に盛り込まれておりまして
これがまた、なんというか、最期にきいてくるわけでありました

というわけで、凄く哀しくて仕方なかったのですが
大変面白く読めたのでよかったと
大満足の感想メモを残しておきつつ
今夜中に、あと二回くらい読もうと思うのでありました

八重の桜  池田屋事件

2013-03-10 20:46:25 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了であります
斬新といっていいのか、これは新しいといっていいのか、
なるほどと、思わずうなった今回であります

幕末の有名事件の一つに数えてよいと思われる
池田屋騒動を会津から描くというのは
かなり新鮮でありました、そうか、あいつらの暴走という
そんな見方になるのかと、つくづく感心
今回のこれは、新選組と会津との温度差といっていいのか、
佐幕派のそれでも、底辺であった新選組というのが
ありあり見えて、個人的に楽しくて仕方ありません

ちょっと斬り過ぎじゃないかなと
思ったりもしますが、それはそれとしまして、
派手な立ち回りで見せてくれました
調子にのって、刀振り回して、敵の刀叩き折ってたのは
原田だったんだろうか、
そういういらぬことも考えさせられたのでありますが
えらく綺麗な殺陣で面白かったのであります
個人的には、幕末ものについては、
喧嘩剣法みたいなのが好きなので、
もっとズンバラリとやってほしかった気がしますが
ちょっと刀使いが軽くみえたものの
派手で面白いそれでありました

斉藤が、抜き打ちで左から右へ
斬り上げるシーンが二回ありましたが
もうちょっと前のめりで、刀をあそこまで開かずに
前に突きぬいたみたいにしてくれたら、
鬼平でみた、渾身の一閃に近くてステキだったのになぁと
残念に思ったりなんだったり
ともかく、よかったように思うのであります
刀を叩きつけて、かいなでくびり殺すみたいなのは
非常によい表現でありましたね、実に新選組っぽい

話は、池田屋というのがどういうことだったのかと
早々と時代が進んで、長州の勃興を描いたようで
会津の不穏さがましていくのがステキでありました
何が、それがというわけでもなく、
時折はさまれる会津の安穏とした風景が
また残酷でもあるなぁと思わされ、
はしごをはずされたように酷い目にあう容保さまが
かわいそうだなぁと孝明天皇が出てこないと
より思わされたりしつつ
来週の蛤と思われるそれを待つのであります

追記
記憶が弱っていて情けないかぎり、
池田屋は原田いなかった
こうなると、永倉で、
のしかかりながら殺してたのが武田だろうか

ドラマ 塚原卜伝

2013-03-07 21:23:52 | ドラマ映画テレビ感想
NHK時代劇「塚原卜伝」
無事全部視聴完了しました

歴史ドラマの側面もありながら、
時代劇として見せてくれたという
なかなかの意欲作でありまして、
剣豪塚原卜伝の生い立ちをおいかける内容でありながら、
とりあえず、一話につき、一人ないし数人と立会いをするといった
非常にわかりやすく、楽しい時代ドラマでありました

剣豪ものということから、なかなか、気合の入った殺陣があり、
また斬新といえば聞こえがよいほど、
挑戦的すぎて、もう見えなくなるくらい目も当てられないような
演出も散見されたものの、それはそれで、
新しいものを見ているという感動にひかれまして
全体的に、面白かったという感想を抱く次第
非常によかったと思うのであります

殺陣シーンについては、以前に語ってしまったので
もうここで語るほどのことはないのでありますが、
最終回の一の太刀については、その解釈といい
見せ方といい、かなり見事なものでありまして
あれは、山風あたりがどっかの小説でやってた
正面での相打ちのそれだよなと思ったりなんだったり
攻防一体である太刀筋というのは
見ていて面白い奥義であったと感じるのであります
まさに、しのぎを削るといったそれでありながら
奇妙な説得力をもつという
バランス優れた必殺奥義でありました

そんなわけで、ずいぶん堪能したのでありますが
それはただただ、アクションというか、殺陣の部分だけでありまして
正直なところ、話の内容としては、オチまで含めて
なんだそれはという具合、これはもう、
殺陣を見せるのが目的の、何か別のものであったと
そう考えるほどでありました
もしかしなくてもなのか、続編を意識したとしか思えない引きといい、
卜伝の話なのに、結局剣豪将軍のところまでたどり着かなかったり
なんというか、尻切れトンボというか、
もうちょっとやることあったんじゃないかと思うような
そんな内容でありまして、
以後、続編が作られるのか気になるのでありました

続編作るにしても、この場合は、
殺陣をいちいち考えないといけないから
話それこれよりよほど難しいかもしれないと
思ったりするのであります
このあたり、柳生十兵衛七番勝負に近いものがあるけども
戦国剣術だから、またちょっと違うよなとか
あれこれ考えながら
楽しんだことをメモっておくのでありましたとさ

あぶりもち

2013-03-04 20:42:38 | 食べ物飲み物
京都をぶらり旅行して食べてまいりました
今宮神社前で二軒がしのぎをけずって売っております
あぶりもち
おもちを串にさして、ささっと炙って、
甘めのタレで頂くといったおやつであります
有名なんだそうで、長いこと京都近くにいながら
初めて食べたので
とりあえず記念メモを残しておく次第

で、この、あぶりもち
これ単体としては、お茶うけにほどよいというか、
ほのかな甘味としょっぱ味みたいなのが混在してて
おやつとしてきわめて優秀だと
思わず目を細める旨さであります
さすが京都の名物、地方の名物にうまいもんないというが、
京都は違うなんて、思ったりなんだったり
と、まぁ、本体はそれだけなのでありますが
このあぶりもちを食べるにあたって
そのお店の装いというか、まさに、昔からそこにありますよう
なんて声が聞こえてきそうな
実に古めかしいそれが最高にすばらしいのであります

二軒向かい合って並んでいるというのも特異的なのですが、
そのどちらも、なんというか、ちょっとした
時代劇のそれにでも使われそうな、
いかにもな茶店という風貌、されど、
時代にあわせての、ガラス戸とか、ストーブとかもあって
なんというか独特の雰囲気が出ている
これはすばらしい、この店がすばらしい

特に年代物といった感じのストーブなんかも
なんというか、ほのぼのと昭和を思わせるそれでありますが
店の概観なんかは、どうやら明治の頃には
確立されていたようで、当時としてモダンとそれまでとを
ごたまぜにしたのであろうといった感じも
また、実に見事であります、大変よろしい

そんなわけで、ただのおもちにきなこ溶いたタレをかけただけの
おやつをずいぶんと堪能できたなどと
思ったり感じたりした次第なのでありました
今宮神社自体は、この時期、ハゲた木が点在しているだけで
面白みも何もないのでありますが、
なかに、重軽石なるまじないのそれがありまして、
願いを思ってから、石を両手で持ち上げて、
その重さを「軽い」と思ったか、「重い」と思ったかで
願いを占うという、なかなかステキなそれ
ガイジンさんが、これはなんだと
観光客に質問をしていたが、
これをガイジンにどう説明したらいいんだろうかと
自分の能力の低さに閉口したりなんだったり
旅情たっぷり、京都を満喫したのでありましたとさ

八重の桜  八月の動乱

2013-03-03 20:46:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
今週も重々しい、今後崩すための山を積み上げた
そんな風にも見える、よい回でありました

八月の政変についてのそれでありました
毎回、幕末物をみていて、この単語と
長州派が一掃されたという事実というか、結果みたいなのを
なんとなし覚えているものの
実際どういうことか、また、半年もしたら
忘れてしまいそうではありますが
今回しかと見せてもらいました
合ってたのか知らないが、そうか、
大和御幸のそれが、長州派の策略だったのか

そんなきな臭すぎるそれを描きつつも、
孝明天皇が圧倒的なというか、もう、何を言っても会津会津と
すっかり入れ込んでしまっておりまして、
またそれを真に受けてというか、実際そうなんだけど
過分の感銘によって、一層の勤勉を誓ってしまうような
ステキすぎる会津、ああ、あれが愚直というそれなんだろうか
新選組くらいの、うがった部分から見えていたそれの
なんというか憧れとか、少しさめてしまうというか
それこれが全て凝縮されているようで
実にすばらしいことでありますね
別段なにと思ってなかったような気がするのに
気づいたら、すっかり会津びいきであります
もともとそうだったけど、
あんだけ帝贔屓があるなら、そりゃ、仕方ないよななどなど

政治的な悲喜劇を描きつつも、
それがよいことよりも、悪い方向へのはずみになっているような
暗澹とした雰囲気が嫌で仕方ありませんが、
実際そうなのでありまして、国許シーンも、
なんだかんだ、その状況を苦しく思いつつ、
されど、忠義を尽くそうといったメッセージが伝わって
息が詰まるようであります
何もかもがはかない、重い、硬い、だからよい

八重さんがどうなるかという話のくだりは
ちょっと、八重が落ち込むというところが
ピンとこなかったものの
あの、両親の落胆ぷりがあまりにも見事すぎて
お家の一大事だったという感じが
ほのぼの面白くてよかったとも思うのでありました
あとは、蟄居両名が、なんだかんだ
忠義の機会をまっているというのも
ステキでありながら、悲惨さが際立ちますねと
来週も楽しみなのでありました

ちょっと、新選組のかかわり方が唐突すぎるように見えるんだが
まぁ、仕方ありませんな