CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

チャンピオンズリーグ ミランvsリバプール

2007-05-31 08:39:09 | スポーツ
だいぶ話題に遅れた形でありますが
とりあえずだらりと流し見たので感想を書き留めておきます

欧州チャンピオンズリーグ
周知の通りACミランが勝ってしまい
なんだよ、結局イタリアかよ、みたいな空気になったのでありましたが
最終戦、久しぶりにフルで欧州サッカー見られたためか
私には大変面白かったのでありました

序盤からリバプールが押せ押せ、というほどでもないが
かなりよい展開を作って
ああ、サイドチェンジとか細かいパスつなぎっていうのは凄いなぁ
ワンタッチで正確に、どんどんスピードアップしてくんだな
これをビルドっていうんだな
なんて、教本さながらに、色々な単語の意味を教えてもらえたのであります
しかし、両者ともうまい
そして面白い、サイドを果敢に突破しまくる両軍
ただ、どうしても最後がうまくいかない
そう思うと、観客が飽きる前にすぐ、中盤からの波状攻撃
あんだけミドル打てる選手がいると
俄然サッカーという競技が面白くなるんだなぁなどと
感動したのでありました

前半はずるずるそのままうまいこといかない
ああ、リバプールつかれてきてね?みたいなことを思ったロスタイム
インザーギがなんかよくわからんがゴール
ステキ、ああいうのがインザーギっぽい
そうやってサポが大喜びしたと聞いておりますが
なるほどでありました、でも凄いですね
何度かオフサイドとられてましたが
ぎりぎりでラインから抜け出すところ
完全に一人だけ先になってんだからなぁ
あれにあわせて出せる、パサーも凄いのですが
とんでもないのでありました、やーねー

全体的に、私のミーハー加減からすると
リバプールよりもミランのほうが知ってる名前が多いと
そういうくらいだったのでありますが
ガットゥーゾが中盤で大暴れ、相変わらずだなぁと
しみじみ見ておったのですが
解説を聞いている限り、すっかりミランの中盤に欠かせない選手なんだとか
二昔前くらいは、暴れん坊ぶってるが実はそんなにたいしたことない、
なんて話を聞いていたのが嘘のようでありました
今だったら、ダーヴィッツとマッチアップして
チンチンにされるというか、逃げ回ることないんだろうか
わかりませんが、濃い顔でがつがついっておりました

後半入ってリバプールがあれこれ布陣をいじってくる
だが、相変わらずというか、まぁ、ともかく
ミランのカカが凄すぎる、なんだあれ
噂には聞いていたが洒落にならんな
見ていて圧巻でありました、一人で抜くわ抜くわ
ドリブラーが一人いるだけで、サッカーの戦術は
劇的に変化するだとか知ったことを叩くわけでありますが
なるほど、カカがいればそりゃ変わるよな
戦術もへったくれもなく
あそこからあそこまでボール持って走れ
そういう命令だけで、颯爽と抜き差っていきそうで凄い

途中でルーレットしてみたりとか
お茶目すぎるというか、実際の試合
しかもCL決勝なんて美味しい舞台でそれやっちゃうのかよ
そんなところにも感動したのでありましたが
不発で終了、もっともミランの美味しいFKについては
全部カカが拾ってきたところを考えると
日本代表にも二列目くらいから、ああやって
ファウルしないととめられないような人物がいたら
中村のFK使えるようになるし美味しそうだわねなどと
いまさらながらに考えさせられたのであります

充分満足して終わったのでありましたが
個人的に、もそっと早く、クラウチを出してたら
また違ったかも、というか、クラウチをもっと見たかった
そうやって思ったのでありましたが
ロボットダンスを見せてもらえることもなく終了
しかしでかいのです
あんなでかいのに足元がうまい
いや、なんだろうか、もたついているように見えて
そうやって誘ってんじゃないかというくらい
キープもできる、ポストプレイとはああいうのを言うのか
どこを見て思ったのか忘れましたが
後半、ミランゴール前でもたついているのを見て思ったのでありました

見所は、カカのルーレットと
インザーギの飛び出し
クラウチのでかさ
そんなCL決勝でありましたとさ
あんまり興味なかったんじゃないのか俺

で、次シーズンでは、どうやらオランダからアヤックスが出るらしく
少々耳に挟んだというか、調べたところ
ダーヴィッツによって、アヤックスのチームパワーが
劇的にあがったんだとかなんだとか
できればCLの舞台でエドガーを見たい
そう切望しつつ、来シーズンも楽しみなのでありましたとさ

呑みすぎわ

2007-05-29 09:12:00 | 雑感
呑みすぎはよくありませんね
皆様ご注意ください

それでは、今日も頑張りましょう

以下追記5月30日

というわけで、昨日は異様なまでの失態の中
かろうじて意識を保っていた程度で過ごしてしまったのでありますが
何事もほどほどということが重要な様子でありました
そして、重度の二日酔いに対しては
何をしても回復しない、時間と己の体力だけが頼りである
そんなことも学んだのでありました
梅こぶ茶も、グレープフルーツジュースも、眠眠打破も
焼酎の呑みすぎの前には無力でありました
酷いものだ

人間の頭って意外と重いのだなと
椅子に座りながら寝ていて、首に鈍痛を覚えた際
悟ったのであります
何事も、学び取る人生
まだまだ学問の道は険しい様子でありました

風林火山 消えた姫

2007-05-28 08:31:59 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
今週も面白かったが、来週の予告が面白そうすぎる(ぉぃ

そんなわけで、台無しになってる気がせんでもないのですが
姫話は姫話で、それなりに面白かったと思うところ
ちょっと方々の感想を今回眺めていないのでわかりませんが
いわゆるヲタ用語でいうところのデレ回だったのではないか
さらに言うと、ツンデレだと思ってたら
ヤンデレだったとか、そういう評判が立ってないかと
今からうきうきしてしまいますところ
何期待しながら大河見てんだかわかりませんが
ともかく、面白かったのでよしであります
今回は、気のせいだろうか
かなり由布姫が可愛らしいお姫様に見えたのがステキでした

ただ、そういうところはよかったんだが
実際の話の流れはよくわからず
姫が逃げた動機やら、その後のあれこれやら
なんかわからんが、ともかく急展開すぎたり
なんであそこまで勘助がこだわるのかがわからない
というのが一番でありましたが
不可解でありました
まぁ、そういう物語なんだろう、勘助を叱りつける重鎮と同じく
女のことなどわかるわけがない
そうしておこう

さて、しかりつける重鎮たちとの会話も面白かったというか
いい芝居だなぁと一人で喜んでいたのでありますが
先回突如現れて、個人的に、鬼美濃のライバル現ると
キャラクター的に思ってた村上義清が、あれこれと詰め寄る風景
悪くはない
という、不届きな感想を抱いてしまいました
おかしいな、もそっと迫力があった気がするんだが
なんか、もう一つ薄っぺらいというか、薄い具合だ
具体的に言うと
見た目はいかついが、迫力に少々欠ける
なんかむしろ、いい人そうすぎる
そういう具合に見えてしまったのでありました
少々残念、たぶん、武田の重鎮が悪そうだからいけないんだと思う

で、勘助の顔芸は相変わらず凄いなぁと
走り回る勘助に感心してしまったのでありますが
あの、お堂で見つけたときの様、仕草
そして、吐露というかそれまで追いかける途中で
姫様のためにという境地に至った挙句
姫君は殿のことを愛している
この一人相撲っぷり、なんで惚れたかはわからんが
それは男女の妙、ともかくこの物語はあれだ
寝取られに近い、実に素晴らしい、一人よがり恋の失恋なのだな
俺好みで仕方ない

そういう具合で、何書いてんだか
だんだんわけわかりませんが
姫様も無事戻り、なんか子供でもできるんだろうな
そういう予感で終わり

しかし、次回予告の関東三国志が面白そうでありました
久しぶりの北条、今川出陣
みんなが、勘助勘助言うところも面白かったが
その勘助に、裏切り者だの、なんだのと
罵声が次々と継がれていくのも面白く
なんだろう、また次回楽しそうだわさと
しみじみ思ったのであります

やっぱり戦をしてこそ
そう思ってしまうのはよくないと知りつつも
期待してしまいます

自分のためのメモ

2007-05-25 08:58:27 | 雑感
雑話、でありますところ

随想でもありませんが、思ったことを書きとめておかないと
最近は物忘れが酷いということを理解したうえで
メモとしてブログを活用って、俺頭よくね?とか
そういう目的であります
柳生十兵衛、チャンピオンズリーグ、サライ等
消化したい余暇の友が大量に蓄積されているのが
悲しいこのごろ

さておき、先日読了しました奇貨居くべしにて
あれこれと思ったのでありましたが
王道統治における有り方というものについて
こんこんと、自分がいつか皇帝になることを夢みてというか
まぁ、その時のために準備というわけで
考えておるのでありますが
いや、既にそれを考えるという時点で
皇帝ではなく、相国にでもなりたいのか
まぁよい

ともかく、秦という国が
始皇帝前に行った戦略
これが実際にそうだったのかは、寡聞にして知らず
宮城谷説を手本として思っていくのでありますが

荒れくれものとして知られていた秦の兵隊が
殺しを行わずに占領当地を行った

というくだりがあったのであります
これは、まぁ、昔から善良な統治方法として
知られたというか、中国物の歴史ドラマでは
ごく自然に使われてくる、いい奴がやる方法でありますが
呂不韋もどうやらそれを行わせていたらしいとのこと

しかし
実際にそのようなことができたのだろうか
今まで、戦争といえば殺し尽くしを当たり前にしてきた奴らが
相国の命令とはいえ、すぐに言うことをきいて
それを守ったのだろうか
ありえない
その頃の戦争方式の大半が、殺し尽くし、奪いつくしからきていた
そのはずなのに、唐突に行われた、いわゆる善政というのが
即刻浸透したとはどう考えてもおかしいと思われる

が、秦という国にはショウオウによって定められたというか
導入された、優れた法律による法治国家という基盤があって
その法規に照らされた上での命令であって
それに従った、ということも考えられんこともない
が、しかしだ

それまでのところ、奪いつくし行為により
現地で糧秣を調達するという
孫子以来の戦略方法をずっと経典として実施していた
ということは、兵站の概念が大きくかわる
またここで、軍事における体制がかわるだろう
それを初采配からまったくよどみなく行ったというのは
これまた不可解であります

呂不韋が卓抜した能力の持ち主だった
あるいは、率いた秦の名将が
本当に異様なまでに優れていたということも
考えられるのだが、一人が強力だと全てが収まるという
その範囲にて何もかもが行われていたとは想像がしにくい
何万という兵隊を率いるのに
それを完全にやり遂げるとは、これは少々、いや、難しい
この話、嘘だと思うのだ

と、こんこんと語りつくしたあげく
じゃぁ、なんだというくだりに入るわけでありますが
安直なことしか思い浮かばなかったのであります
荘穣王だったか、始皇帝の父親格であった秦の王が
鬼神信仰の持ち主だったところに着眼

なるほど、宗教統治だったのであるまいか

ということになったりならなかったり
と、ここらあたりでよしておこうと
せつせつ思うのでありますが
ともかくだ、占領統治の難しさの解消
それがはなはだ理解に苦しいのでありました
攻め取った地域がとんでもない圧政を強いていて
貧乏のきわみみたいな人民ばかりであったなら
占領したあと、駐屯しつつ、治安がその後も問題がなかった
彼らの生活がむしろ向上したように見えた
そういうことであれば、などと思うのでありました

法治国家の基本となりつつあった秦なので
その法治による素晴らしさというのが
無法国家にて理解されたならば、その占領をよしとしたのかもしれず
だが、はたして、法による統治をよしとしたのかどうか
それによる窮屈さよりも、そうではない暴力に怯える日々だったのか
今からは伺い知ることはできないのでありますが
つとつと、小学生の群など見ていると
なんとなし、彼らのクラス内で敷かれた雰囲気という奴が
それこれ、統治のなにがしになるのではなかろうかなどと

思ったり考えたりしつつ
暇なサラリーマンはろくなことを考えないというお話

奇貨居くべし

2007-05-24 09:14:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
奇貨居くべし 宮城谷昌光

半年から一年くらい前だったと思ったのですが
一巻だけ人に薦められて、その後続巻がなく
その続編をようやく手に入れて、読破、感想文を少々

呂不韋という男が主人公のお話
商人(買人:字違う)の息子ながら
あまりというか、まったくもって家族に愛されず
薄暗く生きていたのだが、ひょんなことから外の世界を知り
その穴倉の中のような生活から抜け出して
様々な人とふれあい、浚われ、事件に巻き込まれ、奴隷になり
純潔を奪われ(違う)、嘆き、悲しみつつも
自分を見失わず、罵られてもめげず
じっと、一歩一歩進んでいけばかならず到達できると
道を進んでいったところ、気づいたら秦の宰相となり
凄い人になったと思ったら
最終的には秦の始皇帝の父親になってしまったとさ

そんなお話であります
なるだけ簡素にまとめてみた次第でありますが
内容は読んでいただいて感激してもらえればと
つくづく思うのであります
いつもそうなのだが、中国の偉人の話を聞くと
ああ、この人はこの年齢でこんなにもあんなになのに
どうして俺は、などなどと
大変よくあることを思い浮かべて、うわべだけ嘆くという有様
いちサラリーマンが読むには壮大すぎるやもしれぬと
思ったりもするのでありますが、面白いものはやめられません

題材が呂不韋という、歴史的に有名なのかそうでもないのか
私にはわからない人なのでありますが
読むかぎり、凄いな、かっこいいなぁと思うのは確か
結局、不幸と人の出会いが人間を成長させるのだと
悟ったふりをするには最適なお話でありました
本当にそうなんだろうが、そうでない人が言っても
説得力がないというあたりも、まったくステキ

清廉潔白というでもなく、結構女の人にあれこれモテたり
なんだかんだで、美貌の持ち主だったりと
生まれ持ったもので、大きな違いがある気がせんでもなかったが
それはそれとして、心のありように感激して
ああなりたい、そう思えたら幸せなのだわ
そういう感想でありました
特に感動した、感激した部分というのはなかなか難しいのだが
孟嘗君の時の白圭の如く、呂不韋においては藺相如の存在が大きく
この人の描かれ方が、異様なまでにかっこいいのでありました

藺相如という名宰相の生き様
いや、他の国の全ての宰相がかっこよすぎるのだが
特に藺相如は大国相手に孟弁を奮い
また、静かなる正義の怒りみたいなのをふりかざすあたりがステキで
怒髪天を衝いて、敵国の王をしかりつけるとか
お前凄すぎるだろうと感激
また、世間に対するバランス感覚がステキすぎて
まさに一国を担うに相応しい政治家、の理想像
みたいな風にかかれていていいなぁと思ったのでありました
ステキ、ステキすぎる

と、そういうことを感じたのでありました
他人にも薦められる本をまた一つ読んだ、そういう感無量
以下は俗なお話

さて、宮城谷先生シリーズをだいぶ読んできたのでありますが
もう、すっかり文体が乗り移るかというほど
色々あれこれと吸収というか、読み砕いたのでありました
まぁ、文体に対する感想としましては
こう、説教臭い、これにつきると思うのでありました
実際、思想とかが絡む時事のお話だから仕方ないのでありますが
ともかく説明、いや説教、説法なのであります

別に気にならんというか、その通りだなるほど
などと私はほだされてしまうのでありますが
読む人によっては、鼻につくとか思うのかも
とか、いらぬことを心配するところ

あと、長編をまだ二つか三つしか読んでないので
即断は危険でありますが、どうにも後半にダレる様子であります
たぶん、歴史を調べた上での小説だから仕方ないのかも
そういう気もしてしまうのだが
後半は調べたことの羅列と、こう考えたんだけどどうだろう的な
突然の語りかけが溢れだして驚くのであります
いや、そういうのいいから、物語に、小説にしてくれ
そう苦笑しながら読んでしまうのでありました
前半は、フィクション部分が充実してるせいでありましょう
冒険活劇にも似た素晴らしい小説
というか読みやすい
なんて感じるのですが、後半、おそらく史料が揃ったからでしょう
枠の中で、ただ生涯を説明しただけ
そんな風に思えてならぬのでありました
まぁ、もっとも、そういうのやだなと思ったから
先生もさっさと畳むようにして、後半、異様なスピードで終わるのであります
まさか、最終的にあんな終わりだとは
思ってもみなかったのですが
ゲームのEDみたいな終わりだわねなんて思ったりしたのも懐かしいところ

ともあれ、面白いことにはかわりなく
そして、あれ読み出してから本当
自分がブログで書く文章が長い、説教くさい、いや
私の場合は、抹香臭い

そういう風に思われて、がっかりしてしまうのですが
本は面白いのでみんな読もう

ビール

2007-05-23 08:35:18 | 雑感
レーベンブロイが美味いと思うのでありました

さて、名古屋の郷土料理特集と称して
スガキヤらーめんの話でもしようかと思っておりましたが
最近、突然誘われたあげく、終電逃すかというほどの
あまり喜ばしくない生活状況から
色々、自分のためのメモです

酒といえばウォツカが好きなのは
社会人になってから変わらないもの
昔から決まってる
そういう台詞とともに愛飲でありますが
呑みに行く先にはそんな気のきいたものが置かれてないので
しぶしぶ焼酎に手を出して
こりゃうめぇ
などと言った挙句、呑み代の伸び白が偉く増えてしまったのも思い出
そういう呑み方ばかりをしてしまいました

だが、最近そればかり続けていると
流石にしんどい
というか、もう飲み会途中で寝てしまう、これはいかん
割り勘負けする(そういう問題じゃない)
焦るというか、なんか、もうなんのために飲んでいるのか
よくわからなくなってきたんだが
とりあえず飲み会を乗り切るためにという心配が
ふつふつ念頭にあがるようになりまして
飲み物の内容を変えることにしたのでありました

その矛先がビール

こいつは度数低いし量いっぱいだから
たくさん呑んでるように見えるし、その割にたいしたことないし
ステキだ、ステキすぎるぜ生中などと思っておりましたが
どうもアルコールというのは個人によって
あうあわない、そういうのがあるそうでありまして
私、喜ばしいことかどうかわかりませんが
ウォツカと焼酎ならば大変翌日もすっきり
当日もとっくりという具合で楽しく飲めるのでありますが
ワインと日本酒がてんでダメで・・・
などと、面白くもないアピールをしながらなのですが
今回そのダメなのにビールが仲間入りであります

プレミアムモルツの美味さと
ヱビスビールの美味さと
レーベンブロイの美味さ

それがいいなぁなどと通ぶったりしていたのでありますが
これがまた、焼酎とかに移るところをずっとビールで過ごすという
大変な荒行を自分に課してみたところ、酷い
その日はいいんだが、翌日が酷い
噂に聞く二日酔いというのになってしまったのでありました
というか、今、現在、まさに

うう、あたまいたい

と、うなりながらもなんとかブログ書かなくてはならないと
へちへちPCに向かうわけでありますが
ともあれ、人間は時折手段と目的とが混乱して逆転してしまうことがある
今の状況がまさにそうだ
そんな人生の縮図を見つめつつ、ぼやぼやと
ビール党と呼ばれる人が具体的にどれくらいビール飲むものなのか
ビール以外は飲まないのか、酔わないアルコールはないのか
もう、何言ってるかもわからないようなことを考えつつ
休肝日を迎えたいと願うのであります

ま、会社帰りに酔っ払う余裕があるかぎり
悠々な生活をしておると
罵られる昨今ですが、みなさん元気にいってらっしゃい

風林火山 軍師誕生

2007-05-21 08:42:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
久しぶりの戦パートと喜び勇んだのでありました

さて、その戦パートが楽しくて仕方なかったのでありますが
なかなかどうして、どの役者もぎらぎらしてて素敵
ただ、最近はどうも鬼美濃が出てこないのが残念
旗を見たうおおおおお、以来見てない気がせんでもない
早く活躍するところが見たいのでありました

で、武田重鎮たちもあれこれ考えつつ
なんか微妙な立場からいよいよ、本格的な登用でもないが
勘助が認められる段、あのくだりはすげぇかっこよかった
受けて感激する勘助もさておき
諸角から「軍師」にというのが出るところがステキ
ただ、軍師という言葉について
なんか難色でもないが、示していた竜雷太の渋い顔もステキで
あれは、先代の軍師を知っているからなんだろうかとか
色々考えてみたんだが

信虎が現役だった頃に
誰かを軍師にしようとか言ってて
あれが、オブ殿だったか、諸角だったか
記憶に定かでないのだが、ともかく
そのへんのもろもろの事情もふまえたうえで軍師誕生
ステキでありました
どちらかというと、軍師就任という気がせんでもないが
まぁ、いいかどっちでも

戦風景はかっこいいまま
そして、とうとうホームページの背景画像で勘助が使ってる
かっこよすぎる眼帯が渡されて
布巻き、わらじ、トコブシ、今川、武田と
勘助の眼帯コレクションも増えてきた次第
一度巻貝とかでもやって欲しい気がせんでもないが
おしゃれであります

戦については、調略風景がなかったおかげで
あの裏切り劇がなかなか驚きで面白かった
まぁ、胡散臭いとは思ってたというか、なんだろうか
変な漫画の読みすぎか、ああやって献策するタイプは
たいがい裏切り者のように思われてしまう
さておき、村上義清もなかなかいい初登場で今後に期待であります
あの「ばか者がー」ばちこん「だが、よく生きて帰った」という
オープンソースとして配布されているかというほどの
ステキな熱血漢ぶりに感動してしまった
あれで、平蔵とか泣いちゃうあたりステキであります
茶番めいて見えないこともないが
なかなか、彼がどういう人がよくよく見えたように思えて
今後に凄い期待であります
強いんだろうなきっと、たぶん、だといいな

あとは、真田殿の急な出現がよかったなぁということと
教来石がいちいち濃くてかっこいいなぁと思ったこと
ここにやっぱり、鬼美濃が欲しかったなぁと思うのだが
小山田殿の過ぎたイケメンぶりとあわせて
今後も楽しみなのであります

武田二十四将だったかが全員揃って
晴信に名上げされるとかいうシーンが出てきたら
たぶん、泣くほどかっこいいんだろうな
知らないうちに武田の重臣全員のかっこよさにしびれてきたのであります

で、一方というかここのところずっと騒いでいる姫様シリーズも
なかなかどうして、三条様と由布姫のやりとりがステキ
由布姫の言うとおり、三条様があてつけにやってきているのか
それとも三条様は心の底から心配しているのか
勘助と一緒で、全然女心がわからないのですが
嫉妬心とか、そういうのが、昨年のねね様みたいに
ハンカチ噛んできぃーっ、とかやってくれないとわかりません
これはこれで、女の方も見応えあるのかもしれんと
女性に尋ねてみたいものであります

最後の甘酒を出すシーンの
由布姫の顔の怖さが素晴らしいと感激した次第でありますが
それを見て、不安なのか、なんともいえない表情で返した三条様も
かなりステキ

どう転ぶのかが楽しみであります
そういえば、晴信が軍師にしてやれんと言ってたところは
勘助があれこれ聞いたくせに報告しなかったことを
遠まわしになじってんだろうという
かなり優れた観察談を聞いたのでありますが
どうなんでありましょうか、そうだとしたら深い

ダレにも言われず、さっとそれくらい察することができたら
もっと楽しいだろうと思うのであります
なくても面白いのはかわりないのだけどもね

柳生十兵衛七番勝負 祈りの剣

2007-05-18 08:44:31 | ドラマ映画テレビ感想
正直、レビウするほどでもねぇなぁと
だんだんがっかり感が勝ってきてしまった
NHK木曜時代劇柳生十兵衛七番勝負最後の闘いです

どこがいけないというのが
かなり難しい、たぶん、自分の趣味にあわない話が
ずっと続いているからなんでしょう
視聴者なんてのはわがままなものであります

さておき、それはそれとして随所で
突然光る演技が見られたりステキと思えるところが
まだまだ視聴を続ける近因なのでありますが
ご母堂りん様の演技に感服つかまつった

今週は始まってからしばらく
なんだ、どこの劇団の箱だ
思うほど、なんというのかな劇場型という表現が
まったく当たってないとわかりつつも
そう表現してしまう、芝居がかりすぎたお芝居
だが、その前ふりをあっという間に覆した
母者人の好演でありました

どれが、なにが、というでなく
あの言葉遣いと、どうだろう、視線の使い方なのかしら
雰囲気が尋常ではなかったように思われました
それに引っ張られた感じがして
妻るいと、バカ殿様も深みが増していたというか
仰々しくなっていたように思えたのが印象的
特にバカ殿様に関しては
あの、にやにやへらへらっぷりで、そのまま
凄みをきかせた低い声で迫る
あれがステキだった
怖っ
と思ったが、りん様は整然として
そのまま真正面から言葉と態度で切りかかった

それが柳生の剣であります

と、家を出たお前に言えた義理か
などと思わせることもなく、うおおお、とその場は平伏した次第
ステキだわ、りん様ステキだわ
感激しておったのでありました

で、一方十兵衛の方ですが
なんというのがいいか、ともかく面白くない
正雪が何しにあの忍者屋敷を使ったのか
使ったわりにあっさり追いつかれたところとか
ちょっと理解しがたい部分があったんだが
全部、彼がお茶目だったということで片付けておこうと思います

んでもって、毎回楽しみにしている殺陣でありますが
こっちも、ちゃんと凝ってるんだが
いかんせん今回は画面切り替わりが多すぎるように思われます
なんだろう、色々凝ったところを見せようとしているのか
その部分がストップモーションになったり
突然アップになって写されたり
めまぐるしくかわる画面はいいのだが、落ち着きがねぇなぁ
なんか、チャンバラしてるように見えねぇなぁと残念

それでも、一手目の薙ぎに対して
すばやく抜刀し、抜刀し切るかどうかの間際で
ちょうど鞘から剣先が抜けた刹那、その棟を左手の甲で受けて
盾を作ったところ
あれはかっこよかった、そして、すぐに戦闘態勢へと移り
じりじりといつもの片手剣の構えでさがる
ちょっと、下がりすぎというか、くるくるまわったりしすぎと
落ち着きないのが残念でありましたが
その片手剣のあと
敵が、十兵衛の足をすばやく払うあたりとかに
喧嘩なれした殺陣だと感じ入ったのでありました

というか、そこくらいしか見所がなかった
第一シーズンの居合いとの対決には劣るが
それでも、いい殺陣だ、かっこいいと信じたのでありました

そのあとは、またいつもの通り
最終的にずばっ、と切り抜けての終了
個人的にあれよりも
番組最後に、親父殿の亡霊を叩ききった姿
あれが先週の予告と同じく印象的でかっこよかったのでした
ステキ、虚空を切るという動作が
あんなにステキだなんて

型どおりに刀を奮うのは難しいんだろうなと思いつつ
その見事な時代劇剣術に惚れ惚れとしたのでありました
切り下げると同時に腰を落とすのでありますね
股を開くように、ずしり、落ちたように見せると
大振りも引き締まって見えるものだと感心したのでした

いつかやりたい(機会がねぇよ)

そんなところで、次週柳生の剣
ここで柳生らしい剣術を見せるのか
ただ活人剣という話になるのか、後者っぽいですが待ちましょう

名古屋フーズ ナポリタン

2007-05-17 08:45:32 | 雑感
先だっての伊勢うどん騒動のときに
ふと思い当たったので書いておくのでありますの巻

さて、ナポリタンであります
ナポリにはそんなパスタ、いや、スパゲッチは無いといわれて
驚愕のあまり腰を抜かした経験からはや十数年
最近、またこの食べ物について驚いたことがあるので
とりあえず書き記します

ナポリタンというと、ケチャップで炒めた
気が利いたところなら、トマト潰した奴とウインナーとマッシュルーム
緑色がいるからとピーマンの細切り、あとたまねぎ
それくらいの要素でなりたっている不気味な食べ物であります
白いシャツで食べれば必ず大変なことになる
古きよき時代からの洋風食物

これのスタイルでありますが、
というかまず、私が聞いたまわりだけなのか
どうも関西圏では、自宅で作られることが少ないらしい
さらに言うと喫茶店で食べるものという認識は正しいのだが、
鉄板の上で、下に玉子が敷いてあるという
あのスタイルではないのだそうだ

そんなもん、ナポリタンじゃないだろう

子供の頃、なんかわからんが
鉄板に載ってくる、しかも玉子が敷いてある
それだけで心踊り、狂ったように食べあさったというのに
それが、ただ、白い皿に乗ってでてきたら
全然食欲そそられないじゃないか
というか、そんなの自宅で作るのと一緒じゃないか(母に謝れ)

そんなわけで、最近は名古屋で美味しい食べ物を聞かれた場合
積極的に、喫茶店に入ってナポリタン頼みなさい、
しかもコメダじゃない喫茶店で
などと、さらりと言っては、またまた大顰蹙を買う日々であります
いや、今回は顰蹙というほどじゃない
思ったよりは美味かったと聞いてるから、間違ってないはずだ
ただ、名古屋まで出ていって、わざわざ食うものではない
そういうものなのだ

と、ここまで書いてひょっとして
俺なんか間違えてないかと調べてみたら驚愕の事実
俺がナポリタンだと信じてやまなかった食べ物は
イタリアンという名前だったというお話

こうなってくると、自分が信じられなくなってくる
ウィキペディアは信用ならない媒体だと知ってはいるが
ああも、堂々と書かれてしまうとなんだ
これは、ごく地方に分断された、極めて小さな派生の一つではないのか
色々、地政学的な面も含めて検討が必要ではないか
ナポリタンについて早計ではないか
と、数々思ったのでありますが、そんなのは余談

ともかく、あの鉄板に載って玉子が敷いてある食べ物
あれが、名古屋の喫茶店ではごく一般的に出てくるのに対し
他所の町では、鉄板を常備している喫茶店すら少ないという
悲しい現実に触れたのでここに書いておくのであります

結局何が書きたかったのか、まったく忘れておりますが
とりあえず、ウィキペディアは信用できないというのに、
自分の確信を揺らぐだけの力があるという
ご利用は計画的にというお話でありました

陶磁器を探す旅~ノリタケの森~

2007-05-16 08:50:02 | 陶磁器を探す旅と名物
探せば色々とあるものだと痛感するこのごろ
今回は、名古屋駅のすぐそばにあります
ノリタケの森へと行ってまいりました

言わずと知れたというべきか
ともかく、大変人気でステキなノリタケブランド
陶器皿というか、磁器皿というのか
よくわからんが、固い方の焼き物であります
白い奴(見る目ねぇな)
まだまだ相当勉強不足なので
いつだかに行った、INAXタイル博物館と同じく
その内容は新鮮でありました

とりあえず、ノリタケの森でありますが
意外と広い、そして、お庭風なのであります
個人的に感じたのは、万博の一区画風だわさというところ
なんといったらいいのか、企業パビリオンみたいなのも建ってるし
広々とした道に、整えられた花壇、清々しい薫風の五月に
なんとも散歩したいと思わせる場所でありました
その陽気に当てられたでもないですが
植わってるバラみたり、ペチュニアみたりと
あちらこちらふらふらしつつ、まずは売店(いきなりか)

かなり大きな売店でありまして
ノリタケブランドの食器以外にも
色々と小物やらなんやらも扱っている様子
当然のように、普通の茶器まで扱っていて
現在は流行なのか、もともとそういうのが磁器にあうのか
お香にまつわるものが多かったのでありました
香立て、香炉、お香そのもの
匂い袋だとかまで扱っていたのはどういうことかわかりませんが
ともかく、そういうのがたくさん
ついでに綺麗なお皿もたくさんだったのであります

コペンハーゲンやら、ウェッジウッドやらも
名前しか知らないのでよくわかってませんが
コーヒーカップは、様々に陶器で作られておりますが
これに限っては磁器の方がステキだなぁと感激
別に自宅でコーヒー飲む習慣が無いので
買ったりしないのでありますが、ともかく感激でありました
一客5万とか平気でするのな、本当にもう

あとは、なぜかしらないが
ジブリ関連のグッズというか、陶器人形がいくつかあったり
なつかしのと言っていいのか悪いのか
モリゾーキッコロがひっそりと売られていたりと
これもまた侘びサビなどとつぶやいてきた次第であります

で、売店を後にしますと、いよいよミュージアム、博物館であります
こちらでは、噂に名高いオールドノリタケと呼ばれるものの展示や
実際に磁器を作るところの工程を見せてくれる
小学生の社会見学にうってつけなところでありました
磁器を作る工程については、実際に職人さんが作業しているところを
質問しながら通ったりでき、目の前であれこれと作られていく様は
なかなか感激であります
もっとも老夫婦というか、かなりご高齢の方しか見学してなかったのが
大変気がかりでありましたが、ともかくよかった
色付けやら、なんやらも素晴らしいことで
細かい陶器人形の造形なんぞも感激ひとしお

その感激を胸に進めていくと、いよいよ博物館
企画展示と常設展示の違いが全然わかりませんでしたが
なにやら素晴らしい陶器皿の数々でありました
というか、ぱっと見て、全然よさがわかりません
高いんだろうなとはわかるんだが、なんだろうな
つるっとしてるせいか
なんか手ごねされたという風合いがないというか・・・

ともかく、真っ白、あるいは、ややクリーム色がかる皿が
あれこれと並べられている
磁器はどうしても工場で均等に作られているというイメージが先行するせいか
もう一つ、いいなぁと思うのだが、その思うのと値段がつりあわない
ともあれ、ノリタケチャイナ、ボーンチャイナ等
専門用語もいくつか覚えた上に
懐かしのカオリンにも再会し、にやにやしながら通過でありました

よいお皿というのはわかったんだが
まだ京焼のよさがわからない私には
ちと過ぎたる逸品ばかりだったという感じでありました
京焼と磁器もまた違うんだろうが
絵付けありでつるっとしててとなったらなぁなどと思うところ

さて、博物館を後にすると
今度は、どう見ても企業パビリオンといった
ステキなアミューズメントスポットでありました
ノリタケ、日本碍子、TOTO等の企業が
その技術の粋を集めたとみられるステキなところであります
驚くことなかれ、受付のお姉さんに問答無用で妙な電磁カードを渡されて
無理やり先に進められると、完全になんだ、
テーマパークのイベントと同じものが展開されるのだ
テレビ画面で、こんこんとカードの使い方等を説明されて
それが終わると、突然目の前の扉が開く
ごごごごご
そして、その奥に科学館と見まがうような施設というか
見学スペースがあるのでありました

結構面白いというか、これもまた
お子様に向けて作られたんだろうなぁと
しみじみ思うところ
近隣の小学校とかは、こぞってここに遠足というか
社会見学に来るんじゃないかな
そういった具合でありました
磁器を使った、不思議な展示というかあれこれの紹介と
最新式トイレの威光について、せつせつ語りつくされておりました
個人的にINAX派でありますが、やはりTOTOは凄いのでありました
というか、最近のトイレって本当すげぇんだな
全自動でお尻までふいてくれるのね

あとは喫茶店だとか、なんか色々あったわけでありますが
半日くらいは時間を費やせるわと
体感してきたのでありましたとさ
何も買わなんだのは少々残念でしたが、陶器カフスもあったので
ちょっと後ろ髪ひかれたというお話であります

風林火山 呪いの笛

2007-05-15 08:51:58 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山視聴完了であります

実際には本放送のときにも見ていたのでありますが
今一度、と、録画していた分で見直し
ステキ、ステキすぎるわ
何度見ても、三条夫人の罵倒っぷりがステキだわ
そんな、展開でありました

女がしゃしゃりでるパートは面白くないなどと
思っておったりしたわけでありますが
今週は、かなり異なり
どうも、どれもこれもすっきりとしない
そのうやむや加減が大変よかったのであります
わたしの理解力が足らないのかと思ったのだが
そういう、女心について、よくわからんまま見ていても
大変面白い
そう思わせていただいた、三条夫人がステキすぎであります

勘助を罵倒し
由布姫にあれこれと諭し
それでいて夜心配する

なんだろう、難しすぎるぞ女心
結局、三条夫人は由布姫をどうしたかったんだろうか
いや、なんだろう、三条夫人自体もわかってないんだろうか
さっぱり意味不明なままでありましたが
もう、すっかり見ているほうとしては
勘助と同じ思いでありました
ただ、笛になんか仕掛けられてないかと
ずかずかあがりこむ様はどうかしらと思うのだが
ああいう、不器用通り越えて、人間として欠陥のあるそぶりがステキ
かっこいいなぁ

由布姫があれこれとなって
結局笛吹いて、殺しにいってとなったわけだが
なぜ、最初の晩に、笛を吹いて不思議とよく眠れたという晴信を
ざっくりやらなんだのか
あのときは、忍ばせていなかったのか
それとも、笛の音が止んだら
誰かに悟られると思ったのか、いや、でも
朝まで吹いてるってそれはそれで迷惑じゃねぇか
色々、いらんことまで考えつつ
やきもき

そして、いよいよ決行の夜
あの殺陣はなかなかよかった
というか、晴信の動きが完全に時代劇のそれでなかった
あれは、たぶん歌舞伎のなんかじゃないのか
あの顔と目使い、迫力、声
なにもかもがステキすぎた
二人での立ち回りというのをやらせると
あの手の役者さんは、天才なんだなとしみじみ感動
ちょっと芝居がかりすぎているというか
片腕をねじり上げて、笛で叩き落とすあたりは
なんかドラマとしてはどうかと思うが
とてもいいものを見た気がすると、感心したのでありました

で、そのあとは、とうとうと諭しつけての閨
あの諭している様と、それに落ちた由布姫が
どうやっても、セクスィー部長にしか見えませんという話が
どっかでのぼっていて面白かった
もう、そうとしか見えません
ま、冗談はさておき、そんな女騒動もようやくひと段落して
あの、笛の音が変わったことを
三条夫人だけが気づいたというのは上手いなぁと
しみじみ思ったのでありました

で、打って変わってというか
ようやっと戦風景が戻ってくる様子
やっぱり、戦ばっかりやってると予算が厳しいんだろう
などといらぬ心配をしつつ
まっておりました、戦争が始まるわけであります
なんか家臣団も色々と雰囲気がかわってきて
晴信が、さんざん勘助勘助言いながら消えた後が
まるで、中小企業の社長が同席する会議みたいだなと
見たことないけど、思ったりしたのであります

次回、なにやらまたまた
勘助があれこれやらかす様子でありますが
大変楽しみ、そして、小山田殿が
もそっと猥談以外で活躍すればと思うのでありますが
はてさて

柳生十兵衛七番勝負 緋の剣

2007-05-11 08:44:27 | ドラマ映画テレビ感想
NHK木曜時代劇 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い

久しぶりの放送でありましたところ
前回の予告のときに、
よりにもよって尾張柳生まで行ったのに女剣士相手かよ・・・
などと、愕然としておりましたが
いや、謝れその時の俺
そんな具合でありました

今週の話自体は、もう正直
今シーズンはずっとそうなんだが、面白くはない
大きな陰謀に巻かれているのは確かだが
なんか、そのときどきの闘いにいたるまでの経過が
もう一つ面白くない
それよりも、どうやら今シーズン全部を通して
なんか別のテーマを完結させようともくろんでいる様子なので
各話で人情話を挟むわけにいかないんでしょう
いや、その割には、正雪のご母堂の話は面白かったが・・・
ま、ともかく、面白くないとしておこう(弱い)

たまには文句書いておこうとか思うと
なかなか難しいのでありますが、ともかくだ
今週については、なんか題材がもったいない
そう思えたのでありました
だって、尾張柳生に十兵衛がやってきたっつうのに
あの程度の確執と盛り上がりだなんて・・・

兵庫が出てきた、きゃー
などと喜んでおりましたが、吉田栄作では若すぎる
そう思ったのであります
いや、実際、十兵衛と兵庫だったら
どっちが上なんだろうか、絶対兵庫の方が上だよな
と、思っていたのだが、なんだろう
もしかしたら、大きな検討違いをしているんだろうか
兵庫の息子が、また兵庫という名前になったんだろうか
わからん、と、そんなことを気にしている間に
さっさと話は進んでしまい
気がついたら、女剣士との戦い

柳生対柳生
これをまさか、この形で見せられるとわ・・・
柳生同門対決については、前回ラストの
但馬との一戦がかっこよすぎた思い出があったので
女相手じゃぁなぁなどと、まったく
けしからんことを考えてしまった自分

うわ、女強ぇ

路傍で、見ず知らずの女に蹴散らされる小悪党みたいな
そういう声を思わず出してしまったところ
思った以上に上手い、といっていいのかわからんが
まるで舞うようではないか
ごめんなさい、女だからとか、前時代的なこと考えてごめんなさい
大変うまくできてると
思ったりしていたのでありますが、
それでもやはり女の細腕、刀が重そうに見えたのであります
柳生に小太刀がなかったかなと
少し考えてしまったのでありますが、
いっそ小太刀二刀でもよかったのでなかろうかと
いらぬことを考えたりしつつ
くるくると回転したり、薙いだりつついたりしながらの殺陣
見事でありました

最終的に、ざっくり叩き斬りましたが
あれは絶対、峰打ちにしてるもんだと信じていたのに
また、殺してたのか十兵衛・・・
その展開にも驚いてしまったのでありますが
女相手であろうと、無条件で叩き殺すところに
剣士として認めたという証拠があるのかもしれないと
前のめりに考えつつ、納得した次第です

もう1点、兵庫との闘いもありましたが
こっちは、木刀姿で、殺陣に不慣れだと思われる吉田栄作を
最大限にいかそうとしたのか、よくわからんが
スローモーション多用のステキ仕様でありました
個人的には、もっと、ざんざんときりあうようなのが見たかったが
力の入り具合については、やっぱり
でかい男同士だと様になるなぁと
競り合いの力みっぷりがステキでありました

来週は久しぶりに親父殿がやってくるというか
なんか、大変面白そうだったので楽しみであります
虚空を斬る十兵衛のシーンが
一瞬だけ映っておりましたが、かっこよすぎる
次回に期待であります

土地の食べ物 伊勢うどん

2007-05-10 08:50:12 | 雑感
伊勢うどん

という食べ物があります
私、人生の内、結構な割合を三重県北東部に捧げておりまして
なんともはや、馴染み深い食べ物でありました
名産品、名物、お伊勢さんいったら食べないと
などなどと吹聴しては、大顰蹙を買っているのであります

なんといったらいいのか、三重県人ではないので
伊勢うどんのことをこんこんと語る資格も無いのだが
この、伊勢全体といったらいいのか
伊勢人じゃなくて、伊勢の官公庁、商業組合、観光団体等が
やっきになって推し進めている
地元名産「伊勢うどん」食べないと閻魔に叱られる
というフレーズは、色々と物議をかもすというか
どんだけ美味いんだろうと期待させておいて
あれが出てくるという事態に
もしかすると、最近の伊勢神宮参拝が鈍ってるのは
そのせいじゃないのかなどと、かんぐってしまうところであります

と、まぁ、得たいのしれない前置きはこれとしまして
「伊勢うどん」、私のまわりでは、少なくとも
私以外に好きだという人がいなかった食べ物であります
昨今のうどん事情を見ていると
圧倒多数が「讃岐うどん」を思い出す様子で
あの名文句、うどんの神様の鳴き声であります「つるつるしこしこ」が
うどんの真髄になっている世情

しかし、伊勢うどんにはそんなものはない

しいていうなら「つるつる」まではあるのかもしれない
だが、「しこしこ」の部分はまったく存在しないのであります
食べた方も多いだろうし、観光局等が広報している内容でも
少々触れられておりますが、伊勢うどんにはコシがまったくない
讃岐うどんしか食べたことない人から言わせれば
「最初からのびてる」
そんなうどんであります

この絶望的なほど歯ごたえが無い様と
申し訳程度にかけられた、生の醤油、具はネギだけ
よく言えば簡素、悪く言えばバカにするな(対比になってねぇよ)
酷い、あまりにも酷い
そう思われているのではないか、いや、実際に吹聴して食べてもらった人の
圧倒多数が、伊勢に食うもの無しなどというばかり
個人的に、伊勢うどんはプロモーションの方法を
完全に間違えているように思えるのでありました

しかし、これだけ不評というか
「おいしくはない」という、中途半端な嫌われ方をしていると
少数派や天邪鬼派の人々から絶賛されたり
アウトローというかアナーキーというか、体制に流されない
ステキスタイルの持ち主たちに、熱狂的に支援されたりするのだが
まぁ、たぶん、その熱狂支援の一つが
「食べずに死んだら、閻魔に叱られる」
に繋がるんだろうと思うところ、しかし、そんな
ローカルな食べ物をマイナー受けだけで終わらせるのは
色々間違っているように思われる
というか、あれだ、よくあじわったら伊勢うどんはうまいのだ
みんな、あれのことを誤解している
あれを「うどん」だと思って食べるから間違いなのだ
「伊勢うどん」という、まったく別の食べ物
しいていうなら「伊勢」だけでもかまわないのである

と、鼻息あらげて高論を唱えてしまうのであります
まったく興味がないと罵られることを恐れず
ただ、こんこんと書いておくならば
伊勢うどんという食べ物は、ともかく
小麦を練ったものを、醤油ダレとネギで食べるという代物
個人的には、一味なんぞかけてみると大変うまいと思うのだが
あの、口中に広がる小麦の味わいと
まるで、ご飯をかきこんだかのような、重量感
そういう食べ物だと思うと、なるほど、美味しいと思われるのですが
はたして支持を得られるのかどうか

病み付き、というほどでもないですが
一度、ああ、これはうまいな
などと心を許すと、何かを忘れたとき
あるとき突然に、伊勢うどんが食べたい
そういう欲求に駆られ、気づいたら、お伊勢参りを敢行してしまう
そんなステキな食べ物であります

安い
早い
うまい

どこかで聞いた文句でありますが
これについて、わたしが知る限りは
伊勢うどんと、名古屋駅のきしめんに通ずるのではなかろうか
思ったり考えたり、なんだったりしながら
地場観光に貢献しようとするこのごろであります

最近はおとりよせという手法で手に入れることができるんだそうだが
本当、うどん好きとか広言してる人にはおすすめできない
ローカルフーズを食べるのが生きがいという人には
渾身の逸品となるであろう、伊勢うどんについて
せつせつ、長々、ご聴講ありがとうございました

陶磁器を探す旅~信楽~

2007-05-09 08:50:42 | 陶磁器を探す旅と名物
ようやっと行ってまいりました
滋賀県は信楽、たぬきの里であります

大型連休中にひっそりこっそりと楽しんでこようと
おしのびよろしく、車で行ったのでありますが
まぁ、いく途中の道の険しいこと狭いこと
ステキ、山だわ、どう見ても山だわ
途中で諦めて、河原で遊んで帰ろうかと
挫折するかというさなか、野を越え山を越え
たどり着いたのでありました

で、なんというかタイミングがよいのか悪いのか
その時ちょうど、信楽焼焼物祭りをしておりまして
駅前から、その周辺で、なかなかの賑わい
驚きながらというか、途中からの
とんでもない渋滞っぷりに、日本人て本当は
焼物大好き民族なんではなかろうかと
ちょっと驚いてしまったのでありますところ
常滑でもそうでありましたが、安いとなると
人間は集まってくる様子でありました

さて、それはそれとして
その祭の内容は、まぁ、比較的というか
なんとも安穏とした具合で、駅前の広場に露天が並んでいるのだが
その数自体はたいしたこともなく、ただただ
タイムサービスで、数百にのぼるであろうタヌキの大群が
かなりの安値で売り飛ばされていたのが印象的
なかなか壮観というか、凄い風景でありました

有名なのは有名だったが、まさか
町中にタヌキが散在しているとは夢にも思わず
信楽に近づくにつれて、どこの辻にもタヌキタヌキ
あのぶらぶらさせたケダモノが
のんのんと立っておるのでありました

山の途中だったと思うのですが、おそらく既に
営業をやめてしまったのであろう喫茶店の前に
5mはあろうかというでかいタヌキが野ざらしになっているのは
感動を通り超えて、恐怖を覚えるほどだったのですが
信楽焼たぬきがともかくたくさんだったのであります

タヌキはとりあえずそれくらいとして
祭会場では、信楽焼のお店が立ち並び
お勤め品として大量の雑器が100円とか200円とかで叩き売り
喜びいさんで見てまわってきたのですが
流石値段候、それは信楽焼じゃねぇだろうというものまで
ひっそりこっそり売られていたのはほほえましいところ
にやにやしながら見てきたのであります

目当てというほどでもなかったのですが、ぐい呑みを1点
300円というステキっぷりで購入したくらいで
あとは、ただ見学を繰り返したのであります
とりあえず、町並みというか、祭会場以外の
いわゆるお店の感想でありますが

陶器屋というのはどこも同じ作りなのかもしれん

そういう感想であります
本当、驚くほど、常滑セラモールに立ち並ぶ陶器屋さんと
同じ間取り、同じ作りなのでありました
2階建てになっていて、2階には大きくて高価いものが並び
所狭しと棚の上に陶器が居並ぶといった具合
なんと説明したらいいのか難しいですが、本当
そっくりなのでありました、なんかあるんだろうか
ハウジングな部分に興味が湧いたのであります

常滑と違うところといえば、やっぱり
やたら滅法タヌキが多いというところくらいでありましたが
これは、常滑では急須が多かったというのと大差がなく
特産品は大量に置かれているものなのだと痛感
ただ漫然と並べられていて、驚愕するばかりでありました
どのお店がというのははばかれるところでありますが、
意外としっかり商売をされている様子で、
全品表示値の半額と書いてあるが、他の店いったら
その半額の値段がついていたという面白いこともあり
このあたりも、セラモールとかわらんなぁとにやにや
よい経験であります

で、今度は信楽焼そのものの感想でありますが
個人的には、素朴かつ安い、そういう印象を持っておったのですが
思いのほか値段がはりました
というか、安いのは本当、安っぽい作りだし
ちょっといいと思ったら、アホみたいに高いという
この両極端さが凄かったのであります
買ったぐい呑みは安物でありましたが
ああ、これいいなぁと思っていたら、いきなり10万円とか
桁が3つ違うというお笑いな話があって喫驚
騙されてんじゃねぇかと疑ったほどであります

ただ、あんだけ並んでいるとその時々の目利きは上達する様子で
いや、たぶん比べる対象があるからわかるんだろうが
高い奴はそれなりというか、実にしっくりくる作りでありました
土が違うのか、焼き方が違うのか
そこまではわかりませんでしたが、ほどよい薄さと
ずっしりざらりとした質感、炎を映しこんだ、いわゆる火色と
なまこ釉のステキなかかり具合、実によい
流石10万であります

ただ、そればかりでなく、噂に聞いた登り窯産のものもありまして
こちらは比較的とどきやすい3千円から5千円
ステキ、思わず買ってしまいそうになったのですが
残念なことにぐい飲みがなくて、湯呑みばかりだったので断念
しかし、登り窯だからなのか、土が違うのか
わかりませんが、ごわごわをとおり越えて、ごつごつとした
土が泡立った造形されたとしか思われない表面と
大変鮮やかな朱色の入り方には驚愕、素晴らしいものでありました
今考えてみれば、やっぱり買っておけばよかったんじゃなかろうか
そんなものがありました

ただ、この値段の恐ろしいところは
300円を見ておいて、いいなと思った奴が10万円で
もっと安いのがないのかと3000円という
最初から3000円見てたら、高っ、とか言って買わないだろうなと
妙な理性が働きセーブ
惜しいことをしたとも思うのだが
巧妙な罠だったのでなかろうかとかんぐってしまうのであります
また、祭やってないときに行って、もう一度値段確かめてこようと思います

ともあれ、信楽焼侮れずと思い
四角皿とか、うどん碗とかも立派なのがあり
ついつい手が伸びそうになるところ、またゆっくり見てこよう
そう思ったのでありました
ちなみに、祭会場では、タヌキ汁が200円という破格で振舞われており
喜び勇んで食べてきたのでありますが
全体的に安穏ほのぼのとしてよかったのでありましたとさ
タヌキの置物もあんなにバリエーションがあるとは思いませんでしたが
カバの置物とか、なんかなんでもあるなぁと言う印象もステキ
何度かいって、もそっとイメージを固めてこよう
そう誓う春の日であります

真・女神転生if

2007-05-08 08:51:06 | 読書感想文とか読み物レビウー
というわけで、連休中にちゃっかりクリアしてしまった
社会人としてどうかしている私であります
SFC後期の名盤女神転生シリーズのファミコンレーベルでの
おそらく最終作品であります

少し前に、真女神転生2をクリアして
こりゃ面白いと感激して、やりこんだあげく
金剛神界から帰ってこれないというか
もはや敵がいないという状態になって、強さを極めることのむなしさとか
そういう、少年のような心を取り戻して
楽しみまくったのでありますが
あのカタルシスをもう一度という具合でありました

今回は、なんといったらいいか
王道路線とでも言えばよいのか、学園テーマという
なかなかどうして、キャッチーな具合でありました
主人公が学校毎アクマの世界に飛ばされて
まるで漂流教室みたいな具合になりながらも
パートナーとともに、その世界から脱出しようともくろむ
そんなところが意訳でありました

最後のボスは、学校毎アクマの世界へと連れ去ったというか
飛ばした魔人皇という男、名前をハザマ
白ランに白てぶくろというスタイルがいかす男でありますが
どうにも、いじめられっこがアクマに魂を売ったんじゃないか
そういうバックボーンとともに、彼が考える
独善的な世界観を打破するとめ、様々な異界でアクマと闘い
主人公たちは苦労するのでありました

パートナーは三人から選べるのでありますが
先にネタバレよろしく見ていたので
一番面白いと噂される、眼鏡女子を選択し
いざ魔界へ

で、感想になるのでありますが
正直なところ真女神転生2の方が面白かったという具合であります
どういう経緯で発売されたかわかりませんが
グラフィックというのか、敵の姿や色などが
真女神転生2とまったく同じ奴がてんこもり出てきており
なんか低予算で作ったんじゃねぇかと
いらぬことを考えさせられてしまったのが遠因やもであります
また、結構な数のダンジョンを駆け巡るのでありますが
今回3Dマップの場所がないため、もう一つ世界の広がりに欠けて
狭い中で闘い続けるという印象がどうにも
やった、クリアしたという爽快感に欠けてしまったのであります
もっとも、今作新しく導入されました
ガーディアンシステムやらが、そこそこいかしておりまして
面白かったのは確か
秀作という感想で、優秀作とまではいかない、そんな具合でした

ま、話の筋やら難しい簡単というのは二の次として
個人的に大変興味深いというか、面白かったのが
かなり投げやりなアクマとの会話と
変態教師オオツキの存在でありました
たぶん、このゲームはオオツキがあってこそなんでしょう
某ゲームのマントーを思わせるような阿呆っぷりというか
はっちゃけボスっぷりがステキで
何度も主人公達の前に立ちはだかり
その度に、実にコミカルな、いや、なんというかな
中学生が考えた強い俺様的な変化をとげていく様に
憐憫というか、感動を覚えるのでありました
また、そのわりに弱くてもう・・・

で、そのオオツキも台詞が、いちいち、某オオツキ先生と同じく
プラズマで全て説明できると豪語する
なかなかの大人物っぷりで、お腹痛いからやめてくれと
笑いが止まらないのでありましたが
その他、仲魔にできるアクマとの会話も
かなりくだけており楽しめるのであります

より身近になったというか
交渉というよりも、ナンパに近くなってきたように感じる
ステキな会話集がたまらず
見かけ上女に見えるアクマとの会話がとてもステキ
「寄らないで」
近づく
「あたしの体が目当てでしょう」
はい
「そういう人ステキ」
だとか、

「殺す気ね?」
はい
「乱暴な人、好き」
だとか、

パートナーが女の子だと
アクマに妙なことをされそうになって、われにかえったあげく
きゃぁ、なにすんのよっ
あとみっくおしおきぱーんち
アクマ即死
だとか、なんとも、スタッフがゲームの作り方を
根本的に間違えていると思えるステキなものが豊富で
大変笑えたのでありました

少々というか、だいぶ、レベル上げに難があって
強いアクマと全然契約できなかったけど
なんかボスには勝てたという印象のため
前作のように、やったすげぇ、俺超強ぇという
中学生大喜びの大殺戮大会とかできないのは
大変残念でありましたが、これはこれ
ポップという言葉があてはまるなら
テケトーに遊ぶにはもってこいなのでありましたとさ

まぁ、社会人が休日暇だからといってやる分には問題ないけど
真剣にやりこんでいる姿は直視できない
そんな具合でありましたとさ

なんとも他愛の無い感想となってしまいましたが
実は、一度クリアすると裏ルートというのがあるらしく
そこに現在ダイブ、そして飽きたといったところ
遊びは適度に、合計10時間くらいでクリアできるような
そんなゲームがいいなぁと思いつつ
とりあえずしたためておきます

大変気に入ったというか、このゲームで深いと思ったのは
アクマ・アプサラスを仲間にする際の会話で
乱暴にされたからと惚れてくるという話に
いかんともしがたい、ダメンズ好きの女を見て
色々と思わされたのでありました
いるんだよな、ああいう人って本当に・・・
アプサラスは、とてもいいアクマだと思うのであります