CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

くもにっき

2005-09-29 08:35:32 | 昆虫学
わがやにハエトリグモが、すみついて
もう3ねんになります

もっとまえからすんでいたのかもしれませんが
せんじつさいかいしたところ
おやゆびくらいの大きさにせいちょうしていて
せんりつしました

ちいさいほうがかわいいのは
すべてにきょうつうすることだなとおもいつつ
きかいなうごきと
するどすぎるすぴーどで
かべからかべへとつたっていくのが
きょうみぶかくもありこわいこのごろです

なにをたべてあんなにおおきくなったのか
それがいちばんのなぞです

お題リレー

2005-09-28 08:59:23 | 雑感
友人からまわってきました
流行っているそうですね
というか、わたし、本当に驚くほど
この世界で知り合いが少ないので
まさか、こんなことに巡りあえるだなんて

だとかなんとか思ったりしつつ
以下の質問に答えたうえに
誰かにまわさないといけないというルール
日記系サイトの仲間内から友達紹介をかねての
ステキな企画の様子です
ただ、わたし、回す相手がいないので、これまでスルーしてたんですが
なんか、馬鹿な友人が一人見付かったので、そいつにまわすためにも
お題がアレなのが気になるところですが、
しばしお付き合いを「萌えバトン」リレー。

・属性を正直に告白せよ
寝取られ

姉萌えというのは一般的じゃないというか
属性じゃなくて性癖のような気がしますので、こちらで
失恋スキーとしては、これほど破壊力のある
萌え展開はありませんね、せつせつ

・萌え衣装を答えよ
パンツスーツ

あんまり見かけませんが、女子の営業が増えている昨今、
ブラックのスーツを見るとかっこよさに平伏してしまいます
襟の鋭いカッターシャツとかもステキですが、
その場合はハモンドオルガンでも弾いてもらえる人だと
なおよいとか、趣旨とことなることを答えてしまいます
踏まれたいとかそういうのとは違いますよ?

・萌え小道具を答えよ
アンクレット

中学くらいのときからだったと思いますが
女の人に金の細い鎖が超ステキとか思ってたのですが
最近発見したところによると、山田エイミーの小説にて
そういう女子が出てきたのを発見
刷りこまれていた様子のわたしです。
というか、本当ステキすぎますね、アンクレットなので
当然足首なわけですが、手首でも可であります
ただ、本当にそんなのつけてると、細い鎖は
簡単に切れちゃうのが難点ですね
夢の小道具だわと、せつせつ

・萌え仕草を答えよ
小鼻をふくらませる

嘘つくと鼻ふくらむ人とかステキだと思うのですが、
予定外のことが起こって、なんも言わず
ただ鼻だけ広がるみたいな、仕草がステキです
仕草というのがよくわかりませんが、なんだ、ともかく
ああいう顔が好きだ(最低だな)
だから、踏まれたいとかありませんよ?

・萌え場所を答えよ
jazzバー

嘘つくな俺(ぉぃ
ぱっと思いつかなかったのがとても残念ですが、
ムードを大切にする紳士だとうわさ高い私には
たまらん場所であります、ブルーノートとか
ありえないくらいステキですね
まぁ、最終的には、姉と二人でいられるなら
どこでもいいんだけどさとか思うところ

観覧車とかそういうメルヘンな答えはしませんよ?

・バトンを回す人
というわけで、高馬出番だ
子持ちですが、みなつきさん頼んだ
暴露っちまえ、大阪兄さん

上記3名のページはこのブログのリンクから
遊びにいけますので、よしなにお願いします

以上のような具合で、他人の性癖を覗き見て
誰が楽しいのだろうかと頭をかかえるほど
本気で答えている自分がとても切ないですが、
友人がいないと思っていたおいらにもいたということで、
こんなところでどうでしょうか

諸事情により、まわしてくれた人を
ここで紹介できないのが切ないですが、もうしわけなしね

遠い鎌倉

2005-09-27 08:29:28 | NHK大河ドラマ感想
うっかりレビウというか
感想書くの忘れておりました
NHK大河ドラマ義経

鎌倉との不仲が表面化というか
顕在化するという回でありました

どうやってもすれ違ってしまう二人
まぁ、よくよく噛み砕くと
どっちも大人気ないというか、義経が
純粋にそれだけを思うというのは
大人としてどうなのか、それでは意味がないだろうと
政治ができない義経のアレっぷりから
お兄ちゃんが困っているという状況

まわりに誰も諭してやれるやつがおらず
気づけば、後白河様が手招きしているような状況
政治の黒さがステキだわねと思うところであります
あの人のことが嫌いだから
頼朝は京都によりつかなかったのかしら
どうでもよいことを思います

さて、郎等もなんだか元気ないというか
戸惑いまくりで悲しいかな
源氏方が不和をたくさん見せているさなか、
平家の人々の邂逅がステキでした

興福寺の一件もさることながら
あの毅然とした態度と栄枯盛衰を思わせる内容
面白かったです
よくよく考えると平家のほうが面白い人が
多いんだなぁと改めて思った次第

あとは行家叔父が出てきたのが
驚きというか、おっさんまだ生きてたのかと
呆れてしまいましたが、今後どうなるやら
楽しみであります、あの叔父は
ほんとういつまで生きてんだろうかな

来週からは、いよいよ出奔騒ぎとなるようすで
これから先、悲しい結末へと加速していくのだなと
もう10月なんだと悟らされた今回
次回以降も楽しみであります

電車男

2005-09-26 12:39:11 | ドラマ映画テレビ感想
すげぇ久しぶりにドラマを見ました(大河はどうした)

テレビ版「電車男」であります。

掲示板で爆発的人気を誇ってたころは
知らなかったんですが、少しして発見し
なんというか、すげぇなと思ってたんだが
まさか、書籍になって、映画やドラマになるとは

と、そんなことはどうでもよく
このドラマ、なかなか面白かったなぁと
感想文です

さえないヲタクが勇気をもつことで
ステキなことになるというようなお話なわけですが(違う)
ドラマ版ということで、色々エッセンスというか
もうまるで別物になっておりましたが
それは置いといても、笑えるステキドラマでした
わたくし、さっぱり女優さんの名前とか顔だとか
わかんなかったのですが、このドラマでは
役所のキャラ立ちがとてもすばらしく
というか漫画的で、おいらのような
ドラマ見ない人でもすんなり、ああ、この人はあの人と
わかるようになってて見やすかったです

エルメスのいわゆるエルメスっぽさが
神格化されているような様子が
こっけいだわと思ってたんだが、
オリジナルキャラクタの連中が
とても面白く、陣釜、桜井という
すばらしいキャラクタを創造したところに
このドラマは意味があったと痛感
ステキ、ギャグが

と、てんでまとまらないのですが
面白かったなぁと思えるできで
数週間をとても楽しく過ごせましたという具合
電車が泣きまくりなのはちょっと違うなと思ったんですが
まぁ、告白シーンあたりのあの感じは
すげぇステキだったなとしみじみ思ってしまいます
いいね、あんな眼にあってみたいわね

しかし、白石美帆がああいう役所を
とてもしっくりとこなすところが
ステキだねぇと改めて感激
スーパーサッカー見てるときは
進行係のお姉ちゃんだと思ってたんですが
陣釜さんだと思うだけで、スーパーサッカーの時も
話聞いておこうとか思うようになるんだから
私も単純であります

いいキャラですね

わたしも、もう少しオサレに気を使って
まだ残っているかもしれない希少種を探しにいかないととか
当たり障りないおわりとしておきます

今週の怪獣の家

2005-09-24 00:48:22 | 星里もちる
絶対もう終わるつもりだよぅ

切なくなってしまった今週でありますが
内容はまさにそんな具合
ルナハイツの映画が12月上映予定とのことだから
その頃にひょっこり単行本攻勢とか
そういうことなのかな
おのれ小学館、とっとと発行せいっ

思うのでありますが
大人の事情もあるんだろうなと
ぼんやりしてしまうこのごろです

おしむらくは、というかすげぇ残念なのは
もちる先生がおそらく、今回ルナハイツの映画に
ダイレクトなかかわりをもったことで
映画関係、ハーフ以来くらいの
そのての話への新しいアプローチが得られる
ってところで、先に怪獣の家が終わってしまいそうな
ああ、もうっ、もう一度映画物では
こないだろうなと思うと切ないところです

先生が見た映画の世界みたいなの
気になるなぁ、できれば
怪獣の家の巻末あたりで
そういうレポ漫画が掲載されたらいいなとか
思ってしまいます

て、まるで終わること前提で話してしまっていますが
実際はどうだかわかりません
あれで、何かを取り戻したとして
さて、誰かを選ぶとかそういうことになるのか
それとも、ガルルの次回昨をもう一度撮るという話になるかもとか

考えたりしつつも、せつせつ
次回を待つばかりです
寂しい、なぜだかとても寂しい
雨ちゃんは凄くいい子だと思うこのごろであります

フリークショウ

2005-09-21 08:30:34 | 読書感想文とか読み物レビウー
山田詠美 フリークショウ

というわけで、なんだか山田詠美づいておるんですが
確か大学在学中に一度読んだと思ったんだが
今ではすっかり全てを失念していて(使い方違う)
独特のスタイルを久しぶりに感受したような気分であります

エイミーにとって中堅どころの本だったのか
エンバシィとかムゲンとか
私にはさっぱりわからないけども
本当にどうやら存在したらしいそういうバーで
ナイスガイとバッドガールがてんやわんやの大騒ぎ
そんな引きこもごもをつづった小説であります

スタイルがかっこよくて
ルーシィーから始まり、ナルオで終わるんだが
その小説の各小節の終わりに次の小節の主人公が顔をだして
リレーのようにつないでいくという構成
これがとても面白いのであります
短編として一つ一つの
ブラザーやシスターにまつわるラブアフェアなんだが
全体でみていても、ブラザーに憧れる女の子だけど
まだ素人肌から始まって
玄人肌に、そしてそれなのに日本の男でもいいのがとか
だんだんと深くなっていき、最終的には
ナルオという日本男性がシスターのアイリーンと付き合う話になる

黒人がどうしたとか、日本のがどうしたという
どうやらそういう偏見というか
まぁ日本からしたら当たり前のそれらをおかしいと受けて
ムゲンというところやなんかで、やんちゃを働いたらしい
エイミーの本当、ステキな感想文でもあるように思います
俺には無理だなとかそういうのを考えるのは
置いといて、この物語の面白さがいいなと
ぼんやり読んでしまうのが吉

個人的にルーシィーとクッキーの話が好きなんだが
もう少しルーシィーがどうしてブラザー嫌いになったのか
その話をやって欲しかったように思うところ
キチガイと呼ばれてしまうほど
いってしまったんだが、純粋で可愛いと思わせる
というか俺は思ったんだが
このルーシィーがステキであります

無論、クッキーとよばれる
ブラザーに憧れながら、客ではなく
バーテンの位置という不思議なみんなの妹も
なかなかよかったんだが、それはそれ

結局はいい女といい男の恋愛沙汰なのでありますが
おしむらくは、わたくしに男のよさというのが
もうひとつ理解できてないところだなと
せつせつ悲しく思うのであります

ナイスガイのことがもう少し理解できたら
まぁ、俺もすげぇモテになんだろうが(そういう問題じゃねぇ)
何よりこの小説をもっと楽しめるんだろうななんて
思ったりなんだったりしつつ
色あせない名作であります

砂ぼうず

2005-09-20 08:27:53 | ドラマ映画テレビ感想
唐突にアニメの話題であります
先日終了したのですが、関西地区の深夜に
TBS系チャンネルでやっておったのですが
まぁ、いい年こいた大人がアニメ見るのも
恥ずかしいなぁと感じつつも
ついつい最後まで見ることをやめられなかった

砂ぼうず

というアニメがありました。
関東大砂漠というところで、斬ったはったというか
サバイバルしていくために
知恵を絞り、悪逆の限りを尽くすみたいな序盤から
後半は突然、組織や社会に対して
大きな戦争に巻きこまれていくみたいな話で
非常に見ごたえがありました

まぁ、そういうシリアス部分も非常に面白かったんだが
これがまた、驚くほどボインに情熱を燃やしており
そのあたりがいたく感激したというか
ああ、男ってそうだよなと共鳴してしまい
13夜も見つづけてしまったわけであります

基本的にボインをどうするかということに
情熱を燃やしつつ、生き残るために手段を選ばない
その哲学のステキさが男臭いというか
俺みたいなヲタクにはうってつけの内容で
すげぇ楽しかったのであります
原作の漫画も相当面白いんですが、
アニメの方も決して負けてなかった、主にボインについて

というわけで、朝からボインの話ばかりになる
とてもステキなアニメ
砂ぼうず、どうやらDVDでも出ているらしいので
みんな見たらいいと思うのですよ
そんなお話

平家最後の秘密

2005-09-19 01:50:09 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ義経が放映されましたね
今回は平家没落を受けての都の仕草にありました

色々思うところはあるものの
ステキな流れだったように思います
うつぼが結婚してしまったのは
喜三太がエルメスとくっついてしまうことへの
アンチテーゼなのかとかいらぬことを
思ったりなんだったりしつつ
都側は終始ほのぼのでありました

一方、鎌倉では一大事となっておりまして
この兄弟の仲の悪さというか、心読め無さが
ステキに炸裂しておりました
依然からあったことだから、頼朝も気付けよと
弟の政治無能っぷりを見誤った兄の責任でもあるような
そういう具合でしたが
一方的に酷いことになってしまいました

凄いですね、テストを温情だと勘違いするという
この郎党ともども、義経のおめでたさっぷりが
そういう風に描かれておりましたが、さてさて

で、その義経起死回生に繋がるかもしれなかった
平家の謎については、胸の内で消化するという方法をとってしまい
まぁ、実際のところ義経がそこに気付いていたか
妖しいなぁという演技に見えてしまったんだが
なかなかどうして、憂える内容であります
次回は、能子が大変らしいが、兄貴どうだろうか
兄貴も危ないけどね

と、その危なさを弁慶あたりが
指摘してあげられたらもっと違ったろうにと
思うくらい残念な感じ
個人的にすげぇ頼りにしていた鞍馬の坊主も
あんまり大したこと言ってくれなかったし
文字通り修羅の道へと行ってしまう義経

こっから、いよいよもって
楽しくなってまいりましたと
なるのかどうか
次週を待ち遠しく思うところであります

世界柔道

2005-09-15 08:30:43 | スポーツ
話題にするのが明らかに遅いですが
世界柔道が開催されそして終わりましたね

全部見ようと思っていたのですが
団体戦を見逃してしまい
大変残念だったのであります。
それでも、日本人選手の健闘が見られて
手に汗握る面白い勝負でした

鈴木はともかくとして
今回収穫だったのが、高井ではないかと思います
あの巨体にして非常に優れた技のセンス
準決勝で不意打ちに負けてしまったものの
あれ意外はパワー負けすることもなく
組んだらすぐ投げるという基本ができてましたし
なによりも内股が綺麗だった

井上康生の内股が教科書どおりなのは
有名な話でありますが、高井選手の内股は
よく巷の柔道大会で見られる内股
そんな風に見えます(偏見)
けんけんとかでないけども
重心を動かすことがとてもうまいステキなもの
今大会というか、日本人選手のほとんどが
内股使いでありましたが
小野選手の決勝戦の内股と高井選手の内股は
是非高校生に真似していただきたいとか
勝手なことを思ったりしました

かっこいいなぁ

さて、わたくし非常に楽しみにしていたのは
実は男子ではなく女子のほうで
最終日の薪谷選手であります
通常「翠ちゃん」と呼ばれる女子柔道の
最重量級をしょって立たないといけない大変な責務の人

もうさんざんぱら広告されていましたが
怪我による引退を迫られそうになるなど
苦難を乗り越えての今回金メダル
正直危ないことが何度もあったけど
メダルを取れたことがすばらしいと感動しました
ここ数年休んだおかげか、外人のチェックが甘かったようにも
思えるところ、ただ、それでも一瞬のひらめきと
ワザの数々にはおそれいりました
今後もがんばって欲しいと思います
がんばって、そしておめでとう、翠ちゃん

で、内柴選手が負けるとか
結構波瀾がありましたが、やはり
内柴選手も研究をされてしまうと大変な様子
もっと寝技で勝負してもよかったような気が
せんでもなかったですが
南米勢には勝てないという印象になりました
多分、本人の憔悴のしかたからわかってるんだろうと
思われますが
あの試合、2本取られているという完敗でありました
すげぇ悔しいだろうなとつくづく思うんですが
これを機にまたがんばって欲しいと思います
身長もあれだけどリーチの長さが足らないんだなと
思い知らされたように思います
個人的に同い年なので、がんばって欲しいとせつせつ願うところ

で、まぁ、他は色々あったけど
雅恵さんの調子が悪かったのと
谷本の相変わらずスカっとした
勝つか負けるかの勝負もよかった、醍醐味いっぱいの
ステキ世界柔道

天理コンビの解説がまじめなんだかボケてんだか
わかんないけどほのぼの面白かった気がしました
少々暴走させられていたような気がしますが
よしなにそれも楽しめました

今後、高井選手と小野選手と翠ちゃんが
すばらしい成績を残せますように

指の戯れ

2005-09-14 08:27:41 | 読書感想文とか読み物レビウー
指の戯れ 山田詠美

というわけで、また山田エイミーの小説を読んでしまいました
これまた古い作品で、前回読んだジェシーの背骨の1個前、
そのせいか、そのためか、そうだからなのか
露骨な性描写やら、なかなかエキセントリックな展開が
ひとつの恋愛にまつわるお話になっていたように思います

しかし、わたくしこのごろ読み返すまで
全然意識してませんでしたが
山田詠美も姉作家なのだなとつくづく
そしてSM要素が重要なのかしらというほど
女がS、そして男はドMでないといけないような
そういう具合であります

表層的には、肉体関係を結ぶ行為において
どちらかが奉仕し隷属するという
上下のはっきりした関係を記されております
主人公のルイ子は、これまで数々の男を
まさに蹂躙してきており、行為の最中に
唾をはきかけて、罵声を浴びせたり
殴りかかったり、無理やり奉仕をさせたり
決して男がやりたいと言ってもやらせないという
女王っぷりを発揮しておったのですが
リロイジョーンズという田舎者を相手にしたとき
その立場が逆転してしまう

もっとも、一度振った後に現れたら
逆転するほどの魅力を備えていたのだが

今度は隷属する側へとまわったルイ子の
あわれであさましい姿と、その感情が
恋愛なのか報われない愛情を欲する行為なのかと
結構重たい調子で進むわけであります

まぁ、集約すると最後の性交シーンで
両腕両足を縛られ、男の足の指で犯され
ファックミーと叫ぶあたりで
なんというか、ああ、俺が見た洋物のあれこれは
こういうことだったのかとか
感慨深く読めたという(最低だな)
まぁ、冗談はこれくらいにしつつ
身体を欲するというのは、肉体的な快楽におぼれるよりも
相手を許容したいというか
相手の愛情を請うときのひとつの感情なのだと
そういう具合だったように思います

ラストはやっぱそうかと思うような
そうでもないような、流れるような終わり方で
ルイ子の一人の女として、それまで培った活き様を
守るために色々失った
失った以上、本当は守れていないのかもと
そういう具合でありましたが
まぁ、ともかくだ、エロいので困るなぁと
身も蓋もないことを感想としておきます

DCというまぬけな男がとてもいい具合だなと
つくづく思うのであります
上等な女はそういう行為で、行為自体に身をよじらず
行為という空間をあくまで擬似的にとらえて
その中で最高級の自慰にふけることなんだなと
そういうことが書かれていたように思う
ステキだ、本当だとしたら

そんなことを思う、姉好きのMにおすすめです

先週の怪獣の家

2005-09-13 08:21:31 | 星里もちる
ルナハイツの映画公開も
時期決定となりまして、あとは
わたしの住まい近くでやるのかどうかという
切実な問題のみとなりました
どっちなんだろう、どきどきだわ

そんなことを思ったりしつつ
今週は、妹さんとのあれこれを
ルナハイツの時のようにヒロイン側二人が
探りにいくという展開
というか、さりげに女優さんふられているのは
あっさりすぎて驚きだったのでありますが
ま、それはそれ、あとは雨ちゃんとどうなるか
それがとても大切であります

で、やっぱり絡んでくる
あの見ているだけでいらいらするタイプの男
彼がひとつキーを握っている様子で
どういう感情でそれを守り、やがて
もらしてしまうのかが今後の楽しみとなっております

と、まぁ、様子見調子が続いてしまい
やきもきしてしまいますが
相変わらず刊行されない単行本を思うと
ひょっとせんでも1冊で終わらせるつもりなんだろうかと
思ったりしてしまいます
同時収録できる短編のストックがもう無いんだろうなとか
いらぬことまで考えてしまうこのごろ

ホラーな気分とかまめカラとか読みたいところです

源平無常

2005-09-12 08:23:25 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ義経
放映されておりましたが、なんというか
選挙戦におされての早番で
しかも総集編だったので中身自体は
大したものではありませんでしたね

結局神器のうち、宝剣を失ってしまい
また安徳帝も名目上失ったということになっておりました
景時が議会のときにおめでとうを言っておりましたし
なんか別に嫌味とかも言わなかったので
仲が改善したのかしらとか
淡い期待を抱いたものの、いよいよ来週から
お兄ちゃんの不機嫌を蒙ることとなるようすで
楽しみであります
お兄ちゃんもひどいけど弟も馬鹿だよね(ぉぃ

日本でもっとも有名な部類にはいる
兄弟喧嘩の勃発でありますが
今後が楽しみです

で、総集編だった内容につきましては
もし、この回から見出した人がいて
理解できないだろうというはしょりっぷり
そして奥州の省略っぷりで残念
まぁタイトルの通り、源平無常というわけで
あくまでも源氏と平家のありかたを見せていたんだから
当たり前なのかもですが、奥州の話を
もうちと入れてもよかったんじゃねぇかと
今後のことを思うと考えてしまいました

まぁ、奥州向かうまではもうしばらく時間もあるので
見守っていきたいと思いますが
実際の話、神器のほかの二つも
本当は失ってたんじゃねぇのかと
疑ってしまいます、そのあたりは歴史認識として
どうなんだろうか
気になるところですね、私だけかしら

ジェシーの背骨

2005-09-08 12:34:54 | 読書感想文とか読み物レビウー
久しぶりに小説読みました
かなり古いものになりますが

山田詠美 ジェシーの背骨

以前にひよこの眼の感想文を書いた覚えがありますが
わたくし大好き山田エイミーの初期作品であります
初期だからなのか、わかりませんが
私が知ってる日本人の女と黒人男性という
カップリングではなくて、日本人ではない男女の
ラブとラブアフェアとメイクラブのお話

で、その男女間のやりとりと
どういう男がモテるのか
どういう女があさましいのか
またその逆もどうなのかといったことを
主人公の視点で描いていくという手法で
物語のはじめがあるのですが
ここに、連れ子というアクセントがつくことで
大童になるというお話

結構というか、相当ヘビーな肉体的ダメージ描写が
えげつなく続いて、しらふで読んでると
結構引いてしまうような生々しさが
異常に新鮮というか、ガキの手加減しらないとがりっぷりが
すげぇよく出ていて驚いてしまいます
ガキというのは、大人が想像している子供という
偶像ではなく、リアルに狡猾で
信じられないようなことをする異物であるという
強烈な認識をずっと続けることで
その生き物が、最終的には男というよく見知った
そしてすばらしい生き物に成長していくということ
これを見せております

主人公のココ(女性)は、リックというさえない男と
そういう関係になるのだが、その子供であるジェシーという
生き物と、おっかなびっくり触れ合っていき
最初、ココが今までしてきたとおりのことを施すと
全て、今までされたこともねぇような仕打ちにあうという
人生を根底から覆されたような恐ろしい眼にあうところから
ずいずいと後半近くまで進みます
途中、なんとか二人の距離がちぢみつつあるという
すてきな展開になるのだが、ここでエイミーは裏切る

あっさりその糸を切ってしまう
手法に関しては読んでいただきたいところだが
分かり合えるかもと思っていたのが
とても簡単に壊されるのであります
いや、壊れるのであります

ココとしては壊されるというイメージから
またジェシーを憎むことしかできなくなり
やがて、ジェシーをココが考えられる内容だけで
ひどいものだと決め付けていってしまう

ところがだ、登場人物たちはひとつも物語らないが
このジェシーの背骨という本自身は
そういうココの生き方も否定というか
それは違うという風に見せて、
ココにとっては思いも寄らぬ(当然読者も)結末になる

それはすっきりもしてないし
解決になっていないかもしれないという具合なんだが
ココほどの女でも、やっぱり
人間同士がわかりあえる、相手がこんあ奴だと
一方的に決め付けられるわけじゃない
それぞれがそれぞれ個人として確立してるみたいなー

と、そんな具合に思ったんだが
ずいぶん上等な感想になってしまいましたが
なんだろうな、エロい描写が入ろうとも
そんなのはどうだっていい、もっと
心理的な鬱屈さと窮屈さがあって、面白かったのであります
萌えるとか、ステキとか
そういうのを最近小説に求めていましたが
それとは違うところから、ああなるほど、と思えたので
この小説は立派だと思いました(偉そうだ)

面白いオチも見つからなかったので
このくらいにしておきますが、
エイミーのステキ分野である
女子の心理が、少なめなのがちょっと残念でしたが
読んで損はしない小説です

剣客商売

2005-09-07 08:31:01 | ドラマ映画テレビ感想
昨日、たまたまテレビつけたらやってたので
思わず見入ってしまったのでありますが
いやー、大次郎の殺陣がステキでしたね

斬るは斬るは、そして姿勢がいいはかっこいいわと
流石に年齢を感じさせる動きになってきた
藤田まこと、いやさ、大先生に代わって
若若しさで見せるすばらしい剣技
私は刀振ったことがないのでわからんのですが
多分、あの腰に上半身がどっしりと落ち着いた具合で
肩を使って斬るというスタイル
あれがかっこよさなんだろうなと思います

もっとも、大先生の左下からの
昇り調子の横なぎのかっこよさも半端ない
正面から見て、あの斬りざまが1番
かっこよく映る俳優の一人ではなかろうかと思う
以前の大河ドラマ武蔵の時にも思ったが
本当、この人の時代劇という画面への
溶けこみ方は筆舌に尽くしがたいのであります

両腕で棒を振るというのが
どんだけ難しいか、それを簡単に見せるところが
ステキだなぁとつくづく感服
どっしりと構えて、重心を落とした上で
ガニマタに開いた脚で横に払う
これが1番かっこいい、そして、藤田まことが1番うまい
おいらが知ってる時代劇俳優が少ないので
そう思うだけかもという気もするが
まぁ、それはそれとしましょう

先週は馬の骨を見逃してしまったので
どうだったのかわからないのですが
個人的に、片手剣が出てくると興ざめしてしまいます
やっぱり一刀流でなくとも日本刀は
両の腕で支えて、縦横無尽にそれでいて
体勢が崩れない美しさ
そういうのが見たいなぁと、またやってくれねぇかと
次回を楽しみにしております

なお、剣客商売の今回分のお話内容については
あれはあれで面白かったですね(二の次かよ)
若い娘さんがさらわれて何もされてねぇってのは
ちょっとというか、だいぶ無理があるなぁとか
秋山先生が「我が流儀にミネウチは無い」とか言っておきながら
悪主君二人をミネウチにしていたのはいかがかしらと
ちょっと思ったのだけども、そんな些細なことはどうでもよし
剣客や素浪人が活躍する時代劇が見たいこのごろです

セミあれこれ

2005-09-06 08:47:20 | 昆虫学
今年も私のまわりから
セミが姿を消しました
悲しいことですね

という具合でありまして、なんか毎年毎年
その勢力図というか、色々変わってきてるなと
しみじみ思ったんだが、ここ数年
本当クマゼミが増えたと思います
私の生息地域が変わったから
もともとこうなのかとも思うのですが、実際のところ
名古屋でも増えているらしく
アブラゼミが駆除されていくような具合だとか

生存競争、ローカルメイトコンペティションとかいう
例のアレなんだろうかとか
専門用語をちらつかせたくなるこのごろ
ツクツクオーシの声は聞いたけども
わたくし、ヒグラシの声を聞いたことがありません
本当にいるのか?都市伝説じゃないのか?
そういう、東京とかでは当たり前に聞かれているらしい
様々な雑音を私は聞いたことがないなあとか
全然面白くない話だなこれは

個人的にはニィニィゼミが凄く好きなのでありますが
これは初夏の代表品種、あれの抜け殻もあわせて
出会いたいものだと思う夏の終わり
今年も、幾万という命が数週間で散っていきましたね
切ないことです、せつせつ