CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

Q.E.D証明終了

2009-02-25 23:38:38 | ドラマ映画テレビ感想
気を抜いて見られるというのはステキだ

そんな感想を抱きながら
たまに見ております、Q.E.D証明終了
原作があったりするらしいが
そういうのはどうでもいい、なんというのか
嫌らしい楽しみかたをしているとつくづく思うが
いつぞやの青春時代劇に通ずる
なんというか、おいおい、この学芸会みたいなの
色々と大丈夫かよ
なんて、もう色々楽しくて仕方ない雰囲気で見るものであります

サスペンスなんだと思うのですが
もはやそういうことはどうでもよく
役者の善し悪しとか、脚本の善し悪しとか
そんなのも枝葉にすぎず
ただ、よくこんなもん作ったなと驚愕せしむる展開を
大まじめにやっているという
ある意味奇蹟を見せてくれるという大したものでありました

特に凄いなと思ったのが
サスペンスマニアの刑事が出てくる話だったんだが
まんま、火曜サスペンスで、あの風景で
あの感じで、ああ、すげぇ
NHKが本気で頭悪いことしだすと手におえねぇ
サラリーマンNEOに通ずるというのか
いや、真面目なドラマなんだからあれと同列にしちゃいけない
でも、これってもう…
という具合で、見ているこちらが戸惑うほど
凄い内容で、ごっそり色々もってかれた気分に浸れるという
なかなかどうして楽しいのでありました

時代劇枠もよいのをやってんだが
時間があわずなかなか見ておりません中
なぜか、このドラマとは縁があって
あれこれと見てしまうのであります
楽しい、すごくいいなぁ
そうやって、力を抜いて見るのに最高のドラマだと
個人的ににやにやがとまらないのでありました

しいたけ

2009-02-23 23:20:19 | 食べ物飲み物
しいたけ

このキノコに最近やられております
干したヤツじゃない、生しいたけだ

生しいたけが、あんなに旨い食い物で
そして、とてつもないポテンシャルを秘めているとは
夢にも思いませんでした
鍋物になぜ入れるのか、よくよく理解できた
入ってるのとないのとで、こんなに味が違うとわ…

いつもの通り煮込みうどんとは名ばかりの
煮たうどんを食べておるのですが
先日、生しいたけが安かったので奮発して買ってみたのであります
6個で200円くらい、なかなかの高価食材だ
そして、これをとりあえず二つに切って
うどんに入れて、いつもの通り煮立てておったのであります
別段見た感じ、また香りもとりたてて変わらない
干ししいたけとは大分違うなと思っておりながら
ずるずるとうどんをすすったところ

すわ、深み

うどんの味に奥行きが出来た
初めて味覚を立体で知覚した感じがしたのであります
奥深いというか、ああ、今までのは平面で
これは立方体だ、まごうことがない厚みがある
うどんの汁といい、うどんそのものといい、また
一緒にいれていた鶏肉といい
全てにおいて、味が深い、旨いなこれわ

それからというもの、煮込む時には
必ず生しいたけがないとダメだなんて
思うようになったのでありますが、これが世に言う
出汁というヤツなんでしょうか
よくわかりませんが、キノコはなめちゃいけない
凄い色々美味しくなるんだと目を丸くしておる次第であります

そして、色々考えてというか知ったことを試してみて
最初はしいたけを切っておったのですが
これを割くという方式に替えてみたところ
これもまた大成功、流石、いにしえから培われた技は
まるで違うな、驚きだまったくもう
そんなわけで、一歩進んだ料理のために
生しいたけという強力な味方を得て
また、一人で生きていくのであります
寂しくなんかないもん

天地人 謙信の遺言

2009-02-22 21:09:49 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
だんだん楽しみ方がわかってきたぜ
そんなえらそうなことを
もう何週間やってんだという具合でありますが
ともあれ、今週も見終わりました

今週はあれだ、ちゃんと書くことというか
気づいて、誰かに言いたくてしかたないことがあるのです
謙信が、ぽろりんぽろりんと
ビワを弾いておったわけでありますが、
最初の場面で、弦が切れるところがあったんだが
あの一番下の弦てのは、常にゆるくしめてあるはずだから
そんなに切れないというか、切れるなら
上のほうがよくないか?などと、えらそうなことを
覚えましたが、うそかもしれませんので、みんな
信用しないように

そんな嘘知識じゃなくて、あの切れるシーンで
不自然に画面右側に岩肌が見えてんのはなんでだろうと
思ったところ、ちょうど弾き終わったところで
ぶつり、切れる
ああ、そうか、あの岩陰でスタッフが
弦を切ったのか

この事実に気づいて、なんというか
凄くうれしくてしかたないとか
どういう楽しみかたしているのか、さっぱりわかりませんが
ともあれ楽しかったのであります
今回の大河は、あの手この手で
何かしらかわった演出というか、それこれをしていて
そのどれもこれもが手作り感いっぱいで
見ていてほほえましくなってきたので
とりあえず気づいたところは書いておこうと思います

大河ドラマだから金使ってちゃんとせーよと
思わないでもないが、白洲次郎やら坂の上やら
金かけたドラマをいくつも撮っている様子なので
しかたないのでしょう、いいよもう

というわけで、あの小劇場風の演出も
なんかつぼにはまってきて
意味深に暗がりで振り返るお船のシーンとか
あの、不必要に強い光が差し込んでているところとか
なんか、じわじわいい画面のように見えてくるから
素敵だなと思ったのであります

話については、なんというか
手取川の話が、要約といいますか、見ていて思ったのは
この信長は、いろいろ勘違いしている人じゃないかしら
つまり、謙信が勘違いしてんじゃなくて
信長がおかしい人なんじゃないかと
思わざるをえないところなのであります
あのときの世間の評判を考えると
おそらく、この印象で間違いなかったんだろうと
なんか、歴史体験をさせてもらってる気がせんでもないですが
多分たまたまたそうなったんでしょう

あと、弟のなんというか
いろいろこまった感じがどうなんだろうと
今後心配でなりません
直江の家にいくとき、弟はどこいってたんだろうか
いてもいなくても、どっちでもいいかと
そんな空気みたいな存在にはなってほしくないと
思いつつも
あの、仙桃庵の連中とたわむれる兄を
少しというか、すごい離れてみている弟の姿が
なんかの心象風景かと
感じるほど、心配であります

陶磁器を探す旅~膳所焼美術館~

2009-02-18 23:26:01 | 陶磁器を探す旅と名物
さっぱりチェックしておりませんでした
滋賀県に信楽のほか、膳所焼という文化があったという話
その美術館にいって参りましたので
もっちりレポであります

膳所焼美術館という、滋賀県は琵琶湖の根っこ脇に
ひっそりたっておるところがありました
膳所焼、聞いたことないなぁと
ぼんやり思っておりましたが、
まさかの小堀遠州ゆかりの窯元にあたるんだそうで
驚きの綺麗さびをちょっとだけ眺めたのでありました

茶道専用の焼き物が多いというか
一番多いのが茶入れとかいうくらい、みっしりと
茶道と隣り合わせの陶器であります
きれいさびのそれに入るのかどうか
よくわかりませんでしたが、なんというか
古いものは、古瀬戸と似た風合いというか
ああいう、地味でもっさりとした焼き物になっております

しかし、名物になるんでありましょう
大江という水指やら、光悦茶碗など
相当の名品がある、そう信じて見に行ったのでありましたが

名物が一個も展示してなかった…

いや、私の目がおかしかっただけかもしれない
あんな地味でマイナーな美術館に
日曜日の昼間に遊びにいくという惚けたことをしたのだが
なぜか、そのタイミングで別の客(夫婦)と
同時に入館したために、なんとも居心地というか
主人や、案内の人にあれこれ質問する機会を喪ってしまい
おろおろと、ばたばたと見ただけだったからか
唐物の名品がいくつかと
井戸脇という、新しい言葉を覚えたに留まる程度でありました

美術館といっても、ひっそりとしたものでして
最初、家というかお寺のようなところから
茶室というか、茶の間というのかに通されて
そこで薄茶をいただきました
ほっこりそれを喫して、茶碗が膳所焼きらしいと
じじっと見てきたのですが
今年の干支が描かれているという土産物然としたそれ
ま、実際に土産物として売っておったのですが
なかなか可愛らしいものでありました

古い膳所焼きというのはすでに滅んだそうで
現在は、復興させてひっそりとやっているとのこと
見た目は、京焼とまではいかないが
金襴手もあるし、絵付けで華やかなイメージでありました
古膳所焼きは、どれもこれも無骨というか
そのまま無垢で、灰かぶりのイメージが強いそれですが
その違いも面白いところ

さて、その茶の間でこっそりかかっていた軸を見ましたところ
どう見ても応挙と書いてあって、なんというか
凄いものを生で、間近で見ているんじゃないかと
ちょっと心躍らせて、また、銅製の花生やら
なぜか九谷の水指などとともに堪能
そして、庭、こちらには本物の茶室もありまして
こっそり茶室のにじりぐちを空けて
中を見せてもらったりしましたが
茶室ってのはいい空間だなぁとちょっとだけ感動したのであります

そのほか、庭の横には水琴窟もあり
目に耳に優しい庭でありました

そこから離れに移動しますと、そちらに展示物が、
詳細は上記の通りで、見たかったものはなかったんだが
朱椎のそれこれや、香合のよい品なども見られたので
よしとするのであります
そのあと、現代の膳所焼がおいてあるところを
案内してもらってから終了
わずか30分くらいで全部見終わってしまうくらいの
こじんまりでありましたが
いつか、あの展示物の中に大名物がでてこないかと思うと
お茶呑んで700円は安いかもしれないなんて感じて
また、いってしまいそうなのでありました

モダンタイムス

2009-02-17 21:24:09 | 読書感想文とか読み物レビウー
モダンタイムス  作:伊坂幸太郎

いやー、長い間ほったらかしにしておりました
その昔、モーニングを買ってたころに
途中までは連載で読んでいて、このたび
ようやく単行本で読みきった次第
連載でもだんだん面白くなってきたなぁとか
そういうことを思いつつ終了となっておったのですが
読み終えてみて

思ったほどじゃないな(えらそうに)

そんな具合でした
これが、やはり連載だからなのか
思った以上に、いつもの伏線がなくて残念
細かい伏線というか、ああそういうこともあったなと
気づきはいくつかあったし、繰り返しになるというか
オチのせりふなんて、素敵じゃないかと
思うわけでありますが、なんというか
ゴールデンスランバーの時のあれほどではなかったので
ちょっと拍子抜けしてしまったのであります
もっとも、終わったあとのなんというかすっきりというか
清潔感は、だんぜんこっちのほうがよくて
ゴールデンスランバーと同時期だそうで
そう考えて読むと、これはこれで読みやすいというか
いいよなぁとも思うのでありました

話は、「検索」というのがどういうことか
いや、監視されている、統制されている、大きな力には勝てない
そんなここ数作のテーマがそのまんま描かれておりまして
わたしが読んだなかでは、相当コミカルで
ああ、こういうのもいいよねなんて
ゆっくり肩の力を抜いていたのでありました

とはいえ、結構きつい表現のところもあったり
唐突につきつけられるような絶望感とかがあったり
読んでいてわくわくするところは
漫画雑誌で連載だからというのを意識したんじゃねぇかとか
なに、評論家みたいな感想書いてんだという話でありますが
ともあれ、あんな怖い奥さんはほしくないけど
かわいい奥さんだよなぁと、にやにやしたのでありました

前作にあたるらしい、魔王を知らないので
なんともいえませんが
難しく考えるよりは、シチュエーションを楽しんで
奥さんとのコメディにしてはきついそれこれを楽しんで
勇気はあるかと問い掛けていきたいと思ったのでありました

ま、それはそれとして
仕組まれた運命による美人局なんて
素敵じゃないかとちょっとだけうらやましく思いました
私にもあんなことないだろうか
あるわけないじゃないか

この世でいちばん大事な「カネ」の話

2009-02-16 22:39:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
この世でいちばん大事な「カネ」の話
著:西原理恵子

読んでしまった…。
別に後悔する必要はまったくないのですが
いや、しんみりした気分になって
まんまと、サイバラワールドを満喫してしまう側に
またしてもまわったのでありました
なんていうか、好きすぎるぜこの圧倒的さ

この人のそれこれを、色々含めていいなぁなんて
対岸の火事眺めているよろしく
評論ぶっているというか、なんか
わかった風になっている自分が本当にもう
嫌で嫌で仕方ないようになるんだが
しかし素晴らしいとせつせつ感じ入る次第
いや、これをよいといったら、なんかよくね?的な
打算のような気が最近してなりませんが
ともかく、這い蹲るというか、大変なそれこれに
立ち向かう話というのがたまらんと思うのでありました

不幸自慢をしてしまうタチの
よろしくない自分には、大変よい本でありまして
今回はサイバラがどうやって生きてきたかが
柔らかく子供向け文章になっているのが
またまた、心に痛いというか、うわぁごめんなさいという
そんな気分になれるのでありました
かなりオブラートに包まれているし
あれこれ、他の著作で見える、あのサイバラ節ではないので
なんだろうか、本人が描いている善人ぶってね?的な
それなんだろうけども
経験からくるのか、人生の太さというか厚みというか濃さというか
しぶといそれがこれでもかと伝わってステキ

カネの話ということで
てっきりカネで失敗した話がてんこもりの
例のFX騒動とかかしらと勝手に思っておりましたが
本当に、お金ってのがどういうことかが
サイバラ式の思考回路で説明されておりました
いいなぁ、単価がのり弁であるというのは
いたくよいというか、自分もそうだと頷いたりしつつ
ただ、それでも決定的に違うのが
自分はいわゆる、カネそこそこ持ってる側なのにけちくさいという
吝嗇家という
一番よくないところのあれだと

そういうことに気付くためにも
気付いて、自分がどうしようと思うためにも
ともかく、自分で嫌なヤツだよな、主にカネに関して
と思う場合に、とてもよい本だと
今回改めて思うのでありました

友人達よ優しくてありがとう
それでもわたしは、あなたたちにたかりつづけます
きっとたぶん、悲しいね

天地人 母の願い

2009-02-15 21:13:56 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人見終わりました
もう今回に関しては、なんというか
きわめて惜しいといわざるをえない話で
残念至極でありました

直江公がかっこよすぎるだろう

宍戸錠すげーと、感激きわまりました
ああ、惜しい、この人が風林火山に上杉方で出ていれば
またいろいろ違っていただろうに…
などと、まだそんなこと言ってんのかという
感想になってしまうのが、私の低俗なところであります
いや、単体で見ても十二分にかっこよかったのであります
惜しい、あの、最期のイメージシーンだけでなく
実際に戦っているシーンをもっと見たかった
せめて、戦場でどっしり構えている場面でもいいから…
そんな、抜き身の戦国時代男をまた一人見てしまったのであります
あの最期に、うわはははは、なんて
あの笑い方が様になるような武将然とした役者が
どれほどいるというんだろうか
合掌でありました

そして、もう一点
与六パパがまたまたよかったのであります
やっぱり、うまいなぁと演技の凄さというか
さりげなさ、言葉の流麗なそれこれ
どれもが凄いなと改めて感激したのであります
役どころからして、そんなに出てこないと思うと
これもまた残念でありますが
あの、妻を喪った瞬間のあの場をもたせたすさまじい実力には
脱帽いたしました次第であります
おとしめてはいけないと思うんだが
息子二人がひどかっただけに、なおのことであります

というわけで、役者さんががんばってるし
なんか表現方法というか、いわゆる演出が
どれもこれも芝居っぽいというのか
劇場っぽいのが不思議だなぁと、また
新しいものを大河ドラマとして摂取しているような次第
話の内容については、ほとんどというか
ほぼ、何もなかったんじゃないかと
がっかりしどおしでありましたが
あの、暗闇というか、セットを暗くして
役者だけを浮かび上がらせるあれこれを
よくよく使うなぁ、でも、わりといい感じだなぁと
思ったり感じたりしておるので
今後も、セット撮影でも気にせず楽しみたいのでありました

なんだかんだ、文句を言って見てしまいますが
よくよく見ると、新しい試みというか
そりゃねーだろうというのも含めて
試行錯誤されてるというのが
大河ドラマというものの凄さではないかと
前向きに考えて
来週も見ようと思うのであります

ワールドカップ予選 日本vsオーストラリア

2009-02-11 21:48:27 | スポーツ
テレビでサッカーを見ました

さて、そんなわけで
なんとも盛り上がらずに終わったなぁと
つくづく感じたというか、なんであんなに全てが
うまくいかないようになってんだろうなぁと
見ていて、うやむやしたのであります
だからこそスポーツなんだよと言われたらあれですが
少々ブック含みでも、なんか劇的に動いたゲームを
ばっちりと見たほうが面白いのかもしれぬなどと
すっかり、考え方がおっさんになってきております

どうもサイド二人が弱いよなぁ
どっちかが破られて更迭にならんだろうかなどと
批判的なことばかり考えておった昨今ですが
今日はなんとなく、とりあえず現在全日本なんだから
きっちりと応援しないといけないじゃないかと
今までにないほど純粋ともうしますか
応援しようという心持ちで観戦

結局引き分けでオワって
なんだかなぁという具合でありましたけども
それなりによいところというか
もしかしたら得点できるかもなどと
思えてしまうところがあったので
とりあえずいいとしてしまうのであります

布陣としては、中澤が相当頑張って
相手をおさえこんでいたという印象が強くて
あと、なんか、みんな献身的な守備をするよねって
日本はそういうサッカーのチームだっただろうかと
首をひねるようなことがしばしば
松井も好きで仕方ないんだが
どうも攻撃ではぱっとせず、守備で目立っていたように思います
両者ともども、枠飛んだシュートの数が一緒くらいで
二本かそこらじゃないかと思うのでありますが
遠藤のあれが惜しいなぁと
ちょっと悔やまれるのでありました

内田の裏が相変わらず弱いというか
もはやそういうレベルじゃなくて
あれは3バックだったんじゃないか?
下手すると2バックになってねぇかと
不思議で仕方なかったのですが
点とられなかっただけよしとするべきなのかと思うところ

しかし、いつもそうだっただろうかと
ぼんやり思ったのですが、結構みんなが
ころころとポジションチェンジというか
あっちこっちに移動してるのが印象的に見えました
あれくらい、当たり前にやるものなのか
わかりませんが、ああいうのがいいなぁと
全員がなにかしら関係して動くってのが見たいなぁ
サッカーとかそういうんじゃなくて
なんだろうか、ダイナミックなのが見たいなぁと
もう、マスゲームでも見ているような印象を受けたのであります
印象受けすぎですね

というわけで、全然盛り上がらない感想なのですが
とりあえず、背が高いとか言われていたけども
平均するとそんなにかわるように見えなかったし
あれは、背がうんぬんじゃなくて
ガタイがいいか悪いかの問題じゃないかなと
なんとなし、ああいうゴツイフォワードなり、中盤なりが
日本にも欲しいなぁと思ったのでしたとさ

ダンシング・ヴァニティ

2009-02-09 22:22:58 | 読書感想文とか読み物レビウー
ダンシング・ヴァニティ  作:筒井康隆

とうとう読んだ、巨匠筒井康隆の作品であります
おそらく最新作だと思うのですが
なんというか、SFの凄い人だとか、
なんか凄い人だとか、全然よくわかってませんでしたが
読んでみた感想としては

なんだこれわ

もう、本当、褒めるとかどうとかというレベルじゃない
すげぇパワーというか、なんだこの小説
まさにバケモノでありました

内容がどうのこうのというのは実にどうでもよい話しで
いや、流行りのなにそれになぞらえると
一人の男の数奇な運命を辿っているお話なんだろうが
もう手法が斬新すぎるというか、この人の本が
全部あの調子なら、私はもう二度と読まないというくらい
凄まじい文体になっておるのが特徴であります

ともかく繰り返しばかり

ほぼ同じ情景を少しずつ崩していくのを三回くらい繰り返して
最後の部分から少し話しを進めて、またそれを三回繰り返して
その繰り返しと前回の繰り返しのあわせた部分を三回繰り返してと
正直、何が書いてあるのか
これまでの小説とはまったく読み方が違うことに喫驚したのであります
酷い、なんて小説なんだ

今までというか、ちょっとミステリだとかサスペンスだとかを
最近読んでいたせいもあって、小説を読むときに
できるかぎり描写されていることを覚えておこうと
そうやった読んでおったのでありますが
この小説は、そういうことをしていると、頭が壊れる
まるでそんなことに意味がない
いや、あるんだろう、むしろ、最近そういう読者が増えてるから
こんな覚えてられるか馬鹿野郎とか
読者が怒る方向にもってってんじゃないかというくらい
繰り返しで奇妙な世界を描き続けるという具合でありました

夢の話しというか、折々触れられる
精神世界というか、精神病とか呼ばれるそれこれを
のぞき見るような描写が多くて
なんか、薬決めてんじゃないかという情景が
いっぱいでてきて辟易というか、ついていけなくなるのでありました
だが、不思議と、もう読まないなんて思うんでなく
ちゃんと最後まで読んでしまい
クライマックスが近づいてくると、それまでと
何も変わらないのに、なんか、終わりに近づいていく感じが
むしろ繰り返しによって、儚さが増しているというか
なんか、

いい話しだった気がする

などと勘違いして終わるのでありました
一人の男の人生がおかしいけども描かれているので
別に自分に照らすことは何もないんだが
一人の男の最後が描かれるってのはいいなぁ
それも、こんな頭おかしい表現でも
その表現の中で精一杯真っ直ぐだったし、いいよなぁとか
前向きに解釈してよろしいなどと感想を抱いたわけだ

なんともしてやられたではないですが
読み終わって、誰かに薦められるかというと
全然お勧めできない内容なのでありますが
ともあれ、不思議空間というか不思議文章を読みたいなら
こちらがステキと思うのでありました

多分、巨匠だから許されるんだろうななんて
思ってしまいます
既に相当のお年を召していると聞いておりますが
そう考えると、この小説からやってくるパワーは
ハンパないです、小説家が全員こうだとしたら
並の人間じゃつとまりませんね

天地人 いざ、初陣

2009-02-08 21:15:42 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
なんというか、個人的な友人の間では
大変評判悪くというか、いわゆる男子ウケが悪くて
離脱組が増加しそうであります
最終的に大河マニアの友人しか残ってくれない気がする
うう、悲しい

と、考えてみましたが、昨年もその前も
結局大河マニアの間でしか会話してなかったと
思い出したのでとりあえずよしとします
よくよく考えれば、2月まで持ったのがすごいんだ

さて、そんなわけで、ようやっと戦シーンでありました
戦国物なのに、なんて戦の少ないドラマだと
がっかりしつつ、ロケの映像は使い回しばっかりだと
うんざりしておりましたが、果敢な戦ぶりを堪能しました

が、スタジオ収録ばかり

いや、別にロケじゃないといけないなんてことは
まったくなくて、たとえば、砦の風景とかは
戦じゃないけど思いっきりロケ使ってたりするし
なにげに侮れないんだけど
いざ、本物の合戦となったときにスタジオか…と
若干の落胆は禁じ得ないのであります
とはいえ、なんというか、ちょっと新しい?いや
この手法、功名が辻で見た気がするという
唐突に一騎打ちが二人ぎりの世界になって
チャンバラになるというそれこれ、しかもそれを多用
だんだんと、使い方がこなれてきたのか
新しい感じといったらいいのか
なんか、小劇場で演劇見てるみたいな演出だなと
ちょっと驚いたのですが
チャンバラを見られたのでありました

風林火山の最終回で、エキストラ費用が枯渇したのか
勘助の戦いっぷりの最後が、あまりにも悲惨だったことを
思い返してなのか、あの手法だと
エキストラが少ないということがわからないようになるってのは
いいことなのかなぁとなんとなし思ったりしつつ
しかし、それはそれとして
もそっと殺陣がなんとかならんのかと、次の文句が出てしまいます

というか、いや、役所からしたらむしろ
完璧だったのかとも思えるのですが
兼続が地味すぎる、というか、全く強そうに見えない
兜つけてると、最早どれが兼続なのか見分けがつきませんでした
これは俺だけじゃないだろう、多分、多くの
お年寄りがそうじゃないかなと信じたいのですが
ともかく、顔が整いすぎてて、違う、そうじゃなくて
兜に負けてしまって、全然印象に残らない具合が可哀想だった
愛の前立てを早いところつけてあげないと
誰だかわかんねぇよと驚いたのであります

話しの方は、まぁ、あんなもんでしょうという具合で
謙信に叱られるところはいいなぁと思ったりしたのですが
母上が、なんか戦国時代のうんぬんかんぬんと
文句をつけたくなるようなことを言い出してがっかり
まぁ、仕方ないのでありますね
8時台だもんなぁ、とか
ふと、そういう倫理観が全て検証されているその当時に揃えている
そういう時代劇というか、戦国ものが見たいなぁと
ちょっとだけ思ったのでありましたとさ

しかし、必要以上に景勝と景虎の家臣どもの仲の悪さが
もちあげられてましたが
ちょっと早くねぇかと思ったりしつつ
しょぼくれる兼続を、もう少し見守っていくことに
なりそうであります

ゆずこしょう

2009-02-04 22:50:43 | 食べ物飲み物
私の拙い料理技術に
燦々と輝く新技術が投下されました

ゆずこしょう

ハンパない調味料であります
さて、この夏くらいに、すりおろし生ショウガ最強説というか
そのおかげで、冷や奴も、湯豆腐も、そうめんも、ひやむぎも
なんだって美味しくなってしまった
こりゃ凄い、焼きそばに入れても旨いじゃないかと
万能っぷりに喫驚したのもつかの間
今回は、相当レベルが高いと思われる調味料に出会ったのであります

名前くらいは聞いたことありましたが
少なくとも、実家で母親が使うことがなかったので
他の誰もが私のためにご飯を作ってくれない以上
自分で試してみましたの巻
これは素晴らしい、なんという発明か
感激のあまりに現在、大活躍中なのであります

ユズ風味がする、辛い調味料なのです
胡椒という名前がついているだけに
そういう香辛料なのかもしれないと思うんだが
もう、その正体なんぞどうでもいいのだ
現在、わたしが作る、つまらないうどんに
凄まじいアクセントを加えて大暴れ
最初は、あまりにきついユズ臭に
これは、つまらないものを掴まされたなどと
ブーたれておったのですが、
二口、三口と食べる内に、その得も言われぬ
ほどよい絡みが、鼻に抜けるユズの香りとともに
素晴らしいことこのうえない

まだ、うどんにしか使ったことないので
はたして、冷たいなにかに使っても
生ショウガのように、素晴らしい友達となってくれるのか
それはまだ、わからないのでありますが
少なくとも、うどんを食べていて
飽きてきたら投下するというスタイルで
一食なのに、なにやら、とても満足感を得られるので
感激しておるのでありました
ゆずこしょう、おそるべし

まぁ、なにせ、料理というものが
何から構築されるのか未だに解っていないので
煮ただけとか、焼いただけとか
そういうのに、強烈なインパクトを残してこれるこれは
大変貴重な調味料だと
しばらく、ゆずこしょううどんで過ごすようです
ああ、炭水化物うまい

ウサビッチ

2009-02-03 22:48:10 | ドラマ映画テレビ感想
噂になってるのかわかりませんが
ウサビッチを見ました、いや、すげぇ

なんというか、たまたま見かけたというところから
食い入るように見入ってしまい、無声映画というか
見た目で笑わせるそれこれって凄いな
いいなぁ、面白いなぁと感心したのであります

最初ガイジン製かしらと思っておったのですが、
ところどころというか、漫画表現の方法が
見たことあるというのか、馴染み深い感じで
色々他国に悪い影響をふりまいているななどと
偉そうな感想を抱いていたところ
作が日本だそうで、脱帽いたしました
センスがよいとか、そういうんじゃなくて
面白いなぁという素直な感想がたまらんのであります

と、とりたてて広がる話題でもないので
なんともしようがないのですが
このウサビッチによって、なんだろうか
音を立てるだけでギャグになるとか、
なんとなく、コサックダンス躍ってみたくなったりとか
作業をしているときに
ああいうのってとてもステキだなと
感化されてしまった次第
嘘でもなんでもなく、会社で作業のとき
なんとなく、あのバックミュージックを脳内再生して
緑のほうみたいに、お尻をふりふりというか、
まぁ、全身をやわらかく揺すってみたりするのでありました

労働が楽しくなるってのはいいなぁと思いつつ
その感化のされかたからして
ハンパねぇ、共産労働における何かを垣間見たような
つまるところ、とてつもなく優れた
社会主義者造成装置じゃないかとか
バカなことを思ったりしつつ
ほうほうと、うなりながら、今日も生きていきます

ぼんやり過ごすのに、何も考えずに笑わせてくれるってのは
本当、いいなぁと、色々考えてしまいながらも
感動したのでメモっておくのでありました
音楽の使い方も秀逸なんだよなぁ、まったくもう

新型乳酸菌 すぐき

2009-02-02 22:43:57 | 食べ物飲み物
昨年末のことですが、京都の知り合いから
すぐき漬けを貰って、とても凄い効果があったので
なんというかしら、アフィリエイトめいたメモであります
実際はやってないから、安心して読んでください

すぐき
そういう名前の漬け物が京都にあります
多分かぶらだと思うのですが、なんというか
びっくりするくらい酸っぱい漬け物でありまして
知っているどの漬け物とも違う
いわゆる、腐っている、の分類に入るようなそれ
どうやら、調べてみますと
確かに腐っている、発酵食品だということでありました

もやしもんという漫画があって
その内取り上げられるんじゃないかと期待できるくらい
凄い優れた乳酸菌食品でありました
かいつまんで申し上げましょう

これでダイエットが相当成功するだろう

わたくし男子であります
そして、女子には申し訳ないが
快便大王の異名をとるほど、毎朝快調な胃腸を持っております
そのため、便秘というのにあまりかかった試しがなかったのですが
いや、その私が、このすぐきを食べて
なんだろうか、今までないほどの爽快感をもって
凄い勢いで、汚い話し、排泄を催したというお話
すぐきの乳酸菌はハンパねぇす

世間ではすぐきダイエットというのがあるそうで
実体験がそこそこ載ってたりするんですが
正直、ああいう体験談は嘘臭いと思ってましたが
実際体験するとハンパねぇ
別にすぐき愛好家とか、すぐき職人でもないのですが
あまりにも効果覿面だったので現在書き留めておりますが
ともかく凄かった
一日に三度はトイレに駆け込まないといけないほどの
見事な胃腸サイクルを実現
こういう時に、胃腸細菌の実態をまざまざと感じるのですが
蛮族に相応しいほどの、新しいすぐき発乳酸菌に駆逐された
我が腸内細菌が、その圧制をただされたがごとく
宿便はおろか、全ての腸内に滞るそれこれを
すみやかに排出、しかも下痢ではないという
見事な施しによって、色々完遂したのでありました

見ておりますと、凄く個体差があるようですが
私には、ハンパなく効いたので
試してみる価値はあると思うのでした
とりあえず、わたしの場合、摂取して4時間程度で
凄いことになっていたので、それくらいでならない人は
向いていなかったと諦めていただきたいところ
別にダイエットしようとは思っていませんでしたが
正月太りを完全に回避できていたそれについて
古代からの日本人の智恵というか
細菌のかもす力について、凄いと思ったので
メモっておくのであります

天地人 信長は鬼か

2009-02-01 21:07:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
視聴完了しました

今回は、ほぼ、信長のキャラ説明で終わったと
そんな感想で間違いないでしょう
なかなか、それなりによかったんじゃないかしらと
とりあえず眺めてみておる次第であります
ちょっと、佐吉の活躍が唐突すぎるし
なんというか、無理があると思ったんですが
それはそれ、いや、
そもそも、殺されかけたという話が
使者として、なんというか、いいのか
そんな落ち着け方でという話なんだが
まぁ、ともかく、そういうことはいわない

あのころの信長で何歳くらいになるんだろうかと
ちょっと気になりましたが、秀吉はともかく
戦国で、なんとなく世代別にしたとき
今回のは、俳優さんのバランスが
今のところはいいのかしらなんて思うところ
初陣前の与六なら、まぁあれくらいの
軽いというか、青い感じでいいなぁと思うし
あの青さに対して、吉川信長ならまずまずなんて
えらそうに見ていて、ぶどう酒の器の大きさが
ぜんぜん違うのがちょっと面白かったのでありますところ
小さいほうのグラスが、いつかの使いまわしじゃないかと
ちょっと思ったんですが、それはよい

上杉がたも重臣が多いのはいいが
なんか、いつも同じように寄り合いして
さぁがんばるぞー、おー、
つって終了というように見えてしまうんだが
今後、ちゃんと上杉の戦いっぷりが見られるか
来週が特に楽しみなのでありました
いい按配で、戦に絶望するようなので
そのへたれっぷりを堪能したいと思います

さておき、ちょっと気になるのが
戦シーンのこれでもかという使いまわしっぷり
鉄砲長篠については、何回見ただろうかという使いまわしっぷり
初出がいつなのかわからないくらい
同じ映像でびっくりしました
あと、とりで前で、武田方がばたばた死んでるのも
風林火山のときの使いまわしじゃねぇかと
踏んでるのですが、せめて、功名くらい前のくらいにしてくれと
願ってしまうのでありました

この時代はとっとと飛ばして
さっさと、関が原までもっていったほうが
話がいいのかなと感じるのであります
見たい時代ではあるが、主人公が生きていたけど
あんまり絡んでなかったんだから、無理すんなと
感じるのであります