CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 炎の中の抱擁

2006-01-30 08:52:59 | NHK大河ドラマ感想
放映されていました
初回からずっと、面白いというか
試みも様々にあってステキと見ております
NHK大河ドラマ功名が辻
とうとう、山内夫妻誕生の巻でありました

一言感想としましては
ちょっと微妙かしら
という具合になってしまいましたが、それでも
やはり面白いと感じたところ
微妙と思ったのは、一豊に対する千代の愛のくだりというか
なんか、もうひとつ盛り上がりにかけるな
と思ってしまったところ

前半で1度千代が振られるところは
六平太の顔が、なんというか神妙というか、こう
とてもステキだったのが目立ちすぎて
肝心の二人のそれが今一つに思われてしまいました

後半、火事というか燃える稲葉山城内にて
婚儀というか、いきなり「好きだ」「愛してる」調の
告白&叔父叔母への挨拶は、感動とかよりも
笑いが勝ってしまったような具合で
感動するシーンなのか、笑うシーンなのか困惑
でも面白かったからいいか

と、そんなところから微妙かと思ったところ
全編にわたって、千代と一豊をくっつけようと
半兵衛ががんばりまくるところも
ちょっと判らないなと思ったのですが
あれは、六平太の話と千代の手紙によって
半兵衛が本気になったと捕らえたらよいのかと
前向きに判断
今回も半兵衛はあの調子でありましたが
病弱設定が早くも爆発して、今後に期待
というかはまり役じゃないかしらと感じ入った次第です

と、全部が千代と一豊のあれこれだったら
つまらないと思ったのですが、それを気味よく
ステキにストーリーをカバーしたのが
家来二人の吉兵衛、新右衛門の会話
これがすげぇ面白かった
夜の話をどちらがしないといけないかとか
つれつれ、なんか年寄りの面白い話として
見事に、あのあたりは
役者が流石と感激しました
あのおかげで、ほのぼの大河という磐石が伝わったというか
わたくし、ああいうの大好きであります
今後も、ちょろちょろじじいどもの語りを
入れて欲しいと、戦死するまで思うところです

で、まぁ、稲葉山城攻略のため
一豊がしのびこむとか
なんか様々に、ちょっとどうかと思うところや
秀吉が半兵衛が言うたとはいえ
二人に肩入れしすぎではないかとか
ちょっと別の頭が思ってしまいましたが
ひっくるめて、面白い
そしてなによりも

千代というか仲間由紀恵は華がある

と、婚礼で二人並んだときに思いました
顔ちっちゃいし、上川さんが地味なせいか
際立って光って見えたのは
演出のせいなのか、個人的な思い入れのせいなのか
わかりませんが
次週以降も楽しみであります

随所で、顔だけ出演していた
六平太も意外とというか、ある意味大活躍だった気がします
こっちも楽しみ

センター試験ひきこもごも

2006-01-26 08:55:52 | 雑感
先日センター試験が行われて
なんだか、様々な問題が出た様子
ネット上ではきっと、あれこれと噂や推測が
飛び交ってるもんだと思うのでありますが
そこにひとつ乗ってみる具合で

今年のセンターは、聞いたところによると
ゆとり教育世代の一号生なのだそうで
そこに加えて、英語のリスニングを追加すると
話題に事欠かない具合でありました

この二つについて邪推するなら
多分、ゆとり教育でちょっと頭足らないことになってる
可能性が高いから、センターの平均点が
上がりすぎたり下がりすぎたりしないように
適度な結果を得られるように工夫をして
保険をかけるため
今年から始めるというリスニングの導入で
あわよくば、リスニングのせいで点が読めないんですよ
みたいなことを言ってたんじゃないかしらとか

また、さんざんドラゴン桜とかで指摘されております
センターの中道化現象につきましても
振れが少ないようにするため、とりあえず初めてである
リスニング試験は、間違い無く簡単なものだったことだろう
受けてもないので、この言い様で
私も偉そうでありますが、多分間違ってないんじゃないかしら
いやん、今年の受験生ついてるわ
特に、浪人組はすげぇついてんじゃねぇかしら

で、
まぁ、蓋を空けてみたら、なんだかお粗末なことが多かった様子で
聞こえない機械があっただのなかっただのと大騒ぎ
これもあるだろうなと思ったのですが
この不具合程度を県別とかで記して貰いたいなと
個人的にいかがわしいことを考えてしまいます
どこが多いのかしら、県民性が出るわきっと

実際のところ、ゴネトクみたいな空気も出るだろうし
そこまでしたくなるという、必死感もわからんでもない
個人的には、聞こえないふりをするというのは
すげぇリスクだし、緊張のあまり聞こえなかった人ってのも
いるんじゃねぇかと可哀想なことを思うが
そこまでひっくるめて試験だから、あなた
聞こえない時点でアウトとか
受けてない人だから言えるなと、酷いことを書いてしまいます

学力テストというのを考えるのは
大変な仕事なんだろうなとせつせつ感じたこのひきこもごもであります
この頭の痛さを考えると、やりたくない仕事だわねと
思ってしまいます
なんだろう、社会に出てわかったけど
全員救おうとかいうのは無理だから、文句言う奴はもういいよ
とか、そういう空気になりかねんなと思うところ
運が悪かったという一言で、一人の学生の人生を腐らせるのは
よいのか悪いのかわかりませんが
リスクがどうしたとか言われる世の中
そのあたりは、計算にいれて、リスニング部分は仕方ないとして
その分、他に注力してもよかったんじゃねぇかと

志望校の偏差値が低かったわたくしは思ったのでありました

私が、今年のセンター受けているという受験生だったら
どうしてただろうかと、ふと考えてみて
自分の性格から間違い無く
「ゴネたら、それが大学側に通告されて、心証悪くして落ちるな」
と、思うだろうとか、ヒネた学生時代を過ごしてしまったわけです
試験も世の中の一部なので、逆らうと酷い目に遭う気がしてしまいます

受験生、ラジオ聞いてがんばって(いまどきラジオで励まされません)

エドガー・ダービッツの噂話

2006-01-25 08:45:11 | スポーツ
僕が大好き、エドガーについて
マーティン・ヨル監督が下記のようなコメントを

「エドガーは来週いっぱいは欠場となるくらいの深い切り傷を負ったが、奴はタフ・ガイだからすぐに復帰するよ。そんじょそこらの選手だったら、この怪我で2~3週間は欠場になるんだろうが、そこはエドガーですよ。タフで、少しくらいの怪我や痛みなら問題なくプレーしてしまうからね。今週の後半には彼は練習に復帰してくるだろう。」
<引用~スパーズジャパン1月23日より>

ステキすぎる・・・
実際はどうだかわかりませんが、そういう印象を持たせる選手っつうのは
すげぇステキだわねと、つくづく思うのでありました
ともあれ、怪我はこの時期、1番怖いので
負傷だけは避けて、なんとかオラーニャに復帰をと
願うばかりであります

しかし、このページの面白いところというか
オフィシャルだからこそなのか、選手の調子が悪かった試合の
選手評がこれまたステキであります
個人的に、前々回の試合でエドガーを「テリア」と称したのは
絶賛に値すると思ったのでありますが
日本もそれくらいの評論をしたら
あれこれ話題になるのかしらと思うところであります
中澤選手あたりを、凄い時はボンバーヘッドで
悪い時はまりもとかねぇ

功名が辻 運命の再会

2006-01-23 08:48:31 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、放映されておりました
先週も書いておりますが
わたくし、この前にやってる
雪の女王というアンデルセンの名作と
世界遺産も楽しみにしながら見てんだが
今週はなんだ、あの、雪の女王の話わ

最近、涙腺がゆるすぎるのか
ゲルダが可哀想で仕方ないのでありますが
彼らもまた再会して
ある種運命の再会にも関わらず
功名が辻の方とは間逆の結果となっておって
考えさせられたとかなんとか

さて、NHK大河ドラマの話にしましょう
相変わらずステキなOPだと感心しながら見ていたのでありますが
ここにきて、なんか、急に信長のかっこよさが
上がったように見えました
どうしてかわかりませんが、合戦の時は
正直、おじいちゃんみたいな具合だったんだけど
今は、若若しさというか「励め」が
旧・殿(筒井さん)よりもすばらしく聞こえてきてしまったのが
若若しさの要因でありましょうか

で、その筒井さんでありますが
なんか、飄々と稲葉山城をのっとったり
かっこよさ爆発しておりました、ステキ
相変わらずの間は、いいところなんだと考えるようになって
あの独特のしゃべり方と雰囲気がないと
物足りないような身体になりつつあるのですが
今週は、秀吉と一豊が陣中見まいというか
のりこんでいって
「生きて帰れるとお思いか」
と言ったところがステキすぎ
笑顔で、あの調子で言われると、私だけかもしれませんが
真剣に怖ぇ、こりゃ帰らせるつもりまったく無ぇ
と思ってしまったのでありますが
なかなかどうして、秀吉のいやらしさといい
キャラ立ちがステキです
また、一豊の初々しさも手伝って面白かった

で、一豊も深夜に川で槍ふりまわしてる姿が
ステキすぎてびっくりしたのでありますが
功名を槍でとる場面が、確か
1度くらいは出てくるはずなので
そこがすげぇ見物だと思っております
いい殺陣が見られそうだ、面白い、かっこいい

ミーハーな感想ばかりで肝心の中身が無いのでありますが
半兵衛を19歳と称して、筒井さんが平然といるあたりが
やっぱり面白いなと思ったんだが
それは些細なこと
六兵太の使い方とかが面白い具合になって
ちょっと原作と違うが、これは小りんが出てくるまで
千代と六兵太がどうなのか楽しみであります
夢に誘う場面とか出てしまうんだろうか、不安だ、色々

次週は序盤の勝負所となる回の様子
1週間が待ち遠しいところであります
というか、雪の女王とあわせてこの枠は本当
月曜日以降働くための活力を与えてくれます

アルコール分解力

2006-01-20 08:43:11 | 雑感
最近、身体が弱ってきたなと思っていて
ちょうど手持ちのアルコールも切れたことだし
ここはひとつ、禁酒(注:金が無い)してみようと
しばらく飲むのを控えるというか
自宅にアルコールを置かないようにしたのであります

で、まぁ、調子がよくなったかというと
代わり映えなく、挙句、風邪をひくという
最悪の状況
ああ、アルコールで風邪予防というか消毒できてたのは
本当だったのねと
都市伝説を思いながら、このところ過ごしていたのですが

昨日、久しぶりにアルコールを
ずずいっと飲んだところ
あら不思議、記憶がまるでない
今朝、というか、なんかよくわからないのでありますが
気づいたら、家で寝ており
夜中の3時頃に目がさめるという体たらく
確か、ビールと焼酎を飲んだのは覚えているんだが
正直、スピリタス愛飲とか、ウォツカ空けまくりとか
バカなことやってた頃から比べると可愛いもの

だのになぜ

なんだかとても身体もだるく
寝たはずなのに睡眠不足のような気がするわ
身体はふわふわするは、記憶が無いわ
財布が軽いわ、と切ない冬を過ごしております

お酒はやっぱり、継続して飲んでいないといけませんね
そんなことを覚える、週末であります

二日酔いには、モズク酢とグレープフルーツがよく合うのだそうで
だったら、飲んでるさなかに摂取したらいいじゃないとか
コペルニクス的なんとかによって
焼酎のグレープフルーツ割をもずく片手に飲むとか
こういうことをしてはいけませんとか
日々、大人になっていくものですね

三人姉妹 チェーホフ

2006-01-19 09:06:45 | 読書感想文とか読み物レビウー
先日に続いて、セットになっておりました
三人姉妹(チェーホフ)を読みました

ロシア文学っつうのは、難解なものだなと
桜の園の時は、実際、10回以上読み直して
ようやく、名前と行動が一致して
多分こんな話だろうと思ってたのでありますが
今回の、三人姉妹についてはまだ一回しか
通読してなくて、はたして内容を理解できたかというと
全然わからん
といった体たらくで、大変であります

しかも、わたくし、ずっと小説だと思ってましたが
これは戯曲と呼ばれるジャンルなんだそうで
それがなんなのかわからんのでありますが
どうも、演劇の演目、いわゆる
ドラマの脚本みたいなものなのかしらと
現在は理解しておりますが、これもまた
理解が深まったときに、知識を慰めようと思うところ

はてさて、三人姉妹については
どれが主人公なのか、全然わからないところが
速くも相当難解でありまして
アンドレイという、三人姉妹の兄弟
つまるところ、4人兄弟姉妹の物語になるのでありますが
町に軍人がいて、モスクワがとてもステキなところで
憧れているんだが、そこにはいけず
よくわからない高尚な哲学をひっさげながら
それを横目にあざ笑い、毎日が無為に過ぎていくことを嘆く

と、字面だけで、凄く荘厳な具合ですが
一まとめにすると、やっぱりよくわからん、そういう感想
私の理解力が酷いので、さっぱりわからなかったんですが
感動的な台詞がいくつか

姉妹の長女オーリガが言った
「毎日一滴、また一滴と力と若さが抜けていくような気がする。
だんだん大きく強まっていくのは、空想だけ・・・。」
という、労働することで何かすり減らしているような
なんともいえない虚無感にさいなまれる女性の台詞でありますが
不幸な姉妹の長女らしく、その不幸っぷりも
板についております(なんて感想だ)
ただ、この強まる空想というのが、モスクワへの思いだったり
もっとステキな毎日がどこかにあるかもやもとか
もう切ない話でありますね

もうひとつはヴェルシーニンが言ったことでありますが
長いうえに何度も出てくるのですが、
私なりに解釈したところによると
「今は高尚なことを考える人が3人しかいないなら、
その内衆愚に踏み潰されてしまうが、やがてその人が
6人になり12人になりと増えていくと、それが衆愚を圧倒する、
毎日はめまぐるしく大きくうねっていて
日々進化しているから、今がつらくても未来は幸福であるはず」
という論でありまして
このやがて大多数になっていく、そのための
礎となるわけではない、無駄死にに近いことだが
先にはそれが幸福へとなんらかの作用をするだろうみたいな
なんだかとてもステキなお話
今、生きていることが未来の幸福につながるという
当たり前ぽいが実感のない話が、少しだけ
実感になるような、ならんような、ステキ台詞であります
もっとも、この哲学のすぐあとに
「しかし、幸福言うても、結局
どれだけ年月が経とうとも、今とかわらぬことで
人間は迷い悩み、先へと進まない、結局
ここに存在しているような気がしてるだけで、本当はいない
本当なんてものもないし、幸福だってない
あっても今とかわらない」
みたいな絶望感に打ちひしがれたステキな台詞もまっているのでありますが
なかなかどうして、ロシアは哲学が面白いんだと
ようやく気づかされました

と、まぁ、そんな具合で
やはりボケをいれる間もなく、感想が終わってしまうのですが
とりあえず、名前と人物を暗記してから読まないと
さらに苦しいということだけわかりました
ロシア人の名前は本当に難しい
あと、ネトラレがステキな戯曲であります

へうげもの 1巻

2006-01-18 08:51:09 | 読書感想文とか読み物レビウー
唐突ですが、モーニングで
個人的にとてもステキに連載中
へうげもの
の単行本を正月あたりに購入しました

明らかにおっさん向けで、私大好きなのでありますが
こういう雰囲気の漫画をおじいちゃん(注:うちの父)に
読ませてみたらどうなるかと実験するつもりで
買ったわけでありますが、おおむね良好というか
数奇者という単語にすげぇ好感を覚えた様子で
やたら滅法気に入っておりました
凄いぞへうげもの、あとはあれのタイトルの読み方が
「へうげもの」で「ひょうげもの」なんだぜと
教えてやることかとかなんとか

どうでもよいことはさておき

一巻でまとまって読むと
薀蓄の部分とか、功名いわんや名物欲しさの部分が
かなり克明に描かれていたんだなぁと感じました
ステキ

まだまだ、序盤のところだけで、しかも
へうげものって、結構1話で完結できていたりするので
まとめて読んだら、凄い面白さになったという
意外さがあんまりなかったのですが
それでもやっぱり面白い
徹頭徹尾というか、初期の頃から
今に至るまで、まったくキャラクタの個性が変わってないのが
凄いなぁと改めて思いました
まだ短いから、当たり前なのかもしれませんが
一巻読んだら、懐かしいとかよく思うもので・・・

名物や茶会への理解が
もう少し増えるというか、私にもあったら
もっと楽しめるんだろうなと思いつつ
この俗物っぷりを初期見せておいて
現在連載中の家康登場は、かなり対比があって面白いなと
せつせつ感じました

家康て名物は持っていなかったんだろうか
刀とかは持ってる気がするんだけどなぁと
今後を楽しみにしたいところです
そろそろ本能寺ですしね

そんな、感想であります

このところのトッテナム

2006-01-17 08:47:17 | スポーツ
ミーハーサッカー好きの私が
ステキすぎて大変なエドガーダービッツをおっかけるあまり
セリエAのインテルから、プレミアのトッテナム・ホットスパーズに
乗り換えているわけでありますが

ここのところのトッテナムが異常に強い
強いといいながら連敗中だったりもするのですが
チェルシー、マンチェスターU、リバプールに続いての
第4位、あのアーセナルの上にいるんだから
これは凄いことじゃないのかしら

今シーズンが始まる前くらいに
サッカー雑誌を読み漁っておったのですが
そこでは、やはしというか
トッテナムは中堅以下くらいの扱いで
若さで勝負とか、よくわからないコメントばかりでありましたが
蓋空けてみれば驚きびっくり
強い、強すぎる、ステキ

そして、少しずつ知識を増やしていくなか
エドガーはさておき、キングだとか
ロビンソンだとか、なんか代表クラスの選手は
けっこう含まれている様子だと知って
改めて、このチームが好きになっている現状

現在、チームユニフォームを買おうかどうかとか
そんなのを迷うほど迷走っぷりを見せているのでありますが
こうやって、何かにうちこめるというのは
なかなかどうして、ステキな毎日になりますねと
唐突に、いいこと言ったみたいな流れにしておきつつ

スパーズファンを増やすために
生きているこのごろであります

昨今は国内外のサッカーも移籍話題で楽しいですが
小野が日本で見られるのはちょっとうれしいけど
どこか残念な気がしてしまいます
西京極に来たら、見にいってしまいそうだわ

功名が辻 決別の川

2006-01-16 08:54:20 | NHK大河ドラマ感想
というわけで第二回目の放映無事終了

固唾を飲んで見守りましたというか
この前にやってるNHK名作劇場(違う)雪の女王が
佳境にはいっていて、こっちも目が離せない感じで
NHKステキすぎます
がんばれラギさん(退場してる)

さて、肝心のドラマの方ですが
二回目にして、実にいい滑り出しというか
だんだんスタイルがわかって参りました
前年の義経の時は、あらすじめいたことや
簡単な説明をOP前に入れておりましたが
今回は、OP前に現状との比較とかさせるような
ステキ資料とかを挿入
これが判りやすいような気がして素敵
是非続けていただきたいものであります

あと、今回落ち着いて見られたおかげで
とてもよくわかったというか気づいたのですが
オープニングが画像と音楽ともに
凄くかっこいい
なんか、某洋画劇場かしらと思うような
荘厳な音楽とこれでもかと趣向を凝らした
ステキCGが見所たっぷり
さすがいち早くCGを時代劇に導入しているだけあります
ここにきて、その使い方に
違和感がなくなってきたように
私は感じるのであります、始めのころはひどかったからな・・・
と、実際のところ民放やら映画やらを
ほとんど見ない非文化人の私なので
適当ではありますが、武蔵の時の忍者の口から出た
ステキ桜吹雪よりは数段よいように思われます

というか、ここ最近は
その時歴史が動いたとかで、優れていると思っていたので
これは当たり前かもやもと
本編と関係ない話はこれくらいにして
ともかく、音楽と映像が凄いかっこいいオープニングであります

で、とうとう千代が巨大化して再登場
ここで、年齢とか色々思うところはあったけど
まぁ、よしとしよう
仕方なかったんだろう、一人の一生を追うというのを
一人の役者でやるのは難しいのですよとか
よくわからんことを思いつつ
今後の千代の活躍に期待であります
まだ普通の仲間さんでしたね、ステキ、画面が急に
明るくなったように思われたのは
贔屓目なんでしょうが、ステキな女優さんであります
がんばって欲しい

で、あいかわらず秀吉のおもしろっぷりが炸裂
面白い、この秀吉かっこいい
最近流行りなのか、信長にかしずくだけではなく
そこの弱点すらも見抜いて、あわよくばという
野心家としての秀吉が見られますが
今回のこれもそうかも、今後、どれくらい信長に
男惚れしているかが描かれたら
最高にかっこいい秀吉になりそうです
ねねとの話もよかったです

で、このねねの話が出てくるところと
「話はさかのぼって」と唐突にテロップが出て
説明されるところが、非常に、というか
無駄にと言えるほど、司馬遼太郎調で面白かった
こういう試みもステキだわと思うのですが
これだと、1歩間違えると
時代劇とかドラマではなく
歴史解説番組みたくなってしまいそうなので
不安といやぁ不安であります
私は好きなんですけどねぇ

そして、今回もう忘れることができないというか
今後、出てくるたびに思わず笑いをこらえてしまうだろう
竹中半兵衛の登場
ごめんなさい、どう見ても殿にしか見えません
圧倒的というか、まんま同じ演技で挑まれてしまって
狼狽というか、喫驚したのでありますが
これも味なのでしょう、今後、秀吉との絡みが
とても楽しみです、あわせて如水は誰がやるのか
それも気がかりです

と、まれ
そんな具合で非常におもしろそうと思うようになったのでありますが
功名が辻でありながら、新太閤紀や国盗りのような
秀吉、信長のステキさを交えて
話が進んでいくのがなによりも、おもしろいと思いましたとさ

全国高校サッカー選手権 野洲vs鹿児島実業

2006-01-12 08:53:04 | スポーツ
えらい面白かった

そんな感想となってしまいました
なんか、スタイルが新しいのか
戦術が新しいのか
こじゃれてるのか
セクシーサッカーという、ファンバステンじゃなくて
元オランダ代表の方が歌ったというそれを体現したらしく
ステキでありました

野洲高校の一見トリッキーな攻撃が
かなりステキで、正直キワモノではないかと
勝手に思っていたのでありますが
いけない、素人のくせに通ぶってスポーツ見てはいけないのだわ

改めて、反省であります
鹿児島実業も、再三のチャンスを迎えて
両者ともによいところが出た
すばらしい試合だったように思いますが
やっぱなによりも

延長後半の決勝点

あれは凄かった
何が凄いって、カウンター一閃といった具合の
すごいサイドチェンジ
日本代表の試合とか見ていて
サイドチェンジが有効ですよとか
解説の人がいつも言ってたけど、意味わかんね、て
思ってましたが、今回のでとてもよくわかった
ああ、凄い
鹿児島実業の選手が3人くらいおいてけぼりだ

鋭いというわけでもなかったのかもしれませんが
本当、ピッチを切り裂いていくかのように
するり、鹿児島実業ナインの間をすりぬけて
右サイドへとふられるボール
また、それへのトラップがうまくてすげぇステキ

ここからは、もうお手本というか魔法みたく
サイドから真中へと寄ることで、DFが膠着して
空いた右サイドへはたく
また個人技というか、ヒール炸裂、がら空きの右側へ
すばらしいパス、そして折り返し、ドン

凄くかっこよかった
あのあと何度もリプレイが見たいと
スポーツニュース見てましたが
どれも、ヒールパスからの映像になっており
ちょっぴり残念でした
確かにあれもおしゃれでかっこよかったんだが
その前のサイドチェンジが凄かったように思うんだがな

あれが発生する瞬間を
テレビの前でしっかりと見られたこと、ステキでありました

個人技が色々圧倒みたいなふれこみになっておりますが
本当にそうかは結構怪しい様子な気がしております
さっぱり戦術やらはわからないので
イメージというか、俺が知ってる漫画や小説なら
今後、野洲のようなスタイルは連覇にはむかないという体質をさらけ出し
また、鹿児島実業のようながっちりとした
組織的なフットボールが脚光を浴びるとか
そんな風になるといいなと思ったりなんだったりしつつ

じゃんけんと一緒で
結局戦術には、得手不得手があるんだろうと
わかったようなまとめにしておきます

それにしても凄かった
鹿児島実業の後半同点においついたシュートの
起点というか、起死回生になった
オーバーヘッドも枠とらえててすげぇと
感心したのでありますが

サッカーって面白いものですね

桜の園 チェーホフ

2006-01-11 09:00:11 | 読書感想文とか読み物レビウー
久しぶりに読み直しました
チェーホフの演劇脚本といったらいいのか
小説じゃねぇんだろうなっつう感じで
もうひとつ、これがなんなのかわかっていないのでありますが

桜の園

チェーホフが残した名作のひとつで
ロシア貴族の退廃というか没落というか
そんなところを描いた作品だそうであります
内容は、俺が大好き
ラネーフスカヤ夫人が、手持ちの家である
桜の園を借金の末、競売にかけて売らなくては
いけなくなったというところから始まり、
その家についての、様々な思い出語りと
そこに住まう人々、また、貴族と商人の有り方みたいなものが
次々とでてくるのでありまして

全然裏とって調べてないのでわかりませんが
多分、ロシアが社会主義から開放されるあたりの
なんかそんなことが関係してんじゃねぇかな
その転換期に、惰眠を貪り食った貴族が
居きるすべを持たず堕落していくところが
書かれてんじゃねぇかな
そういうふうに思いました

いつになく、ステキに普通な感想文になっておりますが
なかなかどうして
このラネーフスカヤ夫人という人が
おそらく貴族の典型なのでありましょうが、
借金とか酷いというのに
お金のばら撒きが酷い、浮浪者がうろうろしていて
お金をめぐんでくれと言われたら
ちょうどよい額がないからと
金貨を惜しげも無く与えてしまったり
頼みもしないのに、どこかへ茶など飲みにいくと
たくさん頼んだり、頼まなくても使用人くずれみたいなのにも
茶を馳走したりと
まぁ、多分、そんなところが貴族なのでありましょう

個人的に貴族の暮らしとか、高等遊民という言葉や
階級というか、そんなのが大好きなので
この無駄なダメっぷりがとてもステキ
ただ、ラネーフスカヤ夫人は、そのダメっぷりというか
身持ちの悪さを、常々悔やみつつ
それでもやめられることができない
悲しい、でも、どこかかわいらしい(注:俺の個人的感想)

娘や、また兄のガーエフという人が
あれこれ画策して、なんとかこの桜の園を売らないで済むように
便宜をはかろうとするのだが、どれも物にならない
というか、結局、みんなが貴族なので
ばかげているという具合であります
親戚のおば様から、お金を借りるといって
雀の涙ほどのお金しか借りれなかったり
銀行から借りられるとか、よくわからない話が沸いたりと
なんともはや、貴族はまるでダメだ

と、読者が思うわけでなく
もう一人の登場人物で、革命前には
地べたをはいずる農民、農奴であった
商人のロパーヒンが、そういう貴族ていとした人たちに
愕然としながら、あれこれと事業を
というか桜の園を手持ちにしながら安寧をはかる手段を
教えるのだが、貴族のラネーフスカヤやガーエフからすれば
それは「低俗だ」という一言で片付けられる
貴族のそういう高慢な姿勢もよくわかるが
じゃあ、どうするという案は大したものが出ない

事業家であるロパーヒンは、そこにくさくさしてしまう
結局、競売の日までに打開は見出されず
桜の園は売られることとなるのでありますが
ここで、この桜の園を買ったのは
なんとロパーヒン

ここに、貴族が退廃し農奴であったものが
金と事業によって成りあがるという構図が完成したのであります

と、おそらくそれで
内容を俺はつかめてるだろうと
一人ほくそえんでおるのでしたが、なかなかどうして
貴族的行き方やら、当時の背景やらを勉強すると
この作品の良さがわかるのではないかと
ありていな感想でありますが
チェーホフ読んだよー、みたくしておきます

劇中最後にフィールスという老人執事が
桜の園に忘れ去られてしまい、そこで
死んでしまう描写があるのですが
「一生が過ぎてしまった、まるで生きた覚えがないようだ」
とあるのですが
ヒエラルキーの下層に居た人物は解放後も
その地位で働き、こうつぶやいて死んだあたりに
なんとなく、ステキな古いものが滅びていく様が
あったように思われました

秀逸

NHK大河ドラマ 功名が辻放映開始

2006-01-10 08:42:15 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、とうとう2006年のNHK大河ドラマ
功名が辻がスタートしました
原作が、私大好きな司馬先生なので
すげぇ期待して、また、今年1年を
楽しませてもらおうと思っているところ

さて、その第1回目でありますが
一言感想というか、まぁ、つっこんじゃいけねぇんだろうけど
どうしても気になって仕方なかった

みんな年取りすぎ

先日、新撰組!を放映されていたのを見たせいもあるのか
役者がみんな、武将の晩年を想定しているメンバーだからか
おいおい、どんな若様だよと感じてしまいました
こればっかりは、仕方ないというか
多分放映でいくと3月くらいまでは我慢なのかしらと
思うのでありますが、そこは目にフィルターでもつけて
見ようと思いました
一豊と千代が、親子にしか見えねぇんだもんなぁ

さて、物語はまず、桶狭間の織田勢から始まり
猿やら、蜂須賀やらと、名うての武将の顔見世がステキ
この人たちがやがて、今後の日本というか
戦国を面白くしていくのだわと興奮してみておりました
今川義元も、お手本のようによわっちい大将で
御当地の人がおこるんじゃねぇかというくらいでありましたが
あんなもんでしょう

原作とは、かなり異なるなぁと
個人的に感じたのでありますが、それはそれ
信長に因縁つけたりするのは
いかがかしらと不安を覚えましたが
一豊の槍の殺陣がうまくて驚きました
ステキ、ふりまわしてかっこよかったわ
今後も、ああやって地道な功名を稼いでいくところを
見せていただきたいわと期待しております

首検分のわざとらしさとかは、
ドラマっぽくていいなと
個人的に気に入っておりますが
今後、秀吉のひとたらしっぷりと
一豊の愚鈍なところが
クローズアップされたらいいなぁと
思うのでありました

千代が、あまりでしゃばりすぎませんようにと
願ったりしてしまうのですが
今年が楽しみであります

NHK大自然スペシャル 幻のオウゴンオニクワガタを求めて

2006-01-06 08:44:45 | 昆虫学
やっぱりNHKはすげぇっ!

声高々に吼えてしまうくらい
ステキすぎた番組
NHK大自然スペシャルを昨夜見ました

マレーシアの熱帯雨林で、幻のオウゴンオニクワガタという
よくわからない昆虫を探すというドキュメントでもないが
まぁ、ともかくステキな番組でありましたが
本当、世界には、というか東南アジアには
すげぇ生き物がいるもんだと
感心してしまいました

図鑑の上でだけ、誰でも(注:男子は)知っている
コノハムシだとか、カレハカマキリだとか
一生で1度くらいは生きているのを見てみたい
ステキな昆虫をあれこれと紹介
本当、コノハムシに関しては感激通り超えて
涙流すか思うほどでありました
凄いよね、背中を丸めて落ち葉みたくなるんやな
なんだあの擬態、すごい、凄すぎる

カレハカマキリとかもかっこよくて
もう、それだけでお腹いっぱいとか
でっかい蝶はやっぱすげぇなと感心していたら

来たよ、昆虫大戦争

甲虫類の熱い戦い
本当もう、熱いだとか燃えるだとかそんなレベルじゃねぇ
凄い面白いの、もう、見たことも聞いたこともないような
かっこよすぎるクワガタムシで相撲をさせるの
すげぇ、やりてぇっ、生でガリガリ言うところ聞きたいっ!

鼻血出るか思うほど興奮で見守り
やっぱコーカサスは強いんだなと
以前、トリビアでやってたカブトムシ戦争の
何百倍という面白さを感じておりました
シカだとか、ニホンツノだとか、もう
なんかわけわかんねぇけど
あんなかっこいいフォルム作る神ってのは
凄いな
多分、昆虫造形専門の神がいるんだろうな
でなくては、あんなセンスのよいものを作った奴が
ナマコのデザインしてるわけがねぇ(ナマコに失礼だ)

ノコギリクワガタについては
日本だろうと外国だろうと、やっぱかっこよくて
ヒラタクワガタになれば、どことなく
愛嬌があるというのは共通だと認識し
ほうほうとほっこり楽しめたとさ

で、肝心のオウゴンオニクワガタも見つかり
これもまた凄かった
生では撮影されたことがあまりないとされておりましたが
ひょっとしたらやらせかもと、いやらしいことを考えつつ
それでしたって、メスを守る生態についてとか
面白いところがあった
凄い、すばらしい
世の中には、まだまだ、得体の知れない甲虫がいるんだろうなと
改めて感激しつつ
この番組を見ていたという、寒い夜に熱いひとときでありました

NHKお正月時代劇 新撰組!!

2006-01-05 08:49:26 | ドラマ映画テレビ感想
一昨年においかけまわしまくった
ステキNHK大河ドラマ新撰組!の続編というか
1時間半のスペシャルドラマが放映されておりましたね
ステキ、ステキすぎた

思うに短編の方が三谷先生はうまいのかしら
そんな感想になるほど、とてもまとまって
面白かった
役者もみんなよかった、特に照英の島田が
すげぇよかった、たまらんかっこよすぎる
というか泣ける、泣けるわマジで

新撰組というひとつの集団の最後が
とても綺麗に描かれていて
また、新政府軍の顔を出さなかったことが
感情移入に拍車をかけるし
なんだろう、見たことのない敵というのが面白かった
また、大鳥の使い方も面白かったし
ベタな司馬遼太郎筋でありましたが、やっぱ
それが1番盛り上がるからいいべさとか

勝手なことを思ったりしつつも
なかなか、骨の太いドラマであっという間の90分でありました
友情というか、男の熱さみたいなものぽく
ステキ臭漂う出来映えでありました
なんかステキとか端的な感想ばっかりになってしまいますが
隊士に行き様がそれぞれ、優れているというか
土方が京都からの志士を集めて
おまえらに任せるとか言ってるシーンの
かっこよかったこと・・・・ああ、そうだ
これが新撰組なんだよな
鼻血がたまらん

ともかくかっこよさばかりが凝縮されていて
話の筋だかなんだかってのは
まぁ、それは置いておくとできるだけステキでした
ロマンチの土方が本当かっこよすぎる
大鳥と榎本をあまり貶めなかったところがよかった
ちょっと美化しすぎて
榎本が腹切るという話してたのは
少しやりすぎかしらと思うのだが
あれはよい、牛飼うって話もステキだった
ともかくよかったぁね

最後に土方が死ぬ間際
新撰組副長で名乗るところは鉄板のかっこよさ
だが、あれのよさよりも
あの後、訃報を知って
絶叫しながら卓をひっくりかえす大鳥の情熱

ステキでしたね
やはり感情移入いうか
がっしりとのめりこむのがステキなのだと
思ったのでした

正月早々面白いドラマを見た
泣ける一本でした

天下騒乱 徳川三代の陰謀

2006-01-03 00:52:42 | ドラマ映画テレビ感想
今年も見てしまった

というわけで、今年に限っては
ちょっと用事があったりして
見逃しているところも多くあるのでありますが
それはそれ、面白かったです

最近、個人的にステキだわと思っている
中村獅童がいい按配のドラマかしらと思っていたのでありますが
違った、八丁堀の人が出てんじゃねぇか・・・
っていうか、ようやく思い出したというかわかった
この俳優さんがNHK金曜時代劇の七番勝負やってたんじゃん
やべ、面白っ
それだけで、もうステキすぎる

そうやって、短編でというか場面場面で見ていくと
かなり面白かったように思うのでありますが
今回、ちょっと残念だったのが
結局誰が主役だったんだ?
という感想にいたってしまうところであります
なんか、あっちこっちに話がとんで
そして、誰が一番えらいのかよくわからない
まぁ、そこがこのドラマの醍醐味だった気もすんだが
話の筋がわからなかったのでありました
途中、見てないところがあったところもあり
もう、なんか、わけわからんちんになってしまい
不覚を取ったのであります

殺陣ばかり最近は目に付いてしまうのでありますが
そういう楽しみ方じゃなくて
なんか、じじいどもの小芝居演技を
どれだけ面白く見せているか
そういうのを見るべきなのかもしれないとか
思ったりなんだったりしつつでありました
今回、殺陣はそんなにというか
ほとんど優れていないわ、そうやって思ってしまったので
仕方ないのでありますが、そういうドラマじゃないんだから
我慢しましょうわたし

チャンバラ的ではない時代劇の楽しさも
最近は理解しないといけないなと
思うこのごろ
布団とワインのCMがステキで
今日だけで何本売れたのか
それもちょっとだけ気になるのでありました