
さて、関羽のお宮ということで張り切って中へと入っていきます
せっかくなので、テケトーに調べた情報を並べておきますと、
この台中南天宮は、道教寺院だそうで、6階建て21柱の神様を祀っているとの由、
どっかで見た数値では、冒頭のでっかい関羽像の高さは140メートル越えるんだそうで、
こういう巨大聖像の中でも大きな部類でなかろうかと思う
関羽が学問や商売の神様ということもあって、
財神に関するものが多いというところで、金持ちになりたいという
浅ましい思いを抱いてくるには、うってつけの場所なのでありました

中から外を見ると、凄い雨なんだが、こういういい雰囲気

入って正面に、いきなり出てくるお宝と本尊(と呼ぶんだろうかね)

お宝はかなり大きく、貯金箱、ではなく賽銭箱になっています
ここに100元入れてお参りスタートというのが手順だとのこと
とりあえず撫で回して、正直、道教のスタイルをちゃんと知らないので
神様に供える線香はほどほどで、
圧倒されながら、展示物というか、様々なそれこれを見てまわります

少し進むと財宝を運ぶ牛の神像
ここは、赤兎馬じゃねぇのかよと思わなくもないが、
あくまで道教寺院であって、関羽の寺ではないのである


関羽以外にも、有名な文昌君だったか、勉強の神様も祀られていまして、
いずれにもあたりそうな、巨大そろばんやら、お祭りに使う指物、
写真ないけども、すずりと墨を模したものやら、巨大な筆やらと
面白いものがそれこれありました、
特にすずりと墨は、アトラクションでもないけど、ぐるぐる墨をする仕草ができまして、
おそらくはマニ車みたいなものなんだろうと思わされます
その他にも、道教寺院には必ずおわす月下老人
恋愛の神様であります、像の前には男女が出会う橋がかかっていまして、
おそらくカップルで来て、橋の中央で出会うという寸劇(失礼な)をすると
恋愛成就するというやつなんでありましょう、
老両親と何をすることもないものであった


お宝船やら、関羽やら、
大小さまざまな関羽が、もうごしゃまんとおわす

廟内いたるところにいる関羽の像
これが、歴代なのか、かなりの数おわしまして、
それぞれのディテールが少しずつ違って面白かったのである
作者の名前の記されていたので、もしかしたら
名だたる作家のものなのか、あるいは趣味人なのか
わからんが楽しい

外には財神のひとつに数えられる亀を模したものがいまして、
さらに、水槽内に凄いでかい亀がいました
角度が悪くて撮れなかったけども、石亀なのか、ゾウガメなのか
すごいでかいのがいます

外はこんな感じ、雨が強すぎて凄い残念

鼠

馬
写真がトんでますが、十二支の生首がなぜか飾られていたので撮影
真っ暗で撮れなかったので露光いじったらこうなったんだが、
とりあえず、周り年である鼠と、自分の干支の馬を撮影しておいた
全6階なので、あれこれ見てまわっていくわけだけども、
エレベーターでとりあえず一番上まであがって、あとは
ゆっくり見物しながら降りてくるというルートを辿ったのである
順番におまいりしないといけない寺院だとわかってんだが
老人観光客には酷な話である
こんな按配で、ほかの階ももう一遍で紹介いたします
というか、台中関羽コレクションである
次の記事 15 関羽コレクション in 台中
前の記事 13 三日目、台中へ