CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 命の値段

2010-02-28 21:05:40 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
大津波の影響で、少々画面が見づらかったですが
こういうこともあるでしょう
しっかりと見ておりました

今回は、なんかまた、知らない人が出てきたという具合で
突然の時計事件にからむなにがし
龍馬伝紀行を見ている限り、史実だったようでありますが
あれで武市さんが追い返されたんだとすると
少々気の毒だよなと思ってしまうところ
というか、あの流れだと、龍馬が平井あたりに斬り殺されても
なんら不思議でないように思えて
ちょっとおっかなかったであります
今回の件で、まだまだ甘い具合の以蔵と龍馬が
いい接点をもてたようなそんなところがステキです
ああ、オチが見えてくる

それはそうと、わずかな時間しか出てこないでも
しっかりと存在感を表す、弥太郎がすばらしく
牢屋で商売の先生に出会うという
なかなかステキな展開、なんといったらいいか
物語すぎるだろうと思ったんですが
ああいう流れは大好きであります
いよいよ岩崎弥太郎が生まれるのかみたいな具合で
ステキすぎる
また、あの商売の先生の配役がよすぎるだろう
このままだと、帝都大戦も出てくるなと
今から楽しみでならないところです

また、別場面にて、さなさんのデレっぷりがすばらしく
帰ってきたばかりの龍馬への冷たさを見て
兄様とやんやしているところが、ちょっともう
かわいすぎるだろう、なんてことしてくれんだおい
いいなぁ、とか思いつつも
だいぶ重いよなあと、龍馬を少し同情したりもするのです

と、そんなこんなで
攘夷の人々もいっぱい出てきたし
だいぶそろってきたというか
かなり不穏さがましてきたようで、次回くらいで
土佐との縁がばっさりなって、新しい展開かしらと
楽しみにしておきつつ、メモを終えるのであります

しかし、仕方ないとはいえ
日本地図テロップが、孝明天皇のお名前にかぶったのは
ちょっとすごくよくなかったんじゃないか、
いや、日本そのものだから問題ないのかとか
いらんことを考えてしまいました

生ビールあれこれ

2010-02-24 21:42:26 | 食べ物飲み物
よくよく生ビールを呑むような
サラリーマンであり、おっさんになったのです

しかし、独り身で過ごしているとはいえ
いい加減にお金がかかりすぎるという
重苦しい理由によって、最近すっかり
割引がきいている店を選んでしまうという
どうしようもない状態が続いております
そのどうしようもない状態を
思った以上に最近は応援してくれているというのか

生ビール半額の店の、なんと多いことか

2年ほど前だったら考えられないくらい
どの店も、いけいけどんどんの安売り中
480円が普通、450円で安いほうかしらなんて
言っていたのが嘘のように
250円とかで、どんだけでも呑める
ちょっとまってくれ、どういうことだね

そんな狼狽えを覚えつつも
その戦略にのっかって、安いビールを探しさまよい
飲み歩いておる次第でありますところ
すっかり王将にいかなくなってしまったのは
こういうところが大きいと思うのであります
確かに食い物は安いが、いかんせん
ビールが高いんだ、あそこわ

そんなわけで、安いビールをがぶ飲みしておるわけです
ちょっと前から、ビールが売れないという話になってたから
おそらくは、ああいう呑み屋さんに相当安く出したんじゃないか
アサヒとサントリーだったかが張り合って
だいぶ安売り合戦をしてくれた、その影響でないか
あるいは、不況によって、本当に余りだしたから
ああなったんだろうかしら
まぁ、どうだっていいんだが、とりあえず安いのがステキ

そうやって思うようになったのでありますが
気付いたらほぼ、中毒のような状態でありまして
これで、この半額である期間がおわったら
いったいどうなってしまうんだろうかと
不安で不安でしかたなくて、仕方ないからまた呑んでと
ろくでもない大人として
立派にろくでなくしているのでありましたとか

素晴らしい日記だ

日本人の知らない日本語

2010-02-23 21:20:02 | 読書感想文とか読み物レビウー
日本人の知らない日本語
著:蛇蔵&海野凪子

本というよりはマンガに近いそれでありました
日本語学校でのお話を面白おかしくまとめていて
なんというか、全体的にほのぼの読めて
毒がなくてとてもいいなぁと
にやにや読んだのであります

また、タイトルの通り、本当に日本人の知らない日本語が
わんさか出てくるというか、成り立ちなんて
そもそも誰も知らなくても問題ないそれが
ガイジンには気になって仕方ないらしく
あれこれと質問が出てくる
このギャップがいたく面白い、しかも、さわやか
というわけで、素晴らしく
肩の力を抜いて読める本でありました

個人的に、ああ、なんて感動してしまったのが
青いという言葉のあれこれで
元来は、若いという意味合いで使われているので
若葉が緑色で、緑の信号が青なんだと
もう、どっちが先なんだかわからない話になってて
とてもステキでありました
ああいう成り立ちはわんさかあるようでありまして
非常に興味深いなぁ、そして
知らないで使ってるけど、知ったかぶって使って
恥かくことあるよなぁと
自分をふりかえるのでありました

あとは、おならが
平安女子によるギャル語だったという解釈もステキで
しかも、結構洒落がきいているあたりが
教養といえばいいのか、ただの駄洒落というべきか
昔から、日本人てのはそういうのが好きなんじゃねぇかと
見立て、駄洒落を楽しむのでありましたとさ

ガイジンさんが真剣に勉強している様ってのは
凄いよなぁと改めて感心というか
勉強している人は、偉いなぁなんて
バカみたいな感想を、本気で抱くほど
清々しいのでありました

ゴールデンスランバー

2010-02-22 22:52:57 | ドラマ映画テレビ感想
ゴールデンスランバー

映画を見ました
前に小説を読んで、アホみたいに面白くて
すげー日記で褒めたことがあったと記憶しておりますが
それの映画版、しかも、キャストが
堺雅人、香川照之
この二人だけでも十分だというのに、他にも
山ほどすげー俳優女優の数々が出ているという
こりゃ、もう、今年の日本アカデミーショウを貰ったななんて
勝手に思って、意気込んで見て参ったのであります

ああ、面白かったよ

そんな感想になってしまったのは
自分が悪いんじゃないかという反省っぷりであります

実際、面白い映画でありました
かなりうまいこと原作も消化しているし、テンポもよいし
時間もほどよい、何もかもがうまいこといっている
そんな具合に見えたのでありますが
なんだろうか、なぜだろうか
何かわからないが、爆発的な面白さがなかった

ここでネガキャン張るつもりは毛頭ないというか
むしろ、応援したいくらいでありますが
なんと賞して良いのかわからない感想があって
消化不良な具合でありました

実際、小説のほうでも後半というかオチには
納得がいってなかったんですが
映画になると、その違和感が我慢できないくらい大きくなって
しかも、結構小説だから面白い描写が
なんか、上滑りしているような印象になってと
様々に残念に思われてならなかったのであります

だからといって、この映画が凄く悪かったわけでもなく
あのどきどき感は忘れない感じもあり
しかも、それをうまいこと消化していると思われるところも多々あって
こういう感想からして
もしかすると、原作を読んでいる人は
見ないほうがいいんじゃないか、まっさらな気持ちで見たら
俄然面白かったんじゃないかななんてことまで
思うようであったのであります

全てがうまいこといってんだけど
それこそ、劇中にあった
小さくまとまっている
そういう具合になっていたようにも思えて
それだけが残念でありますが
邦画でも、やっぱり面白いものはいいなぁなんて
贔屓目の感想を書いておくのであります

強引なところは小説そのままなんだけども
憎めない感じは十分に出ていたと個人的に納得した
そんな映画でありました

龍馬伝 弥太郎の涙

2010-02-21 20:58:56 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了しました
いまいちわからなかった東洋のキャラが
いきなり固まったという具合でステキすぎる
あれが本心なのか、というか、ああやって
彼ら二人にどうするべきかを説いたと見ていいのか
読解力というか、力が足らないせいでわからんところ
でも、ステキだ、渋すぎる

そんなわけで、弥太郎が相変わらずというか
もう、なんで弥太郎一家だけあんなに汚いのか
ほかの人ら、もそっとちゃんとしとるじゃないかと
あいつだけ極端に貧乏なのが不思議になってきた昨今
凄い勢いで帰ってきて、足があれはメイクなのか
本当に怪我してきたのかわからんところが
香川さんの怖いところでありますが
相変わらずの私怨たっぷりな具合で出ていく

やりとりそのものは、有り体というか
まだ、上士下士の話をやりたいのかと思わせるほどのそれ
東洋絡めたところがステキなのと
半平太一派がとんでもない方向に走り出したのが
凄く印象的な具合になっててよかった
伊蔵とかもなんかいい塩梅で仕上がってきた気がする
でも、なんで伊蔵だったんだろうか、あの頃から
暗殺に向いているって思ってたんだろうか
もちょっと、伊蔵が心酔しすぎている具合を書いて欲しかった

またも江戸になって、さな様に
きゅうきゅうにされるのかと思うと
ほのぼのでありますが
だいぶ、きな臭いというか、幕末臭さが出てきて
楽しみが増えてきたと思うこのごろであります

東洋死ぬところ凄そうだなぁ

哄う合戦屋

2010-02-18 23:14:07 | 読書感想文とか読み物レビウー
哄う合戦屋  作:北沢秋

時代小説であります
久しぶりに読んだという具合で、先が気になって
ついつい夜更かししてしまう、それくらい面白い小説でした
ステキだと久しぶりに思ったのであります

舞台は戦国時代の長野のあたり、武田の恐怖が蹂躙するまえの
あのあたりのお話であります
石堂一徹という天才すぎる軍師が出てきて、それが主人公なわけですが
まぁ、主君とか色々いざこざがあったりなかったりしつつ
最終的には、天才が些細なことに命をかける
その些細なことというのが、ある姫様のためだったという
典型的な時代小説のそれであります
しかし、面白かった

ちょっと調べてみたのでありますが、
石堂一徹なる人物も、その主君であったとされる遠藤吉弘という人物も
まったく出てこないあたり、この物語の中核は
ファンタジーというか、いわゆるフィクションなのかしらと
思ったりもするのであります
実際、主人公の石堂一徹は、当時の価値観からおおよそ
考えられないような生き方をしてたりするし
もっとも、そこが魅力的で面白い小説であるのですが
なかなかどうして、実在する大名である武田とか出てくるし
小笠原とかも出てきてしっちゃかめっちゃかになるしと
面白いのでありました

失礼な感想になってしまいますが、
全体的に司馬遼太郎のノってる頃の時代小説に
雰囲気が似ておりまして、出てくる姫様の奔放さとか、
男の泥臭さみたいなのが、とてもいい雰囲気でありました
そんなあたりも気に入って、ついつい
続きが気になって夜更かししてしまうような
魅力的な小説であります

のぼうの城というのが一時期もてはやされましたが
正直、あれよりこっちの方が面白いななんて
思ってしまったりするほどで、話題になってないのが
ちょっと残念だと思ってしまうほど
いかにも、戦国時代にありそうな軍師であり
しかも、現代風の価値観をもたせているから、際だつという
典型的と呼べる、面白小説でありまして
是非、ご一読いただきたいなんて思うのでありました

難癖をつけようと思うと、なんというか
ちょっととりとめのない部分がありまして
序盤の石堂一徹の愛らしさみたいなのが後半には
さっぱり生きてこない、何か、キャラ付けの話があるんだけど
あまり生きてないみたいな、そういうことを思ったんですが
戦略や戦術に言及するあたりは面白くて
天才と呼べるんだけども、致命的に他人の心がわからないというか
どうしても、ダメになってしまう感は
なかなか面白いと思わされた、いや、共感したのであります
ステキ

というわけで、久しぶりに面白かったと
胸を張る小説でありました

とめはねっ!

2010-02-17 23:03:03 | ドラマ映画テレビ感想
NHKで爽やかドラマとして連載されてました
先日終了したので、レビウっておきます

同名のマンガの実写ドラマ化で、
個人的にマンガのほうは大好きだったので
心配しながら見てしまったのでありますが、
いや、なかなかというか、結構よかったと思われる

演技がどうしたとか、そういうのは
とりあえずうっちゃっておいて
話の進め方とか、消化のしかたみたいなのが
凄くうまいことまとまってたように思うのです
何よりも、あのマンガ表現をできるだけ
ほんわかと再現していたというところがステキで
つっこみどころは当然満載なんだけども
ほのぼの見られたのでありました

何よりも、原作でもそうだけど
ああ、書道やってみたいなと
十分に思わされる内容だったと感じたところ
前々から、字が汚いというのが自分でも嫌だったんですが
これを見ていると、今からでも習ってなんとかできんだろうか
そんな淡いことを考えてしまうくらい
ファンタジーだとわかってても、楽しかった
どうも、学園で部活物に弱いのかもしれない

キャストも、どういう俳優さんというのか
女優さんというのかわかりませんが、
学生役のそれぞれは、結構似ているところを持ってきたんだなと
なんか感激してしまったり
あんだけマンガしすぎているキャラ作りなのに
まぁ、違和感あるんだけども、見られないほどじゃなかったというのが
結構新鮮で、実際は見るにたえないという人も
いたかもと心配しますが
個人的に大当たりでありました

色々オリジナル要素がはいって
後半は違う物語になっておりましたし、
あの終わり方をした以上、続きはやらないんだなと
ちょっとだけ寂しく思いましたが
よくまとまってて面白かったと
感動とまではいかないけど、ステキと記しておきたくなった次第です

縁が、もうちょっと男らしいというか
ああいうジャンルの弱々しさとは別だと
もっとよかったんだけどなぁと残念にも思いましたが
望月とかの消化が朝ドラヒロインみたいなノリで
いいなぁと、にやにやできたのでめっけものだと思います

おっさんの感想になりましたが
素直に、面白かったと
書いておきます

龍馬伝 遙かなるヌーヨーカ

2010-02-14 20:50:38 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
相変わらずというのか、実にあわただしく
しかし面白い内容でありました
親父さんが死ぬ回だとは思わなかったけども
なんともかんとも、しんみりであります

河合小龍という人は
さっぱり知りませんでしたが、
出だしのうさんくささは見事としかいいようがない
というか、幕末はああいう手合いしかおらんのかと
笑いがしばらく止まらなかったぐあいであります

また、あのシーンだけで、
龍馬、弥太郎、半平太のそれぞれが見事に出てて
わざとらしい演出というには、面白すぎたのでした
ステキすぎるだろうあの喧嘩
また、弥太郎の本当
どうしようもないくらいいやな奴っぷりがすばらしい
貧乏は心がすさむと、前々から思っておりましたが
ああ、俺が怒りっぽいのもああいうことからかと
うなだれてしまうほど
しかし、楽しそうな男だ

半平太がどことなく小者っぽく見えてしまいますが
実際はそういうものかもしれんなと思ったり
あの、武市塾の危うさみたいなのが
スリリングすぎてステキと思うところ
後半は親父さんが死ぬというイベントを
なんとか色々こなしている感というのか
あの、うさんくささが急に抜けてしまったみたいな
ステキすぎる画家先生に
ちょっと違和感を覚えてしまったんでありますが

あそこで、龍馬を語らせるというのもいいなぁと
感じ入ったりしたのですが、
なんとも、わざとらしいとはいえ、ぐっとくるのでした
あの夢も、結局叶わないというあたりが
ダブルミーニングでもないんだが
悲劇でありますね

ヌーヨーカという語感がステキだと
ちょっと気に入ってしまったりしつつ
来週も楽しみであります

阪急電車

2010-02-11 18:19:37 | 読書感想文とか読み物レビウー
阪急電車  作:有川浩

ちょっと前に話題になっていたと思う小説です
よいらしいと人づてに聞いて読みあさったわけですが
なかなかどうして、ショートショートを繋げる作りが
ステキと思わされた作品でありました

まぁ、何よりびっくりしたのが
作者が女性だったという事実なんですが
よく考えてみると、女性だよなと思われる内容が散見され
当たり前の事実のようにも思えたのですが
読んでいる最中、名前からして男だろうと決めてかかって
読みあさったせいもあってか、なんというか
このセンシティヴな感じが出せるとか、作家というのは
繊細なもんだななんて思っていたのであります

つまるところ、全般に女性的なそれが見られたと思うところ
阪急電車に乗り合わせる人々それぞれが
なんかのエピソードで繋がっていくというお話で
それぞれが、ちょっとした恋の話になっていくというあたりで
正直、序盤はお腹いっぱいというか、
ああ、そういう話は特に面白いと思えないなぁなんて
自分の現状が痛々しいだけに直視できてなかったんですが
関西特有の話をまぜつつ、テンポよく続いていったのでありました

正直、作られた話ができすぎているというか
何かしら、共感と感動を呼ぼうという意図みたいなのを感じてしまい
個人的にはあんまり響かなかったのでありますが
くるくると回っていくセカイと、あり得ないというのか
小説だからこそなりうるたくさんのカップルの話は
微笑ましいなぁと、うらやましく思った次第
独身男性が読むべきそれではないなと
個人的に、いたく、悲しんだ次第であります

電車に揺られながら読んでいて
ふと、こんな出会いないだろうか
そういう淡い期待を抱かされたりして
罪作りな小説だと、個人的には思ったのでありました

歴史秘話ヒストリア

2010-02-10 22:46:40 | ドラマ映画テレビ感想
当然のようにして
今の今、歴史秘話ヒストリアを見ておったのであります
古田織部をとりあげるとか
NHKもどうかしていると思いつつ
なんというか、なぜか見ていると
すごく恥ずかしいと感じてしまうんだが
それでも、じっくりとっくり、正座して見終わったのでありました

内容は、個人的にはこそばゆい具合で
なんともかんともと、にやにやが止まらなかったのでありますが
焼き物文化について、そこそこ手入れがあってステキでありました

特に、織部が死んで、焼き物も死んだという具合のところを
流行が終わったので捨てられたと断じられていたのが
それこそ、織部だよななんて
思ったりなんだったりしたところ

正直粛正とつながりをもたすには、徳川美術館で
それなりの焼き物、志野もけっこうの数が残っていたと思うので
ちょっと厳しいんじゃないかしらなんて
見てもない宝蔵のそれに思いをはせたりしたのであります

驚いたことに、へうげものの山田先生まで出ていたりして
なんというか、すげーな、と素直に感心してしまったのでありますが
そうか、山田先生ってああいう声の人だったのか
笑い方が、まるで漫画のまんまじゃないかと
驚いたりしたのもよい思い出であります

というわけで、ちょっとぬるくなった歴史番組と
馬鹿にしていたというか、侮っていたわりに
好みの話題になるとべた褒めとは言わずとも
なんか、ゆるくなってしまう自分を再認識しつつ
NHKが総力を挙げているなと思わされた
燕庵での点前が一番の見所だったと感じたのであります

来夏もまた、藪内の家から
趣味悠々が配信されるんだろうか
楽しみでしかたないなぁ

趣味悠々・やきものの里で陶芸に親しむ

2010-02-08 22:22:23 | ドラマ映画テレビ感想
趣味悠々・やきものの里で陶芸に親しむ

多分連載でありましょう
今、まさに、一回目なのか二回目なのか
番組が終わろうとしておるのですが
暫く見過ごしていたのを
すげー残念に思うくらい、めっちゃ面白い内容でありました
焼き物好きになってからというものの
特に自分で作りたいなんて思わず
プロが作ったもの買うのがよかろうなんて
思っておりましたが
番組見てて、世良公則さんが
実にうまいこと作っていく様が、ああ俺もやってみてぇなんて
そんな気分にいざなってくれたのであります
すげー、焼き物超楽しそう

番組の感想としてはそれで十分だと思うのですが
少々深掘りというか、個人的な思いを書いておきますと
先生になっていたのが、かの有名な
美濃焼の陶芸家、加藤幸兵衛先生でして
おそらく6代目だと思われますが、お父さんの5代目卓男さんが
国宝認定されているすげー人のはずであります
以前に、美濃焼ぶらぶら旅したときに
この博物館というか、窯を見に行って
感激しまくったのを思い出したわけですが

さて、見ていた限り、先生は
意外とというか、すごいざっくりしてる人なんでないか
そうやって思ったのであります
なんかいい人そうだ
実際は、海原雄山みたいな人かもしれませんが
なかなか、ステキだわと感じ入ったのであります

自分が陶芸家になるようなことは
残念ながら、細川の家に生まれた誰かのように
恵まれていないとなかなかうまくいかないと思いますが
やってみたいなぁと、しんみり思わされたのでありました

例えば、1万円でよい焼き物を買うのと
その値段分の自分製のそれとだったらなんて
思ったりしてしまうのでありました
1万円くらいでは、いい薬とかは使えないのかしら
相場がわからないというか、陶芸家バカにしているような具合で
あまりよろしくないけども
素人として、趣味として、いいなぁと
思ったのであります

龍馬伝 松陰どこだ

2010-02-07 21:27:19 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
毎回楽しく視聴中、あっという間に2月に入ってしまった
ああ、あとちょっとしかないとか
なんか、そういう強迫観念に追われてしまうところ
そんな中、今回は、またも幕末に欠かせない
吉田先生が出ておりまして
大満足でありました

私も、幕末のことを本当に
漠然としか覚えてないよなと
改めて青ざめながら見てしまうのですが、
吉田松陰が、最終的に安政の大獄で弾圧されるのは
うろおぼえに覚えておるのであります
松下村塾も作ったはずだ
だけど、それがどういう危険思想だったか
全然覚えていないのであります
武市からみで出てきてるから、勤王うんぬんでなくて
攘夷論者で危険だったんだろうか、
でもあんだけ外が楽しそうと思ってた人なら
攘夷というよりは、開国主義者というのか
なんか、そういう人っぽいようにも思うんだけど
どっちにしろ危険ではありますね

さておき、ここで生瀬先生の大活躍ぶりがすばらしく
黒船に乗るのは僕の仕事だとか言いながら殴りつけたり
なんというか、人間としてなってないっぷりがすばらしいなと
思ったりというか、感じさせられたと
そんな演技であったのがステキ、もう、本当
大好きすぎるぞ、ああ描かれてしまうというか
演じられてしまうと、吉田松陰て明るい人だったのかしらとか
なんか、今までは、なんとなし、暗い人だったように思っていた
自分の価値観がいい意味で崩れていくように思うのであります

あとは、道場での問答もなかなか
そして、弥太郎ついに江戸へのあたりが
もう、数ヶ月前に見た
のぼさんが上京するときと同じじゃないかと思ったりするんだが
演技としては、まったく違うんだよなぁと
改めて感激してしまったのでありました
香川さんは本当にすごい、同じ演技、絶対したくないんだろうな
何かしら、雰囲気が違うけど
全部香川だと思わせる迫力というのか、それがすばらしいと思うのです

幕末おもしろ人間図鑑みたいな
そういう大河ドラマになっていくんだろうかと
これからどんどん出てくる偉人が
楽しみで仕方ない、ステキな大河だと
一ヶ月終わって、褒めちぎっていくのであります