CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 姫の涙

2007-04-30 08:41:01 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山を見たのでありました

ここのところ、ずっと重苦しい展開と
重厚なドラマにくらくらしているのでありますが
そのくらくら具合からすると
やや、小休止に見えてしまった今回であります
極個人的な感想なので
どこがだよ、という感じではありますが
たぶん、チバ先生の出番が少なかったせいだと思います(贔屓目)

とはいえ、今回は女性陣の奮戦が見ものでありました
なかなか、由布姫のあれやこれやもさることながら
三条、ネネ、ヒサとそれぞれに
あれこれが用意されていて驚き
特にネネが凄かった

完全に壊れてしまったように写るステキなネネ様
昨年の茶々を思い出させるような怪演技で素晴らしかった
控えめな女性であり、物語前半では兄を慕うステキな妹
そういう具合で、優しさ溢れる
ややもすれば、というか、あんだけ濃い俳優陣の中では
いささか毒が足りなさすぎると
さっぱり加減に、ちょっぴり残念とか思っていたのだがどっこい

腹黒さに耐えかねた壊れ具合が素晴らしかった
どうしようもないな、また、前半あんだけ理解していたということは
わかっていて、壊れた様を見せておるのだろう
そう思うだけで、女怖い、というステキ体験ができたのであります
色々な意味で感動した
あの八つ当たりを、三条あたりにもしてしまうところがステキで
そなたは腹じゃ、子供を生むための腹じゃ
と、たぶんどっかの大臣の失言について
さらりと言及したシーンだったんでしょう(違います)
卒倒しそうな具合で、本当、まさにそこで思いついたといわぬばかりの
毒の吐きぶりがステキでありました

最終的というほどでもないが
晴信がようやく対面したところで
奪え、さぁ奪え!
と迫り、泣きながら、怒り、笑い、どうしようもなさが溢れた瞬間に
子供を取り上げられて、手が残る
あのシーンは絶妙でありましたところ
あのうち震える手が、何もかもを取り上げられて失ったという具合の
せつな過ぎるそれが、素晴らしいことこの上なかったのでありました

打って変わってというか
もう一方、由布姫でありますが、こっちも
表情豊かというか、起伏の激しい、先週板垣が言ったとおりの
気性が激しい女という具合、ただ、それでも
本気だと信じられるといったときのあの顔と
それまで忌み嫌っていた顔との差には驚いた
あれは、説得力があるなぁとしみじみ思っておりまして
心を開いて、それを裏切られたという点において
素晴らしいことでありました

勘助が、なんであそこまでと思わないでもないですが
まぁ、そういう瑣末なことはよいとして
蛇蝎の如く嫌われた後、摩利支天を投げ捨てられたあの仕打ち
酷い、酷いだけに素晴らしいシーンだ
感激であります、姫のことと主君のことを思い
あれこれとしたというのに、あの仕打ち
勘助の悲劇がよく出てたように思います

もっとも、考えてみるとあの程度
姫様に八つ当たりされたという程度の話で
実際、最初数話における、恨みつらみを抱くに至った
あの頃の悲劇に比べればたいしたことではないなと
不幸な人はいつまでも不幸なのかもしれないと
不吉なことを思わされた次第であります
よかったからいいんだけど、いや、面白かったからいいんだけどですね

ヒサが酷い目にあったというのは
なかなかかわいそうなところでありますが
念願かなったのか、ようやく平蔵とくっついてめでたしめでたし
ただ、あの分だと、よくよくわかりませんが
あいつらまとめて、謙信につくんじゃねぇかと思うのであります
それはそれで面白いかもしれんと
もしかしたら、このドラマ通して
唯一幸せになれる二人という設定かもと思わないでもない
あの親父殿、名前全然覚えてないんですが
やたら滅法、味があっていい役者さんだなと感じたのですが気のせいか
どすの利いたというか、渋い声色と、ゆがみ顔を見せるときの様が
実にしっくりしてて素敵
なんか一介の侍大将としておくのは勿体無い具合に見えたのですが
今後、出番増やして欲しいなと願うのであります

と、まぁ、主人公陣として
勘助が凄い殺陣というか、間合いの外の敵を叩き殺すのはどうかと
ちょと思ったが、それはそれというもの以外に
見所がなかったため、小休止の様相
久しぶりに小山田殿が進言して、ステキと思ったくらいで
武田陣営が見られなかった残念な回でありましたが
それでも充分楽しめるのがステキと

褒めるだけ、褒めておいて、次週を待ちます

柳生十兵衛七番勝負 悔恨の剣

2007-04-27 08:54:39 | ドラマ映画テレビ感想
というわけで、久しぶりにNHK木曜時代劇を
ちゃんと木曜日中に見られたのでありました
その感想

前回の人情話から、今回もやはり親子の情に訴えかける
そういう内容でありました
先週の話から、由比正雪が完全に悪人となりきって
ステキに悪巧みするのが楽しい
にやにやしてみてしまうのでありますが
今回は、やはり、石橋蓮司がよかった、よすぎた、ステキすぎる

旅先、茶屋で休んでいるときに出会うという
もう、鉄板すぎてぐぅの音も出ないような冒頭から始まる
ステキなお話
話もコテコテと言っていいのかわからんが
改易になるお家が、なんとか壁だけでの残すことができたと
家に対する語彙のステキさもさることながら
その安堵の仕方、立ち居振る舞い、
隠居して安穏と過ごそうといったところの石橋蓮司が素晴らしい
本当、あの様子を見てるだけで泣けてしまう

また、息子自慢した挙句
なに、あれより、わしの方が立つのだが、10年も若ければ等々は
本当にもうたまらん会話で、さりげなく、芝居くささもなくて
最高でありましたところ、ステキ
わたくし、実際偉そうなこと言いつつもほとんど見てないのですが
今回の話は全体に、鉄板娯楽時代劇、水戸黄門と同じような
話の流れに見えたのでありました
あのくだりがそうだったんだろう
途中で、大二郎が煙玉使ったあたりとかもそう思ったんだ
鬼若いたし(違う)

ともあれ、石橋蓮司による、石橋蓮司の芝居が見られて
この時代劇いいなぁという雰囲気で進んだのであります
なんか、一人浮いてるなぁと紀州の殿様のことを思っておりましたが
だんだんとあの腹黒さがいい塩梅に見えてきて
伊豆守との好対照とも思えるようになってまいりました
あちらも面白い

で、つれつれと話は進み
まぁ、このあたりはごくごく普通なのでありますが
いよいよ、ステキ殺陣シーン
てっきり今週は、石橋蓮司と戦うんだと思っていたのでありますが
残念ながら息子の方との立会い
これもなかなかよかったのであります
眼帯を飛ばされたあたりで、やっと気づいたのでありますが
片目で殺陣するっつうのは大変なんだろうなと
前にも書いた気がするんだが、今回
実際に目を潰してやってるところに感動を覚えたのでありました
かっこよすぎる、村上先生

で、殺陣の内容もなかなかよくて
あの親子の剣がまじわるところが特によかった
過去と重なりながら、年齢がそのとおりにならないように邪魔する
そういったように見えて素敵
なんたるステキか
ただ、殺陣そのものよりも、石橋蓮司が途中から中に入ってきて
刀を抜いて引き下げた姿
あれで、体を左右に開きつつゆっくりと構える
あの動作と仕草だけで、思わず唸り声をあげてしまった
かっこよすぎる
あの人なんで、あんなに刀姿が似合うんだ・・・

実際のところ、打ち合いになった時は
まぁ普通かななんて、酷いことを思ってしまったんだが
雰囲気は大事であります、空気感という
ありきたりの言葉が似合うのですが
ああいうのを言うんだろう、すげえ

最後は十兵衛が見事、下段からの竜尾剣みたいなので
ずばり叩ききって終了、この斬りあいよりも
そのあと、石橋蓮司が走りよって
丹波に帰ろう
と言った台詞が、泣かせすぎる、かっこよすぎた
徹頭徹尾、石橋蓮司が主役の今回でありましたとさ

さて、んでもって次回から
どうやら尾張にもなんらかの形で話がある様子で
すっげぇ楽しみ、大二郎めちゃくちゃ足はやいなと
思ったのでありましたが、それはそれ
ともかく尾張が出てくるっつうことは
尾張柳生の本家登場かと心躍るのであります

もう年齢からすれば、兵庫の助は死んでるのかもでありますが
出てきて欲しいなぁ、できれば一戦やって欲しいなぁと
願いつつ、次週はお休みであります

焼酎のんだくれり2

2007-04-26 08:59:00 | 食べ物飲み物
というわけで、順延となっていたサラリーマンNEOを見たけど
とりたてて凄いと思うほどの衝撃はなかったので
まったりと、書くことがなくなったこのごろ
どこもブログを始めるわいいが
特に書くことねぇなぁで挫折するのが大半というか
まさに、電子のゴミを増やし続ける行為に色々と
煩悶するこのごろ

とりあえず、仕事がひと段落だったので
その打ち上げというか、半ば自暴自棄になってのみあけた
焼酎についてであります

■宝山 綾紫

以前に飲んだ白豊の姉妹であります
あとは紅豊呑んだらコンプリートなのでありますが
まずは、綾紫
たぶん、芋の減量が違うんだろうなと思わせつつ
なかなか芳醇な香りが魅力でありました

嗅いだ時のと
飲んだ時のと
それぞれで香りが違う、正直、嗅ぐときに関しては
芋臭いなぁという印象しかないのだが
飲んでみて、喉奥から上ってくるそれは違う
なんというか、いやみというか臭みが抜けて
するりと豊な香りが上ってくるのであります
丸みを帯びたというのが適切なのか、わからんが
ともかくステキ

甘みにも優れており、実に呑み易い
するするとのみ明かすことができるのでありました
ただ、やはり飲みつけていくにして
その、他の芋焼酎とは一線異なる香りが気になるところ
よいと思う人ははまるのでありましょう
私は酩酊したのでわからなくなりましたが(・・・・)

ともあれ、流石は宝山姉妹の逸品でありました

■由羅王

たぶんこれだったと思う
よく覚えていないが、有名なファラオとは違う奴
これもまた、大変臭みの強いステキな焼酎でありました

黒糖だったと記憶しておりますが
あの独特の臭みと甘みが、驚くほど生々しさを失って
こちらもまた、嗅いでみると、呑んでみるで雲泥の差
嗅いでみたときは、生臭いという印象が強いのだが
口が浸ると驚きの変化、とろみに似た感触が
喉を通って、甘さとは別の香りが上ってまいります、ステキ

黒糖をあまり呑みつけてないので
なんともいいようがないのですが、かなりあっさりしてる割には
甘さが思いのほか強いので、泥酔する危険性が大変高い
女子に大人気であろうと思う逸品でありました
何事も呑みすぎはいけません

と、あと何本か呑んだのですが
銘柄忘れたというか、もう、何があったかも
いまいち覚えていないのでこのあたりで
ステキなのは確かでありますが
翌日、フレーバーになっている自分の吐息に蒼白となるため
控えめに楽しみましょう

黒糖は体内に残ると、おっさん臭に変化する模様でありました
悲しい

柳生十兵衛七番勝負 孝養の剣

2007-04-24 08:59:04 | ドラマ映画テレビ感想
というわけで、先週の柳生十兵衛であります
8時台に移ってからは、リアルタイムで視聴が
困難きわまるため、ビデヲ録画観賞なのでありますが
いやはや、これ見たあとに、今週は風林火山見たから、あーたもう
殺陣がステキすぎて、鼻血が止まらない
そんな具合でありました

しかし、今回は話の筋もいたく感動したのでありました
いつも決して悪くない、むしろ、定番ながら
よくよくできてるとか偉そうなこと言ってしまうくらい
まぁ、贔屓目なのでありますが
この回については、おそらく全体的なテーマであろう
母となにがし、という部分
これをあえて、正雪の立場から見せるという小憎い演出がステキ

孝行息子、とまではいえないかもしれないが
そんな次男坊をなんとか、そしてよくやっていると
暖かく迎えている家族たち、特にあの母親のそれこれが
お前、泣かせるじゃねぇか
しみじみ感動したのであります、最近ああいうのダメなんだ
涙腺弱くてしかたねぇんだよ、ぐっすし

というわけで、まぁ十兵衛の話はおいといて
由比正雪のことを大きく取り上げておりましたのが新鮮でした
今回に限ることなく、十兵衛は基本的に権力側の人間なので
悪人なのかもしれないと、ちょっと思ったのでありますが
庶民からすれば、むしろ、正雪を応援か
と、思わないでもないところ、まぁ、でも
秘密結社みたいなことしてんだがな

ともあれ、その秘密結社の頭目としてめきめきやっている
その描写がどんどんとされており、はやくも低階層になりつつある
没落武士のこと、それを救おうとしている、その彼が
紺屋の息子であるという事実
なかなか衝撃的でありました、武士じゃないから武士たりたい
こういう思いは、時代劇では鉄板の題材でありますが
なかなかよい演技というか、ちょっと顔芸が凄いなと
驚いたのでありますが、せつせつ感じ入る重々しいしゃべりかたとあいまって
ステキでありました

で、そのステキな正雪が
孝行に疎い、冷たい息子風をしておきながら
実際は、こっそり母親を見守ったりするという
これまた、お前、昭和の時代劇かといいたくなるような
ステキすぎるところで、
日ごろ悪し様に正雪を罵る母親が、どこしらぬ者に息子の素晴らしさを語る
しかも、紺屋は奉公であって、実家ではないとか言っちゃう
なんだこの人情話、はらはら、そういう具合で
あの様子を見守る正雪の顔がまた、とてもよかったのでありました

で、話としてはそんなよい家族がいながらも
革命戦士として、同胞と戦い続けるという正雪を助けるため
兄が、十兵衛と闘いなぎ倒されるというのでありました

ようやく十兵衛でありますが
対薙刀戦、これはこのあと放映だった風林火山への
遠まわしのオマージュかと思わせるほどのステキっぷりだったんだが
正雪の兄上の見事な薙刀捌き
時代劇風すぎるアレンジの効いた殺陣と
勝手に思ったんだが、まず本気で斬りあいのとき
そんな格好しないだろう、そういう、少年漫画みたいな受けがあったり
見事な切り替えしがあったりして、ステキだったのですが
長巻といって相応しいようなそれを
突きとなぎ払いで使いわけて、とてもステキでありました

特に受けの部分がかっこよくて
十兵衛の太刀捌きを見事にかいくぐり、柄をよく使った戦法が
なかなか新鮮でありました
突き転ばされてから、十兵衛に反撃する際の
柄を使った、また、転がりながら脛を狙う
あの脛斬りこそ薙刀よね、と妄想したり(たぶん違うんだよ)
鼻息あらげて見ていたのであります

最終的な見所は、まさかの階段落ち
転がりながら落ちていく最中
凄い勢いで小太刀が飛んでいったのがちょっと面白かったんだが
ともかく、あれは酷い、銀ちゃん死んじゃう
思うほどの見事な落ちっぷりに感動
また、あの落ちっぷりを見せる前の十兵衛が
縦下ろしから、すぐさま返し刃で切り上げる
第二シリーズでよく見られた黄金パターンだったのも見逃せず
よいものを見た、とっくり安心したという
そんなお話であります

どんどん、面白剣法を見せて欲しいと
ステキに期待していくのでありました

風林火山 運命の出会い

2007-04-23 08:46:00 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ好調に推移しておりますところ
今週は久しぶりの戦風景、ステキ、大好き、たまらんな

なんかだんだんと武将鎧フェチなんでなかろうかと
出てくる武将全てがかっこいいと惚れてしまうこのごろでありますが
本当、勘助の武者姿は似合いすぎて恐れ入ります
ともかく、戦風景の前の調停風景といい、
館でのことといい、なにもかもが男臭い感じで
正直、色々書くのは無粋だなと
せつせつ感じ入るこのごろ
それでも感想をしたためておく所存

前半見所というか
ここのところ急激にかっこよさを備えつつある
武田晴信の大喝、諏訪をどやしつけるところの迫力たるや
うおおお、思わず声に出してしまうような具合でありました
あれは怖い、そしてあの場にいた諏訪は
絶対殺されると思ってたんでなかろうか
思うのでありますが、実際殺そうという構えで
勘助が備える姿もかっこよかった、ステキ

その後、いけしゃぁしゃぁと人殺しを推進していく
主人公がまたまた、本当、ステキすぎて
卒倒しそうな具合でありました
というか、なんだろう密度が濃いというのだろうか
諏訪切腹までの間の、たんたんと進むのに
粛々と諏訪に死が迫っていく様子が
とてもよくわかって
それに見え隠れしながら、勘助が写る
自然と、こいつが仕組んでんだなとわかっていくような
あのなんともいえないところが・・・
悪巧みして、にやり、笑う勘助がかっこよすぎるのでありました

で、切腹については、かっこよすぎる手法というか
諏訪の瞳のアップ、あれは怖かった
黒い瞳っていうのは、こんなに物を語るものかと
釘付けになってしまったんだが
光が映りこんで、真白の部分と、闇を落としたような黒い部分とが
すげぇ、本当すげぇ
そして、見事な切腹、切腹の作法というのは
もっと後の世に出来たものかもしれませんから
少々違うなと思ったのはいいとして、かっこよかった
介錯がないのは、悲しいところでありましたが
見事な最後であります、流石諏訪家当主
その切腹前の、せつせつと勘助に寅王丸を頼む姿も
一人の父親という具合でせつなかったし、なんだよもう

で、後半、諏訪の残党狩について
これがかっこよすぎるんだなまたまた
いきいきとした、サニー様の殺陣がステキ
殴りこみをかけるように入って、部下に下知している最中
どわあああ
敵がやってくる、すぐに身構えて
長槍で松明をふっとばし、敵前に猛然と突入
か、かっこよすぎる、圧倒されて倒されまくる敵ども
というか、なんだこのサニー様のためだけの戦闘
凄い、ステキすぎる、勝てるわけがねぇ
思ったりしつつ、興奮のまま、サニー様縦横無尽

あの松明ふっとばしについては、あの時とっさにひらめいたんじゃなかろうか
そう思うくらい、飛んできた松明に対して
真剣にびびってた敵雑兵が哀れだったのですが
サニー様だからこそできるのでありますね
そして、大部屋侍(決め付けるな)だからこそ、そういう仕打ちなのね
久しぶりに時代劇っぽかったと思ったのだが
ともかく、それで長槍ふりまわすサニーに蹂躙される
諏訪方の人々

あっという間に鎮圧されていき
平蔵とまたステキな再会をしてからいよいよ
由布姫との出会い
個人的にこの由布姫は、なんか怖い女というか
宗教とかに傾倒してしまう、ちょっと危ない女という風に
見えていたのでありますが、今回もその危なさを遺憾なく発揮
怖い、精神的に怖い女だと
思ったのだが、狂気というか、気をたがえた感じを
じわじわとこぼしつつ、錯乱するのでありました
凄いな

ただ、あの錯乱したときの台詞が
唐突に現代語っぽく聞こえてしまったのだが
それは役者のせいなのか、そういう効果なのか
わからんが、ちょっと残念と思ったのは確か
まぁ、ここもなんだかんだとサニー様が今度は
薙刀ふりまわすという楽しみっぷりを堪能して終結
見事でありましたとさ

サニー様のおかげか
殺陣に鋭さがあるステキ大河ドラマ
そう思ったりしながら、次週にも期待であります

焼酎のんだくれり

2007-04-20 08:46:50 | 食べ物飲み物
前に書いた焼酎レビウはどれでしたでしょう
などなど、思いつつ今、自分のブログを読み返して
とても気恥ずかしくなったのは余談であります
いつもの、そしてこれすらもそうでありますが
どうして、こんなに偉そうなんだろう
個人ブログとして相応しい、個人モラルとレベルの低さを
散々に露呈しつつ、それでもやむことなく

というわけで、久しぶりに飲んだ焼酎の話題であります
ここ最近、仕事がたてこんでいるせいで
暴飲暴食がたたり、体中がきしみ、錆付いてきておりますが
輪をかけるように、なのか、錆付いたところを無理やり動かすためか
アルコールに逃げる昨今
飲んだのは以下の通りでありますところ

■爆弾 ハナタレ
ハナタレシリーズ第二弾(私的)
まぁ、貴重なんだぜ、ありがたく呑めよ
そういう雰囲気を全身に浴びながらの一献であります
前回呑んだハナタレとは違い、意外とスタンダードなのか
よく知られた銘柄だそうであります
無論、味についても良く知られているそれそのままでありまして
タミヤセメントの味がするわ
遠い目で、女言葉になりつつ味わうのでありました

臭いがきついなと思いながら
ずずいっと呑んだのだが、一瞬にして意識飛ばされたという
流石爆弾といった代物であります
いや、たぶんこれ呑む前にしこたま飲んでいたせいだと
思うのでありますが、ともかくトドメを刺された
そういった具合でありました
臭いもさることながら、なんともいえないとろみ
これが美味いんだろうなと思わせるに充分
臭みの割りには、口当たりはとてつもなく滑らかで
するすると消えるといった具合であります
アルコール臭とはまったく異なるせいでありましょう
ただ、飲める人を著しく制限するように思われます

度数は40度前後だそうで、そこまでではないのでありますが
なかなかどうして、酩酊へ向かって突進ができるのでありました
ステキ、だけど、呑みすぎるのは決してよくないわ
そういう一献

■ダバダ火振り
一方、打って変わってのひとつ
栗焼酎であります
これはごくごく普通、ちょっと呑む順序間違えたと
常々思いながら、これの初体験をしたのでありますが
ハナタレの後なので、普通の焼酎がとてもしっくりくるように
思われたのであります

栗ということで、甘かったり、栗香りが凄いとか
色々想像しましたが、実際のところそこまでではなく
大変呑みやすく、お湯割りでもまったり楽しめる逸品でありました
昨今は、様々な居酒屋で見かけるようになって
消費量もあがっているらしく
定番焼酎化するとよろしいと、特に思いいれもなく
勝手気ままに思うのであります(酷い)
呑んで楽しければよいのです

■スコッチ ローヤルサルート21年
焼酎レビウじゃなかったのかよ
自分でも思うのでありますが、ちょっと前に
ロハで飲ませてもらったのであります
英国王室御用達と噂高い、ロイヤルサルートであります

うまい

一言で済んでしまうと
とりあえずしておきたいところでありますが
なんというか、鼻の裏側から抜けてくる
煙のような香りが凄い、素晴らしい、愛してる
そう思う素敵ウィスキーでありました
たぶんスコッチ
ゴキゲンなバーで飲んだのでありますが
暗がりといった風情に大変よく似合い、なおかつ
丸氷が異常に似合う、ああ、まだ呑むには
私の過ごした年月が足らない
などと、かっこつけたくなるくらいステキでありましたが
実際のところ、飲みつけた数が少ないので
他のウィスキーよりどうなのかは判らないのでありましたと
酷いお話

と、そんなところで尻切れ

カゴメ野菜生活100 紫の野菜

2007-04-19 08:53:21 | 食べ物飲み物
話題がなくなったら食生活に逃げる

昨今の事情でありますが
忙しくなったら栄養補給のためにと偽りつつ
ただのジュースだろうとバカにしている雰囲気を装いつつ
その実、凄い信頼している
このカゴメ野菜ジュースシリーズなのでありますが(長い)

先日スーパーがあろうことか特売をしていたために
いつも懇意にしている、緑の野菜シリーズが売り切れ
どうしてくれる、今週栄養失調で死んだら責任はどこに、助けて
等々、思ったり狼狽したりでてんやわんやの挙句
おそらく新製品だろうと思うのですが
紫の野菜
という新シリーズに手をつけたのでありました

緑の野菜
に限ることなく、カゴメの野菜ジュース全般は
なんというかな、一日これ1本シリーズを除いて
全体的にジュースのように甘く
大変飲み易いのであります
伊藤園だったか、なんか別の会社が出してる
よくよく似たパッケージの野菜ジュースは総じて
古くからある野菜ジュースといった、あの苦味というか青臭さというか
ともかく、野菜臭が凄いのだが
カゴメのシリーズはほとんどがない
どうも、一緒に果物入れてるからそれで
ごまかし・・・いや、中和されている様子であります

ともあれ、それによって栄養成分に著しい欠損が見当たるかというと
これを飲みだしてから、毎日快便大王である生活っぷりを見るにつけ
間違いなく効いている、というか、繁忙期以外も
ヘタに自分で料理するよりこれ飲んでるほうが
体によくねぇかなと思うほどの効果抜群ぷりであります

思いっきり個人差があります
等々、なんか記しておかないといけないくらい
自分としては効いているのでありますが、それはそれ
その緑じゃなくて、紫の奴のお話でありました
買って、飲んで、甘い、ジュースだいつもの通り、しかし

ぶどうジュースではないか

第一声でもないですが、思わず驚いたのであります
虫歯になるんじゃないか、ものすごい勢いでメタボリックじゃないか
これでなんで278円もするんだ(近所のスーパー価格)
値段=栄養価で換算する癖が最近ついているのでありますが
なんというか、ジュースにそんだけの値段はよう払わん
そういう気概がにじみでてしまうくらいのジュースっぷり
というか、緑の野菜シリーズは
まだ甘いといっても、コップ一杯(注:いっぱいはいってるのいっぱい)
飲み干すくらいわけない、なんだったら
500mlくらい一気飲みしちゃうよ?
どこの親父だという声で気さくに話しかけるほどでありますが

紫の野菜は無理だ
これは甘すぎる、カキ氷にかけられるんじゃないか?
そう思うほどぶどうジュース、ときどきブルーベリー
ともかく甘すぎて、まったくありがたみを感じず
驚愕したのであります
で、実際のところ効果はどうかと思うのでありますが
いかんせん、大量に飲めないから効果がわからない
個人的に、たくさん飲まないと効かないという信仰があるので
それにそぐわない紫の野菜はダメだ

そんな酷い判断をくだしてしまう次第
で、まぁ、折角だからというか、実際のところ
どんだけ紫色のものがあるのだと内容成分を見たのでありますが
どうやらメインが、紫ニンジンというこれまた
八百屋で見ないような、それでいて、絶対美味しくないんだろうなと
うかがわせるに充分な野菜でありました
あと、シソとキャベツについては、もはや色だけで選んでるじゃないか
ナスとか栄養価ゼロじゃんと
色々思うのでありますが
わたくしにはあわない、というか、目的が違う
栄養補給用ではなく、ポリフェノールですっきり系なのでありましたとさ

大きく野菜ジュースに対して誤解している自分を発見した気が
せんでもないこのごろでありますが
とりあえず、紫はダメだなと、酷いネガティブキャンペーンを張りつつ
緑、あるいは、赤
どちらかを探してまた、スーパーに通おうと思うのでありました
よしなに

柳生十兵衛七番勝負 恩義の剣

2007-04-18 08:42:21 | ドラマ映画テレビ感想
木曜時代劇シリーズ
柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い
続いております、最後だけどたくさんの闘いが

もともとそうだったが、やっぱり
本筋の話は王道のみで結構
あとは、殺陣だけきっちりやってくれ
そう願ったり、酷いこと考えたりしながら
とっくりと視聴しておりますが、先週分は
前回をあざ笑うように、ちゃんと殺陣いれてきてくれました

浪人者とやる

定番とはいえ、かっこよすぎる
なぜ時代劇に登場する浪人者の戦装束というか
あの、タスキでまくって、構えた姿というのは
かっこいいのだろうかと、惚れ惚れしてしまったのですが
なかなか、当身に優れた剣法家でありました

何流かうまく聞き取れませんでしたが
肩にかつぐ剣法と、柄で一撃などの打撃を交えた刺突
ステキ、ステキすぎる
十兵衛との殺陣前に、門前町じゃないが、町衆
いや、幕府方の役人ずれといざこざを起こした際の
普請所で見せた一瞬の殺陣がまずかっこよかった
自分を中心にして、当身はコブシ(今回は柄頭だが)だけを
どずり、当てるではなくて
体ごと踏み込んで、その体重を柄頭に乗せた一撃
そしてすぐに鞘走るように構える様
ステキすぎる、むちゃくちゃかっこいい

もっとも、あの構えになっても、竹光では
抜くことができなんだかと
後々、正雪と語るところで、あ、と思わされたのでありましたが
なかなかどうして
今回は、竹光を抜くところの動作も
いちいち正雪がかっこいいじゃないかと、惚れ直したのでありますが
あの仰々しいしゃべり方だけなんとかしてもらったら
もそっと見やすいとか、生意気ぬかしておきます
いいんだけどな、あれこそが今孔明なのかもしれん

さておき、その柄頭を使ったどつき戦法が得意な浪人との戦い
橋の上で抜く十兵衛、あの最初抜くまでもなかなかかっこよかったが
抜いた後、たまらん、たまらんよ十兵衛、いや、村上先生

最高にかっこいい片手剣の構えを見せてもらえた

嬉々としてというか、あまりの嬉しさに悲鳴を上げてしまうくらい
参ってしまったのでありますが、片手で抜いて
フェンシングではないが、相手に対して
対峙する面積を最小限におさえつつ、刺突の構えを崩さない
腰は落として、股を割り、どしり、前のめり
凄い、かっこよすぎて卒倒しそうだ
あれで円を描いて二人がまわる姿が本当
どうしたらいいか、わからなくなるくらいステキでありました

剣先を下げるもあげるも自由といった型で見せて
相手は肩にかつぐ剣法、どっかで聞きかじったところでは
相手に剣の長さを悟られてしまうから
肩かつぎとかはやらないとかなんとからしいが
時代劇はそういう講釈ともかく、絵面のよい選択をして欲しい
今回はまさにそれ、凄かったのでありました

もっとも、いざチャンバラの段になると
少しもったり感というか、たぶん期待しすぎなのでありましょう
練習してきましたという感じの動きに見えて
少々残念ではありましたが、あれはあれ
剣戟は打ち合いよりも、構えている間の静寂こそと
勝手に思っているので今回は大満足でありました
前回の槍振り回しながらの対峙とは違うぜ
ちゃっかり、十兵衛も殴られた仕返しとばかりに
わざと刃を下にして、柄で受けつつ殴りつけるという
一風かわった受けを見せるとか、見所たっぷり
なんだろう、相手の技と同じものを見せた上で勝つという
少年漫画のノリがそのままなのがステキ
この時代劇なんでこんなに面白いんだろうか

ともあれ、理由はそれこれ
考えるまでもなく、十兵衛は笑いながら敵と戦う
この図のかっこよさと、どうしようもなさ
これがきわまったステキな具合でありました
今後もこれが見続けられると思うとたまらんのであります
殺陣最高、今週もお頼み申します

と、そんな具合でして
話の内容については、まぁ、旅に出るんだから
敵とたくさん出会えるし、いいなぁ
なんかRPGゲームみたいだけど気にしないといったところ
ちょっと、西村の殿様が軽すぎるというか
ちゃらりしすぎに思えるのが気がかりなのであります
でもいいや、最終的にあの殿様と戦うことはなさそうだし

今後も、凄腕剣士と戦いまくって欲しい
願いつつ思いつつ、お腹一杯でありました、秀逸

風林火山 諏訪攻め

2007-04-16 12:37:51 | NHK大河ドラマ感想
諸般の事情がありまして
この時間にひっそり感想文感想文
NHK大河ドラマ風林火山視聴記録であります

二週前のでうっかり書き忘れていた気がしますが
風林火山紀行みたいなところでかかる曲が
二胡から、フラメンコギターになって、なんか違和感を覚えているのですが
直になれるのでしょう、それが気にならないほどの
怒涛の展開が毎週繰り広げられております

今週は、とりあえず教来石が面白すぎて
腹がよじれて仕方なかったのでありますが
あんだけ騒ぎたてて、そして、最後まで戦うと勇敢に誓っておきながら
敵を見たとたんに、もうだめじゃ、もうだめじゃ、もうだめじゃ・・・
とか、すぐに白旗立てそうな勢いだったのが面白かった
ステキすぎる、あんな間者いないだろ
間者=六平太みたいな感じで認識していた昨今
ステキすぎたのであります

ともあれ、その教来石がとっ捕まってから
すぐに、勘助が殺そうとしたり、というか、なんだ
今週見ていてただ、面白い、すげぇっ、かっこいいっと
引き込まれてしまい、完全に思考が停止してしまったんだが
あの騒動のどこまでが、本当に勘助が仕組んだことで
どこからが、予定外のところだったんだろうか

攻めるところをしぶる晴信の、一見、意向にそぐわないような
まさに「悪鬼に見える」発言が、そのまま
顔のことを言うでなく、心そのことを言うかのような所業
どれが起きても、すぐに次善策と思われるなにかしらの策を弄する
ひょっとすると、最初からそうなるように考えてなかったか?
誰も彼もが疑わざるを得ないような、そういう図案の中で
一人、自分が書いた絵に載せるように働いている
そんな風に見えるのでありますが、どうなんだろう

とりあえず、教来石殺しについては
あれは予定外だったと思われ、板垣と目配せした後の
すぐ、本気で口封じに動いたところの非道さが
かっこよすぎたのであります、あれは止めが入っても
入らなくてもよいというエピソードだけに壮絶
結局は、よい方向にまとまり、かつ
それを見破った、由布姫の蔑み視線、
あの視線を向けられて
にたり、
不敵に笑うステキすぎな勘助、なんだこのダークヒーロー
ちょっとまて、面白い、かっこいい、きゃぁ勘助さま

身もだえするかというような展開に
次週もまったく目が離せないのであります
どんどん悪くなっていく勘助、それを許容するものと
拒絶するものが増えるにしたがって、俄然面白くなってきたのであります

今週、他の見ごろというかステキだったのが
先陣を喜んで受け入れた小山田殿のかっこよさ
なんか初期は、切れ者の悪い奴風だったのに
今は、すっかり勘助の案ならなんでも飛び乗る奴に見えてしまうんだが
きっと大好きなんだろうなと、しみじみ思うのであります
あとは、高遠の大将がもりもりご飯を食べる姿が
ひどくうまそうに見えたのと
晴信がどんどんかっこよくなってきたのと
百足衆がステキすぎて、また新しい旗できたのかと驚いたこと
などなど

まぁ、最終的にはサニー様の戦装束が
死ぬほどかっこよかった、それに尽きるのでありますが
しかし、今作は、全ての武将が甲冑姿似合うので
ステキだと思われます
いいぞ、もっとやってくれ、願いつつ
この黒々しい主人公の話を追いかけたいと思うのであります

しかし、だいぶ振り落とされてしまった視聴者が
いるんじゃねぇかなぁと心配になってしまいます

にんにくしそ漬け

2007-04-13 09:00:20 | 雑感
ああ、十兵衛はビデヲ録画、モーニングは買えずと
話題に欠くステキな金曜日
オノを持った怪人の話の話とかが
席巻してるのであろうかと、いらぬことを考えつつ

食料事情が逼迫しておりますと
栄養価に対する反応が著しいことになるというお話であります
夜が遅い、朝が早い、夕飯を食べる暇が惜しい
そういう事情に包まれた際に
なんとか食べておかないと、ロングで見たときに
後半バテる、仕事も野球も一緒であります
長期間にわたる闘いを強いられる際に兵站がしっかりしてないと
前線の士気が鈍り、やがて大敗北を喫するという
ごくごく当たり前の事象が、個人の生き様にも
色濃く反映されます

ようやくすると、夕飯食べないと死ぬ

そんなところであります
実際一人暮らし、いわゆる、単独戦闘が長い場合
自給自足、徴発は全て単独行動として行わないといけないのだが
それを確保し損ねることは多々あります
飲みにいった、飲みにつれてかれた、飲まないとやってられない
そんな理由に後押しされて、飲み屋に行くが
まともなものは食べない、ただアルコールを摂取しただけ
ぐだぐだになって帰ってきて、朝あわてて出ていく
こういうルーチンをこなしておりますと
自然と体重が軽くなり、腹回りが太ましくなり、顔色が悪くなると
あまりよいことがありません
年齢的なものもあって、食生活が崩れると
著しく寝起きの状態が悪いとか、生気がないとか
日常生活に支障をきたす次第、これはいけない

思い立って、短時間で摂取できて
なおかつ、効果的な栄養素を含む食べ物を摂取する必要がある
そういたりまして、とっとと10秒チャーヂとか
ああいうの食べればいいじゃないと思うのだが
この年齢にして恥ずかしいことに、コンビニで買い物を
ほとんどしたことがないというシャイボーイなわたくしには
大変つらい、徴発行為が行えないというか
ああいうのはひょっとすると、薬屋に売ってるのか?
薬屋だとすると帰るころには閉まってるじゃないか
などなど、思い悲しみ、そういった
時代が生んだステキな食料を手にいれられないため
冷蔵庫で常備するようにしたのが

にんにくしそ漬け、通称馬力であります(長い)

思いつきで前ふり書くと
大変なことになるという典型的な論法で現在書いておりますが
ともあれ、このにんにくが大変よく効く
凄いのであります、どんなにしんどい日常でも
翌朝、しゃっきりと目がさめる、体が軽い、バテない
凄い効果があるものでして、摂取のしすぎは
体をいわすといわれておりますが、薬物中毒者よろしく
そんなこといってられない
これを数粒食べるだけで、あれこれそれと
元気になってしまうのであります
これに加えて、カゴメの野菜100だとかなんだとかと
におい消しのために牛乳を飲んでおけば
軽く一ヶ月は過ごせるという驚きの効果

現状、そんな食生活で前線生活を送っておる次第でありましたと
誰が聞いてくれるわけでもないので
この広い世界で、優しい誰かに効いてもらうために
書き記しておくのであります
なお、これについてもちゃんと盛り付けというか
小皿といえばいいのか、それっぽい器にいれておくと
これもまた素晴らしいと
一人にやにやできるので、みんな真似したらいい

どんどん、おっさんになっていくというか
おっさんが、どうしてそんな食生活を送っているのか
不思議に思っておりましたが
なんのことはない、必要になれば、みな考えることは同じなのだという
世の摂理と条理と真理について気づいたのでありました

春の日、今日もみなさんがんばてくだちぃ

中華三昧

2007-04-12 08:46:20 | 食べ物飲み物
なんということはない
日清の中華三昧という即席ラーメンのことであります

最近、近所のスーパーで驚くほど低価格で販売されていたので
喜び勇んで買ってきたのでありますが、やはりうまい
インスタントラーメンごときで、うまいだのなんだのと言うのは
社会人の食生活として危機的状況でありますが
あきらかにうまい
それについての感想文であります

数多くある即席ラーメンの中でも
具もないのに、100円を超えるとんでもない高級品であります
しかし、その値段にふさわしいのかなんなのか
わかりませんが、ともかく、海原先生ならば
化学調味料の絨毯爆撃というかどうか知らないが
まあ、そういう具合なんでありましょう
ただ、いくつか知っている即席麺よりは体に悪くなさそうと
なぜか思ってしまうような素敵な味がよいのであります

私だけかもしれませんが、なんとなし
安い即席麺のスープを飲むと、鉄の味というか
口の中に刺激物を含んだような感覚と
なぜか歯にしみる、得たいの知れない傷みというかこれも感触
それが、うわぁ、体に悪いもん食ってるなうへへ
と、病み付きになってしまうのでありますが(注:変態)
中華三昧においてはそれがない
なぜなんだろう、わかりませんが、きっと
危ないものの含有量が少ないせいだろう、そうしておこう

さりげなくでもないですが、後からいれるオイル系の調味料も
なかなかステキでありまして、ほどよいとろみと香りを付加いたします
ステキ、やったことないですが、あれをサラダにかけて食うと
またうまいとか昔誰か言ってました、帰れ貧乏人などと罵ったあの頃が
今は懐かしく思われます

ともあれ、スープ調味料もどうやら他のより豪壮に見える次第
もっとも豪壮ゆえん、前に気になって仕方なかった
マジックカットを導入しているわけですので、やはり美味い
即席麺の基準を満たしているのであります

で、スープはこれくらいでありますが
個人的に、中華三昧がうまい理由は麺にあると
また、玄人ぶってしまう次第
あの、水をはった鍋に入れて、ずし、と沈む様
手にとったときのパスタを大量に手にした具合と同じ
もっちりとした重み、あれが一番のように思われます

通常、といっていいのか、あえて安物と表現させていただけるならば
安物即席麺は浮くのであります、まさにぷかぷか
それを箸でおさえつけたりして、だんだんと煮立てることにより
スープに轟沈させるのでありますが
中華三昧のは違う、なんかしらんが、やたら重いので
自重で勝手に沈むのです、そしてほぐれた後も
スープというか、お湯によって重たくなった麺ではなく
麺本来のもっちりとした重さによって、なんともいえない
コシというか、うまい、そう思わせる麺が出来上がるのであります

食べたことある人には当たり前きわまりない内容でありますが
ともかく、感動したのだから今しばらく

その重たい麺、これがまたあんまり伸びない
ステキ、安い麺だと伸びるというか、水吸いすぎておかしくなってる麺とか
平気でできあがるというのに、中華三昧の麺はずっしり
自分の形をたもったまま、さぁ食えといわぬばかりに横たわるのである
つるつるしこしこ、うどんの神様の声が聞こえてくるような
あのもっちり麺がステキ、中華三昧美味いはずだ

と、盛り上がったりしながら食べるのであります
他にも、豪奢極まりないパッケージ
あの上質紙なのかわからんが、安っぽいぺらっとしたビニールぽい包装でなく
袋を破る際に発生する、ずずりり、という
厚手の紙を引き裂くようななんともいえない感触
あれも高級感を漂わせるのでありました

で、いまさらですが、シリーズに結構味のバリエーションがあるらしいのだが
とりあえず安かったのが醤油と塩だけだったので
その二つを買ってきて、ずるずるとここのところ食べ続けておるのであります
やっぱり塩がよい、塩ラーメンがうまい店はうまい
そういう誰が言ったか知らない格言に従うなら
間違いなく中華三昧はうまいラーメンなのだわ
玉子を落としてすする内、感動を催すこのごろなのでありました

またも、やっつけで書いてしまったわけでありますが
中華三昧シリーズを高級中華料理に位置づけつつ
日々生きていこうと、ここにメモしておく次第
つるつるしこしこ

サラリーマンNEO シーズン2

2007-04-11 08:28:21 | ドラマ映画テレビ感想
これからしばらく週に三度も
NHKの話題するんじゃねぇかというほどの
やられっぷりを見せている昨今のわたくし
NHKに魂を売ったと罵られつつも
その判断が正しいかどうか迷う毎日であります

さて、意味のない前置きはこれまでとして
とうとう待ちに待ったサラリーマンNEOのシーズン2が開始
なんというかな、意気込みすぎてというか
昨年の同じ頃、まさに金槌で殴られた衝撃というのを体感して
すぐさま、絶対視聴決定と鼻息荒くしたステキ番組
その続編というか、第二幕でありました

端的にいうと、期待しすぎた

別に悪いことじゃないというか
おそらく、これを初めてみてたら
何をしてるんだNHK、気でもふれたか
と大声でこの世の終わりを嘆いたでありましょうが
前作にて、だいたいスタンスと気持ちがわかってるせいか
なんか、もっと凄いことが、もっと面白いことがと
ついつい期待しすぎたせいで
今回は普通でありました
もっとも、もともと凄い面白いのが毎週というでなく
毎週の中で小当たりするネタがあって
なおかつ、数週に一度大当たりみたいな具合だったので
来週はよいかもなどと思いつつ過ごしていきたいところ
ちうか、終わってからエルポポがないのも残念

それでも、にやにやと笑ってしまったのが
サラリーマン体操のマツムシとエスプリ
あの唐突さがステキすぎると
空気を嗅いだというか、懐かしい匂いがした具合であります
今後じっくりこんこんと眺めていきたい
あと、いつから撮影スタートだったのかわかりませんが
スタントマンの内容からすると、極めて最近に収録されてるなと
思ったり感じたりしたのだが
スタントマンの出来についてはどうかと思うのでありました

あとは、RE:とかもう無いだろうと思ってたコントが復帰
これは正直、残念と現在思ってしまうのだが
なんだろう、初めて見たときの
なんか、何も始まってないのに、何か終わったという
あらすじ8割、内容2割というスタンスでなかったのが残念
早く、何をしているんだこの人たちはと
おいてけぼりを味わいたいと思うのであります

そういう点では、沢村一樹のセクシー部長は凄かったのでありますが
なんだろう、もっとベタで、もっとバカっぽく
要求が高くなる一方なのでありました
ともあれ、じっくりとっくり見ていきたいと思うのであります

と、以上、大変偉そうなことを考えてしまったのだが違う
少し考えてみよう、本当にNEOががっかりだったのか
それは違うのではないか
挑むスタンスが間違っていなかったか
と、なぜか自分の視聴の仕方に問題があったのではないかと
思ってしまうこのごろ
何も考えず、あるがままに、理解しようと思わずに
ぼけらったと流れるままの画像を見続ける
来週はいま少し気を抜いてみてみようと反省した次第でありました

しかし、気合の入り方は凄いみたいで
ホームページが謎じゃなくなったうえにリニューアルしていましたね
ステキです、どんどん間違った方向に力を入れてください

あと、別件になりますが
NHK教育でやっていたオードリーヘップバーン特集が
私の中で大当たりであります
現状ではあれのほうが面白いかもしれん
個人の趣味も含めつつ思うこのごろ
会社の王国が見たいです

風林火山 孫子の旗

2007-04-09 08:46:36 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
盛り上がりがやむところを知らない快作であります
今週も大変盛り上がりすぎて
本当、選挙報道のおかげで見逃した人が
いるんじゃねぇかと心配なところ
そういう人は土曜日の再放送を見るのが吉と
さりげないというか、まわしもん宣伝をしつつ

今週も見所たっぷりでありました
どこをどう見ていったらいいか
なんともつっこみどころも満載でありましたが
久しぶりに大声で笑った気がいたします
ギャグといったらいいのか、面白話が多すぎた感であります
満腹

とりあえずは、方々でサービスシーンが多すぎではないかと
物議をかもしている、男だらけの温泉風景シーン
勘助と晴信が温泉で、孫子談義をするところでありましたが
史実なのかどうかわからんが、とりあえず
信玄はやっぱり温泉好きなんだろうかと考えさせられつつ
唐突のヴァーカ、という発言に驚いたと思ったら

諳んじたところを言うてみよ
されば、兵は奇・・・
あー、それはよい

のあたりで、腹を抱えて大爆笑
晴信の実になれた感じのつっこみと
つっこみを入れられた後の勘助の顔、あの顔芸
なんか、内野さんについては、別の現代劇で
他俳優さんに演技が大仰すぎるから、普通にやってくれと
言われたとかなんとか、その端を見られた気がいたします
ともかく、はた、気づいた風の顔つきと
そのあとも、あれこれ考えるところ
どれこれ取っても、小技が面白いところでありました

で、所変わっての諏訪行脚もなかなか
知らないうちに仲良くなってた、教来石と
楽しい二人旅、あそこはなかなか面白かったというか
まったく説明なかったけども
勘助と教来石が喧嘩することで、高遠の殿様は

先に攻めたらよいか
後から攻めたらよいか

と、結局どっちにしろ攻めないといけないという風に操作した
それでいいんだよな、考えさせられます
味方にするのが肝要だから、目先のえさというか
目先の目標だけで釣ってしまったというお話なんでしょう
問題をずらすことで他のことを考えさせないという
大変利用しやすい素晴らしい策謀であります、今度使おう
すげぇ、見事だ、かっこいい
惚れ惚れしたのでありますが、あれもなかなか
内野さんの小技がきいていて
乗り込む前に、何を思ったか眼帯の具合を確かめる仕草とかが
いちいち面白く見えて、そのあとも、きっ、と教来石を見る視線とかが
つっこみ待ちみたいな顔で面白かった
演技が全てあんな感じだから
そのあとの小芝居してるところも、完全に芝居演技なんだけども
自然というか、ひきこまれて面白いと思ったからステキ

よう練習してきたなぁ

そんな具合に見えてしまうのも好感でありました
ともかく、面白かった
んでもって、首尾よく高遠方を味方につけて
あとは調略というくだり、平蔵やんとまた再会して
楽しそうなところもさておき、今後が楽しみであります
一方というか、三条の方がそれこれと文句を言い出したりして
いい塩梅で悪いというか黒い女風になってきてて
こちらも見物、詳しくは知りませんが、この話に出てくる女は
みんな般若だとか、鬼だとか言われているらしいので
その苛めっぷりを早く拝みたいのであります
違ってたらどうしよう、まぁ、いいか

んでもって最後というか、もっとたくさんあったが
一番面白かったところが、孫子の旗が出来上がったときでありましたが
もう、一部で凄い大人気というか、話題沸騰といった具合の

鬼美濃大喜びの図

これが最高でありました
先週の次回予告のときから、異様に盛り上がってる鬼美濃に
なんというか注目しすぎていたのだが、実際の放送を見て
笑いが止まらない、かっこいい、いや、かわいい
ステキすぎるぞ鬼美濃、面白い、やめてくれ
あさっての方向じゃないが、無論旗の方向を見てんだが
まわりが完全においていかれてる具合で
唸り声をあげる、すげぇ
うおおおおおおおおおおおおおお
かっこよすぎる鬼美濃、というか面白すぎる
なんでそんなに嬉しそうなんだお前

他のモブ役者(ひどい)達とは、まるで存在感が違うところを
遺憾なく発揮してくれたように思われて面白かったのであります
他の重臣たちも嬉しそうだったが、にやにやしたり
ふむふむとうなづいたりと、控えめな反応だったのは
たぶん、鬼美濃のはしゃぎっぷりに同じ系等の演技では
完全に食われると悟ったからかどうなのか
今後も、鬼美濃の演技に期待というか
本当、面白すぎるので頑張ってください、応援であります

バカにしてるわけでもなんでもないが
若い、そして荒々しいというのが、あまりにも判りやすく出てて
ステキだわと鬼美濃に惚れた次第でありました
今後、あのテンションで戦に突入するかと思うと
敵は恐れをなして逃げるだろうなと
つくづく感じ入る次第でありましたとさ

他にも、孫子談義がそれこれと出てきて
いよいよ四天王だったか、四名臣だったか
お偉くなる香坂も出てきたし、楽しみで仕方ない風林火山
次回予告も映画の予告みたいで面白すぎるので
楽しみで仕方ないのでありましたとさ

このテンションが最後まで続きますように
願いつつ、視聴をしていく次第であります
しかし、武田方はみんな孫子大好きだな本当に・・・

柳生十兵衛七番勝負 母恋の剣

2007-04-06 08:45:05 | ドラマ映画テレビ感想
始まりました、ステキ時代劇
NHK木曜時代劇 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い
長い、タイトル長いよ
思ったり感じたりしたところ
今までになく、なんと、全8回という放送予定
おお、やっぱり前作、前々作と人気あったんだろうな
鼻息が自然と大きくなってしまうこのごろであります
放送回数まで長いというオチ

さておき、第一回はとりあえず
今までの状況の説明に始終といった具合
見所だと勝手に思っている、素敵殺陣の数々は
あまり見られませんでしたが、次回予告の十兵衛だけで
ご飯何杯食べられるかわからないくらいかっこよかったので
それについてはまた来週以降を楽しみにしたいと思います

とりあえず、今週については
まったく今まで語られもしなかった
ご母堂のお話、十兵衛の母と聞いてもぴんと来ないのでありますが
なかなかどうしていわくありげ
まさか登場せずに、但馬守が死ぬとは思いもしなかったが
おそらくこの母を見て、また、親父殿のことへの理解も
深まっていくのでありましょうや、ステキ

あと、知らないうちに嫁とかもらっちゃってどういうことかしらと
感じ入る次第でありましたが、嫁と戯れながら
川で釣りとか、いいなぁとせつせつ感じ入った次第
ただ、あそこでいきなり現れる照英の唐突っぽさと
確かに豪快でステキなんだが、期待していたチャンバラじゃない具合
それが見えたのがちょっとだけ残念でありました
前回の槍勝負のほうが面白かったように見えてしまったからな
ただ、柄を肩で受けてから鞘を滑らせて近づいて
小を抜き取りのあたりはステキでありました
やっぱり一連の流れとして、殺陣がよくよく練られてると
勝手に感じてしまう、凄いよ、ステキよ

褒めちぎりたいからこれ取り上げてるだけなのでありますが(不純な)

まぁ、ただ、照英が出ているとどっかに小さい女の子がいるんじゃねぇかとか
いらないことを想像させてくれるのだけ、私の脳をしっかりさせて
ちゃんと今後見守っていきたいのでありますが
やっぱり殺陣のよさはもう一つ、まだ、力まかせっぽいなと
玄人ぶったりしてしまうのであります
いや、頑張って欲しいんだ、かつて島田やってるときとかも
カタビラが似合うと思って注目してたのでありますから
頑張れ、見事斬られろ(・・・・)

ともかく、その照英とわきあいあい
楽しそうに会話してどうのこうのとなっていく様は
ほのぼの時代劇風でよかったのでありました
あとは、かつてのお話、青春編
なんか、みんなひょろりとしててちょっとイメージと違ったが
辻斬りの話をからめつつでした
ここはこれまで、というかあの腰で辻斬りとは
殿様斬られてもなんらおかしくなかったろうと感じてしまったのは余談

後半の暗闇大戦については
色々なところで戦わないといけないんだなと
別のところで感心してしまったのだが
強い、強すぎるよ十兵衛
見ていてどきどきわくわくしてしまったのであります
どこかで見かけましたが、NHKの隻眼ものはよく当たるとのことで
今作もがっつりいってほしいと願いつつ
気になる次週への引きでありましたとさ

いや、橋の真ん中までおびきよせたなら、左右から
橋を切って落とせばよかったんじゃなかろうか
ちょっと悪者みたいなことを考えてしまいましたが
いらぬ雑念は捨てて、ただただ物語に没入していこうと思います
まずはこれまで

ポエマー

2007-04-05 09:01:36 | 雑感
  咲き争いて 散り競い

というわけで、唐突に上記の通りだったのでありますが
もう、書くことがないなら書くな
これ以上、くだらねぇことでウェブに負担をかけるな
等々思わないでもないのでありますが、仕方ない
書かないと不安だ、生きた心地がしない

夕方になって唐突に追記してしまうあたり
ダメなのでありますが、上記につきましては
主題を伏せることで、宇宙のように想像が広がるとかなんとかという
そういう手法をまねてとりあえずやっつけてみた次第なのでありますが

実際のところ広がったか?何が?俺の額が
うるさい
と、一人もんもんと考え伏せるわけでありますところ
季節柄、桜の話としたいところでありますが
桜花(さくらはな)では、あまりにもありきたりすぎてまずい
下の句も続けにくい、よろしくない
そんな歌人のまねごともしてしまう次第であります

実際のところ、桜と見せかけて
そこに人生を見出せば、競いあいは酷いことになるんだぜという
高校生くらいで到達する境地までは唄い表せているようにも思われるのです
だが、社会人、うるわしの中堅、上から押さえつけられることに慣れ
適当に流すことを覚えたうえで、新人を見るとまぶしすぎて
大変しんどいといった世代
それを読み込まなくてはならない

下の句は最終的に
それにつけても 金のほしさよ
という名句に続くというオチにしようと考えたくらいでやめた
そんな日記をしたためておきつつ
本当にごめんなさい