CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

数学は世界を変える

2011-09-29 22:06:53 | 読書感想文とか読み物レビウー
数学は世界を変える  著:リリアン・R・リーバー

散文詩のような内容と
冒頭の説明に書いてあったんですが、
そんな内容だったか?と思わなくもない、
数学に関して、数学を知っている人が書いたんだろうな
そういうことを覚えた本でありました

この本をアインシュタインが絶賛したらしく、
アメリカでは従軍するときに携帯されたとかなんとか、
そんな前評判が冒頭説明に書いてあって、
なんて面白そうなんだろうかと思って読んだのですが、
本当にこれは従軍したのか?
睡眠薬代わりだったんじゃないか?
そう思えてしまうくらい、しっかりくっきり数学でした

別段、数学が嫌いというわけでもなく、
さりとて得意でもないという体たらくで、
なんとなしステキだねなんて眺めていたのでありまして、
そういう自分には、この手の本は
啓蒙になるのではというか、憧れの数学に近づけるんじゃと
期待したのでありましたが、
そこまで劇的に考え方をかえられるほどではありませんでした
ちょっとした、軽い数学問題が描かれておるのですが
それに挑んでみたものの、それを解くことが本題ではなく、
その理解過程とかが数学なんだと
数学そのものを説明している内容なもので、
なんか拍子抜けしたような具合でありました

面白くないとかではないのですが、
数学の根本のところを説明しておる本なもので、
数学そのものに触れに行くというのとは
ちょっと違うわけでありまして、
イメージ、数学に抱くそれこれをはっきりとさせるというか、
かっちりしているイメージを持たせるようでありながら、
その実、それらはいい加減にできていて、
イマージナリーの重要さというか、それを説明しておりました

はっきりと定義する必要がある
だけど、定義さえしてしまえばその間では自由になる

そういう約束のうえで、代数という
世にも恐ろしいそれがやってくるわけでありますが、
その確かそうで、ものすごく不確かというなにかしが
数学というものだよと、まぁ、
わかっていたような、そうでもないようなということが
一番強く訴えられておりまして
数学入門として、面白いものなんでありましょうと
思ったりするのでありました

読み終わって、なんか、賢くなったとかそういう感想ではなく
数学を定義したんだな、たぶん
なんていうことを覚える内容でありましたと
メモっておくのであります

十字軍物語2

2011-09-27 21:58:02 | 読書感想文とか読み物レビウー
十字軍物語2  著:塩野七海

そして、2巻を読んだのであります
まだ3巻は出てないなーとさっき調べたら
なんと、全3巻なんだそうで、そうなると
2巻で第二次までしか進んでいないのに、今後どうなるんだろうかと
不安というか、どうしたものかと思わされてしまったのですが
十字軍物語2については、フランク側が守勢にまわった
そういう時代のお話でありました

ほとんど羅列だけで、時代を追っかけていく
そんなことを簡単にさせてもらっている
そういう本だと感じたのですが、
その割には、たくさんの、本当に様々なドラマがあったんだろうと
その端っこだけを教えてもらえるという、
もっと読ませてほしいと思えるような
このあたりで十分なんだろうかと頭をかかえるような
そういう内容でありました

第二次十字軍がびっくりするほどあっさり失敗していて、
そこを発端にして、長きにわたりエルシャライムを支えたのは
どういう理由だったのか、しかも、むこうにまわしたのが
ヌラディンとサラディンだというのにと
そんなところを、城塞と騎士団という二点から
解いたというか、解説していたのが本編でありました

このあたりは、コンスタンティノープルの陥落あたりで
ななめに読んだそれと似ているというか、
医療騎士団という存在がなるほどステキだと
思ったり思わなかったりというそれであります

まぁ、そんな騎士団の活躍と城塞がいかに凄いか
そのあたりもよくよくわかったのでありますが
やはり、英雄譚が読みたいと思って
塩野先生にすがった身としては、このたんたんとというか
本当、なでるだけのような歴史と筆の運びにおいて
さらっと、さらっとだけしか描かれていないのに、
今回出てきた英雄のなかでは「癩王」という存在は
本当、涙が出るほど凄いと思ったのであります

知っている人はなんだそんなものかもしれないし、
そもそもこの英雄譚があっているかどうか
私は確かめてもおりませんが、この少年王と呼んでよいそれが
どれほどの夢を民に見せて、
そして雄雄しく散ったのかというのが
感動も感動で、大変すばらしいと感じ入ったのでありました

こういうステキな話を読んでしまうと
まぁ、それに負けず生き急いでみようと思ったりしますが
えてして、こういうのは長続きしないというか、
馬鹿は結局馬鹿のままで、英雄にあこがれているのに
満足してしまうのでありましたと
なんだかな

ともあれ、この少年王のあとがまが最悪で、
国を傾ける女というか、歴史に女がかかわるのは
こりゃ当たり前のことでありながら
物語になるなぁとしみじみ思うのでありまして、
このずたぼろの状況を打破できるのか、
威信をかけた第三次派兵がはじまる
そういう具合で2巻がおわり、3巻をまとうと思うのです

愛知県半田市にて

2011-09-26 21:40:34 | 陶磁器を探す旅と名物
愛知県をぶらぶらしていて、半田であれこれ遊んできたので
そのレビウをかねて、メモっておきます

■半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
これは、別だてでカブトビールの話もやらないといけないかと
思わなくもなかったのでありますが、
なんと、半田市にも赤レンガの建物がありまして、
それがあれこれと補修を受けた今、定期的に一般公開されておるのであります

聞いたところでは、もともとはカブトビールという、
地元のビール工場だったそうで、ドイツの技術なんかを使いながら
立派に販売されていた様子でありました
現在というか、期間限定で当時の復刻ビールが販売されていますが、
黒ビール風で、苦味強く、なかなか美味しいものでありました

見所としましては、二次大戦時になんと、あの中島飛行機の
食料庫を担っていたらしく、当時空襲というか、
急襲してきたP-51に機銃掃射を受けたという
その痕跡がすばらしいのであります
今と、どの程度破壊力が違うのかわかりませんが、
存外、レンガというのは頑丈なのか、へこんでいるという程度で
穴があいているわけではないのが、なんだかリアルでステキで、
固唾を呑んで見守ったのであります
展示として、そのときの銃弾や、当時の新聞なんかもありまして
なかなか楽しかったのであります
風情もあるし、この時期だとほどよい涼しさをともなって
大変よろしい場所だと思うのでありました

■国盛の工場見学
正式には、工場ではないのでありますけども
国盛の日本酒を試飲できたり、当時の蔵なんかを見学できたりと
なかなか楽しい社会見学ができる施設でありました
当時の甕なんかもあるのですが、磁器なんかもあれこれ展示されていて
熱燗造る装置という、ステキなそれなんかは
ノスタルジックで、思わず一つほしいと思わせるような感じ
ステキでありました

日本酒のほかにも、やきいも味の甘酒とか、
アルコールでないものも面白くて、地元企業だけに
がんばっていただきたいと、願ったりなんだったりしつつ
にごり酒がうまいなぁと思うのであります

■ミツカンの工場見学
どんだけ工場見学し続けるんだという具合ですが、
かのミツカン酢で有名なそれも工場がありまして、
半田の地の利といいますか、運河沿いであることを利用して、
海運などとのかかわりをもった、
ミツカン工場の歴史を学んできたのであります

こっちは、相当に凄いといいますか
さすが大きな企業は違うと圧倒されてしまいましたが、
当時の酢つくりのそれこれから、現在のそれまでを
わかりやすく解説されていて、大変面白かった
サントリーとかの工場にもいきましたが、
あれにかなり近いと思うところであります

まぁ、何がすごいって、この三つが
全部実は同じ企業家というか、企業一家からなっているという
そこなのでありましたが、
半田市すごいなぁと感心してきたのであります

知多というくくりなのか、知多半島界隈で、
あれこれがんばろうと、各市ががんばっておるなか
半田もすごいなぁと感心しきりだったので
メモっておくのでありましたとさ

江~姫たちの戦国~ 千姫の婚礼

2011-09-25 21:03:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
見ました、気づいたら年齢相応になってた
そんなことを思わされてから、はた、宮沢りえの茶々が
驚くほどうまいなぁなんて感心したのでありました

話としては、なぜか江が三姉妹揃いたいというだけのために
のこのこ大坂までいって、さらに、産気づくという
なんか、それは現代でもおかしすぎるだろうという状態に
首をかしげつつも、千は嫁にいったし、子供も生まれたし
よかったね

そんな具合だったように思うのですが、もはや
そういう大筋なんというものは意味のないことでありまして、
それよりはひかるシーンというのを探すのに躍起となるわけですが、
今回というか、ふと、茶々の迫力が増してきたことに
驚きを覚えたのでありました

やっぱり上手なんだなと、宮沢りえさんを驚きの目で見てしまったのですが、
いかにも茶々っぽいというか、淀の方っぽいなぁと
そのこなしかたと、声つかいというか、言動としぐさが一致した感じ、
それが見事だなと今回唐突に感じたところであります
演技の仕方を変えたんだろうかなとも思いましたが、
たぶんそういうことではなく、様々なことが一致してきた
それに尽きるんだろうなと思わされたのでありました

それはそれとしながらも、ここまでくると
ある意味で円熟味をましてきた感じがある、
江と初のやりとりも、なんか自然と見られるようになってきて、
そこに茶々が入るというのが、
最初の頃と同じように見えて、茶々の変貌からだろうかしら、
年月というのか、時間を認知させられたのでありました
こういうのが、大河ドラマの醍醐味だよなと
前々から思ってましたが、今回もそれは成された、
ただうれしい

そんな感想を覚えつつ
次回予告で激高する茶々というのがまた、実に美しいと
ほれぼれしたのでありますが、
本筋はほっぽいても、茶々の生き様というシーンを見たい
そういう気持ちで来週を待とうと思うのでありました

十字軍物語 1

2011-09-20 23:55:38 | 読書感想文とか読み物レビウー
十字軍物語 1  著:塩野七海

ローマ人物語も読まずにいきなりハードル高いのに
手を出してしまったという具合でありますが、
現在続刊中という、イキのよいそれを読みました
塩野七海が語る、十字軍についてのそれこれであります

最近は小説というのは書かなくなったんだろうかなと
思わなくもないですが、よくよく思い出してみると
小説のときからこんな感じで、歴史考察を楽しむ
そういう本だったかななんて思ってしまうところ
なので、これを小説とするのか本とするのか
迷ってしまうななんて思ったりしつつ
もっちりみっちり読みふけってしまうのであります

まず、初回の第一巻というところで、
第一次十字軍遠征がどういうものだったのか
それを分かりやすく描いているというのか、説明してくれている
そんな具合でありました、考証とか、
そういった類はもう、七海さんがいうならそうだろうと
信じきって読み込んでしまうのでありますが、
どういう思い立ちで十字軍が結成され、
そしてそれがどういう道程をもって進んだのか、
イェルシャライムとはなんなのかの初端を
ものすごくわかりやすく説明してもらった
そんな気分になった読後感であります

そもそも、塩野先生にはチェーザレボルジアの華麗なる残酷から入ったくちなので、
どうしてもフランク寄りということになってしまい、
イスラム側が俄然盛り上がってくるところは
なんとなし、おのれーなどと思って読んでしまうのがいけませんが、
文章としてはどちらにも並行にといえるような、
そのときはこちらがこうだった、あちらはああだった
そういうことから当時を紐解いているようで
非常に勉強になるのでありました

まぁ、そもそもといっていいのか、
世の中の諸悪の権化であると考えても
なんら問題がないような、十字軍遠征というそれこれと
二つの宗教の姿というのを
なんとか今後も勉強させてもらいたいと
続刊に凄く期待して、今回分をしっかり反芻するのでありました

ゴドフロア、タンクレディ、ボードワンなどなど、
英雄譚というのはやっぱり面白いなぁ
そして、なぜか、フランス人は馬鹿で、ドイツ人はまじめだよな
なんていう色眼鏡でついつい見てしまう
そんなところもステキな中世ヨーロッパであります

二巻では、獅子心王が出てくるのかわかりませんが
イングランドも含めて楽しみであります
世界史勉強しようかしらね本当に

きのこの和風パスタ

2011-09-20 00:45:35 | 食べ物飲み物
きのこの和風パスタを作って食べた

こうやって書くとなんかすげぇもん作ったなと、
やる前は思ってましたが、まさか、こんなに簡単だとわ
結局のところ、パスタソースというのは、
なんかあれこれ混ぜて、そこにパスタさえほうりこめば成立するという
不可解なそれでありまして、今回のも
たまたま、大量のきのこを使ったという
ただ、それだけなのでありました

NHK教育の料理番組にて学んだ知識で、
なんとか作ろうとスーパーにいったところ、
山盛りのきのこ盛り合わせパックがおいてあって、
完全にはめられたなんて思ったりしつつ
作ってみて、なかなか納得したので書いておくのであります

材料
きのこ各種適量(エリンギ、まいたけ、マッシュルーム、しめじ、えのき、しいたけ)
にんにく
オリーブオイル
ベーコン
そばつゆ

以上であります、いつものなんとかペペロンチーノと同じ要領で
あっという間に出来てしまうのでありますが
料理番組のレシピというか、作り方にしたがって
ちゃんと作ったのでメモっておきますところ

フライパンにオリーブオイルをしいて、
にんにくをスライスして投入し香り付けをする
そこに大量のきのこを放り込む、ただしえのきは後回し、
しばらく火にかけておくと、きのこから湯気があがりだすので
いよいよ調理開始とする、ベーコンをいれて
油となじむように混ぜると、
きのこが凄いいきおいでしんなりしぼんでくるので
ころあいをみて、少し水を入れてぐつぐつさせる、
さらにめんつゆを投入し和風味付けとして、しばらく煮立たせたところで、
ゆでたパスタを投入して終了

簡単すぎてびっくりだったのですが、これに関しては
いわゆる外で食べる和風きのこパスタと似た味になった
再現度は高いんだが、量が多いと飽きるので注意が必要であります
山盛りきのこを食べるというのは美味しいんだが
体が大丈夫だろうかと、なんだか心配になったりするものの
なかなかステキだったのであります

後日、このきのこパスタにいつものように、
鶏肉アレンジや、オクラ投入なんぞを楽しみ
なかなかおなか一杯だったのでありましたとさ
簡単でおいしい、ステキ料理であります
こいつはおすすめだ、簡単だもの

江~姫たちの戦国~ 男の覚悟

2011-09-19 01:36:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
見たというか、流しました
ながら見をしてしまったら、駄目だ
まるで何があったか覚えてない

そんな具合でありますが、衝撃的だったところは
やっぱり覚えているものでありまして、
まさかの、好きだの嫌いだのということで、
なにがしかが解決されるというのを
戦国舞台でやられるとわという、いまさらながらの展開に
ちょっとさすがに耳を疑ったのでありましたとさ

内容としては、いつの間にか終わっていた関が原に
遅参した秀忠が逆切れし、
それを「殿らしい」などとわけのわからないことを言いつつ、
豊臣との確執は深まっていくのであります的なお話が
あったようななかったようなというところ

侍女に産ませた子供の話も
なんというか、ひどいというかどうというか、
どうも、妻だけを愛する的な話にもっていきたがるのが
よくわからん思想だと思えてならないのでありましたとさ

どこかで、生んだ侍女を外に出したのは
そのまま城内においておくと、江に嫉妬殺されるからだとかいうのが
凄く納得できた理由だったように思うのであります
そういう鬼女めいたほうが、よくよく描けていて
見たい気がしてしまうのは
どうも、平凡な世界に育ってしまったが故なのでありましょうやとか
もう、どうでもよくなってきたのでこのあたりで

ひやしうどん 薬味入り

2011-09-13 22:26:56 | 食べ物飲み物
前にも書いた
そう覚えつつも描くのでありますが
最近は、その前に書いたひやしうどんよりも
若干グレードがアップしておりまして、
先日より食べ続けております、ミョウガを薬味として入れております

・納豆(シソ風味タレ)
・生卵
・ミョウガ2個

そして、ざるうどんを冷やして放り込む
たったそれだけであります
めんつゆも少々投入したりしてますが、
おそらく、相当数の一人男子が食べているであろう
そういった貧乏食べ物であります

何一つ面白みもないそれでありますが、
以前はなかった、ミョウガという薬味が
割とというか、抜群にきいておるのであります

薬味というのが重要だと
何かでやっておりましたのをなるほどと思うところ
薬味使いのため、今回のミョウガは
いわゆる輪切りタイプにしておるのですが、
縦に切ったときとは、香りもどこか違う気が
せんでもないというかなんというか
まぁ、夢見がちなことを書いておくのであります

なんで書こうと思ったんだこんなの
そういう気分でありますが
おいしいのは確か、やがて暑さがひいてくると
ひやしうどん、正式には、ころうどんの季節は
また来年となってしまうのであります
月を見て、ふと、考えてしまうのであります

DEEP PEAPLE 落語

2011-09-12 22:52:03 | ドラマ映画テレビ感想
今さっきまでやってました
ディープピープル「落語」
すげぇ面白かった

最近というか、もう2年か3年前くらいになると思われますが、
唐突に立川談志すげぇなとハマりだしてから、
なんとなし何本か見てまわった程度でありますが
最近の落語界がなんとかしようと思っているさまは
大変面白く映っておりまして、
その新進気鋭とは言いがたいものの、
変革に取り組んでいる、すばらしい人選が
実に見事だったと思われるのであります

三枝師匠の名前はもう変わられたのか忘れてしまいましたが、
師匠を軸として、昇太、談春で固めるというのは
なかなか見所たっぷりだな、というか
これで落語三人にやってもらったら
よっぽど面白いんじゃないかと思わされるところ
そこで語られた、それぞれのこだわりのえり抜きが
放映されておったのでありますが、
まぁ、言葉にする意味もないんじゃないかなと
そう思うほどの、それぞれが説明することを示すVTRが
面白いこと面白いこと

そうやって見るのかと見せてもらうまでもなく、
そう、あるいは、そう見なくても十分に面白いし
すげぇ、芸だなぁなんて、えらそうに思わせてくれるそれこれが
本当、たまらんところでありました
目の使い方はともあれ、発声といい、話の筋立てといい
なんとも楽しそうであるのだなと
ほとほと感心して、久しぶりに見入ってしまったのでありました

何がどうと、描くよりも
この番組がすげぇ面白かったと
まさに日記めいたことをつらつら書いてしまうわけですが
なんとも、楽しかったのでよかったと思いたいのであります
寄席とか見たいといえば、見たいよなぁ

江~姫たちの戦国~ 幻の関ケ原

2011-09-11 21:32:34 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
見てました

上杉に向かう途中、即、三成挙兵の話を聞く
決戦 豊臣vs徳川!
なぜこの時期に、すでに豊臣と徳川の喧嘩になってるのか
まったくわかりませんでしたが、ともあれ
そのどっちにつこうか迷いあぐねた、京極が一念発起、
旗幟を鮮明に、すわ徳川ということで
大津で三成相手に散々奮闘するも、出家するのでありました
もっと、描いてやれば、凄い活躍だったはずなのに…

ようやく大河らしかったといっていいのかどうか、
まぁ、いつも通り葵の使いまわしだなと
知ったかぶり知識で、あれこれ思ったのでありますが、
あれについては、ここんとこずっとそうだから
大して気にはならないのでありますところ
それはおいておいても、
そこそこ見られたなんて、えらそうなことを覚えるのであります

ターゲットというか、急に注目を浴びるのが
真田というあたり、かわいそうという意見もあるようですが、
親父の扱いがもう一つというか、なんでドラゴンなんだと
首をひねってしまいましたが、
まぁ、ああいう枠が毎回設けられているので
もうどっちもでいいかというところ、
個人的にはもっと、親父もすげぇ、息子はもっとすげぇみたいな
そういう講談みたいな展開にしてもらってもよかったのになぁ

とはいえ、見事に足止めをしてというか、
その足止めされにいくあたりは、向井秀忠の演技がよかったのか、
はてまた、話と演出がよかったのかわかりませんが、
負けにいくという感じが、実によくでててよかった
特に、振り向いたら、部下の顔がどうにも見づらいという
あの感じは凄いよい絵だなぁと感心しきり
跡取りとして、そのプレッシャーと戦うという
結局のところ、自分のそれとの戦いというのが
よくよく出てたように思われるのでありました

惜しいというか、そんな心の敗戦を覚えている裏で、
関が原がもっと展開していて、親父どのが大活躍していると
またまた、映えただろうになと残念を覚えるのでありました

そんなわけで、幻で終わった関が原
まぁ、幻は葵のときのそれでしたという意味もかかってんだか
どうなのかもわかりませんが、ともあれ、終了
来週にはもう、いきなり戦終わっている感じだなと
今月中には大阪城が焼け落ちるんじゃないかと
不安を覚えつつ、そうか
もうあと、10回くらいじゃないのか?と危機感を覚えてきた次第です
今年もあっという間でしたね

お宝発見!なんでも鑑定団

2011-09-07 21:22:01 | ドラマ映画テレビ感想
別段、しっかり書く必要もないのですが、
昨日、久しぶりに鑑定団が見られる!なんて
喜び勇んでテレビをつけたら、
司会者が今田耕司になっててびっくりした
ただ、それだけの話であります

あれこれと、悶着があったのは
記憶に新しく、NHKほとんど見てない私ですら
そりゃ凄いことだなと思った事件でありますが、
まさか、こんな間近に、実例があったとわ
そんな具合で、なんというか、
どうやらまだかなりなじんでいないというか、
おっかなびっくり司会してるっぽい雰囲気とか、
それをフォローする石坂浩二とかがなんか
珍しいものを見ているという、妙なお得感を覚えてステキでありました

まぁ、当たり前といえば当たり前ですが、
ちょっと目をはなした隙に、いろいろなものが変化するというか、
たまに実家に帰ったら、地図が変わっているなんてこと
それに近い感じではありますところ
この鑑定団にかかわらず、世界まる見えテレビで、
楠田恵理子が出てないという事実にひっくり返りそうになったりしたのも
よい思い出であります

さておき、そんな脱線ものともせずに、
つらつら書き連ねておくところの、
今田司会についてでありますが、
あのおっかなびっくり加減と、まだまだお宝というのに
興味とか理解とか、どう触れていくべきかを
すごく攻めあぐねているような姿が
大変面白く見られたのでありましたと
いやらしいことを書いておくのです

でもでも、さすがはプロというところで
小話のほどよさというか、どぎつさもなく、
ささやかに、広い範囲の笑いをとれるといった
あの感じは、やっぱり腕が違うんだなと感心したのでありました

なんとえらそうかと思うが、
テレビを見ていると、人間は全能感に近いものを覚えるのだなと
いまさらながらに思い出すのでありましたとさ
まるまる

ミョウガのペペロンチーノ

2011-09-06 21:30:10 | 食べ物飲み物
なんでもペペロンチーノと書いたら
そこそこ旨そうに見えるみたいな
そういう現象に陥っているこのごろです

まぁ、まいどまいどの
オリーブオイルで、にんにくを炒めつつ、
そこに何か加えてから、パスタ投入という
そこの何かの部分に今回はミョウガを使った次第

最近はペペロンチーノといいつつも、
カット野菜をテケトーに入れる癖がついてしまったので
カットしたオクラなんかも投入してみたのでありますが、
思った以上にこれがよろしい

オクラ5本
ミョウガ2つ
豚肉 肩ロース薄切り 5枚

たったこれだけを加えたのでありますが、
思いのほかうまいこといきました
やはりあれこれ入れるのはよくないという
当たり前の教訓が、すっかり生きてきておりまして
また、豚肉を投入する30分前に胡椒をふっておくとか、
そこそこあれこれ考えたというか、
手を加えたふりをしているだけで
だいぶ違うと思うのでありました

今回のミョウガについてでありますが、
焼き物にする場合は輪切りではなくて、縦に切るのが
歯ごたえやらいろいろ楽しいとのことだったので
縦に4つくらいに切ってほうりこみ、
オクラは例によって、ヘタを切り落として、
3分の1くらいの長さに切って同じくほうりこみ、
最後に豚肉を投入して、火が通ったなというところでパスタ投入
終了、はやい、うまい、ステキ

ミョウガに火を通すというのがはじめてでありましたが、
案外おいしいもので、香り強いのが若干まろやかになって、
生のときとは違った、でも、あの香りは楽しめると
不思議な具合でありました
苦味とか、特にないのもステキなところであります
オクラといい、ミョウガといい、とりあえず火と油さえあれば
なんとおいしくなるんだろうかと
改めて感心したのでありましたとさ

めでたしめでたし

江~姫たちの戦国~ 姫の十字架

2011-09-04 20:46:11 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」視聴しました

ガラシャが旦那のいまさらながらのざんげを聞いて、
宗教よりも夫をとったとかそんな中、死亡
江はばたばたしているばかりで、
それを鼻で笑っていた秀忠も、偉大すぎる親父の息子をやるのがいやだとか、
お前どこの駄目息子だよという心境を吐露することで、
江がなんだか理解のある奥さんみたいになりました

そんな感じだったように思わなくもないです
よいなとまではいえませんが、なるほどなと思ったのが、
百姓になろうとか、たわごとにもほどのある妄想を
さらっと江が言うにあたり、秀忠がわれにかえるシーンで、
意味は遠くまったく届いていないが、
それによって、物語が進むという生かし方について
これはなかなかよかったんじゃなかろうか
そんな、はすに構えすぎて、もう
何もまっすぐ受け取れない気分なのでありますところ

久しぶりというか、もう、いろいろでたらめなんだけども、
徳川家臣団が、それなりに揃ったシーンだけは
なるほど、いい絵だなぁと感心した次第
なんだかんだ、しっかりとした役者は
並んでいるだけでスケールを感じさせるなぁと
思わされたのであります、
あのなかにおかれた、若こと秀忠という写し方は
なかなか優れているというか、
やくざ一家のあれこれみたいだけど
いい風景だなぁなんて
思ったり感じたりしたのでありました

と、まぁ、ばたばたしているまま
あっという間に関が原がやってくる様子で、
来週は間に合わない秀忠を
どうやって消化するのかが楽しみでありながら、
予告だけでだいたいわかってしまった気が
せんでもないと

悲しいままにすごしていくのでありますとさ

教養が試される341語

2011-09-01 22:03:48 | 読書感想文とか読み物レビウー
教養が試される341語  著:谷沢永一

様々な慣用句だとか、成句といったものを
つらつらと薀蓄織り交ぜて説明するという
そんな本でありました
私の個人的な感想としましては、つまらない本だった
そんな具合であります

たぶん、なんとなし書き方というか、連ね方が
似ているせいではないかしらと思ってしまうのですが、
なんとも、そういう語について、つらつら書いてあることが、
なにかしら癪に障るというといいすぎなんですが、
なんかしっくりこないというか、雑文すぎるだろう
そんな具合であったのです

冒頭に本の体裁として、その旨表示されてはおりましたが、
成句辞典だとか、そういうものだと思うと
大いに間違っている、辞書としては使えない
なんとなく、著者が気に入っている語について、
思うがままに寸評を載せるみたいな具合で、
暇つぶしに読むのにも、なんというか、つまらないと
思わされてしまったのでありました

こういうのは、著者とフィーリングがあったりすると
凄く楽しく読めるんだろうなと、われながら思ってしまうのでありますが、
残念ながら自分にはあわなかったと
そんなことをつらつら書き留めてしまうのであります

ただ、それはそれとして、やっぱり成句辞典のように使ってみて、
ああこの表現というか、言葉はすばらしいなと思う、
なかなか使われないそれこれは大変ためになりまして、
「鶯を鳴かせる」とか、なんてみやびというか
洒落た表現だろうかなと感心しきりだったりもしたのであります

そんなわけでありまして、個人的にはしっくりこない本だったものの
役に立つとも思ってしまうといった、なんだか
ふんわりしたことを書いておきつつ
また、次の本を探す旅に出るのでありましたとさ