CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

サラリーマンNEO シーズン5

2010-09-21 23:48:17 | ドラマ映画テレビ感想
ひょっとしたらシーズン4だったかしら
もう、うろ覚えになってしまったというか
定番化してしまった感じで
なんとももの悲しいこのごろ
何がって、関西に限っては、
最終回一個前の放送が、特番で移動になって
見過ごしてしまったとか
もうまったく、どうかしてしまう

というわけで、今シーズンも楽しく見られまして
前シーズンと同じく、持ち直した感というと偉そうですが、
いい塩梅で安定した笑いを楽しめたように思いました
なんとなし、出てくる役者さんの顔ぶれが
最初とかわってきたというか、
大河内氏(役名かよ)とか、いっくんとかが
あんまり出てこなくなったのは
凄く残念だなと思ったりもしつつ
新メンバーでも十分面白く

というか、今回、原史奈いなかったのか?
なんか、わからなくなってきましたが
それでも、コントは面白かったと思うのであります

久しぶりというとなんですが、
今シーズンは連載ものがどれも個人的にステキで、
二人三脚といい、夫婦のアレについて頑張る話しといい、
ちょっと年齢層をあげた感じのNEOが
なんともステキでありました
ああいう感じを、もっと、生々しく笑いたい

と、まぁ、そんなことを考えたりしつつ
忘れないうちにメモっておこうという次第
ただ、前述のとおり、一話だけ見逃したので、
おそらく、そこでセクスィーも完結したんだろうなと、
あんまり面白くなかったけど、凄く気になったのでありました
なにげに、特番で出ていた、大泉さんが素晴らしかったですね
あの人と、生瀬さんの二人が並んでいるだけで
何か面白いことしてるように見えるのは
ちょっとずるいと思いましたとさ

なんと、優等生的な感想文なんだ
つまらん、いや、NEOは面白かったんだけど

龍馬伝 霧島の誓い

2010-09-19 20:50:34 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
いよいよ、第三章も終了いたしました

今回については、ちょっとおっとりというか
大騒ぎするようなところはなくて、
とっくり、次の章へとつなぐような具合でありました
その割りには、池が死んだりしてましたが、
盛り上がるところではありませんでしたな

ちょっとちぐはぐでもないのですが
なんか、薩長同盟締結あと、寺田屋あたりに
力を入れすぎたのか、物語として
若干切れというか、キリがよくないように見えたのでありました
だからといって悪いわけでもないのですが
そこまで引き込まれなかったのであります

そのせいか、毎回恒例のようになってる
龍馬の新しい宣言に、周りがあれこれくってかかるの図で、
喧嘩をしないどうのこうのというくだりがありましたが、
今思い返してみると、異国を打ち払うために大砲習ってた
カナメールにはそんなこと言う資格ねぇだろうと
思わずつっこんでしまったのでありますが
次回予告はまたまた、楽しそうで
なんか、血を吐いているのが、高杉さんだけでなくて
弥太郎までいたように見えましたが
あれはなんですか、坂の上と映像混じりましたか
そんなことを思ってしまうのでありました

考えてみると、龍馬が死んでからも
幕末は続くというところが
今回はどう描かれるのかわからんなと思いつつ
それぞれの思いが強く出ていた
薩長の重鎮の表情それぞれがステキでありました
薩摩が相変わらず悪そうだなぁてのが
ステキでありまして、
後藤様がちょっとだけいい人というか、割と理不尽でなくなってたのが
印象的だったと、なんか、後藤様をおっかける感想禄になりつつありますが
次週から、新しい章も楽しみであります

万次郎がまた出てくるとは思わなかった
勝先生もそろそろでありましょうか

龍馬伝 龍馬の妻

2010-09-12 20:52:01 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
じわじわ進む序章というところでありました
というか、来週で第三部完とは、意外と速かったな
そんなことも思いつつ

話としては、おりょうさんとのなれそめというでもないが
夫婦になるというお話で、なごやかと見せかけて
幕府と薩長の関係が、ぐずぐずよろしくなくなる
それがステキでありました
ちょっとずつ、各藩というか、関係各所の重鎮が出てきて
見所満載といったところでありましたね
大殿様も久しぶりに出てきて、安心の画面でありました

知らない内に、土佐藩ひいきになったというでもないですが、
土佐藩の面々が出てくると
なんとなく楽しくなってしまうところ、
弥太郎と後藤様のところは、まぁ、いつも通りでありますが
後藤様の、終始、この物語における後藤様像を
貫き続ける姿勢に感服してしまうところ
小者というのとは違う、あの、なんといったらいいんだろうか
後藤様っぷりが、ステキすぎてたまりません
あれに、八つ当たりされまくる弥太郎という図が
好きで好きで仕方ないので、
出世した弥太郎が、偉そうに後藤様に文句つけているところも
逆にあの調子で、こらしめてやってほしいなんて思ってしまいます

さておきながら、そんなこんなで
海援隊フラグも着々と進めつつ
亀山社中描写もなかなかよかった
相変わらず、陸奥が問題児っぷりをそのままとしておりステキ
なんとなく、文句のつけかたというか
吝嗇めいた節が見えると、長次郎を思い出してしまい
なんだか悲しくなってしまいますが
それはそれ、これはこれ
じわじわ、小曽根さんが釘を差し出すなど
いい案配でよろしくなくなってきた描写がステキでありましたね

あとは、男前すぎて、もうどうしたらいいかわからない高杉さんと
その生き様、死に様までの道程が見られたことがステキだったと
そんなところでありました

まぁ、できすぎた話ではありましたが
あのおかげで、戦艦もって、長州帰ったとすりゃ
長州征伐の仕上げが、なるほど面白くなると
思ったのでありましたとさ

陶磁器を探す旅~2010年常滑焼祭~

2010-09-09 22:30:32 | 陶磁器を探す旅と名物
もう、一ヶ月近く前となってしまいましたが、
常滑焼祭に今年もはせ参じておりました
今年は暑すぎるという難題がありまして、
清水焼祭をスルーして、
五条茶碗坂も、あんまりテンションあがらずと
どうにもよくない陶磁器生活でしたが
なんとか常滑で取り返したい
そう想い、いざいざ観て参りました

店数が減ってる…

絶望的なことでありました
まぁ、その、目に見えてごっそり減っている、
そんなわけではなかったんですが、
去年、その前よりは
明らかにパワーダウンしているような印象
今回、朝かなり早くに行ったせいか
随分空いてるなぁなんて呑気に思ってましたが、
売り屋さんによると
今年は、だいぶ、客の入りも少ないとのこと
不況の波が寄せておると
嘆息まじりに、匠たちが会話しているのは
なんとも切ないことでありました

その匠タチの新作が観たいと
意気込んであれこれと観てきたのでありますが
去年ほどの感激が、こっちもやはり無かった
目が肥えてしまった
そういうことかとも思うのですが、
同じ、伝統工芸士さんの作品でも
去年のはよかったのに、今年のはちょっと違うなぁと
ちょっと残念だったり、
多分に自分の主観によって判断ではありますが、
逃した魚が大きい論理と一緒なのかとも思いつつ、
とりたててすごい大きいといった発見は
残念ながらなかったのでありました

それでも、一同に会する常滑焼き群は見事でありまして、
日頃なかなか観られないシリーズを観たり、
作っている作家さんに、どこに卸しているかを聞いたりと、
それなりに楽しかったのであります
ああいう、匠の作品は個展に出すのが多くて、
市場流通というか、お店には出てこないそうであります
残念ですね、本当にもう

と、そんなことを思いつつも
今度はセラモールへ移動
こっちでは、なんと、私のもう一つの趣味である
富貴蘭展を同時開催しておりまして
なんというか、俺だけ楽しいという感じでありました

富貴蘭展は、よりどり2500円企画とか
けっこういい塩梅というか、ステキすぎる内容で
来年も是非とも来て欲しいとせつせつ願った次第
愛知県は、意外と、富貴蘭の組合が多いんだろうかと、
大府あたりで前に見つけたこととあわせて
考えさせられたのであります

陶器については、最近探し回っている
よさげな植木鉢が、なかなか見つからず
ちょっと、面白げな器を見つけたと思えば
非売品で、売って貰えなかったりとか
そんな塩梅でありまして
今年は、ブツとしての収穫はゼロでありました

それでも、面白かったとにまにましつつ
また、涼しくなってきたので
今度は、信楽かとにらみをきかせて
過ごすのでありました

35歳からのリアル

2010-09-08 22:33:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
35歳からのリアル 著:人生戦略会議

適齢期なので読みました
なんというか、ああ、そうだよなと
思ったり思わなかったりしていることを
とてもわかりやすく、しっかりと
文字にしてくれている
それだけで、私のような愚か者には
大切な一冊だったんでないかと
感じた次第であります
ま、それでも、覚えていないというか
読み終わってみれば、特段何も残らないので
やっぱり、そうだよなとも思うのですが

さて、35歳からのリアルということで、
35歳になったら、いい加減
真面目にあれこれ考えろよと
そういうことを、分かり易くというか
実際、35歳でこれくらい考えられるよと
事例をいくつも、仕事、家族、人生などなどに分けて
あれこれと書いておるという本でありました
特に、結婚に関わりながら
人間があと生きていくのに、どれくらい費用がかかるか、
まぁ、よくよく読んでみると、割とテケトーな数値ですが、
数値になっているというところがミソで
それを反論するとかなんとかするだけの
気力もないような私には
大変ありがたいというか、うわぁ、という感じでありました

こういった本は、信じないというか
騙されるモノかと、なんのために
こういう本読みだしたのかわからない調子で
ついつい、進めてしまうのでありますが
それにしたって、都合の良いところというか
ああ、この数値なら大丈夫だと思えるところが
ちょっとでも出てくると、なんとなし
安堵を覚えたりするあたりが悲しいのですが、
なかなか、老後に向けて何が必要かということ
というか、お金がいくらいるかという問題は
大変なものでありました
あと、そろそろ家買うとかいう選択肢もあるのな

と、まぁ、そんなことで
あれこれ思ったりして、一通り楽しんだのでありますが、
一番衝撃的というか、ちょっと
書いておかないといけないと思ったのは

「これから結婚しようと考える35歳が重要視すべきなのは、相手の顔でも、好きな食べ物でも、おっぱいの大きさでもなく

という部分でありました、
そうか、おっぱいの大きさじゃなかったのか
これが、一番衝撃的で、諳んじるほどであったと
悲しいお話であります
それでなくて、なんなのか、それは
本読んでもらおうとか、なんか、いんちきくさい
レビウを書いておきつつ

確か、信頼だったか、信用だったか、
そういうものだったと、うろおぼえになっていると
メモって終わるのであります
とりあえず、おっぱいではないのだ

神のなせる技なり

2010-09-06 22:28:33 | 読書感想文とか読み物レビウー
神のなせる技なり 作:森田健

なかなか面白い小説でありました
多分、SFというジャンルでいいんじゃないでしょうか、
こういう内容のは初めて読んだと
新しいものは、何せ楽しいモノでありますね
文章も読みやすいし、なんか、陰惨だったり、非業だったり
そんなわけもなく、ちょっと説教臭いけども、
まずまず幸せに終わる物語というのは
ステキであります、そんな小説でした

内容は、ちょっと宗教じみているといっては、
若干の語弊がありますが、
なんとなく、手塚治虫の火の鳥を意識したような表紙から
察せられるとおり、輪廻転生にまつわる話しに
よくよく近しいそれでありました
魂は不滅であるといった、そういう哲学的というか、
概念的要素にデジタルで挑んだというか、
まぁ、それはデジタルで説明できましたみたいな
若干というか、大分強引だけども
面白いからいいかという具合
死んだらどうなるとか、そういうこともあったり、
物語が終わるところは、ずっと
持論をキャラクタに述べさせているだけだったりと、
あれこれ思うところはあるものの
ほんわかというか、ほのぼの小説のテイストが強くて、
不思議事件が起きるたびに、主人公とその彼女の行方を
ついつい追いたくなるような内容でありました

アニマ、アニムスとか、大学のときに
なんか勉強したなぁという話しが出てきたり
取材もとが、若干あやしげなソースだったりするのは、
まぁ、ご愛敬だろうと思ったりしながら
死生観とか、形而上の話しは
物語でみてみると、意外とひきつけられるものだなと
感心した次第であります

なかなか、ステキでありました

龍馬伝 寺田屋騒動

2010-09-05 20:48:10 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
今まさに見終わったところであります

今回は、いつもと違ってというと失礼になりますが
タイトルに偽り無く、寺田屋騒動のそれを
淡々と追うというのか、それなりの殺陣と
逃走劇がセットになっておりまして
ドラマとしては、話の進展がないので残念でしたが
かなり見応えがあったように思います

ちょっと驚いたのは
弥太郎が思ったよりも速く離れていったところでありましょうか
一緒に巻き込まれて、ドリフみたいになんじゃないかと
心配しておりましたが、しっかとまじめな作りというか
笑うところ無くしてきたのは驚きでありました
ただ、弥太郎が去り際に、「モテるのぅ」発言をするあたりが
非常に余計だなぁと、にやにやして見てしまいましたが
それはそれ、次回予告とあわせてみると
弥太郎が、全うといったらアレですが
維新志士みたいな志をもつっぽいので期待であります
すぐに、やめるんでしょうけどな

さておき、とうとう三好さん無双も見られて
大満足でありましたが、この三好さんという方が
大変有名な人だそうでありまして
私、今回これを見るまでまったく知らなかったのですが
史実でも、龍馬を逃がしつつ、自分も怪我一つ無く
あの包囲網を突破したとかなんとか
幕末はそんな人ばっかりやなと思うところであります

三好さんの殺陣がなかなかすばらしくて
寺田屋内については、ちょっと狭いというのと
龍馬のピストルがじゃまというか
殺陣において、ピストルは様にならんなぁと
がっかりしてしまったのでありますところ
龍馬を一旦、材木置き場に捨てて
薩摩藩邸に走るときの
近くにあった、竹をやりに見立てるあたりからが
かなりよかったですね

短槍をもともと使う、いわゆる、
宝蔵院流だと聞いておりましたので
なるほど、あのサイズの竹はステキと思いつつ
なんでちょうどよい長さのがあそこにあるかなとも
思ったり思わなかったり

とはいえ、左右に散らしてから、真ん中でズドンという殺陣は
大好物の形でありまして、さらに
集団の真ん中を割っていくように進入し
槍で受けて、そのまま、投げ返すという
たまらないシーンがステキすぎて、鼻血がとまりませんでした
すばらしい、あれが見られただけでよかった

そんなことを思いつつ
なにげにというか、すごい存在感だったのが
西郷さんでありまして、最後にちょっとだけ出たという具合ですが
あのときの、声がけというか、迫力ある太い声に
びっくりしたのでありました
なんと、西郷さんぽいんだろうかと

次週からは、少しだけラブい雰囲気になるようですが
許容範囲といったらアレですが、見守っていきたいと
思うのでありました

あと些細な余談でありますが、
死にかけた龍馬が、乙女姉やんの名前を呼ばなかったのが
ちょと残念というか、なんか、旧来の大河ドラマなら
あそこで、乙女姉やんをつぶやいて、その幻に叱られる夢みたいな
そういうことやりそうだよなぁなんて、思ったのでありましたが
どうでもよいことであります

火群のごとく

2010-09-02 22:47:01 | 読書感想文とか読み物レビウー
火群のごとく 作:あさのあつこ

なんの気なしに読んでみたのですが
随分と面白かった
そんなステキ時代小説でありました
まさに時代劇を観ているような
そういう独特の風景描写も見事で、
それでいて、青春の淡い感情というか、
友情と成長とを描きつつ、寂しくあり、悲しくありと
非常によくできていて、驚いた
流石、あさのあつこさんであります

バッテリー読んだことないのですが
青春モノとして随分よろしいと聞いておりましたので
これを読んで、その評判をなるほどと頷いた次第
江戸時代と言ったらいいのか
多分、架空と思われる藩でのある事件をとりまく話し
そんなところでありまして
こういう、いわゆる時代小説大好きの私としては
なかなかたまらなかったのであります

言葉遣いも丁寧で、それとなし、難しい言葉がちりばめられる
そういうところも、なんというか雰囲気があっていいなぁと
随分喜びながら、気付いたら、一晩で読み切ってしまったところ
サスペンスでもないのですが、
推理要素もありつつ、じわじわと後半に従って
事件の全容が見えてきて、顛末
そういう物語が楽しめるのであります

ただ、その推理部分というのが、結構あとから出てくるというか、
序盤は正直、友情というものを描いた
少年小説でありまして
その部分もそうとうに秀逸でありました
童子とよぶにはもう大人になりつつある
その機微を描きながら、葛藤とか理解ではなく、
消化できない感情とかが
かなり見事に描かれておりまして
ずいずいとひきこまれてしまう

終盤、突然にサスペンス仕立てになってしまったと
ちょっと戸惑うほど、中盤までの友情劇に
読みどころたっぷりなのであります

まぁ、そんなえらそうな感想を並べておきながら
一番素晴らしいと思ったのは
少年を扱っており、当然のように、これはもう
古典手法と読んでもよいのではないかというほど
驚くほど見事な
姉萌え小説であった
その部分が、一番、一等素晴らしかった

正直ネタバレになってしまうのですが
多分、この部分のネタバレは誰も気にしてないと思い
あえて書かせていただきますけども
実に見事な姉萌えであります
義理の姉という、ステキなジャンルでありながら
そこに懸想してしまう若い主人公
その、淡い憐憫というか、恋心を知らずと呼ぶか
まるで、姉からの描写をなくして
もんもんとさせておいて、
亡き兄を想い、出家する覚悟を聞かされる顛末

この、絶望的に弟扱いと呼ぶか
子供扱いから抜けきれないところが
本当、白眉でありました
この部分だけで、どんぶり飯が食べられてしまう
それほど見事な姉萌え小説でありましたので
絶賛して、ここにメモしておくのでありました