CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】One World

2015-03-30 21:53:02 | 読書感想文とか読み物レビウー
One World  作:喜多川 泰

どこかで流行の作家さんだと聞き及び
手を伸ばした次第であります
読んで驚いた、これは私のようなおっさんではなく、
もっと若い世代、あるいは、そういう世代と近しい
親だとか、そういう人たちが読むべき本だ
そんな、若々しさといったらいいか、
私にすれば説教臭いとすら思ってしまうような
青々しいそれこれが綴られた、短編集でありました

短編集と書いたものの
あとがきには、短編をまとめて長編になっている
というか、これは一つの大きな世界の物語であるという
各々の短編が連なった連作でありました
もっとも、そこまで密接に絡み合ったものではなく
少しずつ、よいことがリレーされるような
そんな不思議な縁というか、何かしらが書かれた
そういうものでありました

淡い青春を描いたようでもあり、
新人社会人を書いたようでもありといったところで、
何かしら、毎日への想いというか、過ごし方で、
人生は大きく変わるんだというメッセージが
まぁ、強く強く描かれておりまして、
個人的には、どうも辟易という具合でありました
面映いという言葉があっているかわからんが、
ともかく、私にはまぶしすぎる世界だ

そんなわけで、高校生、あるいはもっと若く、
中学生くらいが読書感想文として挑むのに
きわめてほどよいのではないかと感じるような
非常にあっさりとしてて、読みやすく、
さほど盛り上がりや、謎解きなんぞあるわけもない
そんな小説でありましたとさ

花燃ゆ  コレラと爆弾

2015-03-29 20:37:40 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
面白いんだけども、なんだろうかな
期待したものと違った、
自分の中にある幕末のそれと違う
そんな気持ちが、どうしても
むやむやとやってきてしまう
そう思わされるのでありました

だって、あれはもう完全に、
アナーキストとテロリストのそれじゃないか
この私塾ダメだろ、そう描けよ

などと思ったりしたのであります
本当に、予想以上に凄いところだな松下村塾
ありとあらゆる道義というか、なんだろう、
ちょっといろいろとつっこみどころ満載な生き様に
慄くというでもないんだが、
感動的な話に仕立てられても、
あまりにも危険すぎて無理があると
思い知らされたのであります
しかし、劇的に描きすぎてて
松蔭先生が地雷踏んで死んだんじゃないかと思ってしまった

幕末の動乱を描いているものの
劇中と同じく、圧倒的に幕府内の姿が見えない
ちょっとずつ、彦根様が出てきたりしたと思ったら、
今は京都だよと、ドラマだけではぜんぜんわかんない動きが
あれこれと出てきて大変でありました
ここは、一話くらい久坂から江戸を描いて、
全く歯が立たない感じから、京都がという話に
して欲しかったなと思ったりもしてしまう
というか、本当、攘夷のそれが
どうしても伝わってこないというか
なんだろうな、そこじゃないんだろうな
ドラマで描きたいのわ

そう思ったりしながらも、自分の中でなんとか消化して
続きを楽しみにしたいのであります
しかし、地雷が凄すぎて、あれは
死人出てんじゃないかと思ったりしてしまう

激突!東西の天才 将棋 名人 羽生善治 伝説のチェスチャンピオン ガルリ・カスパロフ

2015-03-28 20:51:14 | ドラマ映画テレビ感想
Eテレもいいドキュメンタリーというか、
こういった番組を作ってくれると
嬉しくなった次第であります
これの前に、電王戦の密着があって
あれも凄い面白かったけども
やっぱり、私くらいの知識だと将棋といえば羽生さんで、
そして、チェス日本チャンピオンという顔があってと
その人をして、
チェスで、元王者とブックを組んだ(ブックじゃねぇ)という
それだけで辛抱たまらんわけでありましたが
その解説も含めて、
二人が対談するという、ステキ企画があったのでありました
将棋をさすわけでもないけども、
この知的合戦が好きで仕方ありません

そんな天才が、チェスの天才と話しをする
そこからチェスがどうであるかといったことを
あれこれと語るという内容でありまして
物凄く面白かった
番組が用意したのかもしれない
そう思わなくもなかったですが、
羽生さんから「引退」という言葉について
それを元チャンピオンに問うたというのが
本当、なんだろうかな、凄いもの見たとか
勝手にヒーローと物語を作り上げてしまった感じですが
興奮して見守ったのでありました
もっとも、その答えが羽生さんに届いたのではないなと
思わなくもないのでありますけども
次にやりたいことを見つけてというカスパロフさんの言
いや、そうはいってなかったが、
政転したというのはそういうことじゃないか
それを求められたのか、求めたのか
わからんが、そういう気持ちになるというのは
あの情勢下にいたからこそだろうなと思うと
少し違うのかもしれないと感じたのであります
羽生さんは、恵まれてというべきか
そうではないのであって、
だからこそか、チェスやったりしてるんだろうなと
まぁ、ともかく思わされたのであります

対局については、カスパロフさんの貫禄勝ちというところで
あれは編集もあっただろうから、実際はどうだったか
よくわからないところでありますけども、
凄い妙手で二戦目を取ったところがステキでありました
日本で、そういうスポンサーの下での対局だけど
羽生さんが二戦とも負けたというのは
ちょっと残念だったようでもあるが、それがまた
よかったようにも思うのであります
あの対局について、尊敬しているという姿勢の羽生さんだけど
凄い悔しかったとか、そういうのを見たかったというか
聞きたかったようでもあります

あとは、今後のチェス、そして将棋の未来について
チェスは若返り、将棋はそうでもないというあたりが
なんというかわくわくできたのでありました
ここにコンピュータが関わってきてという話だけども、
ここはもう少し掘り下げて欲しかったけども
カスパロフさんには苦い思い出だから
あれくらいで十分だろうかなと
思ったりもしてしまうのでありますが、
なんだろうか、将棋を終わらされるような日が
来るのかこないか、そんなことも
ちょっと思わされたりしつつ

とりあえず羽生さんが衰えといったらいいか、
何かを思っているんじゃないかと
ちょっとだけ感じたわけでありますが
とても楽しかったのでありましたとさ

【読書】全訳論語

2015-03-27 20:42:09 | 読書感想文とか読み物レビウー
全訳論語  著:山田史生

長かった、ようやっと読み終わった
そんな感想になってしまいましたが、
論語にあれこれ注釈をつけて解説した本を読みました
いまさらながらだけど、なるほど
いいこと書いてあるし、こういうものだったのかと
孔子に学んだ気分に浸るのであります

儒学というものが、こっから学べるというわけであります
完全訳だったようで、非常にわかりやすくしてあるし
なるだけ現代っぽくしてあったので
さくさく読めました
ただ、分量の半分以上が注釈というか
その解釈を解説した部分にふられていて
そこが重いというか、なんというか、
本で語りつくそうとしたといったらいいのか
ともかく、哲学なんだなぁと、
その解釈をあれこれ転がすあたりに
なかなか楽しそうだなぁと思うものの
その数々の論点に、ついていけなかったと
正直なところを書いておくのであります

論語の感想としては、
仁という考え方を抽象というでもないけど、
いくつかの推定事象なんかを挙げて、
そういうのを総合した、縫合したのが仁であるといった
そんな考え方のようで、
こうやって、なんとでも解釈できる文章だからこそ
今なお残ってんだなとしみじみ思い知らされたのであります

あとは、幾人か出てくる弟子たちのことが
結構面白くて、弟子を使ったというか
論語を普通に読み下して、現代風に小説にしたら
ショートショートみたいになって
面白いんじゃないかしらなどとも
思ったりしたのでありましたとさ
すでにありそうだよな

ともあれ、原文というか書き下し文を暗誦するには至らず
さりとて、その考え方みたいなのは
少しだけ理解というか知ることができたので
よい一冊だったと思うのでありました

よたびの台湾旅行 10 建國假日花市・玉市

2015-03-25 21:36:48 | よたびの台湾旅行(2014)
さて、前回で味を占めた
週末玉市へまたも向かったのでありました
今回は、買い物は我慢してただ見続けるだけとして、
玉に関しては、いいなぁ欲しいなぁと思いながら
ちょっとだけ、多少銭?とか言って値段確かめたりしながら
うろうろしただけで、もっぱら、植物観賞に務めたのであります




と、まぁ、三つの会場をまわったわけですが、
何度いっても楽しいものであります
前回の半生をふまえて、午後から入ったというのもよろしく、
人手も凄いが、お店も多くて活気溢れてステキでした
ちょうど、選挙の時期だったこともあって
候補者が演説というか、手ぇ振ったりしてました


ゆりの球根
前回、物凄い安いなぁ買って帰りてぇとため息をついてましたが
こと、ゆりの球根については台湾のほうが高価かった
そもそもゆりが台湾に向いてないんだろうかとも思ったりであります
球根は全般的に高くて、チューリップ、アマリリスともに
山積みになってたが、日本のホームセンターのほうが安いなぁと
そんな印象でありました

が、やっぱり台湾といえば蘭


パフィオペデラムと思われる蘭
200元ぐらいだったと思うんだが、バカみたいに安い


投売りされている裸苗
山盛りでどれでも100元とか常軌を逸している
どうにかして持って帰れないかと真剣に悩んだ


カトレアなんかも見事でありました

そんなわけで、もう花見てるだけで楽しくて仕方ない
本当、持って帰りたい不思議な蘭も山ほどあって
いいなぁ、いいなぁなどとずっと
身もだえするようであったのでした


サボテン大会、というか多肉植物大会
なんと、台北の仙人掌(サボテン)愛好会が展覧会というか
記念出店していたらしくて、マニアがたかっておりました
そして、当然マニアの私もたかった


メセン、いわゆる玉扇の何かといった物体
こんなのが、2寸ポットでまさかの100元、
日本円で高く見積もっても400円、通例なら300円という
まぁ破格というか、本当に欲しかった

これ以外にも垂涎のマニアグッズというか、
精巧丸的なせっ化系のサボテンだとか、斑入りだとか
もうたまらんものが山ほど出ていて
しかも、凄い安かったのであります
誰か個人で簡単に輸入できる方法を教えてくれ
そう思うほど、植物好きにはたまらない国でありました

眼福というお腹一杯さを抱えて、次の場所へと向かうのでありました
本当に欲しかった、凄い残念というか
ああ、今思い出しても惜しい

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ドラマ  流星ワゴン

2015-03-24 21:05:48 | ドラマ映画テレビ感想
TBSのドラマであります、
別に見ようと思っていたわけじゃなかったけど、
なんだかんだ、つい見ていたら、
破天荒なストーリーと、安心して見られる俳優さんの熱演
この二つがあれば充分とばかりに
まぁ、何某常務によって、難儀をしていたであろう香川さんの
普通のというか、ああいう演技が見られるというのが
とても楽しくて、西島さんとあわせて
黄金の組合せであるなと
感心しきり、見守ったのでありました

原作つきということで、とてもまとまってましたが
ちょっと冗長だったようにも感じて、
こればっかりは仕方ないにしても、
あと一回減らして、ぐっと詰めたらもっと
ステキであったのでなかろうか
そう思うようでもありました
ゆっくりのテンポでよかったんだけども、
もっと、ぱたぱたとつないでみたかったように思うのだ

生霊となって、走馬灯がごとく
現世の遣り残したことや、悔いを改めるため
そのときに戻って、何か違う行動を起こす
そんなことをして、やがてといったところでありましたが
安直に、全てが好転するのではなく、
そういった反省が、今からを作るという
きわめて説教臭いそれを、そうだと感じさせないというか
ほどよい塩梅で見せてくれて、
なんというか、とても和んで見られたのであります

もっとも、序盤で、救えなかった妻と息子の
あの不気味さが、後半に解決へ向けるところが
ちょっと説得力弱いというか、
あんまり変わってないようにも思うけどななどと
感じたりしたのであります
もっとも、そこよりは、
そこに近づいてくるというか、影響を及ぼすチュウさんとのやりとりが
本当、実にすばらしいというか、
あの関係を見せることが、後悔を覚えるそれだよなと
そして、親子ではなく朋輩であったという言葉が
いいなぁ、ステキ極まりないなぁと
年齢からくるものか、
ああいう父親とのやりとりというのに
ものすごく、心動かされた、つまり、感動したのでありました
いい話だったし、
あの二人の関係というのが、とてもよかった

もっとも、チュウさんの言うことは
やっぱり芝居がかっているというか、
古きよき時代のそれというわけで、
いってることに価値があるか、正しいかは別であって、
そういう考え方を息子に伝えるという
そっちの関係性がすばらしいなんて
だいぶ、くたびれるほど見続けて楽しかったと
そんなお話でありましたとさ

とてもいい話だったんだが、
ウケは悪いんだろうな、いい話だったのになぁと
ぼやく

花燃ゆ  戻れないふたり

2015-03-23 16:17:23 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
録画視聴を完了しました
あれこれあって、平日の昼間っからドラマ見ている
この身分のすがすがしさよ

さておき、内容はどたばたと結婚して、
初の夫婦喧嘩があって、なんだかんだいちゃいちゃして、
唐突に別れが訪れるといった
まぁ、そういうお話でありました
文の物語としてはずせないとは思うものの
なんというかな、あの江戸のひりついた感じ
そして、それを敏感に感じ取った寅の危なっかしい感じ
もっとそっちをクローズアップして欲しかったなと
願ってというか、望んでしまうわけですが
それはそれ

むちゃくちゃ強そうな彦根さまが出てきて
いい塩梅できな臭くてステキでありますね
しれっと、タイムスクープハンターも江戸入りしてたし
なんというか、紹介がいきなり死ぬ話というあたりも
なかなかどうしてという具合でありますけども
楽しみな面子の一人であります

しかし、どうも、小田村の兄上が
もうひとつ浮いているというか、
彼のキャラクタが、しっかりと明治の男しすぎているというか
いつかの兄つぁまを思い出すようでもあり、
他の、現代にあわせたようなキャラと一線違うようで
なんというか、不安を掻き立てられてしまうのであります
いいというか、あれでいいんだけども
ドラマとしてまとまらん感じになってしまったようでもある
そんな心配を抱くのでありましたとさ

さておき、来週から怒涛の松蔭狂気が見られるかと思うと
楽しみで仕方ないので、それを期待しつつ
とりあえずメモ終えるのであります

ドラマ  紅白が生まれた日

2015-03-22 13:37:28 | ドラマ映画テレビ感想
みっちり見入ってしまいました
もっと長いドラマかと思ってましたが、
あっという間の75分というわけで、
結構早足でありながら、面白く見守ったのであります
ちょうど、時期的にもマッサンの話とも
リンクしそうであり
ステキでありますなと、NHK贔屓にはよいドラマでありました

ドラマとしては、コメディ要素を盛り込みつつ
シリアスさも見せてとして、
戦後が舞台ではあるが、戦争どうのこうのでなくて
描きたいのは・・・
といったところでありまして、
これはNHKにしか作れないわけですが、
さりとて、NHKが自画自賛しているといわれてしまいそうな
そういう内容でもありまして、
なかなか難しいもんだなと思ってしまったのである
結構、当時のことを
しっかり描いてくれていたので、
なるほどなぁ、そうかぁと思わされる
放送に関するアメリカからの指令やら指導があってというのは
ドラマとしてわかりやすいんだが、
それを前身とするNHKという、
結構、違う問題に発展してしまうような風でもあって
なんとも、難しいドラマでありました
面白かっただけに残念でもある

そんなことに関わっていると、ちっともドラマに
なんともいえなくなるのでありますけども、
主演の松山ケンイチさんが、シリアスからコメディまで
すらっと遣り通していて、ばたばたして
忙しいのに時間経過を見せるように
場面というか、物語が進むにつれて
演技が活き活きしてくるというか、
取り戻していくというのが伝わってきて
これは上手いなと感心しきりだったのであります
それだけに、もっと紅白がというよりも、
それを作った人というテーマっぽく
人間ドラマを見たかったようにも思うな
いや、そういう要素いっぱいあったんだけどもさ

と、そんなわけで、ちょっときれいに描きすぎではないかと
思わなくもないけども、朝ドラっぽい雰囲気で
凄くきれいにまとまっていたので
楽しく見終えたと、まぁそんなお話で
〆ておくのであります

瀧樹神社 ユキワリイチゲ

2015-03-21 19:17:19 | 陶磁器を探す旅と名物
さて、今年はちゃんと外を出歩こうと
方々というか、主に紫香楽付近を
あれこれと探索しているのでありますけども
今回はタイムリーに、今しか咲かないという
まぁ、そもそも花ってそういうもんだろうと
思わなくもないですが、
滋賀県土山にあります、瀧樹神社にいってまいりました
こんなブログっぽい投稿とは、俺もずいぶん慣れたもんだぜ


鳥居をくぐって、山道を歩くと遠くから水のせせらぎが


裏手に結構大きな川がありまして、
なかなか迫力の景色でありました
最近は滝を撮影したりしているので、吸い寄せられてしまう


しっかりとおまいり、そして今年から始めたご朱印集めに
一つ追加したのであります


御神木

そして、いよいよと待たせるほどでもありませんが、
ユキワリイチゲであります
ここが群生地となっていると、たまたま
甲賀市のパンフレットで知ったのですけども、
山野草には全く詳しくないが、いち植物好きとして
こういうイベント感はこなしておいたほうがよいだろうと
ミーハー根性丸出しでいってきたのであります


群生地
間違いなく群生しておりました、ちょっとびっくりした
最初、社務所の近くにちょっとだけ咲いてる
いや、半分くらい萎んでるという状態で、これはまずいと
危機感を覚えていたのですが、なんのことはない、
川の近くにしっかりと立ち入り禁止になっている区域が
それを遠間から撮影したんですが、
まぁ地元のカメラマンがわらわらと群がってきて
なかなか戦慄でありました、這って近づくとかするんだもん
あれは反則だろうよと思わなくもない


とはいえ、この時期しか見られないステキなそれというわけで
しっかりと激写、なかなか楽しめたのでありました


帰りがけには土筆とイヌノフグリと、
春がやってきたとひしひし感じたと
本当もう、凄いありきたりなブログ的な内容で
お送りしたのでありましたとさ

よたびの台湾旅行 09 北大行と芒果恰恰

2015-03-20 20:46:40 | よたびの台湾旅行(2014)
朝からだいぶ歩き倒して、
ほどよくお昼時間となりましたため、
國父紀念館から若干南へいったところ、
小籠包で有名な、北大行へと向かいました


北大行、相当の人気店のようで、私が入ってから
あっという間に行列ができておりました
早めに入店して正解であります
小籠包が有名でありますけども、一番有名なのは、
エビシューマイだったようです
さりとて、私は小籠包が食べたい
そういうわけで、次の二品であります


小籠包 140元


豚肉のチャーハン 130元

注文してから気づいたんですが、
ここはエビチャーハンを頼むべきだったろう
遅きに失したわけですけども、とりあえず食べます
とても美味しい、まったく後悔はない
そんなわけで、満喫したわけであります

小籠包は、ほどよくしっとり、そしてジューシーで
スタンダートなそれながらも楽しめました
チャーハンは、ちょっと味付けが独特といっていいのか、
なんか不思議な香り付けだったのですけども
個人的にはずいぶん気に入って、あっという間に食べたのであります
130元ともなると、さすがといっていいのか
結構なボリュームでもあり満喫でありました

続いて、デザートを食そうと、すぐ向かいにあります
マンゴーカキ氷の有名店 芒果恰恰に入ります

男一人で入るには結構な勇気が必要である
メニューは日本語表記もありーの、
特に人気なのが「元カレ」なる日本語名のカキ氷で、
なんでも、元カレ連れてきてでも食べたいとかなんとか
凄い美味しいってなお話でありました


そしてマンゴーカキ氷、200元であります
前回、西門町のマンゴー屋でも思いましたが、
いかんせん量が多いと驚くわけでありますけども
前述の元カレと云々を考えるに、これって
一人で食べるものじゃなくて、二人で一皿食べるとか
そういうものなのかしらと思ったりするところ
マシュマロをほおばりながら、あれこれ考えましたが
その美味しさの前に、どうでもよいわいと
考慮を捨てたのであります

あとは、その近所をぶらり腹ごなし歩きをして
次の目的地へと急ぐのでありました

近くにあったお寺さん


気づいてみれば、こんなに近くになっていた台北101
これでもまだ、だいぶ遠いんだが
すっごい大きいのであります
MRTに乗って、次へ次へ、観光は進んでいくのである

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【読書】定年楽園

2015-03-18 21:05:38 | 読書感想文とか読み物レビウー
定年楽園  著:大江英樹

定年後の暮らし方、生き方について、
一つの例として紹介した
そういうイメージの本でありました
なかなか面白いというか、
今、定年を迎える人に向けてあるので、
自分が何十年も後に迎えるそれとは
別のものなんだろうななんて思ったりしたのでした

金、健康、孤独
この三つの不安が、定年につきまとうのだそうで、
そのうち、最初の二つは実際なんとかなる
一番問題なのは、孤独であるというところから
話が始まるわけですが、
なんというか、耳に優しいといったらいいか、
解り安すぎて、心に残らないというそれでありまして
さらさら読めてしまうんだが、
なんというかな残らないのでありました
言ってることが、もっともということ過ぎるというか
なんだろうね

で、孤独というのがどうやってやってくるかについて、
会社でそれなりに人と付き合っていたという自負は、
近所の人という、全く新しいコミュニティでは
くその役にも立たないというリアルを説き、
こういったところで、ボタンを掛け違うことで
あっという間に人は孤独に食われていくんだろうなと
そういうところは、ありあり
伝わってきたので、気をつけようなどと思ってしまうのであります
そう、簡単に知り合いなんて出来ないのだ
少しずつ、作っておくべきなんだな

と、まぁそういうことをできなかったからという
結果を無視してるんじゃないかといってしまうと、
少々辛らつになってしまうのでありますけども、
その具体的な解決方法というか、
処方箋については、それができなかった結果の現在に
なんとも、力弱いそれだなと
思ったりもしたのであります

あとは、定年後に起業するというのが、
非常に稔りある生き方になるということが
こんこんと語られておりましたが、
これもまた、人によるだろうなと思ったり
定年にいたるまでに、どういう生き方をしていたか
それによって、本当、大きく異なってくるなと
感じさせられたのであります

とまれ、家族がいるというのが
何よりも大切だと思い知ったという本でありました

よたびの台湾旅行 08 國父紀念館の衛兵交代

2015-03-16 21:52:05 | よたびの台湾旅行(2014)
さて、引っ張るほどのことでもなかったと
いまさら写真見返して思ったのですけども、
衛兵交代式をしっかり見たのでメモっておきます

朝のうちに大湖公園を満喫してから、
ずらずらMRTで移動し、國父紀念館内を見学し、
始まったのは11時でありました
あわてて、地上ではなく、階上へと駆け上がり
野次馬というか、見学者が並み居る中で
写真を撮影したポジションを確保したのでありました


まず交代の衛兵さんと隊長と思しき人がやってきます
写真でいうと手前から、例の一歩ずつ静止する
独特の歩き方でやってきました、おかげで
ちょっとの移動なのにえらい時間がかかる


続いて、左右で任務についていた衛兵さんがそちらへ合流し
5人が隊列を組みます、そして正面にある先生像に敬礼


銃剣がまたかっこいい、きびきびと式典が進み


交代式というわけで、銃剣をかっこよく回転させて
任務の引渡しめいたやりとりが行われるのでありました
連続写真というか、多分どっかに動画があがってるだろうから
それ見てもらうのが速いなと
自分で書いてて思うわけですが、感動でありました
終わってから、交代した衛兵さんたちが帰っていくのですが、
途中までは例の歩き方、さりとて、一定の位置に到達すると
突然、さくさくと歩きだしてあっという間に見えなくなったのでありました
写真撮れなかったんだよな


そんなわけで、ようやっと、國父紀念館の正面を撮影
裏から入って内部を満喫して、正面から次の場所へと
移動を始めたのでありました


ちなみに、敷地内で咲いていたというかすでに咲き終わっていた何か
アオイ科の何かというか、ハイビスカスの知り合いだろうと
思ったりしたんですが、


こちらは、朝の早い時間に大湖公園で見たハイビスカス
葉っぱが違うから、上のは違うのではないか、
閉じてるように見えて、あれで開いてんじゃないか
ブッソウゲ?(一緒だよ)などと、
あれこれ考えたりしながら、先を急いだのであります
いよいよ、楽しみにしていた昼飯だ

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花燃ゆ  突然の恋

2015-03-15 20:38:11 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
メロドラマでありました
というか、あれだな、久坂がちょっとかわいそうだ
彼だけどうしても朝ドラ的描き方から抜けられないというか
それを求められすぎている
そう、思ってしまうのであります
だって、大沢たかおが主役すぎるだろうよ

そんなわけで、刻一刻と情勢が逼迫しているというのが
ステキなところでありまして、
ドラマ上はそれがなるほどという形ながらも、
本当、一市民というか、自分に当てて考えたら
椋梨さまの言うこともっともというべきか
今後、あの意見書が回りまわって
毛利を蹴散らし、まぁ、おかげで長州は凄くなるのかもと
思ったり思わなかったりすれば
結果オーライ的なそれでありますところ

来週以降の彦根さまがどう動くかが
楽しみでならんわけであります
あと会津殿はいつぐらいから出てくるんだろうかな

さて、そんな時代的な事件は全体の10%くらいでしたが
今回メインにすえた、文と久坂のお話ですが
コミカルに転がす部分は、なかなかステキでありました
それをこなしつつ、さらっと
前原一誠の紹介も済ませて、あっという間に居なくなったけども
一つポイントを置いたよねと
そういう具合でありました、次はいつごろで手くるんだろう

女関係については今回のでひと段落するようですし
というか、姉さまだけかわいそうで仕方なかったから
なんらかのフォローをしてやってほしいと思いつつ
松蔭の死が近づく足音を聞くのでありました
楽しみである、どうなるのだろう
というか、松下村塾が思ったよりも活躍してない

よたびの台湾旅行 07 國父紀念館

2015-03-14 21:46:05 | よたびの台湾旅行(2014)

台湾名物キティ電車であります

さて、MRTに揺られてぐるっと一周
電子街というと語弊がありますけども、
いわゆる電子関係の会社が林立する地域を抜けて
珍しくちゃんとした観光地に向かいます



國父紀念館であります
国父とされる孫文先生こと、孫中山を讃える
どでかい建物であります
遠景に、台北101が見えておりますが、
これがまただいぶ遠いんだけども見えてしまうから凄いな


たたずむ国父

中は、様々な台北といわず台湾の歴史について展示があり、
また図書館としても利用されているのか、
比較的くつろいでいる人が見られました
ホールや会議室もあるみたいなので
もしかすると現地では観光地というよりも
会議場として使われているのかもしれない
そう、名古屋の白鳥みたいにと
思ったりしたものであります


国父と衛兵さん

そして、アジア系のこういった場所の名物といっていいでしょう
微動だにしない衛兵が待つホールに到着
かっこいいなと眺めていると
だんだんと人だかりができてきた
もしかすると、前回の中正紀念堂に続いての
衛兵交代式が見られるのではと
あわてて上階の眺められるところへと移動したのでありました
別段分ける必要なかったんだが
写真いっぱい撮ったので
次回分でお伝えであります


これがまた、やたらめっぽうかっこいいのである

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【読書】モノグラム殺人事件

2015-03-13 22:26:42 | 読書感想文とか読み物レビウー
モノグラム殺人事件  作:ソフィー・ハナ

名探偵ポワロ物の小説でありました
あとがきによると、アガサ以外のポワロは初なんだそうで、
なかなか骨の折れる小説でありました
長いというか、読むのが大変だった
複雑だし、ミスリードが重たくて
結局なんだったのか、もうひとつ理解できてないわい

そんなわけで、題名のとおり、
モノグラムしているかのように、
嘘があっちこっちへと移っていき、誰と誰が仲間で
誰が誰を殺したのか、
そういったことが、折り重なって語られた
そんな小説でありました

いくつかの意図的な嘘が出てきたり、
この流れは、確かにポワロものっぽいなと
オリエンタル急行を思い起こさせるようで
楽しくもあったのですが、
いかんせん入り組みすぎているというか、
読んでいてしんどいという感じでありました
原文で読んだら、もう少し、
わかりやすいんだろうかな

なかなか、大変な、難解なといってもいいような
推理だったわけでありますけども、
根本にある動機とかが、
もうひとつよくわからないというか、
最後の謎解きで、もっと綺麗に
さっぱりと描いて欲しかったなと
バカには辛い本だと、そういう感想を
抱くにいたってしまったのであります

ポワロ物は、まともには
ABC殺人事件しか読んでおりませんが、
なんといえばいいのか、ヘイスティングスは
非常によい狂言回しなんだなと
この作品の、代役的なキャラクタを見ていて
思い知らされたのでありました
そういう阿吽というか、なんだろうかな、
作品に与える空気というのが、
これによって培われるんだなと納得するのであります

ともかく、疲れた