阿久津流急戦矢倉
名前がかっこいいのに、結構簡単に出せてしまう戦法カード
思いもよらずカニ囲いから、5筋の相手の歩が出張ってきたところに角でとると発動
歩をとるという動作じゃなくて、5五に角が出るだけでとれる気がする
狙ってなくて、なんとなく流れで結構出がちなので
獲得回数が結構多い気がする
本来後手番戦法らしいが、図の通り先手でも発動
しかも、見ての通り結構手数が進んでいて、このときは29手目で獲得した
人によると、右四間飛車と組み合わせていくこともあるんだそうで
確かに、形としてはそれっぽく、怒涛の攻めで勝てそうな気がしてくる
相手の形を問わず、自分のほうも無理のない形で獲得できるので
戦法の利点をいかすとか考えなくても勝ちやすいと思われる
棋譜を見てても、狙って出しているとは思えない対局が多くて
なんかしらんが、あっくん(阿久津先生)が出た!みたいな感じで
わんさか供給されている気がする
戦法としては、後手で先手矢倉が角道を止めてきたことを咎めるようにして
55の位を角で押さえる戦法なんだそうだが、
序盤でとりあえずその形になっても、すぐに角が追い返されて
カード獲得しただけになりがちなんだが、
深い考えがある戦法なんだろう、素人にはわからない
矢倉といいつつも、カニ囲い崩れみたいな形で戦端が開かれることが多いので
角を振り回してるうちに、飛車をうっかりして撃ち込まれると
大変なことになりがち
華々しく駒交換はおすすめできない気がする