紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官 作:川瀬七緒
なんだかんだ、このシリーズを読み続けてしまっているな
そう思ったんだが、発刊が結構前のようで
見落としていたようでありました
今回も楽しくというか、相変わらず主人公の赤堀博士がひどい目にあってて
どこ需要の悲惨さなんだと思わされたりしつつ
昆虫関係の楽しい推理を楽しめたのでありました
頑張った甲斐があって、とうとう、法医昆虫学が組織に組み込まれることになったが、
寄せ集めの、そういう部門に放り込まれただけといった状況で
なかなか前途多難なところからスタートし、
新たなプロファイラーやら、化学捜査の人が出てきたりして
楽しく読めたのでありました
まぁ、それはそれとしながら、赤堀というキャラクタがすったもんだしてるだけで
凄い楽しいと、それに尽きる内容ではあります
今回はやけど虫なる、炎症を起こす体液を持った虫で、
これの活躍が、前にあったヒアリ騒動の話と似た感じだけども、
その被害の悲惨さが、赤堀を通して語られるというのが可哀そうでありました
本人気にしていないらしいが、相当ひどい有様になってたんだろう
相変わらず実写化をはねのける展開が楽しいともいえるし
なんともなぁと考えさせられるところでありました
しかし動く物語としてみようと思ったら、アニメ化してもらったらいいのか
どっかやってくれないかしらね
虫はさておき、出てくる被害者と関係者が、
いずれもちょっと異常とまではいわないけども、
迷惑千万な人ばかりで、なんともむなしくなってしまうお話でありました
虫がどうしたというところよりも、これにかかわる犯罪者というか、
被害者を含めた関係者すべてが、どこか許せない部分がある
これが面白いとも思えたのでありました
少なからずそういうところは、自分にもあるかなと思うんだが
露骨というか、その様をあしざまというか、
極端に描いた人物たちというのは、恐ろしいものがあると感じるのでありました
赤堀先生の意外な過去も披露されたりしつつ、
岩楯刑事との関係が、恋人とかそういうのとは別なんだが、
一種の父性であったり、家族愛的な何かがあるのかないのか
このあたりは、岩楯のほうも掘り下げてもらって
楽しませてもらいたいと、ミステリだけでなく
シリーズを通した人間ドラマも楽しみたくなってきた
面白い一冊でありましたとさ
なんだかんだ、このシリーズを読み続けてしまっているな
そう思ったんだが、発刊が結構前のようで
見落としていたようでありました
今回も楽しくというか、相変わらず主人公の赤堀博士がひどい目にあってて
どこ需要の悲惨さなんだと思わされたりしつつ
昆虫関係の楽しい推理を楽しめたのでありました
頑張った甲斐があって、とうとう、法医昆虫学が組織に組み込まれることになったが、
寄せ集めの、そういう部門に放り込まれただけといった状況で
なかなか前途多難なところからスタートし、
新たなプロファイラーやら、化学捜査の人が出てきたりして
楽しく読めたのでありました
まぁ、それはそれとしながら、赤堀というキャラクタがすったもんだしてるだけで
凄い楽しいと、それに尽きる内容ではあります
今回はやけど虫なる、炎症を起こす体液を持った虫で、
これの活躍が、前にあったヒアリ騒動の話と似た感じだけども、
その被害の悲惨さが、赤堀を通して語られるというのが可哀そうでありました
本人気にしていないらしいが、相当ひどい有様になってたんだろう
相変わらず実写化をはねのける展開が楽しいともいえるし
なんともなぁと考えさせられるところでありました
しかし動く物語としてみようと思ったら、アニメ化してもらったらいいのか
どっかやってくれないかしらね
虫はさておき、出てくる被害者と関係者が、
いずれもちょっと異常とまではいわないけども、
迷惑千万な人ばかりで、なんともむなしくなってしまうお話でありました
虫がどうしたというところよりも、これにかかわる犯罪者というか、
被害者を含めた関係者すべてが、どこか許せない部分がある
これが面白いとも思えたのでありました
少なからずそういうところは、自分にもあるかなと思うんだが
露骨というか、その様をあしざまというか、
極端に描いた人物たちというのは、恐ろしいものがあると感じるのでありました
赤堀先生の意外な過去も披露されたりしつつ、
岩楯刑事との関係が、恋人とかそういうのとは別なんだが、
一種の父性であったり、家族愛的な何かがあるのかないのか
このあたりは、岩楯のほうも掘り下げてもらって
楽しませてもらいたいと、ミステリだけでなく
シリーズを通した人間ドラマも楽しみたくなってきた
面白い一冊でありましたとさ