CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

サントリーオールド

2006-06-28 08:47:57 | 食べ物飲み物
というわけで、最近はウォツカだけでなく
ウイスキーなんぞもたしなんでいるのであります

いつだったかにサントリーリザーブの若干高い奴を飲んで
まぁ、うまいじゃないかと思ってから
実家からかっぱらってきたHAIGを呑み
ニッカウイスキーを飲み
そして、とうとう一般的にすぎる
いわゆるおっさんの嗜みとしてのウイスキー
オールド無印に手を出したのでありました

先日呑んだニッカよりは少々高い(言うても200円程度だが)
大変飲みやすい大衆ウイスキーであります
濃すぎず、甘すぎず、香りも癖がなく
さるさると呑める素晴らしい一品
わたくし、ウォツカとちゃんぽんにして呑んでるんですが
決して相性悪くなく、ステキにのみ腐っている次第
世の中の愛好家には是非真似をしていただきたいところ

さて、個人的にサントリーウイスキーの1番優れている所は
あのボトルだと思っておるのでありますが
リザーブにしろオールドにしろ、なんだその
思わず微笑みが漏れる丸み
あの形状がたまらんのであります
世の中に、きっとオールドのボトル好きという
同好の士がいるものだと確信しておりますが
あの黒光りするスタイルに
じわり、浮き出したようなエンジ色のキャップ
あのウイスキーボトル独特の黒ガラスと
エンジの組み合わせってすげぇかっこいいなと
せつせつ思うのでありますが
そこに加えて、羊皮紙のようなうす黄色のエチケット

いや、ウイスキーのはラベルというのかもしれませんが
ともかくあの部分と、あの調和のとれた
ステキな姿が最高で思わず手にとってしまうのです

わたくし、瓶からそのまま飲むという
ロックとかそういうレベルじゃない
ハリウッド映画に出てくるダメな飲んだくれと同じスタイルで
呑み続けておるものですから、あのボトルの
首部分の絶妙な長さもステキすぎるのです
ニッカのボトルのひらべったいのも捨てがたいが
あれは、尻ポケットに入れられる
アルミというか、真鍮ボトルでやりたいので却下としつつ
サントリーのボトルの優れた姿にくびったけであります

と、もう、全然酒と関係ないこと書き綴っておりますが
ウイスキーは男のたしなみになるといいなぁというお話
ずっとサントリーだと思ってたんだが
富士山麓というのはキリンだと最近気づいたわたくし
あれも美味いと評判なのでまた
探してみたいわねぇと楽しい毎日であります

先日、東京でまた
サントリーの立ち飲みバーにて
へろへろ、山崎だったか、白州だったか飲んだと思ったが
サントリーのモルトはやっぱりうまいんだなと
改めて感じ入りました
マッカランもシーバスリーガルも
洋モノだってステキでありますが
ジャパニーズモルトをとりあえず、舐めていきたいと思うのです

ウイスキーは舐める飲み物だと
信じるこのごろ
だって甘いんだものね

FIFAワールドカップ2006ドイツ その3

2006-06-27 09:02:43 | スポーツ
というわけで、またサッカー
いや、フットボールの話であります
楽しい、地上波しか見られぬ私からしたら
2年分は見ておかないといけない
次は2年あとのEUROであります

で、各試合、見たやつだけレビウとか思ってましたが
どれ見たか忘れたな・・・
コスタリカvsポーランドは見た気がするんだが
全然覚えていない
決勝ニ試合目のアルヘンvsメヒコがあまりに素晴らしかったから
それ以外覚えがないのでありますが

チェコvsイタリア
頑張れチェコ、ガーナに負けたとき
こりゃやばいんでないのと思ったのでありますが
案の定というかなんというか
コラーがいないのがこんなに響くとは夢にも思わなかったのです
思えば初戦、抜群に強かったのは
コラー、ネドベド、ロシツキが揃ってたからなんですね
バロシュが復帰してましたが残念な結果
ロクベンツも出場停止だったし、なんか
あんまりなことでありましたが
10人になった時点で終わったように思われました

GKのツェフが凄かった
今大会はどこのチームもGKが切れてやがるぜと
思っておりましたが、なんだ、すげぇなツェフ
彼でなければ、もっと点差が開いていたであろうと
せつせつであります
また、ネドベドの運動量も相変わらず凄かった
後半なんかネドベドしか動いてなかったように思われますが
凄かったですね
個人的にインテルのマテラッツィが得点したのが
とてもステキでありました、トッティは髪切ってから
なんとなし若返りましたか?相変わらず凄い選手であります

日本vsブラジル
こんなもんだろう、といいたいところでありますが
この試合に限って、大好き加地選手がいまいちでありました
やっぱロベカルとマッチアップじゃないと燃えなかったのかと
勝手なこと思いますが(サイド逆じゃねぇか)
ほとんど上がりが見られなかった
また、今大会、中央で中村が持ってるとき
加地がオーバーしていくと絶対にパスしないのは
囮にすらならない絶対っぷりで大変残念
あれと、サントスが戻ってこないせいで上がれなかったのかと
都合よく解釈しておきます、ともかくお疲れ日本代表
高原は酷いと思います、ヤットの出番があれば・・・

サウジアラビアvsスペイン
意外と好ゲームだったように思われるです
サウジって強かったんだなと、ちょっと驚いたのでありますが
球際の強さという単語であってるかわからないが
フィジカルに優れてる、当たっても転ばない
なかなか球を離さないといったところは
大好きイランとも似てる気がして(幻想)
なんだか好感が持てました、アジアはイランとサウジだけでいいよ
2.5枠で後0.5をみんなで取り合ったらいいと思います
そんな感想、惜しかったなぁと
サウジの健闘に拍手です、ここもGKよかったんだよな

ウクライナvsチュニジア
覚えてない、どうしてだ
見てないのかもしれない
思ったりしながら、シェフチェンコには頑張って欲しいですねと
坊主スキーの私からエールであります
まぁ、コラー、ラーションには敵わないがな(あれは剃ってる)

ドイツvsスウェーデン
そして大好きラーションが出てくるスウェーデン戦でありましたが
なんだ、終わってみればやっぱドイツ強い
これは、リネカーの言うとおりになるのかもやもと
今から不安が一杯であります
アルヘンとドイツがどうなるか楽しみだわや
内容は、点だけ見てるとドイツ完勝ぽいですが
ラーションのPKを考えるとなんか僅差・・・ではないか(どっちだ)
バラックが喜んでる姿が見られるだけで
今のドイツは大好きです
クローゼも凄いなぁ、ノイビルもやりすぎだなぁ
ラーションのワールドカップが終わった
あの瞬間がとても切なかったです、仕方ないね

アルゼンチンvsメキシコ
俄然、メヒコを応援しておりましたが惜敗
この表現でよいでしょう、個人的に今大会のベストバウトに
躍り上がった試合であります
やっぱりメヒコのサッカーは面白い
どちらも一歩として譲らない展開、そして
悪質なファールなどない、優れたゲームだったように
思われるのであります
マルケスは凄い人だなぁというのが印象的
アルヘンについては、やっぱし次回のワールドカップが
楽しみだわと思われました
アイマール、テベス、メッシ、ステキでありますね
この日、指輪物語の映画やってましたが
フロドとアイマールを見て不思議なデジャヴに見まわれました
中つ国というのはアルヘンのことでありました(違う)
メヒコの健闘に大拍手であります

イングランドvsエクアドル
試合後のエクアドル監督の言うとおり
ミスがなくても、たった一度のどうしようもない素晴らしいプレイによって
試合が決定するものであります
やっぱりデイヴィットは凄かった
なんだあのFK、どういうことだ、思わず見た瞬間の吼えたのであります
あれでツラよし、金持ちというのだからたまらない
デイヴィットは声が甲高いところ以外完璧でありますね
トッテナムのキャリックが中盤の底に居たのがステキ
GKのロボも頑張ってたし、国内リーグで頑張ってるのが
レギュラーはってるとすげぇなと改めて思いました
ルーニーは顔怖いんだなというのもわかりました
審判はかわいそうな職業であります

そんなところ
噂のオラーニャvsポルトガルがすげぇ見たかったのですが
君達いいかげんにフットボールしなさい
そういう試合だったそうで、どうだったんでしょうか
あんな腐った試合になるんだったら、ダーヴィッツ呼んだら
もっと面白かったろうにと、今だにうじうじ言うのであります

今後はドイツvsアルヘンが楽しみですね

功名が辻 吉兵衛の恋

2006-06-26 08:43:30 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、吉兵衛のお嫁ちゃん騒動という
ほほえましい回でありました
対比なのか、ほほえましくない、お市勝家といった夫婦も出てきて
なんともはやであります

さて、最近は予算の都合なのかなんなのか
合戦や調略風景はほぼせずに
気づいたら城や人が落ちているという具合で
さくさくと攻略が進み
さらには、信長の葬式についてもなんか
やったのかどうなのか
わからない内に終わっていた様子でありました
残念極まりない
一豊夫婦が主人公だから仕方ないのかもしれませんが
これは大変寂しかったのであります

もっとも、これから大戦がいくつかあるので
そっちに備えていると考えるべきか
でも、まだ半年もあんのに大丈夫かよと
少々心配であります

ただ、お市の方の美しさは凄いなと
改めて宝塚のすばらしさを知った次第(関係ない)
あの雪景色の中で二人立っているところの物悲しさというか
勝家が霞んで見えてしまいましたが
そういう役所なので仕方ありません

さて、本題というかドラマ部分でありました
吉兵衛のうんぬんかんぬんについては
まぁ、あんなもんでしょうといった感じ
面白いといえば面白かったのですが
知らない内に千代は偉くなったんだなぁと
吉兵衛にダメ出ししまくる様と
なつかしの三つ葉柏の紋の話が
あの頃と違うのだな的な何かを感じ取らせてくれて
ほのぼのとしました

ま、この展開で当然の如く
吉兵衛は、次週でああなってしまうわけでありますが
個人的に功名が辻を読んで、唯一泣いた場面なので
すげぇ楽しみであります
できるならば、かっこいい武士の花を咲かせていただきたいものです

サッカーばかりの時期に
これがくるのはもったいないがいた、しかたありませんね

玉人

2006-06-22 08:52:38 | 読書感想文とか読み物レビウー
玉人 作:宮城谷昌光

ハードカバーの短編集でありました
宮城谷昌光先生のステキ小説
舞台は、やっぱり、古代中国あたりから漢くらいまで
その時代それぞれの女性にまつわる短編集であります
侍者の短編小説なんぞいくらもありますが
それの中華版というのは初めてだったのでありますが
これは、夏姫春秋あたりと同時期のものなんでしょうか
内容がなるほど、あれに似ているのでありました

どれも珠玉の名品というか
なんかそこはかとない寂しさ溢れる内容で
愛される女の書き方とか、なんかとても
ステキに優しいとか、私何しゃべってるか
わからなくなるほど、頬を染めるステキさで埋め尽くされております

6本の収録作品中「雨」という短編のみ
なんだか切ないとかではなく、怖い話みたくなってましたが
他は、痴情の絡んだ推理物もあり
骨の太い女と関わる男の一生を描いたのもありと
これを読むだけで、モテてる気分に浸れるのもあり
わたくし夢を見ておりました

1点、でもないですが、前々から思ってましたが
先生は男女のまぐわいを描くときに
やたら滅法、指先の描写にこだわりがあると
若くもないのに、青い何かを触発されておったのですが
今回、題名そのまま「指」というステキ短編があり
とても美しい女性を少しずつ
その指にて開花させていくというお話が
ああ、女性は男子が丹精こめて育てるものなのだ
フェミニストの方に晒し首とされても文句が言えないことを
わたくし感じましたが、そういうお話ではないにせよ
なんとなし、慈しむという愛し方が必要なのだわと
せつせつ感じ入った次第

また、わたくし大好きな任侠というか
敵討ちものも含まれており
女の子による敵討ちの短編「歳月」も優れておりました
凄い助っ人が出てきたりするかとも思ったが
じっと我慢して、生きるということを描いており
わたくし、こういう世界観大好きであります
裕福だった女の子が一夜にして全てを失い
その仇をとるため生きていく
そして、果たした後の悟り、この流れが
すばらしく爽快に描かれており、うわぁ、と
一人感嘆の声を漏らしておりました
いいなぁ

そして、単行本名にもなった「玉人」も
ステキな恋慕のお話でありました
であった瞬間にこの人を妻とするべきだと思う
この考え方が、宮城谷先生得意というか
私が今まで読んだ小説、全部そうだったんだが
その部分のみをクローズアップしててステキ
ただ、終わりが切なく悲しいあたり
スキっと決まって、読後感さわやかすぎでありましたとさ

また、ボケ入れる隙もなく感想書きましたが
短いながらに読み所が多く
よかったのであります、歴史がどうしたとか
陰謀がどうしたとか些細なことであります
男は、それらを駆使して
妻となるべき人
を慈しむべきなのでありましょうとか

聖人ぶったことを思うのです

FIFAワールドカップ2006ドイツ その2

2006-06-20 08:55:32 | スポーツ
というわけで、また先週から今週にかけて
地上波の分だけ追いかけたので
個人的な魂というか、塊を置いていきます
塊という字が好きだわ、土の鬼ですもの(意味がわかりません)

エクアドルvsコスタリカ
コスタリカってひょっとしたらやるのかもとか
思ってた時代もありました
そんな具合で、エクアドルがステキに勝利
これもなんか、どうだといわれたら
よく覚えていないという内容で
わたくし、有名な選手しか見ていないのだと改めて痛感
ミーハーもたいがいにしろという具合ですが
デルガドだったかの、突然マスクを取り出して被った行為と
その後、すぐに脱いだあたりに、紳士という言葉を見出しました
ステキ、裸で踊るより遥かにステキでした
ああいうのを紳士的な振るまいと呼ぶのでしょう

イングランドvsトリニダードトバゴ
スタンジョンが頑張ってたのは素直にうれしかったですが
やはりイングランド強い、タレントが凄い、ステキ
ランパードとジェラードが中盤にいるというのが
反則ではないかしらと、個人的に思うところ
クラウチが決めておりましたが、あの
恥ずかしいロボットダンスが見られず残念、是非あれを
世界中のファンに見せていただきたいのに
個人的にとても勇気付けられております
しかし、でかいなクラウチ、針金人形というか
名鉄セブン前のナナちゃんみたいじゃないか
そしてルーニーおめでとう、足が短いのか太いだけのか判別できません

アルゼンチンvsセルビアモンテネグロ
もうやめてやれ
思わず叫んでしまったのでありますが
アルヘン強すぎる、これでまだ、アイマールとか残してんだから
こりゃ優勝大本命かしらと思ったり思わなかったりするところ
メッシが大騒ぎされていて、また、騒がれるだけの
実力を遺憾無く発揮しておりましたが、個人的に
メッシよりテベスが好きなので、テベスのゴールを祝いたいところです
いいよねテベス、あのごりごり進んでいく無茶なドリブルが
大好物であります、オランダ戦が楽しみなところです
マラドーナはサッカーというか大会を楽しみすぎだと思います
ただのサッカー好きのおっさんだもんなぁ

オランダvsコートジボワール
ドログバのワールドカップが終わってしまった
本当に凄かった、あんなFWがいれば・・・・と
詮無いことを考えてしまうのであります
しかし、オランダも前評判ほど強いという印象がないのですが
それでも、さくさく勝つあたり流石でありました
コートジボワールはドログバだけかと思ってましたが
他も攻撃参加、守備ともに優れていたように思われます
特にボケるところも見当たりません
ニステルの顔が思ったよりも馬っぽくないなと思ったくらいです

ポルトガルvsイラン
イラン強いじゃないか
見放されたというか、あとちょっとで入らないというのは
アジアのお家芸なのかしらと真剣に思ったのでありました
それにしても、ポルトガルのフィーゴは凄い
あんなおっさん欲しいわ、とまた詮無いことを思いました
インテルでも絶好調ですし、ステキですね
クリスチャーノロナウドも調子がよいというか
スタミナがすげぇなと、ほれぼれしたのですが
後半終わるまで、鬼のようにイランをかきまわしていたのが
印象的であります
イランも、強いというかワールドカップに恥じない
すばらしい試合をしたと個人的に思いました
贔屓目です

チェコvsガーナ
まじかよ
チェコがまったくダメで驚きました
なんだ、日本代表か!?(こら)
と思うくらい、酷い内容でありました
コラーとバロシュって重要なんだなぁと
しみじみと思ったのですが、ガーナの運動量は
ハンパないですね、アフリカ勢は恐ろしいと
改めて思い知りました、ステキすぎる
個人的にチェコが好きなので、残念で仕方ない結果ですが
怒るネドベドがかわいそうでした、というか
なんであんなにダメだったんだろう、戦術にはまったのだろうか
わからんが、あれを打破できる交代がなかったのも
痛いのかもしれませんね、よくわかりません
ガーナチェコとガーナチョコが似ているとみんな思ったはずです(だからどうした)

日本vsクロアチア
なんだこの泥仕合

ブラジルvsオーストラリア
ブラジルって強いのかな
よくわからんという印象でした
なんか守備がざるっぽいわと見ていて
オーストラリアが点入れるかもと期待してしまいました
日本は、あんな風に戦ったら勝てるかもと思ったが
オージーほどの体力というか体格がありませんね
稲本を投げつけるとか、そういう戦い方が必要ですきっと
ずば抜けてフィジカルが優れていますからね(C)2002
しかし、ブラジルはカード貰わないし
ほとんどファールを犯さない、優れた試合でありました
みんな明らかに歩いてるんだけど、強いな
アドリアーノ一人いるだけで十分だった気がします
ノーモーションの左足は人間技じゃありませんね
個人的には、2点目に大喜びするフレッジが
かわいすぎると微笑んでおりました
あの、やわらかすぎるごっつぁんゴールがとても
人柄を示しているみたいでステキでした
喜び方も、貧弱なゴールと対照的で楽しそうだったのがいいわ
ブラジルのサッカーは見ていて楽しいのであります

トーゴvsスイス
普通のサッカーでありました
面白かったのかどうか、ブラジル戦の後に見たから
退屈だとか思いましたが
アフリカ勢の体力と、スイスの試合巧者というか
さわやかボールまわしがよかったですね

とそんなところで
どこにもボケが入ってないな、わたくし
ボケといえば、どこの試合か忘れましたが
監督が興奮のあまりベンチ壊したところで
「ベンチを壊しました」
「戻しました」
と、慌ててる監督さんを冷静に実況しているところが
何よりも面白かったです
日本のアナウンサーはとても優れていると思います

功名が辻 蝶の夢

2006-06-19 08:38:58 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
ワールドカップに負けず、放送されておりました

あれ、山崎の大合戦は!?

私、前振りを見逃してしまったため
気づいたら、一豊が明智殿と邂逅しているという
不思議な事態で、驚きを通り超えて
あっけにとられてしまったのでありますが
先週、楽しみだとか抜かしてしまった俺の日記を
どうしてくれるんだと残念でありましたが

前半はシリアスパート、後半はギャグパート
そういった具合でなかなか面白かったですね
勝家とのいざこざも丁寧というか
ちゃんとというか、描かれていて
ああ、ここの仲が悪いところがこの時代、この時期の
キモなんだろうなと、改めて思った次第
わたくしも、時代劇、大河ドラマ、日本史
いずれも初心者のため、信長が死んだあとのいざこざという
かなり重要なことについて、全然知識が無かったのですが
なるほど、柴田と羽柴で揉める展開であったのでござる
そして、なんで太閤さんかというのもわかった
そうか、三法師の後見だからかとか
思ったり思わなかったり、それであってるのかどうかすらわからぬまま
今後が楽しみです

戻りまして、千代が活躍しすぎだなと
ちょっと思ったのですが
それよりも今回は、俺が個人的に
とても気に入っている中村一氏がステキだった
秀吉の裏を読んでわざわざ説明する役だったが
その説明のしかたがいかにも巧かった
俺はわかってんだぜ的な言い草と、同僚同士で
ひそひそやるあたりがなかなか・・・

あの同僚どものあり方が
今、このドラマで1番みたいところだわと
せつせつ思ったのでありました
茂助の、ほぉ、が何度も聞けたのはもはや
サラリーマンNEOにしか見えなかったのは御愛嬌でありましょう

ともあれ、最後の秀吉が走って逃げていく様の
ほのぼのさと、召し物の派手さが
今後を占うようでうれしくなったのでありましたとさ
いいなぁ、あの秀吉

FIFAワールドカップ2006ドイツ スペインvsウクライナ

2006-06-15 08:47:47 | スポーツ
はい、というわけで
ステキにあれでありました
もう出張とか行くと帰ってきてサッカーチェックできねぇの
韓国トーゴ戦とか見られなかったの
と、がっかりしつつも
とりあえず昨夜放映されておりました
無敵艦隊対初出場の戦いであります

スペインは強いなぁ

そういう感想になったらいいのかなと思うのですが
ウクライナが弱かったのかもしれないと
感じてしまうくらい一方的でありました
スペインが凄い軽快なパス回しというわけでもないのですが
今までのどの試合よりもバックではボールが動き
前線ではドリブルが決まるといった具合
見所は、すげぇシュートと
プジョルの献身的な守備でありました

特にプジョルの守備は凄かった
ねちねちとまとわりつくようにして、あのガタイのよい
アンドレザジャイアントのような髪型の男が
うろちょろうろちょろと、何度ウクライナのチャンスをつぶしたことが
ステキだ、あんなDFが欲しい
みんなそう思ったことでありましょう、紳士だしステキよね
で、DFばっかりしてるかというと、そうでもなく
中盤くらいまで上がってって、パス供給したりとかも
なんというかな、渋い、かっこいい、プヨル

んでもって、爆発しまくるFW陣というか
攻撃陣も凄かったのであります
CKもPKも、確実にとるあたりは流石だわと思ったのだが
フェルナンドトーレスの4点目は凄かった
ショートパスというか、ワンタッチプレイが続いた後の
どっかーーん
という具合のシュートが凄かった、あんなの取れるわけがねぇ
また早いのなんのって、凄いのであります
足が速いというのはサッカーにとって
とても重要なことだったんだなとせつせつ

ラウールも歳だけど頑張ってるなぁと
見つつ、今後も楽しみであります
ウクライナというかシェフチェンコが完全に押さえられてたのは
凄いというかひどいことでありましたね
あと、審判がちょっと酷かったようにも思われました
一発レッドの退場は酷いんじゃなかろうかしら
イエローでPKで十分だった気がしますが
素人の遠吠えであります(そんな言葉ありません)

そいでもって、ビデヲにとっておいた
チェコvsアメリカ戦の後半もなにげに見たのでありますが
こっちも面白かったです、ロシツキーとかが凄いというよりも
チェコ全体の円熟っぷりが凄かった
今まで地上波で見た試合の中で1番強そうだと思われました
年齢高いから暑い会場いったらダメかもだけど
現状、恐ろしい技術力の高さだわと思うところ

コラーもなんとか大丈夫な様子で一安心
チェコ独特でもないんだろうが、あまりにも美しい
トライアングルを各場所に形成してのパス回しは
芸術的とかいうのの意味がわかった感じがしました

なんというか一つの行動が一連の行動に汲みこまれていて
一人が何かすると、全員が揃って動くのが
とても綺麗でありました、白いユニフォームだから
なおさら綺麗であった、すげぇ、主にネドベド
ネドベドの体力も半端ねぇなと戦慄を覚えましたが
どの選手も、ワンタッチしたあと、必ず自分が走った方向に
ワンツーが返ってくると信じて、猛ダッシュするところとか
かっこよかったですね、アメリカも決して弱くないはずなのに
あの転がされっぷりはかわいそうでありました
チェコ強い、綺麗、かっこいい

あと、運動量という点において
日本でサントスが上がったまんま戻ってこないとか
ピッチを歩いているとか発見した日には
すさまじい呪詛が漏れてしまいますが
チェコはみんな歩いてやんの、でも攻撃早いの
格言にある「ボールは汗をかかない」というのが
実践されていたのだろうか、思ったりしつつ
でも待ってボールを受けるのはダメと日本が言われてた気がする
どっちなんだ、もしかすると
歩いているように見えるだけで、チェコは
動いてボールを受けていたのかもしれない
というか、歩いていれば動いているのだから当たり前なのか、そうか

次の試合が楽しみなチームであります
しかし、ネドベドはうまいのですね
バロンドールというのがどういうことか
とてもよく解った気がいたします
あと、フランスが思った以上に弱いので
こりゃ韓国チャンスかもしれませぬな
アジア枠のためにも、頑張っていただきたいところです

奇貨居くべし 春風編

2006-06-14 08:44:26 | 読書感想文とか読み物レビウー
奇貨居くべし 春風編 作:宮城谷昌光

というわけで、すっかり古代中国づいておるのですが
今回、秦の始皇帝前の話を読んだのでありました
が、様々な事情があってこの一巻のみ
あとから知ったのですが、これ続き物で
全部で5巻も出てるとか・・・どこで調達しようか

そんなことを思いつつ
始皇帝の父というかなんというか
そんな立場になるかもしれない、呂不韋のお話
秦へおつかいにいったりしながら
だんだんと大人になっていくというところでありました

とりたてて、ここが面白かったという話が
実はなかったりするのでありますが
それも全5巻だからしかたなしと思うところ
わずか1巻のみで何がはかれるかと頭を悩ませつつ
春秋戦国末期の情勢について
ぼんやりと理解ができてきたのであります

秦と斉の二大強国に対して
その他の国がどういう手をうち、天下で
滅びないための智恵を出すかということが
こんこんと描かれ、特にこの巻においては
秦へ使いを出す、趙の苦悩がよかったのであります
藺相如の怒髪冠を衝くという有名なエピソードが描かれており
なかなか見ごたえのある、政争というか
魏ゼンとの智恵比べっぷりが面白いのでありました

と、まぁ、全然盛り上げようがないような内容のレビウでありますが
とりあえず秦がどう成り立つのか
この巻の後で語られることでしょうと、もう
こんなレビウなら書くなよ俺・・・

FIFAワールドカップ2006ドイツ

2006-06-13 08:50:11 | スポーツ
というわけで、まちにまった4年に一度
個人的にはEUROもあわせて2年に一度の
お祭り騒ぎ、サッカーワールドカップが始まりました
ステキ!、寝不足!、助けて!

そんな声が方々から聞こえる昨今
わたくしも、個人的な仕事の都合で
オープニングゲームは見られないわなんだわと
大変だったのでありますが
ビデヲなど文明の利器を駆使して
チェックできた試合のみ、とりあえず感想であります

ドイツvsコスタリカ
オープニングゲームとして、ステキなサービスシーン満載
そういう具合で4-2なんつー、野球みたいなスコアでしたが
ドイツ勢のごっついミドルと、ドイツ勢の穴だらけの守備が見られて
大満足であります
かつてガリーリネカーが言ったとか言わなかったとかいう
サッカーはシンプルなスポーツで、一つのボールを大勢で追いかけて
最後はドイツが勝つという格言(違う)が
今回も発揮されんじゃねぇかと思ったりするところ
あと、レーマンよりもやっぱりカーンのほうがいい気がします
ダイスラーがこの試合を見ていたのかどうか
そちらも気になるところ

トリニダード・トバゴvsスウェーデン
これが、相当面白かった
この日、まさかイングランドvsパラグアイ戦が早い時間に放送だと
失念というか知りもしなかったので、うっかり見逃したのですが
そっちはしょっぱい試合で、こちらがベターなバウトだった様子
TTの守る、守る、守るという頑張ってる様が
判官贔屓のわたしの心を捉えた試合でありました
スウェーデンも頑固に攻める、ラーションとか大好きなので
決め欲しいなぁと思いつつも、前線で一人で戦い続ける
TTのスタンジョンのかっこよさも捨てがたいし
DFのサンチョがなぜかダービッツとかぶって涙が流れたり(髪型だけじゃねぇか)
神がかっていたTTのキーパーが凄かったですね
イムラヒモビッチもよかったけどキーパーはもっとよかった
そういう試合でありました、なにげに好ゲームでした
実力離れてるからジャイアントキリング並でありました
スタンジョン愛してる、あの胸板とか

オランダvsセルビア・モンテネグロ
そして、我らがオラーニャ参上
どんなに凄い攻撃サッカーが見られるかと、トータルフットボールが
楽しみだったのでありますが、蓋をあけてみると
ロッペンだけのチームになってる、驚きでありました
まぁそのロッペンがキレキレだったのでよかったのですが
早くもそのキレキレ加減にチームがキレキレとか
ワールドカップの度に内紛を起こすステキなチーム
やはりオラーニャはベスト4くらいが性に合っているかもしれません
センターバックが頼りないなぁとこわごわ見ておりましたし
全体的にスローな感じが気になったところ
暑さでまいってる風でありましたが、次回はもっと
どっかんどっかん爆発して欲しいのであります
しかしロッペンの左右どちらにも移動できるウイング能力は
すばらしいですね、あれは髪の毛とサッカー能力を引き換えに
神と取引したんでしょうか(ひどい)
ジズーのようにはなれないが、頑張って欲しい
あと、個人的に好きなカイトがあんまり出番なく残念でした
ニステル調子悪いし、どうなるのでしょうか
EUROの時より弱い感じです、セルビアが強いのかもだけど
ダーヴィッツ外されたのは身長たらないせいぽいなとも思った

メキシコvsイラン
これも好カードでありました
すげぇ頑張るイラン、おそらくアジア最強であるイラン
それが、結局3-1というあたり、そういうものだと痛感
それでも前半のダエイは英雄でありました
私の目が腐ってなかったら、1点目の起点というか
好機を生んだヘッドはダエイでなかったか
あのキーパーふっとばすくらいのヘッドはなかなか見られたもんじゃない
まさに叩きつける感じがステキでした
中盤もけっこう頑張ってたが、やはり後半
待っていたかのようにメヒコが反撃
メヒコうまかったです、日本はああいうサッカーをすべきではないか
思います、身長がなくてもサッカーはできるのだ
そう信じて、メヒコを応援したいのです
イランも攻撃力凄いから頑張って欲しいです
メヒコのショートパスがとても綺麗でしたね、うらやましい、抱かれた(何言ってる)

オーストラリアvs日本
加地帰ってこい

そして、チェコvsアメリカ
前半見たところで寝てしまったのですが
これが面白かった、この前の試合が
あまりにも情けないというか世界レベルから遠すぎて
つまらなかったのでありますが
チェコのサッカーの美しさがそれだけに発揮されてました
ネドベド、コラー、ロシツキー
この三人がいるだけでワンタッチがどんだけ繋がるのか
なんてかっこよくて綺麗なサッカーだったんだ
感激しました、今日も仕事早く片付けて
続きが見たい
コラーの退場が凄く気になるのでありますが、コラーって
本当、足元も巧いんだなと感心しました
いつか平山がああいう選手にならないかと
ロボットダンスとか覚える前に期待したいのであります
ポドルスキーとかもよかったが
アメリカ右サイドのなんとかベリーが押さえられてたのが痛いですな
アメリカって凄い強いという印象がありましたが
うっかりしてました、強いと思わされた試合が日本戦だった
まだまだ北アメリカ大陸にカップはいきませんね
ドノバンはともかく、レイラは凄かったです
センターバックの髪型も凄かったですね、シセがいないのが悔やまれる

と、かけあしながらこんなところで
どこでもやってるレビウになりましたね

功名が辻 本能寺

2006-06-12 08:43:00 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
いよいよ、信長の最後が描かれておりました

いったい、NHK大河が生れてから
何度目の本能寺だったのかわかりませんが
今回は、今までにない新しさがあったのではなかろうか
そういう感想であります

だって、お濃が小太刀で3人くらい切り殺してるもの

あまりのことに驚きでまったく目を離せなかったのでありますが
信長が弦切れるまで弓引いたというステキエピソードを
まったく感じさせないというか
凄い、ショットガンを撃つかのように
火縄をかまえて、あまつ、完璧な狙撃
何人殺してた、そしてどんだけ柵ふっ飛ばした
かっこよすぎでありました

なんか馬鹿にしているようなレビウになってしまいますが
わたくし、舘ひろしがこんなにかっこいい信長になるとは
思ってもいなかったので素敵に応援しておったのですが
今回の集大成である本能寺も、諸手で喜んでしまいました
どんなに無茶でも
いきなり出てきたお濃と背中あわせになって
それ刑事物の鉄則じゃということになっても
ステキという一言で片付けられた
そうも思います

あえてそこをギャグパートと断じてしまうならば
信長がそのあと、サーベル抜いて戦ったのもかっこよかったが
不思議と豪快な殺陣、全然うまくないはずなのに
なんか大ぶりと、切り上げがすげぇかっこよかったその後
撃たれて、お濃に向かって
「痛いのう」みたいなことを言ったのは圧巻というか
かっこよかった、また、もう死んだんじゃないかというくらい
ニ発目を受けてからの所作も凄かった
最後の自刃に関しても、ひゅーひゅーと
喉をならすという、リアルなのかそうかわからんが
必死感が伝わるすばらしい形で自害
敦盛をあえて躍らせなかったのもかっこよかったと思いつつ
本能寺が吹っ飛んで、また、火柱というか
どかーんっ、とかいうCGにならなかったのが
本当によかったと、思ったのでありました
彈正の釜と一緒に吹っ飛んだところ重なりそうだったのが
よかったのでありました

さて、その後お濃が鉄砲で蜂の巣とか
そりゃねぇだろ、いくらなんでもと
思ったりもしたのですが、あんだけ小太刀が強かったら
そうなるのかもしれぬと、歴代お濃の中で最強(文字通り)だった
今回のお濃の終焉

そして、そこからいよいよ、中国大返し
これもまたよかった、まるでマラソン中継だなという感じの
途中で飯を貰いながら走り行く様がよかった
地味な場面だけど、ああいうのが
しっかり描かれているところがとてもよかったのであります
個人的には、小説にあった
途中で精をつけるためにとにんにくを食べさせたというエピソードを
もっとクローズアップしてもらえたらなんか
よかったかもと、思ったりもしますが
多分、途中で食べてた鍋物の中の青菜
あれが行者にんにくだったんだろうとしておきます
あのエピソードによって、兵士に気合が入ったとか
そういうのを出して、反対に
明智方がうろたえるあまりに士気低下ということも見たかったが
是非も無し

ともあれ、来週はいよいよ
サントリーの戦い、山崎
雨が勝敗をわけるという古来から続く
ステキエピソードを楽しみにするのでありました
明智を一豊が拾うのはちょっとやりすぎだろうと
思うのでありますが、そこは目をつぶるとして

あと、千代の活躍ぶりもとりあえず
なかったことにしておこうと
勝手なことを思います
いや、ねね様がすばらしいということは
とてもよくわかったのでありますがね

今後のねね様と千代の仲がよくなるところを
見たいと思うのでありました

ルイアームストロングベスト

2006-06-08 08:36:34 | ドラマ映画テレビ感想
とうとう手に入れてしまいました
jazzの巨人サッチモのベスト
the best of Louis Armstrong

すげぇ

私もあいかわらず教養がたらないので
サッチモがどれくらいのなになのかわかってないのですが
なんか、上っ面だけ調べたところによると
ひょっとするとjazzの古典に分類されるような人なんだろうか
既に生誕100年は超えているのだが
jazzの歴史がよくわからないので、まぁそれは置いておくにしても
ペッターとしてよりも
ヴォーカルとして凄いと感じたのであります

今まで、jazzヴォーカルは聞いたことがなかったというか
理解できていなかったので後回しにしていたのでありますが
サッチモはそんな私の迂回をあざ笑うようであります
野太い声、絶妙なリズム、渋すぎる囁き
囁きは歌では無いきもしますが、それはそれ
Wonderful Worldについては、ああ
この曲がそうだったのか、今までなんで俺は題名を知らなかったのかと
あまりにも有名な曲だったことに驚いたのであります
しかし、かっこいい声だ

と、声ばかり誉めてしまいますが
どうも解説によると、ルイが最初に
jazzのソロを重視した人間の一人になるそうで
トランペットの独奏もすばらしいが
ドラムの若若しいソロもかなりよかった
また、オーケストラスタイルというか
ビックバンドによる演奏よりもトリオとかカルテットが好きだと
自らを制約していた自分を愚かしいと感じるほどの
jazz重奏のステキさも溢れかえっております
これは凄い、一枚聞くだけでjazzを堪能できると
拙いながらに思ったのでありました

音源が古いせいか、なんか時折
ラジオみたいな音になるのでありますが
そういうノスタルジーなところもあわせて
静かに一人で聞きたい逸品だわさと感じた次第であります
サッチモ、偉大すぎるわ本当に
トランペットとして、ウイントンマルサリスも買ったが
なんだろう古典のほうが合うのだろうか
ただ贔屓目で古いほうがよいと思っているからだろうか

サッチモの声と音に魅了されたのであります

ステキ、是非聞け

国際親善試合 日本代表vsマルタ代表

2006-06-07 08:34:49 | スポーツ
開始2分の玉田のゴールを見て
マルタ弱っ
と、叫んだ20分あとに、まさか
日本がこんなに弱いとは・・・と、あっけに取られたのでありました
酷い出来映えでしたね

というわけで、すっかりその話題もなくなってしまった今ごろに
レビウでありますが、当日はなんか
時間を返せと言いたくなるような
やる気のない、怪我が怖いのか、それとも
もうだるいのかわからない試合っぷりで驚きでした
あのドイツ戦が、やはり日本代表のピークだったのではなかろうか
不安であります

不安といえば、結局右サイドが
加地から駒野にかわっていて、はらはらどきどき
駒野の調子が非常によいとドイツの新聞も絶賛していたそうですが
マルタ戦を見ているかぎり、後半まったく出番というか
存在を感じられず、やっぱり加地みたいな
すげぇ体力を持ち合わせていないのやもしれぬと
不安ばっかりになってしまいました
まぁ、右サイドをこれまで加地しか使ってこなかったのも
悪いことなんでしょうが、あの体力と同じだけの何かもってるのは
中田くらいではなかろうかと考えてしまうところ
古くはトライデントとかうさんくさいことで
右サイドをやらされていた気がするのですが、いまさら
やらないのでしょう、きっと、当時ですらやらなかったのに

と、愚痴ばかりになってしまいますが
サントスの調子がやけにあがってきているように感じられたのが
ステキと思いました、が、その矢先に負傷退場とか
もう、なんだろうか、やっぱりワールド杯には
万全のコンディションでのぞめないものなんだろうかと
考えさせられるところであります
急に、各国怪我人が増えだしたところを見てると
作戦じゃねぇのかと深読みしてしまうのであります

そもそもあれよね、直前の試合ってのは
手のうちを隠しまくってる可能性もあるわけだから
日本代表は、わざとああしたのではなかろうか
そんな、淡い期待すら抱いてしまうのでありました

後半で入った選手も、なにか
ことごとく使えていなかった気がしたのですが
そのあたりはどうでしょうか
稲本のごっついタックルは、いつみても
危ないけどステキだわと思うのであります

ともあれ、もうまもなく本番突入
オーストラリアに勝てるのか
この一試合だけで日本のワールドカップが終わってしまわないか
心配しながら楽しみに待ちます
まぁ、今週末出張だから、試合ほとんど見えないんだがな
なぜだ・・・

孟嘗君

2006-06-06 08:46:16 | 読書感想文とか読み物レビウー
孟嘗君 作:宮城谷昌光

読み終わったのであります
全5巻を1週間で読みきってしまうとは
俺はちゃんと働いているのか
そんな不安を覚えるくらい、もう
仕事とか私生活そっちのけではまっておりました

春秋戦国の話といったらいいのかどうか
わかりませんが、太公望よりも後で
夏姫春秋よりも後になるのかな?
そんなところ、こういうのは、どこかで史記でも手に入れて
頭の中を整理しようと思うところ
表題の通り、斉やら秦やら魏やらで活躍した
孟嘗君が主人公の物語でありました



実は読み終えて1番の感想としては
孟嘗君よりも、ソンピン(孫子)、コウソンオウ、白圭の方が
面白い、それらの登場人物のほうが
ステキエピソードが多いわ
と感じたのでありました
多分、この作者様の無頼をかかせるとステキ加減からして
白圭あたりの活躍に思わず力が入ってしまったのではないかとか
いらぬことを考えたりしつつ

作品の感想とかあらすじとかうっちゃって
ただ、中国古代史は面白いんだなぁと
すっかり教えてくれたものでありました
人情話も数多く含まれており、涙も誘われるし
なによりもあれだ、男が燃える展開てんこもり

愛した女を救うために男が戦う

これだけだと、なんて馬鹿な話なんだ
思ってしまいそうでありますが
こういう王道テーマを、どでーんと書かれてしまうと
わたくしのように影響を受けやすい輩は
ああ、白圭様に私も仕えたいと
思わず、様々な登場人物に感情移入してしまうのであります
ハードボイルドとは違うが
かっこいい男の生き様が、すらすら描かれているのでありました
ステキ、ステキすぎるぜ

また、復讐の恐ろしさもさることながら
孫子の兵法が実にわかりやすく説明されていたり
法を定めることが、国家平定にどれほど役立つか
たった一人の宰相によって
どんだけ国の興亡が行われるか
それらが全て読めて大変面白かったのでありました
この時代は、優秀な奴がやまほど居たんだな
三国志好きを自認しておりましたが
今となっては、戦馬鹿の集まりより
権謀策術に溢れるこの時代の方が面白いなと
すっかり染まっておるのであります

これを読めたことで、前に買った孫子について
また理解を深めることができると
それも楽しみなこのごろ

とりあえず、かっこいい男には
とてつもなくいい女がついてくるのだなと
遠い何かを感じたのも確か
それでも、なんというか、ステキすぎるお話でありました

親子の情とかも巧妙に盛り込まれてて
すげぇよかったと思うのであります、が
やっぱり
孟嘗君が活躍する5巻よりも、白圭が活躍する
前3巻のほうが面白いなと思ってしまう
男気あふれる小説でありました

ステキ

功名が辻 光秀転落

2006-06-05 08:44:10 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
ついに、一豊にはほとんど関係ない
いや、あるんだけども、活躍の場がないのに
いやがおうでも盛り上がる、本能寺が近づいて参りました

というか、先々週くらいから
すげぇ面白いな、特に信長

もう来週で見納めかと思うと
なんとなく気持ちが暗くなってしまいますが
今回の大河ドラマで、今のところ
もっとも大きな収穫というか、MVPが舘信長のような気がしてしまいます
ステキ、ステキすぎる

最初は、舘ひろし50過ぎてうつけの若様は
どう考えても無理だろうと、鼻で笑ったものでしたが
実年齢に役が追いついてきたこのごろ
すさまじい迫力が、わたくし、あまり信長役を
他で見たことないので比べることはかないませんが
これは凄いと思うのだがな、どうなんだろうか
毎回こんなに迫力溢れておるのか

ともあれ、来週の自害が
腹きりになるか、それとも意表を突いた死に様を迎えるか
なんとなし、功名が辻というドラマを通して
1番よかったシーンとか言われるような
すげぇことになるんじゃねぇかと今から楽しみであります

物語については、講談とかで有名な
わたくし史実だと思っていたのですがというエピソード
三河殿の接待失敗伝説から丹波召し上げまで
しっかりと嫌がらせに溢れており
ステキでありましたね
もう、耐えきれなくなった、そういう具合の明智が
とてもよく出てたように思われるのであります
中間管理職怒る
そういう具合でステキ

その会社で言うところの役員と社長の確執というか
執拗な嫌がらせというか、しつこい愛というか
来週、どういった具合になるか楽しみであります
我々視聴者にとっては、しゃれこうべになった浅井に
しみじみと語りかける、切ない感情を持つ信長を知ってるから
明智に期待してんだよなとわかるんだが
あのシーンは我々しか知らないのでありますな
このあたりがドラマだわと、せつせつ思います

いっぽうで、あまりにも活躍の場がない一豊
今回は、一騎打ちで大活躍
っちゅうか、なんだ、これはコントか
というような、秀吉勢の実況中継コントが
とても面白かった
一騎打ちをわざわざ見せるでなく、いかにも戦場風景の
一こまみたくして、のほほんとした陣営から
戦ブリを見守るっちゅうのは
あれはあれで面白いなぁ、戦場ってあんな感じなんだなあと
感心というか、妙に納得したのでありました

水攻めについての説明も
かなり面白かったですが
今の状況からすると、やはり、秀吉は明智より一枚落ちるんだなと
なんとなく感じたのであります
そういう狙いもあったんだろう
光秀はほとんど合戦シーンなかったから
外回り営業と内勤経営企画の人みたいなもんにしたのでしょう
対比がとてもステキでありました

と、あとは三河殿が
すごくわずかな出番だったのに、物凄い存在感で
信長のあとが楽しみと思われました
西田先生はやっぱりすごいのであります
苦労人という風もよく出てたし
叱責された光秀をやんわりフォローするところとか
物凄い人柄が素敵にあふれておりました
秀吉、信長、光秀、それらとまったく別の武人として
一人存在していた具合がよかった

また、主役交代劇と言うにふさわしいような
信長と並んだ姿もステキで
今後、三河殿とのからみが楽しみになったのであります
なんにせよ、来週からも楽しみなNHK大河です

ハチ飛び交う日々

2006-06-02 08:45:03 | 昆虫学
えー、本来ならモーニングの話をするところですが
本気で何が書いてあったか覚えていない
(注:二日酔い)
ので、今日は見送って久しぶりに昆虫の話題でも

というわけで、誰に言い訳しているか
わからないようなテンションでありますが
最近、時節柄といいますかハチが増えてきております
6月上旬ということで、今年は雨が多いせいで
ひょっとしたら巣の数は少ないかもしれないねと
検討はずれな予報をしてしまうのでありますが
先日、電車をハチが襲って止めたとかいう話を聞いて
むしろハチがかわいそうだと
思ったり思わなかったりであります

事件の全容をさっぱりしりませんが
数からすると、また、時期からみても
分封ではないのかしらねと思ったのだが
あまりいじめないで、また
巣を撤去とかやめて欲しいと個人的に思うのですが
刺されて死ぬ人が出るかと思うと
ゆーちょーなこと言ってられませんというのもせつせつ

さ、全然盛り上がりにかけるお話でありますが
最近、ホットというか自分の中で
とてもすばらしいと思ったことがありまして

クマバチは航空力学的に飛べない

という事実があるのだそうであります
航空力学てなんだという話から始まるのですが
どうも、どうやったら飛ぶことができるか
飛行について研究している学問の様子
読んで字の如くであります
この力学、つまるところ物理法則にしたがって
クマバチの容積および翅面積などを計算したところ
物理的に飛べない、重力を振り切れないとなるんだそうで

だが、クマバチは実際飛んでいる、なぜだ

そういう議論になったとき
飛べると信じているから飛ぶのだ
という、昔父から飛行機が飛ぶ理由を聞いたのと同じことを
思うのでありました
実際そうなのかもしれません
我々はまた一つこうやって学ぶのです
やろうと思えばできるんだ

だんだん話はおろか、全てが傾いてきた感じでありますが
会社の朝礼とかで使うのに小ネタとしてどうかしらと
書きとめておくだけ書きとめておくのであります
クマバチは、お腹が大きすぎるので腹部分をうまくつまむと
刺されることなくつかむことができると
かつて先生にならいましたが
そのつかむまでが途方もない勇気に彩られていると
先生は教えてくれなかったのでありました

なんだこの日記わ